前回分解したシマノの古いサイドプルブレーキ 今回は各部を洗浄し
新しいグリスを使い組立調整を行います

前回分解した コルナゴに使う予定のサイドプルブレーキです
今回は組立調整まで作業を進めます


ステンレス容器に各部品を入れパーツクリーナーで
洗浄しましょう クレのクリーナーはこの様な用途
には良いと思います


主に油脂で汚れたパーツ達 小さなブラシを使い
丁寧に洗ってやります

前後のブレーキ部品が綺麗になりました


でも錆が浮いた部品も有ります ここは手間を惜しまず
もう少し手を掛けてやりましょう


この仕事は外でやります ステンレス容器には
錆が浮いたパーツが入っています


錆び取りには何時もの様にトイレの洗剤
サンポールを使います 部品の入った容器に
希釈をせずに使います

サンポールに浸かった部品達 このまましばらく
置いておきます



その間にサンポールから上がった お風呂上りに使う
中性洗剤の希釈液を作っておきましょう

最後に洗う水も用意します


10分程放置した部品 錆の状態によりその効果は
色々です

錆の酷い物は小さな金属ブラシで少し擦ってやります

軽く擦るとほとんど錆は取れます この時点で素手で
触っている私の手は皮膚が溶けてヌルヌルです
気になる方はゴム手袋をした方が良いですよ
本当に指紋が無くなります


サンポールから上げた部品は中性洗剤の中に入れます
効果は良く解りませんが 酸に浸かった物を中和させる
為です


その後部品達は真水の中へいれ良く洗います

作業前と比べると全体が良く光っています


作業前と作業終了後 この程度にはなります

使った容器類も良く水洗いをしておきましょう
そのまま放置するのは絶対に良く有りません
サンポールが他の物に付着したら悲しい結果に
なりますよ

下に敷いていたコンパネ サンポールが付着すると
木材でもこの様にオレンジの染みを作ります これが
金属なら酸化が進むのを助長します

さて洗い終わった部品たち

綺麗になったとは言え 一度錆びた物は直ぐに錆びます
それを避ける為 オイルを引いておきましょう


メカ本体のアルマイトが腐食した部分が少し有ります

組立てる前に汚れを落しワックスも掛けておきます

組立には Super Lube スーパールーブの多目的
グリスを使います あまり粘着力のないサラッと
したグリスです


シャフトに塗り拡げます 潤滑と錆止めの両方が
目的です

分解した時とは逆の手順で組み立てて行きます


ここはロックナットの構造です 一番軽く本体が
動きガタが無い処でロックナットを決めます
それが決まるまで同じ作業を繰り返す事は
良く有る事です


今回も何度か調整し一番良い処が見つかりました
バネを本体に保持される様取付けました


ワイヤークランプやアウター受けもネジにグリスを塗り
締め込んでおきます 腐食防止が大きな目的です

最後にアールワッシャーを入れ取付けナットを
仮付けしておきます


はみ出したグリスなどを拭き取って完成です

一連の整備で気持ち良く動く様になりましたよ
分解時の手順は前回の記事で詳しく紹介してます
作業に迷われたら是非そちらをご覧下さい

ブレーキゴムも幾つか在庫が有ります、何が良いかは組立の時に考えましょう
ただこうして見るとこのブレーキのアーチは大きいのじゃないのかな
使えるんだろうか(笑)
前回の記事 【 コルナゴ用 ブレーキの整備 】
次の作業 【 コルナゴ フレーム塗装 上塗り 】
新しいグリスを使い組立調整を行います

前回分解した コルナゴに使う予定のサイドプルブレーキです
今回は組立調整まで作業を進めます


ステンレス容器に各部品を入れパーツクリーナーで
洗浄しましょう クレのクリーナーはこの様な用途
には良いと思います


主に油脂で汚れたパーツ達 小さなブラシを使い
丁寧に洗ってやります

前後のブレーキ部品が綺麗になりました


でも錆が浮いた部品も有ります ここは手間を惜しまず
もう少し手を掛けてやりましょう


この仕事は外でやります ステンレス容器には
錆が浮いたパーツが入っています


錆び取りには何時もの様にトイレの洗剤
サンポールを使います 部品の入った容器に
希釈をせずに使います

サンポールに浸かった部品達 このまましばらく
置いておきます



その間にサンポールから上がった お風呂上りに使う
中性洗剤の希釈液を作っておきましょう

最後に洗う水も用意します


10分程放置した部品 錆の状態によりその効果は
色々です

錆の酷い物は小さな金属ブラシで少し擦ってやります

軽く擦るとほとんど錆は取れます この時点で素手で
触っている私の手は皮膚が溶けてヌルヌルです
気になる方はゴム手袋をした方が良いですよ
本当に指紋が無くなります


サンポールから上げた部品は中性洗剤の中に入れます
効果は良く解りませんが 酸に浸かった物を中和させる
為です


その後部品達は真水の中へいれ良く洗います

作業前と比べると全体が良く光っています


作業前と作業終了後 この程度にはなります

使った容器類も良く水洗いをしておきましょう
そのまま放置するのは絶対に良く有りません
サンポールが他の物に付着したら悲しい結果に
なりますよ

下に敷いていたコンパネ サンポールが付着すると
木材でもこの様にオレンジの染みを作ります これが
金属なら酸化が進むのを助長します

さて洗い終わった部品たち

綺麗になったとは言え 一度錆びた物は直ぐに錆びます
それを避ける為 オイルを引いておきましょう


メカ本体のアルマイトが腐食した部分が少し有ります

組立てる前に汚れを落しワックスも掛けておきます

組立には Super Lube スーパールーブの多目的
グリスを使います あまり粘着力のないサラッと
したグリスです


シャフトに塗り拡げます 潤滑と錆止めの両方が
目的です

分解した時とは逆の手順で組み立てて行きます


ここはロックナットの構造です 一番軽く本体が
動きガタが無い処でロックナットを決めます
それが決まるまで同じ作業を繰り返す事は
良く有る事です


今回も何度か調整し一番良い処が見つかりました
バネを本体に保持される様取付けました


ワイヤークランプやアウター受けもネジにグリスを塗り
締め込んでおきます 腐食防止が大きな目的です

最後にアールワッシャーを入れ取付けナットを
仮付けしておきます


はみ出したグリスなどを拭き取って完成です

一連の整備で気持ち良く動く様になりましたよ
分解時の手順は前回の記事で詳しく紹介してます
作業に迷われたら是非そちらをご覧下さい

ブレーキゴムも幾つか在庫が有ります、何が良いかは組立の時に考えましょう
ただこうして見るとこのブレーキのアーチは大きいのじゃないのかな
使えるんだろうか(笑)
前回の記事 【 コルナゴ用 ブレーキの整備 】
次の作業 【 コルナゴ フレーム塗装 上塗り 】