Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ケーブルカッター Park Tool CN-10C

2010-07-26 20:14:40 | 自転車 工具
自転車整備をしていると多用する シフトやブレーキワイヤーをカットする
ケーブルカッター 今回は Park Tool パークツールの CN-10C 商品名
プロフェッショナル ケーブルカッターを他のメーカーの商品と使い比べて
みましょう






パークツール CN-10C プロフェッショナル ケーブルカッターの商品名で
販売されています 持ち手、グリップ部はかなり大振りな二重成型です
定価は 5995円






刃先は冷間鍛造に熱処理をされたかなり強靭な刃で ステンレスワイヤーなら
6ミリ位の物が切れるらしい






こちらは 自転車整備をこれから始めようと思われた方達は 工具を
購入する際 その選択肢の一つになっていると思われる Lifu リーフの
ワイヤーカッター 台湾製で私が買った当時は 3000円位じゃなかった
でしょうか 現在は少しマイナーチェンジがされ 定価は 3700円程

刃先は薄手で シマノの TL-CT11 定価 4600円位の物と良く似ている

Lifu リーフの刃の下の丸い穴 スポークなどはここを使えば 刃先で
カットするより綺麗に切れます






ケーブルカッターの他に双方 インナーキャップや アウターエンド
キャップをカシメる為の機構も備えている








じゃ Lifu リーフの工具で ブレーキのアウターケーブルを切ってみましょう
外部の被覆を通じ グニュとインナースパイラルを押し潰す感触でワイヤーが
カットされます
これは内部のスパイラルの隙間に刃を入れても この感触は同じです








じゃ Park Tool パークツールを使ってみましょう 刃がスパイラルの
真上に当るとやはり押し潰す感覚は避けれませんが 刃を隙間に入れて
やるとその感覚は無く スパっとカット出来ます





双方のカット面です 写真の右上が Lifu リーフの切り口 左下が Park Tool パークツールです
カット時に手で感じた感覚が切り口にそのまま出ていますね インナーワイヤーもカットしてみましたが
アウターほど著しく違いは感じませんが多少手応えに違いは有り 双方インナーがばらける事は有りません





今回のケーブルカッターの比較検証 Park Tool 工具本体はここまで大きく、頑丈で無くても良いだろうの印象です
ただ切れ味に関しては 雲泥の差でパークツールの勝利 これを定価ベースで 2000円以上の違いをどう捕らえるかですね
 
シマノのケーブルカッターも良く切れると聞いています 工具は長く使う物ですから 薄い刃が好みの方は シマノ 
厚い刃が気にならず頑丈な物を望むなら パークツールと言う処かな でもワイヤーをカットした後、切り口はヤスリで
成型しますから Lifu リーフでも使用に何の問題も有りませんよ

自転車を組み立てる際 依り良い状態にする為にはケーブルをカットした後のカット面の処理は大切な事です
ここで是非一手間掛けてやりましょう 過去日記 【 ロード組立 ブレーキとワイヤーライン 】

今回のこの工具こちらでお世話になりました 良心的な価格のお店 【 プロショップ 工具魂 】  

コメント (13)
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