Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

チェーンにオイルレス潤滑剤 Dela Dry

2022-06-13 20:03:44 | 自転車整備 チェーン
前回丁寧に洗車をしたロードレーサーのチェーンにオイルを使わない潤滑剤 Dela Dry を
使い オイルアップを行います





ロードレーサーの洗車とチェーンの洗浄は丁寧に済ませています 今回は初めて使う
チェーン潤滑剤 Dela Dry デラドライの為に 特にチェーンは綺麗に洗いました






洗車を済ませた自転車は水滴が一杯付いています
これをまず乾燥させます






特にチェーンはローラーリンクの内部まで乾燥させるのが
理想です




自然乾燥と言う方法も有りますが 自転車1台だけの整備
ですから ブロワーで水分を吹き飛ばしてしまいます




チェーンはローラー部分にエアブロワを使い 細かな
所まで風を送り込みました






ブロワーを使い終わりました






水分を吹き飛ばしたチェーンの状態です






手で触りで乾燥具合を確かめています 大丈夫です
オイルの中には水置換の性質を持った物も有りますが
それでも出来るだけ水分は除去した方が良いと思います




ではオイルアップを行います 今回使うのは J-Max
ジェイマックス(株)製造のオイルレス Dela Dry
アルコールの中に CNT カーボンナノチューブを
配合した新しい潤滑剤で オイルは使われていません






噴射ノズルは細い金属のチューブが使われています
使う前に容器を振り 中身を良く攪拌します






チェーンに万遍なくスプレーします 今迄のオイルと違い
使う量が良く解らないので 不足が無い様、多目にスプレー
しました




潤滑剤が各部へ行き渡る様にクランクを回転させます
最初はゆっくり、徐々に回転を上げて行きます




チェーンのリンク内だけでは無く プレートの外側にも
スプレーします フロントディレーラーのプレートにも
接触しますから必要です




指で触れてみます 洗浄したばかりで汚れは無いはずです
指先にやや黒い物が付着しますが これが CNT カーボン
ナノチューブなのかも分りません






施工後のチェーンの状態です






確かにオイルを使った時の様な しっとりとした濡れ感は
あまり感じません




今回どの程度の量を使ったのか 重量を計ってみます






新品の物と今回使った物の重量差を見てみます
新品 103g 使用後の物 91g その差は 12g です
一般のチェーンオイルでも 12g は使わないので
充分な量を使っていると思います





今回施工した Dela Dry 案内されている使用方法は チェーンを洗わずに直接スプレーし
浮き出した汚れを拭き取って そのまま自転車に乗ると書かれています そう言う意味では
私の方法はやり方が違います 
ただこれは チェーンが洗浄出来ない環境なら仕方が無いと思いますが、チェーンは出来るだけ
綺麗に洗った方が良いと考えている 私のやり方を通させて頂きました

さてオイルレス潤滑剤 これでチェーンが問題なく動くのが不思議な気がします これは実際に
走行して その結果をまた記事にさせて頂きます お楽しみにお待ち下さい


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロードレーサーを洗車する | トップ | ロードレーサー 洗車後の美装 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ひろべぇさん (Kino)
2022-06-14 20:04:49
不確的要素の多い中での計測ですから 仰っている事は充分承知しながらの 重量測定です
成分表を見ても噴射剤が液化ガスなのかも解っていません

ただ同じ商品を使われる人が、参考にして頂ければ嬉しく思います

コメントを頂戴致しました ひろべぇさんも どうぞその様にご理解頂ければ幸いです
返信する
オイ潤滑剤潤滑剤 (ひろべぇ)
2022-06-14 15:52:21
こんにちは。スプレー缶の重量は噴出材の液化ガスの重さも入っているので、チェーン潤滑剤がどれだけ使ったのかは判りませんね。
返信する

コメントを投稿

自転車整備 チェーン」カテゴリの最新記事