Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

チェーンリング PCD151 厚歯

2009-01-27 01:33:19 | 自転車部品・用品
PCD151時代の厚歯 ピスト用のチェーンリング
もう二昔前なんて言われていますが色々な種類の物が有りました
重量など気になった事も有ったので 手持ちの物の重量などを計ってみましょう







全てPCD151のピスト用 厚歯のギア板です 選手時代にはこんなに無く
2~3枚を大切に使っていました






上はスギノのマイティコンペ発売は1968年だったと記憶していますが当時から形は変っていません  
下はシマノですがこれはかなり後発でしたね






マイティコンペの表と裏です 重量は50T-130g  49T-111g 厚さは3.9mm
ギア板って1枚大きくなるとこれだけ重量が増えるのですね・・
これはただプレスで打ち抜いただけ なんて感じが否めません






シマノの表と裏 重量は50T-158g 49T-146g 厚さは6.1mm 
かなり重いギア板ですズシッと来ます ここまでしっかりした物は必要が無い様に思えますが・・
このNJSの刻印、おかしくないですか?SJNになってる 49tは普通だったからこれは
ミスなんだろうな






CAMPAGNOLO これは1970年頃に買った物ですが 私にしたらお宝で試合でしか使いませんでした
容姿はマイティと同じですね マイティコンペはカタログに掲載し商品を発売する前に
カンパのハンガー小物とセットで供給していたなんて話が有ります そんな経緯を考えると 
マイティコンペはカンパのコピーから始まったと考えられますね






上はマイティコンペのリブ有 マイティは後年ギア板の裏にリブを設けた物をリリースしています 
下はカンパのリブ カンパは1970年にはもうリブが付いていました
重量はマイティ49T-112g  リブ部の厚さ5mm 巾4.8mm 
カンパ50T-148g  リブ部の厚さ7.1mm 巾7.4mm 
この数値、形状を見るとスギノはほんの少しだけのリブです 重量もリブの有無で1gしか変りません






上スギノ 下カンパ  マイティコンペのリブは小振りですがそれでも無い物と比べ 
ギア板にしっかり感が出ていますそして作りが綺麗
メリハリが有り、かなり好感が持てるギア板ですね
カンパはこの様な物を40年近く前に作っていたと言うのが さすがCAMPAGNOLOです






上はマイティコンペ 下はカンパのクランク 両方ピスト用で年代もほぼ同じ物
さて皆さんならどちらを選ばれます?  
実際に両方使いましたが スギノは柔らかさを感じます そしてカンパは
硬いしっかり感をはっきりと感じる事が出来ます

私はカンパが良いな  カンパニョーロ信者ですから・・(笑)



コメント (4)
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