CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

鎌倉殿の13人  矢のゆくえ

2022-01-30 21:11:13 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
視聴完了しました
あれよあれよと立ち上がるところまできてしまったという感じで、
そのすったもんだのまま、割と、後は流れでみたいな感じの
ふわっとした立ち上がりで、しかも引くに引けなくなるという
このなんというかな、現代の、日本社会でもよく見る光景というか、
もう戻れないねなんていう企画スタート会議みたいな感じが
面白かったけど、日曜日の夜に見たくない話しだわ、余談

さておいて、面白いのでいいのだという感じではあるものの、
頼朝に、〆るところは〆にいく義時の在り方というのが
すごい大切だなと思わされる回で、
すごく主人公だなと、主人公の都合で、物語が主役を持ってくるんじゃなくて、
もう、とりあえず義時いないとこの人たちみんなダメだという感じからのというのが
なんとも気持ちいいというか、いや、やっぱり物語が主役をもってきてんだけど
なんだろう、主役でかっこいいというか、活躍してんだけど
全然羨ましくないというのが面白いところ

さておいて、そこに諭された頼朝の奮起というか、
お前秀吉かという動きも見事で、天丼は3回までをあますことなく
使い切っていたのがなかなか趣深いというか
面白いからいいや

曲者かと思ったおりく様が、存外そうでもないというべきか、
なかなかの楽天家で、武将の妻とはあああるべきなのかという感じが
なかなか面白かったのでありました
政子も、そういう薫陶を受けていき、それでいて、
八重を殺しかねない苛烈さもあわせもっていく
最強の女になっていくんだろうな、こっちもすごい楽しみだ

なんか、すごい適当な流れで仲間が集まってといった感じだけど、
なんだかんだ、一矢の始まりを告げるさまが面白くて、
脚本的には、八重のそれがむしろという感じでありつつ、
吾妻鑑にあるというそれをなぞらえたというのが試みとして楽しいと感じたのでありました

来週、このドタバタのまま、どんどん源平合戦に突入していくかと思うと
楽しそうでならんのだけども、
結構がやがやと馬は出てくるし、予算大丈夫かと心配なんだが
頑張ってやり切ってほしいと思うのでありました
戦がいっぱいというのは源平合戦までだろうから
ささっと序盤やって、中盤以降は館内ばっかりになるのかな
いずれにせよ楽しそうなので、また来週を待つのである