Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

難しいフンドシの補修

2023-09-13 20:04:37 | タイヤ
自転車に使うチューブラータイヤの保護繊維 フンドシの補修を行っています
なかなか難しい作業です





TUFO 33 PRO と言う 21mm 巾のチューブラータイヤです これのフンドシが捲れたので
色々な接着剤を試し補修をしています 前回も丁寧に作業を進めましたが 一部接着されていない
部分がありました 今回はその部分の補修を続いてやって行きます




貼ったフンドシの中央部分は接着しています 両サイドに
タイヤとの隙間が出来ています この部分に接着剤を塗布し
新たに圧着します 使うのはウルトラ多用途 SU プレミアムソフト






フンドシサイドの接着されていない部分をしっかり
接着させます






フンドシの隅を圧着出来る様に 巾の狭い木材を使い
クランプで締め込んでいます






張り合わせ後 3時間で実用強度が出ます 今回は 12時間
置きました 木材を外します






フンドシに残っていたリムセメントに木材が貼り付いています
この方向の木材なら剥がせます




そして肝心な接着状態は・・






フンドシがタイヤに密着していると思っていましたが
これだと手直し前と変っていません う~ん 辛いです






悔やんでいても仕方が有りません 逆サイドに掛かります






今回、リムセメントの接着力が強い事が解ったので
リムセメントを使ってみます こうなれば色々と試します
接着剤として試すのは 4種類目です




リムセメントで貼り付け 木材とクランプを使い圧着します
考えたらパンク修理の為に剥がしたフンドシの復旧に 昔は
リムセメントを使っていたのを思い出しました






今回も 12時間置きました 上手く行っているでしょうか








空気を抜いた状態から 少し空気を張ると こうなります
実際はリムに押えられるので ここまで酷くならないですが
でも良い事では有りません






フンドシ全体が 接着されていない訳では有りません
フンドシの両サイドを新品時の様にしたいけど出来ない・・
気持ちとしたら私の負けです






このタイヤは不安が有るので 本ちゃんには使えません
距離が短いスペアタイヤならギリギリ行けるでしょう
ただ私が自分で使うからその判断が出来ますが これを
他人の自転車のスペアタイヤにする気にはなれません





幾つかの接着剤を試しましたが 何故かこのタイヤでは上手く行きませんでした
使うのがタイヤですから 接着剤が硬化しても有る程度の柔軟性が残る接着剤は
必要ですよね





今回の TUFO S33 PRO と言うタイヤ 昨年の夏からバルブが曲がる症状で悩まされました
かなり色々な事をしましたが どうもタイヤが捻れて起るのではないかと言う私なりの
結果が出ています これについては断定は出来ませんが 疑いは残ります 
その整備の一環としてタイヤの貼り替え その時に起こったフンドシの剥離 それ自体は
仕方の無い事ですが フンドシの復旧が出来ない・・ 私にとっては扱いの難しいタイヤの
印象が強く残りました まだ買い置きも残っていますが新たに買う事は無いでしょう

前回の作業もご覧下さい
【 フンドシの補修 最後の挑戦 】


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