Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ロード用 カセット スプロケット 取り付け

2010-11-09 20:27:59 | ロード
新しく組んだロード用チューブラー ホイールにカセットスプロケットを
取り付けます 比較的簡単に出来る作業ですが 始めてする方はどの様な
整備も難しく感じますよね 写真を使いながらその作業を見て頂きましょう




使うハブは WR Compositi シマノ対応ハブです ハブのフリー部は
主にシマノ用とカンパ用が有りますので それに応じたカセット
スプロケットを使う必要が有ります




今回使うスプロケットは Shimano シマノ・デュラエース CS-7700
9速です このスプロケットは事前に最良の状態に仕上げてあります
その様子は 【 WAKO'S フィルタークリーナーで 洗浄する 】 この時
洗浄だけではなく Microlon マイクロロンで表面処理までしています




この作業に使う工具はこの二つ モンキーレンチと
ロックリングリムバー






この工具はシマノの純正で TL-LR15
パークツールなら FR-5GC フリーホイールリムバーの
商品名で販売されています この工具には中心のシャフトが
無いタイプも有りますが 手当てするならこのシャフト有りの
方が断然に使い易いので こちらにされた方が良いでしょう






スプロケットは事前に手入れをして有りますが 組み付ける時には
薄くオイルを引いておきます 今回はやや粘度が有りオイル持ちの
良い Super Lube スーパールブオイルを使いました




ハブのスプロケット装着部にもオイルを塗っておきます
この目的は主に腐食止めですから高価なオイルでなくても
良いですよ






ハブのフリーボディにはこの様な溝が刻んで有ります ここに
カセットフリーを納めて行きますが 溝の巾が一箇所広くなって
います これはカセットのスプライン部も同じですので それを
フリーに合わせて装着します まあ心配しなくても、これが合わないと
カセットが納まらない様になっています





お互いのスプラインが合えばこの様にカセットがハブのフリーボディに納まります






フリーの歯はグレードに依り多少違う部分も有りますが する事は
全く一緒です ロー側より 3枚 2枚と組まれたカセットを入れると
次は単体の歯です これも同じ様にスプラインのはめ込みです






この部分はギア・スペーサー・ギアと交互に入れて行きます






カセットスプロケットの最後は 1st トップギアですが
これだけ少し形状が違いますね でもこれもはめ込みです






今迄に入れたスプロケットは全てはめ込みですので
全く固定されていません それを固定するのが最後の
部品 ロックナットです これは捻じ込みです






ロックナットにはこの様な薄いワッシャーが使われています
何度も脱着を繰り返すと駄目になる事も有りますので そんな
時は新しい物と交換しましょう シマノから取り寄せが出来
一枚数十円のものです








ロックリングのネジ部やワッシャーにも薄くオイルを塗っておきます
そしてネジの線切りに注意しながら捻じ込みます ここは正ネジです






ロックリングのギザに先述の ロックリング用の工具を
装着します






ロックリングリムバーにモンキーレンチを掛け 締め込みます
締める強さ? 文字で書くと 40N/m となってしまいますが

こんなの解らないですよね 私は、この位締めておけば大丈夫
だろうの感覚です ただここのネジは何時までも締まって行くので
程ほどに・・




これでカセットスプロケットの取り付けは完了です






クイックレリーズは MAVIC マビックの新しいのが有るので
これを使っておきましょう このレバーね黒い樹脂部に遊びが
有り 音が出てうるさいんですよ 樹脂部と芯の金属部を
エポキシ樹脂で接着しました





これで今回の作業は全て終了 カセットスプロケットの取り付けはそんなに難しく無い作業でしょ?
走るコースに依り ギアを取り替える事もあるでしょうから是非覚えておいて下さい

私がメインに使っているギアの歯数は 12t~23t 今回の奴はローが 25t ですがたまに違うのを使ってみるのも
良いかな? 初期振れも出しホイールを安定させたいので 次に走る時はこのホイールを使ってみます

コメント (6)
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