アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

サギソウ(鷺草)の花

2009-08-31 | 植物


柏の葉公園の温室で、プランターで栽培されていた。
ラン科 ミズトンボ属
撮影2009年8月24日午前10時ころ
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↓ サギソウの花
唇弁の側裂片がサギの翼状。後方に長い距がある。
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↓ 距が長いサギソウの花
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メモ
・本州から九州に分布する多年草の草本。
・花は茎の先に1~5個つく。
・花びら、唇弁1、側弁2、上がく片1、側がく片2、唇弁が3裂する。
・花の大きさ3センチ。
・葉の形は、広線形で先はとがり、縁はなめらか。柄はなく、基部は鞘状となって茎を抱く。
・葉の付き方は互生。
・茎の高さは20~50センチ。
参考文献 ヤマケイポケットガイド「野の花」



オミナエシ(女郎花)の花満開

2009-08-30 | 植物


西光院に秋の七草の開花状況を見に行った。オミナエシ(女郎花)が満開だった。
愛らしい花を粟飯に見立て「オミナメシ(女飯)」と言ったのが語源と言われる。
オミナエシ科 オミナエシ属
撮影2009年8月29日午前9時ころ
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↓ オミナエシ(女郎花)の花姿。株本に子株を作って繁殖する。
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↓ オミナエシ(女郎花)の花、花びら5裂、花の大きさ3~4ミリ。
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↓ 西光院に行く途中にある植木屋さんのススキ(薄)が大株になり見事だった。
イネ科 ススキ属。 古名は「オバナ」秋の七草の一つ。「カヤ」と呼んで屋根をふくのに使われた。
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参考文献 ヤマケイポケットガイド「野の花」



再びフヨウ(芙蓉)の花

2009-08-30 | 樹木


近所の農家のフェンス横で咲き始めたフヨウ(芙蓉)の花。
花は、一日花で夕方にはしぼんでしまうが、次々と新しい花が開花するので、とても華やかだ。
しぼんだ花は、濃いピンク色で、花弁のすじがはっきり見えて、これはこれでまた美しい。
アオイ科 フヨウ属
別名「コットンローズ」
撮影2009年8月24日午前12時ころ
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↓ 今朝から咲き始めたフヨウ(芙蓉)の花。
雌しべと雄しべは途中まで合着して柱状となり、長くて超出する。
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↓ フヨウ(芙蓉)の雌しべ(柱頭が五つに分かれている)の下に雄しべが群がっている。
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↓ 昨日咲いていたフヨウ(芙蓉)の花は花弁をたたんで果実を作る準備に入った。奥には明日開花するフヨウ(芙蓉)のツボミ。
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↓ 明日開花するフヨう(芙蓉)のツボミ
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↓ フェンスの横で大きくせいちょうしたフヨウ(芙蓉)
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大木に実った小さな実(クスノキとコナラ)

2009-08-29 | 樹木


柏の葉公園には、大木がたくさん植えてある。クスノキとコナラに小さな若い実が出来ていた。
撮影2009年8月24日午前10時ころ
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↓ クスノキ(楠)クスノキ科 ニッケイ属
クスノキの若い葉と果実。果実は成熟すると黒くなる。
クスノキの葉脈は、主脈と元の方から分かれた2本の側脈が明瞭であり、三行脈と呼ばれる。
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↓ クスノキの幹
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↓ コナラ ブナ科 コナラ属
コナラの葉と若い果実
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↓ コナラの幹
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ケイトウ(鶏頭)の花

2009-08-28 | 動物


柏の葉公園のケイトウ(鶏頭))の花壇が満開だった。
ヒユ科 ケイトウ属
撮影2009年8月24日午前10時ころ
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↓ ボランテァにより大事に育てられているケイトウ(鶏頭)の花壇。
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↓ 花序が帯化し、幅が広くなりひだ状になったケイトウ(鶏頭)の花。
このような花序をニワトリの鶏冠(とさか)に見立て、鶏頭と名前がついた。
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メモ
・熱帯~亜熱帯の一年生植物。
・増やし方は種子まきだが、移植を嫌うので水はけのよい弱酸性土壌に直播きする。
参考文献 日本文芸社「季節の花図鑑」



クズの花

2009-08-27 | 動物


大堀川の斜面のクズが開花。勢いよく伸びた蔓についた大きな葉で斜面を覆いつくしている。
マメ科 クズ属
撮影2009年8月24日午前11時半ころ
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↓ 下の方から順に咲きあがるクズの花
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↓ 斜面に生えた雑木を被い尽くしたクズ
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↓ 大堀川遊歩道に向かってどんどん延びるクズの蔓
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メモ
・秋の七草のひとつ。
・根からとったでんぷんを葛粉というが、昔、奈良県の国栖(くず)がその産地だったことからクズの名がついたと言われる。
・生育地は土手、斜面、線路沿い
・分布は全国・花期は7月~9月・花色は紅紫いろ・花の付き方は、葉の先からの柄に総状に多数つく
・花びらは5枚、蝶形花。花序の長さは10~20cm
・花の大きさは長さ1.8~2cm
・葉の形は3出複葉、裏面に白い毛
・葉のつき方は互生・茎の高さ つる性 20m
・生活型 多年草
参考文献 山渓「ポケットガイド野の花」より



パンパスグラス

2009-08-26 | 動物


柏の葉公園のパンパスグラスが綺麗な花穂を見せ始めた。
イネ科 コルタデリア属
和名「シロガネヨシ」
撮影2009年8月24日午前10時ころ
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↓ 池の対岸に見えるパンパスグラス。
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↓ 近くで見るパンパスグラス 。根元の株はまだ小さいので、来年以降の成長が楽しみだ。
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↓ パンパスグラスは雌雄異株だが、区別はつけられなかった。
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メモ
・多年草。
・原産地はブラジル、アルゼンチン、チリなどの南米大陸の草原(パンパス)。
・高さ2~3m程度と大きく成長し、細長い葉が根元から密生して伸びる。
・8月から10月にかけて、垂直に立ち上がった茎に長さ50~70cmの羽毛のような花穂をつける。色はややピンクがかった白銀色である。
・主に株分けで増やす。同じ株から増やしたほうが群生したときに揃うためでもある。
・葉はススキと同様に縁が鋭いため皮膚を切りやすい。
・寒さにはやや弱く葉が茶色になるが、全体が枯れることはまず無く、翌春に新しい葉が出てくる。(関東地方以南)
・花穂は活花やドライフラワーに使われる。
参考サイト フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



クサギ(臭木)の花

2009-08-25 | 樹木


柏の葉公園のクサギ(臭木)の花は満開を過ぎていた。近くには芳香が漂ってすぐそれとわかった。
名前の由来は枝や葉をちぎると強い臭気があることによる。
クマツヅラ科 クサギ属
撮影2009年8月24日午前10時ころ
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↓ 大きなクサギ(臭木)の木は沢山の花をつけていた。
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↓ クサギ(臭木)の花。
枝先きや葉腋から集散花序をだし、芳香のある花を多数つける。
花冠は5裂、裂片は平開する。裂片は白色で長さ1.1~1.3cmの広線形。花筒は紅紫色で細く長さ2~2.5cm。
雄しべ4個と花柱は花冠から2.5~3.5cm突き出る。萼は紅紫色を帯び5浅裂する。
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↓ 左側に二つのツボミを従えて
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↓ 開花直前のツボミ
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↓ 花の後。萼は濃紅色になり、深裂して星状に開き、中央に果実をのせる。
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メモ
・落葉小高木。高さ4~8mになる。
・果実は核果。直径6~7mmの球形。10~11月に熟すと光沢のある藍色になる。
核は4個で合着して球形になっている。表面には網目状の隆起した模様がある。
・若葉は山菜、果実は草木染、根は薬用になる。
参考文献 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」



センニンソウ(仙人草)の花 その3

2009-08-24 | 動物


大堀川斜面のセンニンソウ(仙人草)が満開になった。
まるで雑木が雪を被ったように美しい。
キンポウゲ科 センニンソウ属
別名「ウマクワズ」
撮影2009年8月23日午前6時半ころ
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↓ 満開になったセンニンソウ(仙人草)の花
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↓ 一部を拡大すると
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↓ 垂れ下がった蔓にも満開
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↓ 一部を拡大すると
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↓ 8月18日のセンニンソウ(仙人草)
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ノブドウの花と若い果実

2009-08-23 | 動物


大堀川斜面のノブドウ(野葡萄)があちこちで開花し、若い果実が出来始めた。
ブドウ科 ノブドウ属
撮影2009年8月18日午前10時半ころ
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↓ ノブドウの花。花弁と雄しべは5個。雌しべ1個。花弁と雄しべは早期に脱落する。
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↓ ノブドウの若い果実
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↓ 柏の葉住宅近くで塀と道路の隙間から育っていた」ど根性ノブドウ」。葉の切れ込みが深いので「キレハノブドウ」。
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↓ 花が咲き、若い果実も出来ていた
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↓ ドコンジョウの元
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メモ
・落葉つる性植物。2分岐した巻きひげで植物にからみつく。
・花は葉と対生して集散花序をだし、小さな花を多数つける。
・花弁と雄しべは5個。雌しべ1個。
・ブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して虫えいを作ることが多く、紫色や碧色などになる。正常な果実は少ない。
参考文献 山渓ハンデイィ図鑑「樹に咲く花」   

色づいたノブドウの果実  撮影2007年11月



ヌルデ(白膠木)の花と葉

2009-08-22 | 樹木


大堀川の斜面に勝手に成長したヌルデに花がついた。
この暑さのためだと思うが、葉が日焼け状態のものが多い。
ヌルデの名は、かつて幹を傷つけて白い汁を採り塗料として使ったことに由来するとされる。
ウルシほどではないが、まれにかぶれる人もいるそうだ。
ウルシ科 ウルシ属
別名「フシノキ・カチノキ(カツノキ)」
撮影2009年8月20日午後5時半ころ
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↓ ヌルデの花(雌花か雄花か区別がつかない)と葉
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↓ 背丈1mくらいの若いヌルデの木
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↓ 大きなヌルデの木は暑さのためか葉焼けがひどい
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メモ
・落葉の小高木。
・伐採などの撹乱跡地にいち早く生育する代表的な先駆樹種。
・ヌルデの葉は8~13枚の小葉からなる複葉で、葉軸に翼があるのが特徴。
・ヌルデの葉にはヌルデシロアブラムシが寄生し虫こぶ(虫嬰)を作ることがある。
・ヌルデは雌雄異株。
・ヌルデの花序は茎の先に枝分かれした総状花序。花は数mm程度で5つの花弁がある。
・雌花には中心に3つに分かれた柱頭を持つ雌しべがある。
・雄花は5本の雄しべがあり、花弁は反り返る。
・秋には直径5-8mmほどの扁平な球形をした果実をつける。
・果実の表面にあらわれる白い粉のようなものはリンゴ酸カルシウムの結晶であり、熟した果実を口に含むと塩味が感じられる。
参考文献 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


センニンソウ(仙人草)の花 その2

2009-08-21 | 動物


大堀川の対岸にも、センニンソウが咲いていた。昨年の種が飛んで対岸に根付いたのだろう。
キンポウゲ科 センニンソウ属
別名「ウマクワズ」
撮影2009年8月20日午後5時半ころ
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↓ 大堀川対岸でも咲き出したセンニンソウの花
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一昨日開花し始めたセンニンソウ の今日の様子。まだまだツボミの方が多いように見える。
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ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の花と若い果実

2009-08-20 | 動物


大堀川草地の鉄塔の下にヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)が群生していた。花と果実が共に観察できるほど成長が早い。。
ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属
別名「アメリカヤマゴボウ」
撮影2009年8月18日午前10時半ころ
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↓ ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の花。咲き始めの花序の柄は上を向いている。
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↓ 花序の柄は、花後下向きに曲がる。若い実が出来始めている。
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↓ ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の花びら状にみえるものは5枚のがく片。雄しべ10本、雌しべ1本。
一つの果実は10室に分かれ。種がひとつづつ入る。
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↓ 果実は下方から成長して行く。
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↓ かなり黒光りしてきた洋種山牛蒡
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↓ この鉄塔の下で、ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)が群生。
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メモ
・名は外来のヤマゴボウの意味。
・ヤマゴボウは薬用に栽培した類似種で、野生化もしている。名にゴボウがついても食べられない。
・花びら状に見えるのはがく片で、花弁はない。
・花序の柄は、花後下向きに曲がる。
・茎の高さは1~2m。
参考文献 山渓「野の花」



ここにもヒマワリ(向日葵)があった

2009-08-19 | 動物


野菜の直販所の横の草地にヒマワリが植えてあった。殆ど盛りを過ぎていた。
キク科 ヒマワリ属
別名「ニチリンソウ(日輪草)・ヒグルマ(日車)」
撮影2009年8月18日午前10時半ころ
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↓ 畑の周りはビニールひもで囲われていた。
ヒマワリ(向日葵)の種を取る目的で植えたのだろう。
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↓ 丁度満開になった花もあった
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センニンソウの花開花し始める

2009-08-18 | 動物


今年も大堀川斜面のセンニンソウが開花し始めた。
キンポウゲ科 センニンソウ属
別名「ウマクワズ」
撮影2009年8月18日午前10時半ころ
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↓ 開花し始めたセンニンソウの花。
花びらに見えるものは4枚の萼片。長い雄しべが目立つ。
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↓ 出番を待つたくさんのツボミ
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↓ 大堀川の斜面で咲くセンニンソウ
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昨年のセンニンソウ 撮影2008年9月1日
メモ
・日本全国に分布する常緑ツル植物。
・葉は3~5に分かれた複葉で、葉柄や葉の中間などで他のものに巻きつく。
・キンポウゲ科の植物には有毒であるものが多いが、センニンソウも毒草で、ウシや馬はたべない。
・つる植物であり、長く茎を伸ばし、節ごとに葉を対生する。
・葉は五枚の小葉を持つもつ羽状複葉になるのが普通。
・小葉は卵状楕円形で草質、なめらかだがつやはない。
・葉の表面に白い模様を出すことがある。
・葉柄が他の植物の枝や葉に絡み付き、それによって植物体を固定する。
・花は8~9月に咲く。
・茎の先端付近の葉腋から三出状の散房花序を出し、多数の白い花をつける。
・4枚の花弁に見えるのは萼片で、本当の花弁はない。
・果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことからこの名が付いた。
参考文献 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』