孟嘗君 作:宮城谷昌光
読み終わったのであります
全5巻を1週間で読みきってしまうとは
俺はちゃんと働いているのか
そんな不安を覚えるくらい、もう
仕事とか私生活そっちのけではまっておりました
春秋戦国の話といったらいいのかどうか
わかりませんが、太公望よりも後で
夏姫春秋よりも後になるのかな?
そんなところ、こういうのは、どこかで史記でも手に入れて
頭の中を整理しようと思うところ
表題の通り、斉やら秦やら魏やらで活躍した
孟嘗君が主人公の物語でありました
が
実は読み終えて1番の感想としては
孟嘗君よりも、ソンピン(孫子)、コウソンオウ、白圭の方が
面白い、それらの登場人物のほうが
ステキエピソードが多いわ
と感じたのでありました
多分、この作者様の無頼をかかせるとステキ加減からして
白圭あたりの活躍に思わず力が入ってしまったのではないかとか
いらぬことを考えたりしつつ
作品の感想とかあらすじとかうっちゃって
ただ、中国古代史は面白いんだなぁと
すっかり教えてくれたものでありました
人情話も数多く含まれており、涙も誘われるし
なによりもあれだ、男が燃える展開てんこもり
愛した女を救うために男が戦う
これだけだと、なんて馬鹿な話なんだと
思ってしまいそうでありますが
こういう王道テーマを、どでーんと書かれてしまうと
わたくしのように影響を受けやすい輩は
ああ、白圭様に私も仕えたいと
思わず、様々な登場人物に感情移入してしまうのであります
ハードボイルドとは違うが
かっこいい男の生き様が、すらすら描かれているのでありました
ステキ、ステキすぎるぜ
また、復讐の恐ろしさもさることながら
孫子の兵法が実にわかりやすく説明されていたり
法を定めることが、国家平定にどれほど役立つか
たった一人の宰相によって
どんだけ国の興亡が行われるか
それらが全て読めて大変面白かったのでありました
この時代は、優秀な奴がやまほど居たんだな
三国志好きを自認しておりましたが
今となっては、戦馬鹿の集まりより
権謀策術に溢れるこの時代の方が面白いなと
すっかり染まっておるのであります
これを読めたことで、前に買った孫子について
また理解を深めることができると
それも楽しみなこのごろ
とりあえず、かっこいい男には
とてつもなくいい女がついてくるのだなと
遠い何かを感じたのも確か
それでも、なんというか、ステキすぎるお話でありました
親子の情とかも巧妙に盛り込まれてて
すげぇよかったと思うのであります、が
やっぱり
孟嘗君が活躍する5巻よりも、白圭が活躍する
前3巻のほうが面白いなと思ってしまう
男気あふれる小説でありました
ステキ
読み終わったのであります
全5巻を1週間で読みきってしまうとは
俺はちゃんと働いているのか
そんな不安を覚えるくらい、もう
仕事とか私生活そっちのけではまっておりました
春秋戦国の話といったらいいのかどうか
わかりませんが、太公望よりも後で
夏姫春秋よりも後になるのかな?
そんなところ、こういうのは、どこかで史記でも手に入れて
頭の中を整理しようと思うところ
表題の通り、斉やら秦やら魏やらで活躍した
孟嘗君が主人公の物語でありました
が
実は読み終えて1番の感想としては
孟嘗君よりも、ソンピン(孫子)、コウソンオウ、白圭の方が
面白い、それらの登場人物のほうが
ステキエピソードが多いわ
と感じたのでありました
多分、この作者様の無頼をかかせるとステキ加減からして
白圭あたりの活躍に思わず力が入ってしまったのではないかとか
いらぬことを考えたりしつつ
作品の感想とかあらすじとかうっちゃって
ただ、中国古代史は面白いんだなぁと
すっかり教えてくれたものでありました
人情話も数多く含まれており、涙も誘われるし
なによりもあれだ、男が燃える展開てんこもり
愛した女を救うために男が戦う
これだけだと、なんて馬鹿な話なんだと
思ってしまいそうでありますが
こういう王道テーマを、どでーんと書かれてしまうと
わたくしのように影響を受けやすい輩は
ああ、白圭様に私も仕えたいと
思わず、様々な登場人物に感情移入してしまうのであります
ハードボイルドとは違うが
かっこいい男の生き様が、すらすら描かれているのでありました
ステキ、ステキすぎるぜ
また、復讐の恐ろしさもさることながら
孫子の兵法が実にわかりやすく説明されていたり
法を定めることが、国家平定にどれほど役立つか
たった一人の宰相によって
どんだけ国の興亡が行われるか
それらが全て読めて大変面白かったのでありました
この時代は、優秀な奴がやまほど居たんだな
三国志好きを自認しておりましたが
今となっては、戦馬鹿の集まりより
権謀策術に溢れるこの時代の方が面白いなと
すっかり染まっておるのであります
これを読めたことで、前に買った孫子について
また理解を深めることができると
それも楽しみなこのごろ
とりあえず、かっこいい男には
とてつもなくいい女がついてくるのだなと
遠い何かを感じたのも確か
それでも、なんというか、ステキすぎるお話でありました
親子の情とかも巧妙に盛り込まれてて
すげぇよかったと思うのであります、が
やっぱり
孟嘗君が活躍する5巻よりも、白圭が活躍する
前3巻のほうが面白いなと思ってしまう
男気あふれる小説でありました
ステキ