圏外編集者 著:都築 響一
正式には著ではなく、語りということだそうで、
本人が書いたわけではなく、語った内容をまとめたと
そういうものでありました
寡聞にして知らずという、恥ずかしい限りでありますが、
かなりの名物編集者だそうで、
POPEYEやらBRUTUSといった、
雑誌の創刊や企画に携わった人物だそうで
なかなかのアウトサイダー、そして、パワフル、
ああ、当時は相当に名うてだった人なんだろうと
そんなテケトーなことを感じたのでありますけども、
まさに、その時代の人だったとうかがわせるに
十分な内容でありました
ひとつ、時代の寵児といっていいのか、
まさにこの人の生き方、考え方が、当世流行を張ったというか、
最先端であったときがあったろうと
そう思われるほど、強い芯というか、既視感がある
力強さとともに、なんか納得というか
思い知ったという具合でありました
年齢もちょうど60を超えるかどうかというところで
私から見ると、父親世代より少し下というわけで
日本がいけいけどんどんだった頃に、
人間としてもっとも充実した年齢だったというか、
時代の人として生きていたんだろうなと
羨ましく思うのでありました
語り口、想い、説法は、完全にこういうおっさんおるなぁと
そんな具合なのでありますけども、
それを実地で、相当にやってきたというあたりに
力強さというか、押しの強さみたいなのと
それゆえに、隔絶する何かを感じたのでありました
こういう人をみて、「その当時はそうでしょう」なんて、
生ぬるい感想を語ってしまうと、
とんでもないことになると、ひしひし伝わってくるんだが、
それでもやっぱり、そうだろうと思わされてしまう
語っているとおり、反権力だとか、アウトサイダーだとか、
そういうのが「スタイル」であるという
一種信仰めいたものがあるのじゃないかと
感じたのでありました
いいとか、悪いとかじゃなく、そう生きて、そう過ごしてきた人なのだ
思想というか、語られる内容には
未だ持って熱意があるのは凄いと思うのであるけども、
強い、その時代感というか、それを代表するものを見たと
そんな気持ちになったのでありましたとさ
あっという間に読めたんだが、どうも、
反発してしまうのである、これもまた、そこから見た時代感のままなのかもやも
正式には著ではなく、語りということだそうで、
本人が書いたわけではなく、語った内容をまとめたと
そういうものでありました
寡聞にして知らずという、恥ずかしい限りでありますが、
かなりの名物編集者だそうで、
POPEYEやらBRUTUSといった、
雑誌の創刊や企画に携わった人物だそうで
なかなかのアウトサイダー、そして、パワフル、
ああ、当時は相当に名うてだった人なんだろうと
そんなテケトーなことを感じたのでありますけども、
まさに、その時代の人だったとうかがわせるに
十分な内容でありました
ひとつ、時代の寵児といっていいのか、
まさにこの人の生き方、考え方が、当世流行を張ったというか、
最先端であったときがあったろうと
そう思われるほど、強い芯というか、既視感がある
力強さとともに、なんか納得というか
思い知ったという具合でありました
年齢もちょうど60を超えるかどうかというところで
私から見ると、父親世代より少し下というわけで
日本がいけいけどんどんだった頃に、
人間としてもっとも充実した年齢だったというか、
時代の人として生きていたんだろうなと
羨ましく思うのでありました
語り口、想い、説法は、完全にこういうおっさんおるなぁと
そんな具合なのでありますけども、
それを実地で、相当にやってきたというあたりに
力強さというか、押しの強さみたいなのと
それゆえに、隔絶する何かを感じたのでありました
こういう人をみて、「その当時はそうでしょう」なんて、
生ぬるい感想を語ってしまうと、
とんでもないことになると、ひしひし伝わってくるんだが、
それでもやっぱり、そうだろうと思わされてしまう
語っているとおり、反権力だとか、アウトサイダーだとか、
そういうのが「スタイル」であるという
一種信仰めいたものがあるのじゃないかと
感じたのでありました
いいとか、悪いとかじゃなく、そう生きて、そう過ごしてきた人なのだ
思想というか、語られる内容には
未だ持って熱意があるのは凄いと思うのであるけども、
強い、その時代感というか、それを代表するものを見たと
そんな気持ちになったのでありましたとさ
あっという間に読めたんだが、どうも、
反発してしまうのである、これもまた、そこから見た時代感のままなのかもやも