共に大豊作
ヤマナシの実 今年3月には真っ白な花が見られた。⇒ クリック
↓ カキ
千葉大の梅林の側にあるヤナナシの花が満開になった。残念ながら曇り空だったので、出来たら晴天の日にもう一度撮りたい。
↓ キャンパス駅方面からみると、大学のガラスの壁面にララポートが写っていた。右側の樹がヤマナシ
千葉大薬草園のホンカンゾウは、わが家の近くで撮ったヤブカンゾウやノカンゾウに比べて花も大きく、アブラムシなどが付いていない綺麗な花が撮れた。イー薬草ドットコム_ホンカンゾウ によると、「名の由来は本物のカンゾウや真性なカンゾウから言われている。中国料理の金針采はヤブカンゾウやノカンゾウやホンカンゾウを乾燥したもので、花の蕾を調理して食べると、心配事を全て忘れるほど美味しいのでボウユウソウ(忘優草)と言われる。」そうだ。
ユリ科 ワスレグサ属 多年草
別名「シナカンゾウ・ボウユウソウ(忘優草)」
2017年6月5日午前11時30分
↓
千葉大薬草園でウツボグサに出会えて大感激。アルが亡くなる前の年に出かけた新穂高温泉でアルと共にウツボグサの群生を眺めたことを思い出した。
アルが亡くなる前の年に出かけた思い出の地⇒ クリック
シソ科 ウツボグサ属 多年草
別名「カゴソウ(夏枯草)」
2017年5月29日午前10時
↓ 新穂高温泉旅館「焼けの湯」周辺(11/07/05)
花冠は紅紫色の唇形で、上唇はわずかに2裂して直立し、下唇は3裂して開出する。萼は筒状鐘形の唇形。雄しべ4本。和名は、伊吹山に多く産し、芳香があることから命名。日本の「タイム」といわれるそうだ。
参考サイトWikipedia イブキジャコウソウ
シソ科イブキジャコウソウ属 小低木
2017年5月29日午前10時10分
↓ イブキジャコウソウの花。花冠は紅紫色の唇形で、上唇はわずかに2裂して直立し、下唇は3裂して開出する。萼は筒状鐘形の唇形。雄しべ4本。
↓ 筑波実験植物園(10/05/25)
薬草園を訪れるのが遅すぎた。金銀に咲き誇るスイカズラの花は殆ど終わっていた。「山渓ハンディ図鑑5樹に咲く花」によると、5~6月、枝先の葉腋に甘い芳香のある花を2個ずつつける。花は初めは白色でだんだん黄色くなる。花冠は唇形で長さ3~4cm、細い花筒の先が唇状に大きく2裂する。上唇は浅く4裂し、下唇は広線形。雄しべは5個、花柱は1個で花冠から長く突き出る。萼は5裂する。花柄は長さ約5mm。苞は葉状、長さ5~20mmの卵形。広辞苑によると、「果実は黒色の液果。茎・葉を乾したものは生薬の忍冬(にんどう)で、利尿・健胃・解熱薬、花を乾かして吹き出物などの洗浄用とする。葉が冬でもしぼまないので、忍冬の名がある」とのこと。
スイカズラ科スイカズラ属
別名「ニンドウ・キンギンカ」
2017年5月29日午前10時10分
↓ 沢山ツボミを付けたスイカズラ(17/05/15)
↓ 開花始めた柏公園のスイカズラ(17/05/17)
先を紅く染めたツボミから真っ白な開花したばかりの花、開花して暫く経った花の全てが見られた。
↓ スイカズラの花冠は唇形で長さ3~4cm、細い花筒の先が唇状に大きく2裂する。上唇は浅く4裂し、下唇は広線形。雄しべは5個、花柱は1個で花冠から長く突き出る。萼は5裂する。花柄は長さ約5mm。
↓ ダイミョウセセリかな? 参考サイト 見沼たんぼの蝶
広辞苑によると、「南欧原産で古くから栽培され、同科別属のヒメウイキョウと共に欧米では重要な薬用・香辛料植物。全体的に芳香があり、高さ1〜2m。葉は糸状に裂け、夏、黄白色の小花からなる花序をつける。果実は円柱状で、生薬として香味料、健胃・駆風薬。」また、Wikipediaフェンネル によると果実は、生薬「茴香」で芳香健胃作用があり、漢方方剤の安中散や太田胃散、仁丹などに使われているそうだ。また、別のネット検索から「茴香」は漢名で鮮度の落ちた魚肉に混ぜると香りが回復する(回香)ことからついたそうだ。
そう言えば、サークルへ行く途中にあるレストランの植え込みに咲いていた。大きくて黄白色の丸い塊りが印象的だった。撮っておけば良かった(残念)。観察を続けて果実も撮りたい。
セリ科 ウイキョウ属 多年草
別名「フェンネル」
2017年5月29日午前10時30分
山渓ハンディ図鑑樹に咲く花によると、「花は雌雄異株。5〜7月、上部の葉腋に白い花を下向きにつける。花は径1〜1.5cm。花弁とがく片は5個。葯は黒紫色。両生花の花柱は線形で多数あり、放射状に開出する。果実は液果。長さ2〜2.5cmの広楕円形、10〜11月に緑黄色に熟す。香りがよく生食のほか果実酒にする。つるは丈夫で腐りにくく徳島県の「祖谷のかずら橋」はサルナシのつるで作られている」そうだ。
マタタビ科 マタタビ属 落葉つる性木本
別名「シラクチヅル・コクワ」
2017年5月29日午前10時15分
↓ 葉は互生。厚い革質。広楕円形で葉柄は赤い。
花弁とがく片は5個。葯は黒紫色。両生花の花柱は線形で多数あり、放射状に開出する。
↓ サルナシのツボミ(17/05/15)
オウレンと言うときは普通はキクバオウレンを指すらしい。花を撮ったことがないので、来春は必ず撮りたい。葉は、セリバオウレンが2回3出複葉に対して、キクバオウレンは1回3出複葉。
キンポウゲ科 オウレン属 多年草
2017年5月29日
↓ 葉は、1回3出複葉
山に出かけないと見られないと思っていたセリバオウレンとキクバオウレンが見られて感激。以前白馬山麓植物園に出かけたことを思い出し懐かしかった。漢方では根茎を黄連と称して健胃薬に利用されているそうだ。
今回はすでに花は終わり袋果になっていた。来春は、忘れず若い芽が出るころから追いかけて撮りたい。
キンポウゲ科 オウレン属 多年草
2017年5月29日午前11時
↓ セリバオウレンの袋果
↓ セリバオウレンの葉は、2回3出複葉。(キクバオウレンは1回3出複葉)。
↓ 以下は白馬山麓植物園のセリバオウレン袋果(11/07/03)、2回3出複葉がわかる?
↓ セリバオウレンの花、両生花と雄花がある。これは両生花で果実ができつつある(13/04/15)
↓ セリバオウレンの雄花、多数集まって咲くのでとても綺麗
広辞苑によると、「中国原産、高さ1m。根は塊状、葉は長卵形、3〜4片ずつ輪生。夏、淡緑色6弁の小花を1〜2個ずつつける。根の煎汁を人畜の皮膚寄生虫、特にアタマジラミの駆除に用いた。」
タコノキ目 ヒャクブ科 ビャクブ属 多年草蔓草
2017年5月29日午前11時
↓ 茎の上の方が蔓状になり最大2mほどになり、3〜4枚の葉が輪生する。
↓ 花柄の基部が葉柄と合着しているので、葉から花が出ているように見える
↓ 花後
↓ 花後の子房
↓ 数枚の葉が輪生。ツボミも沢山見える
ビオトープの石積みの隙間からハタケニラ(畑韮)がゆらゆらと風にゆれていた。1頭のアオスジアゲハがやってきて次から次へと吸蜜。
国立環境研究所ハタケニラ によると、地下に球茎があり、その周りに多数の鱗片状の子球を付け、中央に花茎を伸ばす。花茎は長さ20〜60cm、頂部に膜質の2苞葉があって、その中から7〜20個の花がでる。花はニラに似て、白色で径1.5cm、芳香がある。花被は計6個、長さ10mm程度、雄ずいは6個、花糸にひれ(翼)を持つ。子房は3条の溝がある。果実は蒴果で長さ7mm程度、種子は長さ2mm程度、黒色で光沢ある。繁殖力旺盛で農家からは強雑草と嫌われている。種子を付ける前に、根茎(鱗茎)を土中に残さないように取り除くほかないそうだ。
ユリ科 ステゴビル属 常緑多年草
2017年5月15日
↓ アオスジアゲハ
アゲハチョウ科アオスジアゲハ属
参考サイトWikipedia アオスジアゲハ
大掘川では法面を白く染めるように多数のノイバラ(野茨)が開花しているが、この果実が漢方で有名なのだそうだ。
バラ科 バラ属 別名「野薔薇」
2017年5月15日
↓ ノイバラの花は径2cm位、花弁5枚、黄色い雄しべ多数。
↓ 大掘川法面で咲くノイバラ、今年はあちこちの法面で見られる。
昨年の大掘川のノイバラ (16/05/15撮影)