柏の葉公園のソシンロウバイ(素心蝋梅)が満開。
ソシンロウバイの花は、花びらから花の中まで黄色い色をしている。
がくと花弁の区別が不明瞭で、蕾を覆っているがくは褐色だが、
開花時には内側のものが伸びて大きくなり、伸びた部分は黄色になる。
雌性先熟で、開花直後は雄しべは開いているが、その後雌しべにひっつく。
ロウバイ科ロウバイ属
2015年1月29日午前10時50分
↓ ソシンロウバイの花 その1
↓ 開花したばかりの花は雄しべが開いている。
↓ ソシンロウバイの花 その2
↓ 開花してしばらく経った花は、雌しべに雄しべがひっついている。
柏の葉公園のロウバイ(蝋梅)の花も満開。
ソシンロウバイの花と競演。
ロウバイ(蝋梅)の花は、花の内側の花被片が小型で暗紫色。
花はややソシンロウバイよりも小さめ。
花弁もやや細く、花の形が少々ばらけている感じ。
ロウバイ科ロウバイ属
2015年1月29日午後12時
柏の葉公園のベニバナマンサク(紅花万作)が開花し始めた。大事にたたまれた赤いリボンが少しずつほどけてくるようだ。近くに植栽されているニシキマンサク(錦万作)とマンサク(万作)の開花はもう少し後になりそうだ。
ベニバナマンサクは前年枝の葉腋から花柄を伸ばし、花を咲かせる。
花弁は4枚、煤けたような暗い赤色で、鮮やかな赤色ではない。
昨年の3種類のマンサク(万作)の花の競演は→クリック
マンサク科マンサク属
2015年1月29日午前10時55分
↓ ベニバナマンサクの全形、一部昨年の枯葉が残っている。
↓ 大きな2本のマンサクは、ちょっぴり黄色いリボンが見えている。
↓ 3種類のマンサク
↓ 日陰には霜柱がたっていた。
近所のアジサイ(紫陽花)の冬芽。
アジサイの冬芽は鱗芽、頂芽は、早くに芽鱗が落ちて裸芽になる。
葉痕は腎形、維管束痕は3個。
アジサイ科 アジサイ属
2015年1月26日午前8時40分
大堀川近くの保育園に植栽されたガマズミ(莢蒾)の冬芽。
冬芽鱗芽、長さ3~5mm卵形、頂芽は1個でやや大きい。
芽鱗は帯紫暗褐色で祖毛がはえる。葉痕は浅いV字形。
維管束痕は3個。
スイカズラ科 ガマズミ属
別名「アラゲガマズミ」 雌雄同株
2015年1月25日午前8時15分、
↓ 何かのミノムシ?
ガマズミの果実(2014/10/29)
柏公園入口取り付け道路遊歩道に植栽されたフッキソウ(福貴草)の果実。
果実は卵形の核果でツノがある変わった形をしている。
実のそばの花穂にはすでに雌雄のツボミができている。
草とつくが低木で、年中葉が青々としているので、
繁栄のシンボルとしてお目出度い名前がついたそうだ。
ツゲ科 フッキソウ属 常緑低木
別名「キッショウソウ(吉祥草)、キチジソウ(吉事草)」
2015年1月21日午前9時
↓ ツノがついた実とその横の細長い形の雌花のツボミと多数の丸い形をした雄花のツボミ。
↓ ツノがある白い実の下の方に雌花のツボミ、上に雄花のツボミ。
開花は3月~6月ころか?
フッキソウの花 (2014/11/6)→ クリック
↓ 遊歩道の植え込みにグランドカバーとして植栽されているフッキソウ。
大堀川調整池の下流の水草のそばでハシビロガモ(嘴広鴨)が休憩中。
左からハシビロガモ(♂)、ハシビロガモ(♀)、コガモ。
なかなかはっきりと撮れない、近くにくることもあるだろうから、それを待ちたい。
カモ目マガモ属
2015年1月19日午前7時40分
↓ ハシビロガモ(♂)
頭が緑色、背は白色と黒色、胸は白色、腹・わきは赤褐色、尾は白色。
くちばしは黒色でヘラ型で大きい。目の色は黄色。
↓ ハシビロガモ(♀)とコガモ
大堀川防災調整池のコガモ(小鴨)の群れ。
コガモは渡り鳥で、冬になるとここ大堀川でも多数見られる。
コガモの番は、10月から翌年6月の長い間にかけて形成され、
抱卵期に解消されるそうだ。
カモ科マガモ属
2015年1月19日午前7時
↓ コガモの群れの中に嘴が広いカモが見える。ハシビロガモか?
↓ 1羽のコガモが飛び立つ
↓ コガモ(♂)
頭部のサングラス模様が光りによって、緑とも青とも見えるのが美しい。
↓ コガモ(♀)
大堀川防災調整池の朝、午前7時ころ。
大堀川防災調整池で良く見かけるアオサギ(青鷺)、目の前で飛び上がった。
↓ 丸の中を拡大すると
↓ 調整池へ流れ込む用水路へ着水
↓ 先客のコガモ(♂)とご対面
↓ 場所を変えよう
アオサギ(コウノトリ目サギ科)
2014年1月19日午前7時
大堀川調整池で採餌するオオバン(大鷭)とバン(鷭)に出会った。
オオバンは餌を探して、勢い良く水中に潜り、その後に綺麗な水紋が見えた。
ツル目クイナ科
2015年1月15日午後4時20分
採餌の様子は動画でもどうぞ。
↓ 調整池の枯れた草むらでは、バン(鷭)が採餌中だった。
バン(鷭)は大きさはハト位、全身灰黒色で下尾筒は白色。嘴の基部に前額を覆う赤い肉質の額がある。
オオバン(大鷭)は、額板・嘴が蒼白色。
我が家の周囲では、秋の紅葉が大変美しいタムケヤマを植樹してあるお宅が多い。
冬芽もふっくらと可愛らしく、色も綺麗。
タムケヤマ(手向山) カエデ科 カエデ属
別名「ベニスカシ・ベニシダレ・ハゴロモ」
イロハモミジの園芸品種の一つでヤマモミジ系
2015年1月14日午後3時20分
↓ 細い枝には多数の冬芽。
↓ 紅葉の美しいタムケヤマ(2014/11/27)
大堀川調整池遊歩道には、コブシ並木が作られている。どの木にも元気な冬芽が見えた。春先の開花が楽しみだ。
コブシの冬芽は、互生し長い毛をつけた大きい芽鱗に包まれる。頂芽は側芽より大きく長さ10~15mm、花芽は長卵形で特に大きく長さ20~25mmある。托葉痕は枝を一周し、葉痕はV字形または三日月形で髄は大きい。
2015年1月14日午後3時45分