私の自転車小屋で保管していたコルナゴのロードフレーム それの塗り替えを行う為に
前回は塗装の剥離に着手しました 思いの外強靭な塗装がされておりやや苦戦、今回は
その続きを行いましょう

前回の記事に多くのコメントを頂き皆さんの期待を感じ それが励みになります
今回オリジナルの塗装を下地として使わずこの状態にしたのは 以前のオレンジ色が
次の塗装の発色に影響を与えそうだったのと 隅々にやや厚塗りされた塗装を残すと
腫れぼったい仕上がりになるのを嫌っての事です


ホームセンターで購入した剥離剤を一度使った状態を
見てみます 塗装が柔らかくなりましたが一気に剥がれる
までは行かず 金属のスクレーバーでそぎ落としています


フレームのロー付けがされた隅々に多くの塗料が
残っています しかしこの辺りの処理が肝心な部分です


この辺りは剥離剤が固くなり出し そぎ落とすのも
少し時間が掛る様になって来た部分です 剥離剤を
塗ってからここまでの作業で 4 時間掛っています

作業を自転車小屋へ移し 色々なスクレーバーで
塗装を削り落とす事にします


小振りなスクレーバーです 黄色いのは OLFA
オルファの商品でややアールが付いています
片方は角が使い易そうな道具です


巾 4.5mm のスクレーバーと 斜めに刃が付いた
ソルダーエイドです


やってみます 広い範囲はこの様に
ラグのエッジはこの様に・・・

パイプ部分はオルファを使ってみます
やる部分が多過ぎます これはもう少し残った
塗装を少なくしないと 幾ら忍耐作業と言っても
終りが見えません

遠慮なく水が使える所で剥離剤をもう一度使って
みます 一度削った塗装なので薬剤の吸い込みも
良いでしょう


前回の残りの剥離剤を使います 300ml の容量
ですが使ったのは 1/3 程度です


入り隅の細かな部分を主とし全体に塗って行きます


この様に作業を進めていますが確固たる自信が
有る訳では有りません やってみないと解らない
事は試してみるしか有りません

フレーム全体に剥離剤を塗りました

さて剥離剤を塗ったこの状態でしばらく時間を置きましょう 今日の気温はやや
肌寒さを感じます この温度も剥離剤の効果に影響しますね

30分程度放置しました 今回は狭い部分も擦りたいので
スクレーバーもそれなりの物を使います


結構長い時間擦っていました 感覚としては塗装が
程好く柔らかくなっており 剥すのにそれ程苦痛を
感じませんでした


フレームにたっぷりと水を掛け良く洗い流します
スクレーバーを使っている時は古い塗装が結構
纏わり付きますが水を掛けると綺麗に流れます
ここまで 3 時間の作業です

日陰で乾燥させました どうなっているのか
みて見ましょう 参考になさって下さい


シートの集合部とヘッドラグ部分 かなり細かな
部分も剥がれましたね


ダウンチューブのレバー直付け台座
ハンガーシェル上部の直付けワイヤーリード


シートブリッジとチェーンステーブリッジにハンガー
裏側 この辺が残ると結構面倒です

ヘッドの下ラグとフォーククラウン 各部の細部は
この様な感じで剥離されています

剥離前の状態からここまで 7 時間の作業です 剥離剤を使っても強固な塗装は
一回で決まりません しかし今回はまだ良く剥がれた方かも分りません
一度で綺麗に剥がれる物も有るのでこれはやってみないと解らないですね
今回の作業 やや厚塗りでシャープさが無かったフレームですが塗装を
剥して行くと 思っていたイメージに反し凄く繊細な仕事がされたフレームです
あまり好みじゃ無かった物が凄く好きになりました このフレーム中々良いですよ
前回の作業 【 コルナゴフレーム 塗装剥離 】
次の作業 【 コルナゴ フレーム塗装 下地処理 】
前回は塗装の剥離に着手しました 思いの外強靭な塗装がされておりやや苦戦、今回は
その続きを行いましょう

前回の記事に多くのコメントを頂き皆さんの期待を感じ それが励みになります
今回オリジナルの塗装を下地として使わずこの状態にしたのは 以前のオレンジ色が
次の塗装の発色に影響を与えそうだったのと 隅々にやや厚塗りされた塗装を残すと
腫れぼったい仕上がりになるのを嫌っての事です


ホームセンターで購入した剥離剤を一度使った状態を
見てみます 塗装が柔らかくなりましたが一気に剥がれる
までは行かず 金属のスクレーバーでそぎ落としています


フレームのロー付けがされた隅々に多くの塗料が
残っています しかしこの辺りの処理が肝心な部分です


この辺りは剥離剤が固くなり出し そぎ落とすのも
少し時間が掛る様になって来た部分です 剥離剤を
塗ってからここまでの作業で 4 時間掛っています

作業を自転車小屋へ移し 色々なスクレーバーで
塗装を削り落とす事にします


小振りなスクレーバーです 黄色いのは OLFA
オルファの商品でややアールが付いています
片方は角が使い易そうな道具です


巾 4.5mm のスクレーバーと 斜めに刃が付いた
ソルダーエイドです


やってみます 広い範囲はこの様に
ラグのエッジはこの様に・・・

パイプ部分はオルファを使ってみます
やる部分が多過ぎます これはもう少し残った
塗装を少なくしないと 幾ら忍耐作業と言っても
終りが見えません

遠慮なく水が使える所で剥離剤をもう一度使って
みます 一度削った塗装なので薬剤の吸い込みも
良いでしょう


前回の残りの剥離剤を使います 300ml の容量
ですが使ったのは 1/3 程度です


入り隅の細かな部分を主とし全体に塗って行きます


この様に作業を進めていますが確固たる自信が
有る訳では有りません やってみないと解らない
事は試してみるしか有りません

フレーム全体に剥離剤を塗りました

さて剥離剤を塗ったこの状態でしばらく時間を置きましょう 今日の気温はやや
肌寒さを感じます この温度も剥離剤の効果に影響しますね

30分程度放置しました 今回は狭い部分も擦りたいので
スクレーバーもそれなりの物を使います


結構長い時間擦っていました 感覚としては塗装が
程好く柔らかくなっており 剥すのにそれ程苦痛を
感じませんでした


フレームにたっぷりと水を掛け良く洗い流します
スクレーバーを使っている時は古い塗装が結構
纏わり付きますが水を掛けると綺麗に流れます
ここまで 3 時間の作業です

日陰で乾燥させました どうなっているのか
みて見ましょう 参考になさって下さい


シートの集合部とヘッドラグ部分 かなり細かな
部分も剥がれましたね


ダウンチューブのレバー直付け台座
ハンガーシェル上部の直付けワイヤーリード


シートブリッジとチェーンステーブリッジにハンガー
裏側 この辺が残ると結構面倒です

ヘッドの下ラグとフォーククラウン 各部の細部は
この様な感じで剥離されています

剥離前の状態からここまで 7 時間の作業です 剥離剤を使っても強固な塗装は
一回で決まりません しかし今回はまだ良く剥がれた方かも分りません
一度で綺麗に剥がれる物も有るのでこれはやってみないと解らないですね
今回の作業 やや厚塗りでシャープさが無かったフレームですが塗装を
剥して行くと 思っていたイメージに反し凄く繊細な仕事がされたフレームです
あまり好みじゃ無かった物が凄く好きになりました このフレーム中々良いですよ
前回の作業 【 コルナゴフレーム 塗装剥離 】
次の作業 【 コルナゴ フレーム塗装 下地処理 】