アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

たくさんのコバンソウ(小判草)見つけた

2007-04-30 | 動物

中学校前の空き地のフェンス沿いにたくさんのコバンソウ(小判草)を見つけた。明治初期に渡来した帰化植物。

撮影2007年4月27日午前11時頃
イネ科コバンソウ属
学名「Briza maxima」 別名「タワラムギ」

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フェンスに沿って群生


糸状の細い柄に1~3個の小穂が垂れ下がる
小穂には10数個の小花が左右に並んでいる


メモ

・ヨーロッパ原産の1年草。
・明治時代に渡来し、観賞用に栽培され、ドライフラワーとして用いられる。
・野生化している。
・茎は高さ30~40cmでやわらかい。
・花序は茎の先に円錐状につき、糸状の細い柄に1~3個の小穂が垂れ下がる。小穂は長さ1~2cm、幅1cmほどあり、10数個の膨らんだ小花が左右に並び、熟すと黄褐色になる。
・和名は小穂の形を小判の形に見立てたもの。
       山渓「日本の野草」より


ハナミズキ(花水木)の花

2007-04-29 | 動物

中学校の裏門に通じる道路は、花水木通りになっている。
生徒が登下校する朝夕以外は、殆ど人通りがない。
撮影2007年4月27日午前10時頃
ミズキ科ミズキ属
学名「Cornus florida」 別名「アメリカヤマボウシ」

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ハナミズキ(花水木)通り 中学校の門から見る


白い花水木


紅赤花水木


花びらに見えるものは「笣」、花は中央の小花


メモ

・大正時代に当時の東京市長がアメリカのワシントン市に贈った、サクラの苗木の返礼として贈られてきた日米親善の木。それ以後、街路樹や公園樹として広く植えられている。
・花びらに見えるのは「笣」で、実際の花はその中央に小花が15~20個集まって咲く。
・9~10月には楕円形の果実が赤く熟し、紅葉も楽しめる。園芸品種も多い。
        日本文芸社「樹木図鑑」より

   紅葉の花水木と赤い実の見える2005年10月24日のブログ
          


戸定が丘歴史記念公園

2007-04-28 | キママ日記

松戸市内の戸定が丘歴史記念公園に出かけた。恒例の鉢植えのフジの展示がしてあったが、開花はこれからと言う木が多かった。戸定が丘歴史公園は重要文化財である戸定邸と千葉県指定名勝の戸定邸庭園と戸定歴史館及び茶室の松雲亭を含んでいる。戸定とはこの地の小字名。戸定邸は水戸藩最後の藩主徳川昭武が明治17年に建てた。

撮影2007年4月24日


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戸定が丘歴史公園入り口


松雲亭への門


松曇門へ続く美しいアプローチ


戸定邸庭園横入り口(閉鎖)


戸定邸


戸定邸庭園から富士山の方角


部屋からみる楠と高野槙の大木


広場への通路のフジの鉢


モモイロフジ


ナガフジ


メモ

・戸定邸は、8棟の建物が連なる屋敷で、明治前期の大規模な上流住宅の姿を伝えるものとして、国の重要文化財に指定されている。
・戸定邸庭園は芝生を用い、洋風を取り入れた庭園で千葉県の指定名勝。
・戸定歴史館は徳川昭武の資料を展示。


西光院のボタンの花満開

2007-04-27 | 動物

西光院のボタンが満開になった。
明日は本堂で「ボタンコンサート」が開催される。入場無料。

撮影2007年4月27日午前11時頃
ボタン科ボタン属
学名「Paeonia suffruticosa」
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本堂前右側


本堂前会館横


本堂の横


本堂横の枯山水


本堂裏のボタン園

 
 


シャガの花満開

2007-04-27 | 動物

シャガの花は1日花。次々開花している。
撮影2007年4月24日

アヤメ科アヤメ属
学名「Iris japonica」


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メモ
・シャガは繁殖力が強く。山林や谷間でしばしば大群落をつくる。
・草たけ50~60cmで常緑の葉はやや厚く、光沢がある。
・淡い紫の花は朝に開花し、夕方にはしぼむ。
・ヒメシャガの花びら(外花被)の中央は白く、先がへこんでいるが、この種の外花被は中央の脈に沿って黄橙の斑紋があり、上にとさか状の突起がある。



ホウチャクソウ(宝鐸草)の花

2007-04-26 | 動物

松戸市戸定が丘歴史公園に咲いていた。手入れをしていた方の話では、努力が実って最近やっと増えてきて、今がお花の真っ盛りとのことだった。
撮影2007年4月24日
ユリ科チゴユリ属 学名「Disporum sessile」

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満開のホウチャクソウ

円筒形の花を茎頂から垂らす


メモ

・丘陵などの林床に生え、茎の長さは30~50cm。葉は長さ5~15cmで、柄は長く、長い楕円形で先はとがり、毛はない。茎は上の方で枝を分け、その先に1~3個の花を垂らすようにつける。
花は長さ2.5~3cm。円筒形で、花被片を広げて咲くことはない。
花被片は白いが先は緑色となる。
・名前は下垂する花を宝鐸(寺社の屋根の先につるす飾り鐘のこと)に見立てたことに由来すえう。  新星出版「山野草図鑑」より


ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)の花

2007-04-25 | 動物

公園(松戸市戸定が丘歴史公園)の中に、紅色の目立つ木があるので近づいて見ると、ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)だった。すでに満開の時期は過ぎていた。新芽が美しかった。  撮影2007年4月24日

マンサク科トキワマンサク属 学名「Loropetalum chinensis」

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ベニバナトキワマンサク


ベニバナトキワマンサクの花


花一輪


新芽

 
メモ

・本州や九州の一部に自生があるが、庭木として見かけるのが一般的。
・トキワ(常盤)は常緑であることを意味し、花がマンサクに似ていることが名前の由来。
・花期はマンサクより遅い4~5月で、花はマンサクより大きく、花にシワやネジレがない。         日本文芸社「樹木図鑑」より


大堀川にバンが1羽とコガモのつがいがいた。

2007-04-24 | キママ日記

大堀川の遊歩道から、偶然「バン」が水面に降りようとしているところを見かけた。カメラを向けても、全く気づかない様子で、ゆったりと泳いで向こう岸へ向っていった。さらに上流には、杭の上にコガモのメスが、水面にはオスがいた。オスの呼びかけにも、メスはまだまだ昼寝をしたい風情だった。

撮影 2007年4月22日午後4時半ころ
写真はそれぞれ3枚あります

画像にマウスをおくと静止します
左右のボタンクリックでその方向に動きます


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メモ

・バン「Gallinula chloropus」 ツル目クイナ科

全長32cm
留鳥または冬鳥。平地から山地の湖沼、河川、水田、湿地などで見られる。体全体に黒く、脇には白色斑があり、尾の下側の両側は白い。くちばしと額は赤く、くちばしの先端と足は黄色。幼鳥は全体的に褐色で、くちばしも赤くない。警戒心が強く、すぐ草むらなどに逃げ込む。水辺を歩いたり、泳ぎながら、動物質、植物質のものを何でも食べる。

・コガモ「Anas crecca」 カモ目カモ科
全長38cm
冬鳥。湖沼、河川などで見られる。小形のカモで雄の頭部は緑色と栗色、体は灰色で腰の両側は黄色。雌は全身褐色。翼鏡は緑色。日中は休息し、夕方から活動する。石についている藻類や水田の落穂、イネ科植物の種子などを食べる。
鳥図鑑サイト「鳥ー調子周辺で見られる鳥」より



今年も咲いたウラシマソウ(浦島草)

2007-04-23 | 動物

近所の農家の大きな竹林に、今年も数十本のウラシマソウが花をつけた。
和名は、釣り糸をはねあげたような付属体の形を、浦島太郎がつりをしている姿に見立てたものだと言うが、珍しい形をしている。
サトイモ科テンナンショウ属
学名「Arisaema urashima」
撮影2007年4月21日

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もうそう竹の間に芽を出し、花をつけたウラシマソウ
葉は1枚で上部で掌状にわかれている


浦島太郎のつり糸に見立てたひも状の付属物
糸状のものは40~60cmになる


笣(花びらで1枚のみ)
笣の中には、棍棒状の花序があり、上部で太まって後糸状になる


竹の子も元気


メモ

・生育地は山野の林
・分布は、北海道西南部、本州(中国地方以北)~九州
・花色(笣)は暗紫褐色に白のすじ
・花のつきかたは、花茎の先につく、雌雄異株
・花びら(笣)は1枚
・花の大きさは(笣の大きさ)10cm
・葉の形は掌状
・葉のつき方は根生
・茎の高さは30~50cm
・生活型 多年草          山渓「山の花」より


ヒメフウロの花

2007-04-22 | 動物

近所のお宅のブロック塀コンクリート道路の隙間にこぼれ種から生えたと思われるヒメフウロの花が咲いた。今回はラッキーなことに、開花してから受粉が終わるまでの花の様子が撮れた。この後、結実し完熟後にカタバルト方式で種子が飛んでいくところが撮れるといいなと思っている。
撮影2007年4月21日

フウロソウ科フウロソウ属
学名「Geranium robertianum」
別名「シオヤキソウ(塩焼草)」

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つぼみ


蕾が開き始める


開花したヒメフウロ 葯のついたオシベが見える


オシベが立ち上がって、メシベに花粉をつける(自家受粉)
メシベの先の黄色いものが花粉(葯)


受粉が済んでメシベの先のとがったものは、葯が落ちたオシベ

ヒメフウロの花が咲いているところ
ブロック塀と道路の隙間 ど根性ヒメフウロ

 
メモ

・本州・四国の一部の石灰岩地に生育する2年草。全体に特有のにおいがあり、このにおいが塩を焼いたにおいににていることから「シオヤキソウ(塩焼草)」の別名がある。
・茎は直立して20~40cmになり、茎も葉もこまかい毛におおわれている。
・葉は、質が薄く、深く3~5裂しさらにこまかく裂ける。
・花は1.5cmほどで紅色。    山渓「日本の野草」より


西光院のボタン

2007-04-21 | 動物


 西光院のボタンの一部が開花し始めた。ボタン園全体を見るとまだ数株の開花だ。ピンク・赤系統が開花始めたが、薄紫系統は全く開花していなかった。

ボタン科ボタン属
学名「Paeonia suffruticosa」


マウスオンの2枚セットです。


↓ 本堂の両脇にもボタンの花

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↓ 本堂左側のボタン

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↓ 枯山水の橋の手前のボタン

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↓ 本堂裏側斜面のボタン園の様子

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↓ 本堂裏側斜面のボタン園の様子

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引っ付いて離れないヤエムグラ(八重葎)

2007-04-21 | 動物

幾重にも重なり合って生えるので八重ムグラといわれるそうだが、藪や空き地や畑などどこにでも生える。しかも、さわると引っ付くので要注意!。
撮影2007年4月
アカネ科ヤエムグラ属
学名「Galium spurium var.echinospermon」
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葉のわきに1mmほどの4花弁の花がつく

葉は線形で長さ1~2cmで6~8枚輪生する

葉の先にトゲが見える

果実は2mmほどで2個くっついている

幾重にも重なり合ってのびていく


メモ

・幾重にも重なり合って生えるので八重葎と言われる。
・人家近くの空き地や藪に生える1~越年草。
・茎に下向きのトゲがある。
・葉は線形で、長さ1~2cmあり、6~8枚輪生する。
・葉のわきに1mmほどの黄緑いろの4花弁の花をつける。
・果実は2mmほどの球形で2個がくっつき、カギ型の毛があって衣服などに付着する。
・分布は日本全土    山渓「日本の野草」より


孤独を好むか?「トキワハゼ」

2007-04-20 | 動物

トキワハゼが庭のあちこちに小さな花を咲かせている。
集団で咲くわけではなく、ポツンポツンと散らばって咲いている。
茎は根元に集まり、横に這う枝はだしていない。
撮影2007年4月
ゴマノハグサ科サギゴケ属
学名「Mazus japonicus」

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ムラサキサギゴケに似たトキワハゼの花


根元の葉は大きく対生、上部は小さくなって互生


メモ
・人里近くどこにでも普通に見られる1年草。ムラサキサギゴケに似ているが、横にはう枝を出さない。茎は根元に集まり、葉の間から少数の枝を出し高さ6~20cmになる。根元の葉は大きく対生し、上部のものは、小さくなって互生する。葉は倒卵形で浅い鋸歯がある。茎の先に小さな花をまばらにつける。花冠は淡紅紫色の唇形で、長さ1cmほどである。日本全土に分布する。
          山渓「日本の野草」より


植木鉢をじわじわ占領してゆくツメクサ

2007-04-19 | 動物

植木鉢の中でツメクサが勝手に増えて小さな白い花を咲かせた。
日が当たり始めると花を開き、夕方には閉じる。
雨や曇りの日は終日閉じている。
撮影2007年4月
ナデシコ科ツメクサ属
学名「Sagina japonica」

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ツメクサの白い小さな花

当然蕾も小さい

植木鉢の中でじわじわ増えて行く

実が出来た(中に種がぎっしり詰まっているはず)

少し開いた中に黒い小さな種


メモ
・庭や道端などに生える小形の1~越年草。茎は株の根元から枝分かれし、高さ2~20cmになる。葉は対生し、針形で長さ5~20mm、深緑色で先はとがる。葉のわきから長い花柄を出し、白色5弁の小さな花を開く。花柄や萼片には短い腺毛が生える。果は卵形で先が5裂する。種子は広卵形で細かいとがった突起がある。和名は葉の形が鳥の爪に似ていることによる。分布は日本全土。
   山渓「日本の野草」より