自転車と塗装は切って離せない処が有ります 今回はカーボンハンドルに塗装をします
基本的な手順で作業を進めて行きます まずは下地の処理から始めます作業風景をどうぞご覧下さい
今回はトラック用カーボンハンドルに塗装をします 形状は 3T のハンドルと同じです
現在は黒の艶消しの塗装と要所にマークがデザインされています これを黒の艶有りに
して下さいとの依頼です
これから塗装作業にお付き合い頂きますが私は塗装の仕事をした事は有りません あくまで
素人塗装です 暖かい目で見守って下さい
この角度から見ると格好が良いですね
塗装と同時に現在のマークも消して欲しいとの事です
マークの状態を調べています この文字はシールかな・・
今指先ではマークに段差が有るか感じています
段差が有れば塗装をしてもそのまま浮かび上がって来ます
この2つのマークに段差は感じません
文字部分のマークは剥がしてしまう必要が有ります
一度やってみます
まず常温でスクレーバーを使い剥がしてみます
剥げますが少し硬さを感じます
ヘヤードライヤーで暖めて シールを柔らかくします
その後スクレーバーで剥がしてみましたが 思いの他
深く傷が付きます これはひょっとしたらハンドルの表層まで
削っているかも分りません それは良く有りません
ペーパーを使う事にします 400番の空研ぎ用を用意しました
シールだったら糊も有り少し時間が掛かるかも分りません
まず小さな木片にペーパーを巻いて使ってみます
あまり深く削らない様にゆっくりやります
ペーパーを当てた部分は上手く剥がれます 糊も感じません
シールで無いならそれ程難しくはなさそうです
曲がりの部分は木片を使うより指先の感覚を生かし
仕事を進める方が上手く行きます
概ね文字は消えました 薄く残っている所も段差が
無ければ大丈夫です
ハンドルの他の部分も同じペーパーを使い表面を荒らします
塗装の食い付きを良くする為の足付けです
片方の足付けが終わりました
表面の切削粉をウエスで拭き取るとこんな感じです
もう片方、左側です このマークに段差は無いのと色も
次の塗装に影響を与えそうでは有りません ペーパーで
擦るだけで良いでしょう
400番のペーパーで足付けをしました
ハンドルは作業前に洗剤で付着した油脂を洗い落としています
作業中にハンドルを素手で触っているので 有機溶剤で脱脂します
使う溶剤ですが ラッカーうすめ液は攻撃性が高そうなので
ペイントうすめ液を使います
布のウエスを今までは使いましたが 今回の用途ならこの
キムタオルの方が 繊維の付着が少なくて良いでしょう
繊維とか脂は塗装の敵ですね かなり気配りが必要です
キムタオルに必要量のうすめ液を染み込ませました
ハンドルを優しく拭き取ります あまり力を入れ擦り過ぎると
ペーパーウエスが毛羽立ちます それは避けたいです
ハンドル全体の脱脂をしました
一部塗装をしたくない部分が有ります ステムの装着部は
ザラツキの有る処理がしてあります それを残す為にマスキング
をしました
下準備が終わったので塗装を始めます 最初に使うのは塗料の
食い付きを良くする 染めQ が出しているミッチャクロンです
420ml で1800円程度かと思います
塗装は外で行います 脚立を使います
エアブロワーで埃を吹き飛ばします
ミッチャクロンをハンドルにスプレーします
塗装は何度しても一発目は少し緊張します
ミッチャクロンはスプレー直後は多少濡れた感が有りますが
直ぐに落ち着きます 沢山塗る必要は有りません 5分程度
感覚を開けて 2度塗りしました
次はプラサフを塗ります HOLTS' ホルツのカースプレーです
プライマーとサフェーサーを兼ねた商品です
ハンドルの保持の方法を変えました この方が塗り易そうです
もう一度ブロワーで埃を飛ばします
スプレー缶を良く振って塗料を攪拌してからのスプレーです
一度目は下地が透けて見えるくらいで終えます
5~10分程度間隔を開け何度か重ね塗りをします
ハンドル位置が高いので 塗り難い上部は踏み台に乗って
上からスプレーしています しかし上から下に向けての
スプレーは塗料の出方が一定しないので難しいです
今回は 3度の重ね塗りでほぼ均一に塗れました 余り塗りすぎると
重量も増えるのでプラサフはそこそこで良いと思います
これで上塗りをするまでの作業は終わりました このプラサフの乾燥を待って次の行程へ
移ります 自転車小屋の中に吊り下げて乾くのを一日待ちましょう
近くを歩いていると柿の実を見る様になりました これから成長して行きますね
塗装は自転車のフレームも含めそこそこの数はやって来ました とても本職の人には
敵いませんが、それ程大きな間違いもしていないと思います 次回は上塗りで着色し
仕上げまで進めます 次回もどうぞお付き合い下さい
基本的な手順で作業を進めて行きます まずは下地の処理から始めます作業風景をどうぞご覧下さい
今回はトラック用カーボンハンドルに塗装をします 形状は 3T のハンドルと同じです
現在は黒の艶消しの塗装と要所にマークがデザインされています これを黒の艶有りに
して下さいとの依頼です
これから塗装作業にお付き合い頂きますが私は塗装の仕事をした事は有りません あくまで
素人塗装です 暖かい目で見守って下さい
この角度から見ると格好が良いですね
塗装と同時に現在のマークも消して欲しいとの事です
マークの状態を調べています この文字はシールかな・・
今指先ではマークに段差が有るか感じています
段差が有れば塗装をしてもそのまま浮かび上がって来ます
この2つのマークに段差は感じません
文字部分のマークは剥がしてしまう必要が有ります
一度やってみます
まず常温でスクレーバーを使い剥がしてみます
剥げますが少し硬さを感じます
ヘヤードライヤーで暖めて シールを柔らかくします
その後スクレーバーで剥がしてみましたが 思いの他
深く傷が付きます これはひょっとしたらハンドルの表層まで
削っているかも分りません それは良く有りません
ペーパーを使う事にします 400番の空研ぎ用を用意しました
シールだったら糊も有り少し時間が掛かるかも分りません
まず小さな木片にペーパーを巻いて使ってみます
あまり深く削らない様にゆっくりやります
ペーパーを当てた部分は上手く剥がれます 糊も感じません
シールで無いならそれ程難しくはなさそうです
曲がりの部分は木片を使うより指先の感覚を生かし
仕事を進める方が上手く行きます
概ね文字は消えました 薄く残っている所も段差が
無ければ大丈夫です
ハンドルの他の部分も同じペーパーを使い表面を荒らします
塗装の食い付きを良くする為の足付けです
片方の足付けが終わりました
表面の切削粉をウエスで拭き取るとこんな感じです
もう片方、左側です このマークに段差は無いのと色も
次の塗装に影響を与えそうでは有りません ペーパーで
擦るだけで良いでしょう
400番のペーパーで足付けをしました
ハンドルは作業前に洗剤で付着した油脂を洗い落としています
作業中にハンドルを素手で触っているので 有機溶剤で脱脂します
使う溶剤ですが ラッカーうすめ液は攻撃性が高そうなので
ペイントうすめ液を使います
布のウエスを今までは使いましたが 今回の用途ならこの
キムタオルの方が 繊維の付着が少なくて良いでしょう
繊維とか脂は塗装の敵ですね かなり気配りが必要です
キムタオルに必要量のうすめ液を染み込ませました
ハンドルを優しく拭き取ります あまり力を入れ擦り過ぎると
ペーパーウエスが毛羽立ちます それは避けたいです
ハンドル全体の脱脂をしました
一部塗装をしたくない部分が有ります ステムの装着部は
ザラツキの有る処理がしてあります それを残す為にマスキング
をしました
下準備が終わったので塗装を始めます 最初に使うのは塗料の
食い付きを良くする 染めQ が出しているミッチャクロンです
420ml で1800円程度かと思います
塗装は外で行います 脚立を使います
エアブロワーで埃を吹き飛ばします
ミッチャクロンをハンドルにスプレーします
塗装は何度しても一発目は少し緊張します
ミッチャクロンはスプレー直後は多少濡れた感が有りますが
直ぐに落ち着きます 沢山塗る必要は有りません 5分程度
感覚を開けて 2度塗りしました
次はプラサフを塗ります HOLTS' ホルツのカースプレーです
プライマーとサフェーサーを兼ねた商品です
ハンドルの保持の方法を変えました この方が塗り易そうです
もう一度ブロワーで埃を飛ばします
スプレー缶を良く振って塗料を攪拌してからのスプレーです
一度目は下地が透けて見えるくらいで終えます
5~10分程度間隔を開け何度か重ね塗りをします
ハンドル位置が高いので 塗り難い上部は踏み台に乗って
上からスプレーしています しかし上から下に向けての
スプレーは塗料の出方が一定しないので難しいです
今回は 3度の重ね塗りでほぼ均一に塗れました 余り塗りすぎると
重量も増えるのでプラサフはそこそこで良いと思います
これで上塗りをするまでの作業は終わりました このプラサフの乾燥を待って次の行程へ
移ります 自転車小屋の中に吊り下げて乾くのを一日待ちましょう
近くを歩いていると柿の実を見る様になりました これから成長して行きますね
塗装は自転車のフレームも含めそこそこの数はやって来ました とても本職の人には
敵いませんが、それ程大きな間違いもしていないと思います 次回は上塗りで着色し
仕上げまで進めます 次回もどうぞお付き合い下さい
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