CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

北の王者の死

2005-12-05 08:39:53 | NHK大河ドラマ感想
ああ、いよいよ
そんな具合で、ステキにも放映されてしまった
NHK大河ドラマ義経「北の王者の死」
とうとう平泉に到着して
さっさと死んでしまう展開になったのが
至極残念でありましたが
それはそれ、その分ともいうか
とても濃密で面白いドラマとなっておりました

まず、それぞれの役目がよかった
圧倒的な貫禄で迎える秀衡
おろおろしっぱなしの泰衡
凛々しくなった義経
この三点がとてもよく出ておりましたが
秀衡が偉大であればあるほど
その対面となる頼朝の知略に優れたところが
クローズアップされて、これもまた
ステキでかっこよかった
やっぱ頼朝ってすげぇんだなと

この巨大なる二人の政略ひきこもごもを
もそっと見たかったように思うのでありますが
物語はもう1話を残すのみとなっており
さっさと退場、すげぇ残念
しかしその死に際もまた、清盛の苦心した末での死に様とは違い
様々なことを半ばで、悔やむ時間もなくという
唐突さが凄い、あの唐突さを見て
それぞれが思うところがまた
もう、とりあえず次男のだらしないというか
情けないところがすげぇよく出てて
義経の物語としては大変面白かった

おそらく泰衡も、それなりの人だったんでしょうが
いかんせん相手が悪いし、偉大な父親の跡目というのは
つらいもんがあったんだろうが
なにせ、奥州藤原家の幕引きにすさまじい貢献をしてしまったわけだから
残念でありますが、そのあたりが
とてもよく出ていたように感じられました
ああ、ダメだこりゃと説得力が
もう演技からにじみでてすげぇのなんのって・・・

次週、いよいよ最終回ということで
郎等の最後もみものであります
なんというか、奥州で幸せな日々をもう1話くらいやっても
よかったかなと思わないでもないですが
安宅関からすぐにこうなるのが
物語としてすばやくて面白いのかもしれませんし
ともかく、次回の拡大版を楽しみにして
今年もいよいよ終わるのであります

怪獣の家を買ってきました

2005-12-03 13:56:41 | 星里もちる
怪獣の家 星里もちる

ようやく発売されました
本年の星里もちるを表すステキ漫画
もう、連載で追うのは難しいわたしの脳にとって
単行本の発売がどれほど楽しみだったか・・・

というわけで、喜び勇んで同じ発売となっておりました
2冊を手にとって、ようようと帰ってきたのですが
とりあえず帯には、映画ルナハイツの話
でもって、この本は立ち読みOKです本屋さんはカバーをかけないで!
みたいなことが書いてあったんですが
思いっきりカバーついてました、いいんだけどね

本屋と出版社の思惑が合致しない例だなと
せつせつ思ったりしながら、それとは関係なく
ようやく待ちに待った、もちる話の最新作

細かいレビウはまた、別の機会になるかもしれませんが
とりあえず初見というか、読んで思ったのが
思った以上に加筆ないしは削除された話がある?
細かいところを書き直されるのは
単行本化にあたって、よくあるはなしですが
おいらが個人的に萌えてしかたなかったエピソードの
あめちゃんが怪獣に踏まれる夢をみて「あふん」という
あのなんというか、な、部分がなかったのだが
俺見落としてる?というか、ひょっとして
もともとそんな場面なかったのか!?

平静を装いながら、まだまだ進めていくと
覚えていないんだが、ステキエピソードで
「いや、バルタンで突かないで、バルタンで突かないで」
て、思いもかけずエロいな
と、やっぱりあめちゃんはいいなぁと
初登場時の妄想でへたりこむところといい
あの萌えっぷりは、半端ないと思いました

そして、おいらが連載中はとうとう
理解することができなかったストーリーについては
ああ、やっぱり理解してないんじゃなくて
認めたくなかったんだなと涙を流してしまうような
家族というキーに救われるというお話
個人的にラブいカップルの話になるんだと
念じ続けていたために、よくよく考えてみれば

りびんぐ(出会い)→しようよ(結婚)
→夢かも(結婚後、主に不倫(違う))
→オムライス(家族)→ルナハイツ(大家族)

という流れになってたんだから
怪獣の家も名前の通り家と家に住む人の話だったのであります
関係ありませんが上記に本気を入れてないのは
あれは、個人的に別経路というか
本気=ヨメ
といういかんともしがたい、ステキな二作としてるので。
と、とりとめもなくなってきましたが
怪獣の家は、一人の家族を失ってしまった男が
家族とは、家とはについて
ようやく1歩を踏み出すことができた
そういうお話だったように思います

セルフパロでもないでしょうが
今作も結構リンクがあって
島田プロが出てきたり、ガルルが出てきたり
北海道が出てきたり、宍道湖が出てきたり
よい塩梅でもちるだわと感激しましたとさ

もっとしっかり読んだら、北海道では
かえちゃんに会えるかもとか、他キャラが
潜んでそうだなと思うこのごろ

あとは、表紙のデザインになんとなく笑ってしまったのが
思い出です、いいな、あの怪獣映画風。
そんなこんなの一読でした

フルーツバスケット18巻

2005-12-01 08:43:38 | 読書感想文とか読み物レビウー
フルーツバスケットの18巻を借りてきました
読みました

ステキ

そんな感想を持ったのでありますが、いやこれがなかなか
すっかりギャグがなりをひそめて
どろどろとした人間模様と、おいらが大好きで仕方ない
女の嫉妬に絡むうやむやな部分が
こりこりと描かれていてとてもステキ

個人的には真知のテレっぷりが
とてもステキに大好きなのでありますが
やっぱあれだな
リンが髪切ったのがもーあーた・・・
ショートカット好きを自負してやまないわたくしにとって
あの性格で、あのショートっぷりは
た、たまらん、これはいい
畜生、春、代わりなさい、いいから、ほら

とか思ったりしてしまうくらい
とてもステキ、お話もステキでありましたが
可哀想なリンによって描き出された
煉さんのこれまた草摩の女を描ききったような
超サドっぷりがすげい

今回によって、今まで悪い子だったアキトが
可哀想な子になって、本当に悪いのは
母である煉かしらという具合に
また、その悪い女と紫呉の悪カップルっぷりも
たまらんな、様々な意味で

いよいよ大詰めを迎えているのか
わたくしとして意外というか
あれ?って感じだったのが
透くんのキョン吉への思い炸裂のところだけども
まぁ、それはそれ

ヒロとキサはおっきく成長してるし
なんだか、様々に思うところが増えてきた次第
柱通信にて、りっちゃんさんの出番が
全然無ぇよって具合のようでありますが
それだけが寂しいと思いつつ

ユキプリの終焉が切ない一巻でありましたとか
もう、本当、読んでいる人ですらわからない感想を
書きとめておきます

よかったのは、ショートカットのリンが見られたことだ
真知がゆんにつかみかかったところだ
煉さんが悪女だったことだ
いいにゃー