Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車 フレームの発送方法 IRIBE ピスト

2010-11-06 20:32:39 | ピスト
私の所にやって来た IRIBE イリベのピストレーサー それを先日まで
洗車整備や分解をしていましたが 大切に使って下さる方からのご希望で
お譲りする事にしました 自転車やフレームの輸送 傷や破損に対する予防は
梱包時点でなるべく対処しておきたいものです ではその梱包風景を見て頂きましょう





私の友人の競輪選手が使っていた IRIBE イリベのピストフレーム しかし私の手元には使い切れない
台数の自転車が有り 折角の上質なフレームを死蔵させるくらいなら 大切に使って下さる所へお嫁に
出す方が良いと思い関東の友人に使って頂く事にしました






じゃ送りましょう と言ってもあまり簡単に考えない方が良いね
自転車は縦方向にはそこそこの強度が有るが 横方向は全く
強度の無いもの 特にこのバックエンドやフロントフォーク
ここは気を付けた方が良い 梱包する前に破損対策をします






バックエンドが横からの力で歪んだり 潰れたりしない様に
木材を使い保護材をちょいと加工します ハブシャフトと
ロックナットなども使えますが高価だしね




この様な形の物を作りました






これをエンドに挟んでおくと 横積みをされた時やここに力が
掛かった時の保護になります これは前後の剣先に装着します






梱包とは関係有りませんが ハンガーシェルの中を覗いてみます
チェーンステーにノックピンが打たれています 他のパイプには
使われていないので チェーンステーには大きな力が掛かるの
でしょうね






梱包する前にワックスを掛けてやります 短い付き合いでしたが
最後のご奉公です






ワックス掛けの時はなるべく素手でフレームを触らない様に
しています フレームに手の脂が付くのは嫌ですから・・

朝日の下で輝く 虹色のフレーク 良く分からないですね(笑)






養生材を巻いて行きます 同じするなら綺麗に巻いた方が良いね
ヘッド、シートトップ、ハンガーその他 角の部分には厚めに巻く
方が良いですよ メンテ台の上の作業はここまでです






フロントエンド部にも 保護材を装着します




フォークを裏返し 最後の養生材を巻いてしまいます
フォークを裏返すのは 梱包を小さくする為ですね




さてダンボールで梱包します 自転車屋さんで箱を貰うのも良いですが
フレームだけなら大き過ぎるので加工する必要が有ります だったら
ホームセンターで買ってくれば良いですね こんな処でケチらない(笑)








フレームが入る最小の大きさを測り それに合わせ箱を作って
行きます 宅配便の最大の大きさが 160サイズ フレームはそれに
ギリギリの大きさです 実は少しオーバーする位 それを宅配業者の
好意で宅急便扱いにしてくれていると理解した方が良いでしょう






何か一緒に送る物はないかな~ 使用済みのチェーンですが
まだまだ使えます ちょっと忍ばせておきましょう




さて梱包が終わりました 昔と比べ運送屋さんも丁寧に
荷物を扱って下さると思いますが 事前に予防出来る事は
自分でしておいた方が良いですよね

さ、次の所でも大切に使ってもらうんだよ・・・

コメント (5)
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