Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車の ブレーキを外す

2013-07-30 20:56:10 | わかり易い 自転車整備
先日ハンガー小物を外し多くの水が回っていて少し驚いたお買い物用
固定ギア自転車 今日はそのブレーキを外しましょう




色々な部品が外れ随分とスッキリして来ました この後も残っている部品を
全て外しますがまずブレーキから始めましょう






これはトラック競技用のフレームなので 元々は
ブレーキを取り付ける事を考えて作られていません
その為フロントフォークには自分で穴を開け 後ろは
補助板を使いブレーキを装着しています




今回の作業で使う工具は特に特殊な物は有りません
何処ででも揃える事が出来る工具達です







前後どちらから始めても結構です 今回は後ろから
始めましょう
後ろのブレーキはユニバーサルと言うメーカーの物を
使っています この取り付けナットには 9mmのレンチを
使います






取り付けナットを緩め 取り外します ※ ここは正ネジです






ブレーキはナットを外すと引っ張れば抜けます
このタイプのブレーキの構造は他の物もそれほど
変わる事は有りません




外したナットは元の場所に仮付けしておくと良い
ですね 無くさないし、後で何処のネジか解らなく
なる事も有りません これは他の部品も同じです




まだワイヤーを付けたままなので ちょっとぶら下げて
おきましょう フレームに傷が付かない様にね・・






前のブレーキです こちらはフォーククラウンの
裏側に取り付けナットが有ります 使っているのは
DIA-COMPE ダイヤコンペ もう現在はこれを競技で
使う事は無いかと思いますが サイドプルブレーキの
お手本の様な商品ですね

一般車や軽快車の前には良く使われている形状の
ブレーキです






このブレーキには 10mm のレンチが必要です
今回の様にメーカーに依りサイズが違う事も
有るので ナットに合った工具を使いましょう






取り付けナットを緩めます 特に難しい作業では
有りません ※ ここも正ネジです






取り付けナットを外し ブレーキメカ(本体)を
引っ張ると取り外す事が出来ます





外したフロントブレーキは次にハンドルを外すまでぶら下がっていてもらいましょう

このダイアコンペのサイドプルブレーキは凄く前から有る商品ですね
今回触っているのは比較的新しい物ですが 同じ構造と容姿の物は
40数年前のロードレーサーで多くの選手が使っていました 軽量で
とても良い部品だと思います

前回の作業 【 自転車 ハンガー小物の分解 】

次の作業 自転車の ハンドルを外す 】

コメント
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