CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

龍馬伝 愛の蛍

2010-06-13 21:10:22 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ視聴完了
近頃は、ちゃんとまじめに見ております
だけど、今回は若干退屈でありました

つくづく自分の好みがわかりやすいよなと
我ながら残念に思ってしまうのでありますが
どうにも、愛情ものに疎いというか、拒否感みたいなものがある
どうしてだろうかと考えるのもばかばかしいのですが、
人情ものだとほろりと見てしまうわけでありますが
愛情ものはちと、見てられない具合になってしまいます
今回、話としては、おりょうさんと龍馬の今後を作ってくうえで
大変必要なことだったんじゃないかしらとも思うんだが
なんというか、なんだかもうひとつ
オチも、寺田屋のおとせさんだと思うのですが
それが母親に似ているというのが、また、なんともはや
まぁ、うまい役者さんがあれで終わりかよ、
なんて思っておりましたので、それはそれでありだなと
考えたりもするのでありますところ、
いくつか話が混じってわけわかりませんね

さて、今回の見所というのか、あっと思ったところは
新撰組の台詞が多かったところでありました
ご用改めをちゃんとしゃべるけど、まぁ、理不尽きわまりない
じゃましたなとも言わず、さっさと出ていく
あのなんというか、酷いことこの上ない
粗雑きわまりない新撰組というのが
なかなか新鮮でありました、いいなぁ
人情味とは違うけども、どうにも、
この人たちやだなぁという具合がよくよく出ていて
それでいて、人間くささみたいなのもあるという
あれがなかなかステキでありました
泰造がしゃべるとちょっと、まだ安定感というか
もっと太い声のほうがいいなぁとか
思ってしまったのですが、慣れるでしょう
慣れるほど出ない可能性も高いですが

あとは、武市さんのいい話やら、
弥太郎が面白い役回りじゃないところで出てきたくらいで
なんともはやというところ
ただ、あの茶人が何者だったのか全然わかりませんが、
容堂先生が感激しながら茶を飲んでいたのが
すごく印象的でありました
志野の大ぶりの茶碗ですばらしかったですね
ああいうのが一つほしい、本当にもう

もしかすると、あれで酒を飲みたいと
殿様思ったんじゃないかしらとも感じましたが
それはそれとして、最近の容堂シーンが
印象派とよんだらいいのか、なんか、ちょっと
浮き世から離れすぎていて怖いのであります
目が離せないようになるんだが、意味が理解できないのですね
好きだからいいんだけど

以蔵の叫び声も悲痛でなかなかよろしかったし
陰惨な幕末が、よくよく出来ておると思うのでありました