マビックの完組ホイール コスミックのメンテナンスをしています 今回は
フリーホイールの分解整備でオイルアップを行います どうぞご覧下さい
mavic cosmic elite マビックのコスミック エリートのフリーホイールです
今回はこれの整備を行っています このフリーは定期的にメンテナンスをした方が良いパーツですね
ホイールに貼られているロゴです アルミのクリンチャー用
思いの外安く購入出来る様です 練習には良いと思います
前回までにフリーは分解しています 今回はパーツの洗浄をし
オイルアップを行います
※ 分解の様子は末尾にリンクを貼りますので是非そちらをご覧下さい
フリー本体は 内部をパーツクリーナーを染み込ませたウエスで
良く拭き取ります シールドベアリングが圧入されているので
クリーナーをスプレーするのは避けた方が良いでしょう
ラチェット機構の爪です これが 2ペア使われています
おそらく当りが付いているので 2つを混ぜないで片方ずつ
洗っています
部品が小さいので綿棒を使い掃除をしました
赤いのは樹脂パーツで 裏側の突起にバネが嵌まります
その他のパーツもクリーナーを使い汚れを落しました
少し構成部品を見てみましょう これはハブシャフトでシールド
ベアリングの内径に合せて作られています こちらはフリー側です
こちらは反フリー側で 大きなツバの内側でベアリングを押え
その外側はハブ本体を覆う化粧蓋です 前回はこれを玉押しと
表現しました
そのツバの外にロックナットが有り それでツバをシャフトに
固定しています
そのシャフトのフリー側に使うナットでこれでフリーを
固定しています
ハブ本体とフリーのベアリングの間に入れるワッシャーです
これは先程のラチェット用の爪で裏表です 2ペア有ります
爪の開閉に使うスプリングです これを無くすと大変です
ぴょんと良く飛んで行きます 2個有ります
ハブ本体の奥に装着する防水用のシールで 方向が決まっています
薄いペラペラの方がフリー側=外側です
各パーツの洗浄も終わり用意が出来たので 組付けを始めます
ここで使うオイルはマビックのフリー専用オイル
Free Wheel Body Oil 99613601 今迄マビックのフリーには
色々な潤滑剤を試してみましたが 結局この純正オイルに落ち着きました
50ml 2000円程度です マビックのホイールを使っている方達は是非
用意しておいた方が良いでしょう
まずハブ本体のフリー内部の一番奥に 適量=ここは湿る程度で
OK です
そこに防水シールを装着します シールにも薄くオイルを塗布しています
ハブ本体の一番奥まで押し込んでおきます
次はラチェットの爪を取付けます 爪を付ける部分にオイルを 1滴
爪の表と裏側です これも方向が有りアールの山側が
外側です 赤い樹脂部品はアバウトに差し込んで有るだけです
爪の背中 ハブ本体に接触しこの凹んだ所を支点に
爪の開閉を行っています ここへの潤滑剤も大切です
ハブ本体に爪を入れました
爪の内部にバネを入れる為に爪を起こしました
爪に付いている赤い樹脂の突起にバネを入れ ハブ本体に有る
バネ用の凹み部にバネを収めます 爪の組付けはここまでです
良く忘れるワッシャーをハブ本体側のシールドベアリングの上に
置いておきます
フリー本体を取付けます まずはボディオイルを本体内部
特にラチェット用のギザギザ 外側の白い樹脂部分にやや
多目にオイルを塗布します 流れてフリーの底に溜まる位でも
良いでしょう
フリー本体をハブの真上からそっと被せます この時爪が開いているので
それを上手く閉じながら入れる必要が有ります 指で上手く出来なければ
スポークや針金で開きの大きなピンセットを作り爪を挟むと良いですね
次はシャフトを装着します シャフトには錆止めの油脂を塗布しておきます
これは一番最初に用意しておきました
今回は Super Lube の超耐久潤滑剤を使いました 粘度の高いオイルです
ここはグリスでも OK です
用意しておいたシャフトを反フリー側から差し込みます
フリー側にシャフトが出て来ました ここにフリー固定用の
ナットを使います
シャフトにナットをねじ込みます 手で最後まで締め込み
この後で工具を使います ※ 正ネジです
反フリー側のロックナットにモンキーレンチを使い
シャフトを保持します
フリー固定用のナットにもモンキーを使い強く締め込みます
強くと言っても緩まない程度で結構です 必要以上に強く
締め込む必要の無い部分です
これでフリーホイールの組付けは完了です シャフトやフリーの
回転具合を確かめています この辺りは指先で良く感じて下さい
これでオイルアップは終わりました 記事とすれば長くなっていますが
それ程時間の掛る整備でもなく自転車がお好きな方なら比較的簡単に
出来る整備です
最初に振れ取りとセンター出しは終わっていますが もう一度
確認しておきましょう
自転車整備とは別の美装です 折角預かったホイールなので
私が出来る事は全てやって綺麗な状態でお返しします
汚れ方に依って使うクリーナーやワックスも使い別けています
これで全て完了です
マビックのコスミック 今回預ったのはエントリーモデルの様ですが聞いたお値段の割りには
良く出来たホイールだと思います練習用ならこれで充分じゃないのかな・・
マビックのフリーは頻繁にオイルアップを行う必要が有ると言われますが これは確かに
その通りで純正オイルはそれ程長く持たないですね 時間の無い方も是非オイルアップは
行った方が良いでしょう
前回の作業 【フリーの分解整 MAVIC COSMIC ELITE 】
フリーホイールの分解整備でオイルアップを行います どうぞご覧下さい
mavic cosmic elite マビックのコスミック エリートのフリーホイールです
今回はこれの整備を行っています このフリーは定期的にメンテナンスをした方が良いパーツですね
ホイールに貼られているロゴです アルミのクリンチャー用
思いの外安く購入出来る様です 練習には良いと思います
前回までにフリーは分解しています 今回はパーツの洗浄をし
オイルアップを行います
※ 分解の様子は末尾にリンクを貼りますので是非そちらをご覧下さい
フリー本体は 内部をパーツクリーナーを染み込ませたウエスで
良く拭き取ります シールドベアリングが圧入されているので
クリーナーをスプレーするのは避けた方が良いでしょう
ラチェット機構の爪です これが 2ペア使われています
おそらく当りが付いているので 2つを混ぜないで片方ずつ
洗っています
部品が小さいので綿棒を使い掃除をしました
赤いのは樹脂パーツで 裏側の突起にバネが嵌まります
その他のパーツもクリーナーを使い汚れを落しました
少し構成部品を見てみましょう これはハブシャフトでシールド
ベアリングの内径に合せて作られています こちらはフリー側です
こちらは反フリー側で 大きなツバの内側でベアリングを押え
その外側はハブ本体を覆う化粧蓋です 前回はこれを玉押しと
表現しました
そのツバの外にロックナットが有り それでツバをシャフトに
固定しています
そのシャフトのフリー側に使うナットでこれでフリーを
固定しています
ハブ本体とフリーのベアリングの間に入れるワッシャーです
これは先程のラチェット用の爪で裏表です 2ペア有ります
爪の開閉に使うスプリングです これを無くすと大変です
ぴょんと良く飛んで行きます 2個有ります
ハブ本体の奥に装着する防水用のシールで 方向が決まっています
薄いペラペラの方がフリー側=外側です
各パーツの洗浄も終わり用意が出来たので 組付けを始めます
ここで使うオイルはマビックのフリー専用オイル
Free Wheel Body Oil 99613601 今迄マビックのフリーには
色々な潤滑剤を試してみましたが 結局この純正オイルに落ち着きました
50ml 2000円程度です マビックのホイールを使っている方達は是非
用意しておいた方が良いでしょう
まずハブ本体のフリー内部の一番奥に 適量=ここは湿る程度で
OK です
そこに防水シールを装着します シールにも薄くオイルを塗布しています
ハブ本体の一番奥まで押し込んでおきます
次はラチェットの爪を取付けます 爪を付ける部分にオイルを 1滴
爪の表と裏側です これも方向が有りアールの山側が
外側です 赤い樹脂部品はアバウトに差し込んで有るだけです
爪の背中 ハブ本体に接触しこの凹んだ所を支点に
爪の開閉を行っています ここへの潤滑剤も大切です
ハブ本体に爪を入れました
爪の内部にバネを入れる為に爪を起こしました
爪に付いている赤い樹脂の突起にバネを入れ ハブ本体に有る
バネ用の凹み部にバネを収めます 爪の組付けはここまでです
良く忘れるワッシャーをハブ本体側のシールドベアリングの上に
置いておきます
フリー本体を取付けます まずはボディオイルを本体内部
特にラチェット用のギザギザ 外側の白い樹脂部分にやや
多目にオイルを塗布します 流れてフリーの底に溜まる位でも
良いでしょう
フリー本体をハブの真上からそっと被せます この時爪が開いているので
それを上手く閉じながら入れる必要が有ります 指で上手く出来なければ
スポークや針金で開きの大きなピンセットを作り爪を挟むと良いですね
次はシャフトを装着します シャフトには錆止めの油脂を塗布しておきます
これは一番最初に用意しておきました
今回は Super Lube の超耐久潤滑剤を使いました 粘度の高いオイルです
ここはグリスでも OK です
用意しておいたシャフトを反フリー側から差し込みます
フリー側にシャフトが出て来ました ここにフリー固定用の
ナットを使います
シャフトにナットをねじ込みます 手で最後まで締め込み
この後で工具を使います ※ 正ネジです
反フリー側のロックナットにモンキーレンチを使い
シャフトを保持します
フリー固定用のナットにもモンキーを使い強く締め込みます
強くと言っても緩まない程度で結構です 必要以上に強く
締め込む必要の無い部分です
これでフリーホイールの組付けは完了です シャフトやフリーの
回転具合を確かめています この辺りは指先で良く感じて下さい
これでオイルアップは終わりました 記事とすれば長くなっていますが
それ程時間の掛る整備でもなく自転車がお好きな方なら比較的簡単に
出来る整備です
最初に振れ取りとセンター出しは終わっていますが もう一度
確認しておきましょう
自転車整備とは別の美装です 折角預かったホイールなので
私が出来る事は全てやって綺麗な状態でお返しします
汚れ方に依って使うクリーナーやワックスも使い別けています
これで全て完了です
マビックのコスミック 今回預ったのはエントリーモデルの様ですが聞いたお値段の割りには
良く出来たホイールだと思います練習用ならこれで充分じゃないのかな・・
マビックのフリーは頻繁にオイルアップを行う必要が有ると言われますが これは確かに
その通りで純正オイルはそれ程長く持たないですね 時間の無い方も是非オイルアップは
行った方が良いでしょう
前回の作業 【フリーの分解整 MAVIC COSMIC ELITE 】
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