久しぶりに立派なアカメガシワの実を見つけた
2015年の記録以来かもしれない
トウダイグサ科アカメガシワ属
大掘川法面の樹木が元気だ。野鳥の落とし物等から勝手に芽を出し成長。
勝橋近くのオニグルミは特に大きい。橋の上から見ると法面を覆い尽くしている。
クルミ科 クルミ属
↓ 勝橋を背に撮ると 実も確認
↓ 勝橋と新堤橋の間あたりには2本の樹が仲良く並んで
まだ実を付けていない若いオニグルミの樹も多数成長している。
いずれ伐採されてしまうのだろうか。
1週間前には 沢山の幼虫が元気にキンカンの葉を食べて成長していたが
予想していたとおり殆ど野鳥のご飯にされたらしい。
今朝見ると1匹だけ新しい幼虫が確認できた。
キンカンの木がまだ小さいので、幼虫が身を隠す枝葉がない
新葉が出てくるとそれを食べてしまうので幼虫の体は鳥からは丸見え
↓ 新しい葉が出始めている
↓ 青い実が二つ確認できたがこのまま実るかどうかわからない
大掘川法面のヌルデの木が大きく成長して花が咲き始めて良く目立つ。
法面の樹の伐採がされないので助かっている。
この調子だと沢山の果実が期待出来る。
ウルシ科 ウルシ属 別名「フシノキ・カチノキ(カツノキ)」落葉小高木、雌雄異株
↓ 近づいて横から見ると
↓ ヌルデの花(2013/09 撮影)
大掘川法面で一番元気な花はクズの花だろう。
草であろうが樹であろうが絡みつき這い上がって伸びていく。
ヌルデの木に這い上がったクズ
マメ科クズ属
↓ こちらは丈夫な竹の間に這い上がったクズ
↓ これから開花しますよ・・葉ッパも生き生き怖い草木なし
↓ メモ
クズの花(16/08/08)
花びらは5枚、蝶形花。花序の長さは10~20cm。花の大きさは長さ1.8~2cm。
・秋の七草のひとつ。
・根からとったでんぷんを葛粉というが、昔、奈良県の国栖(くず)が
その産地だったことからクズの名がついたと言われる。
・生育地は土手、斜面、線路沿いなど。
・分布は全国・花期は7月~9月・花色は紅紫いろ・花の付き方は、
葉の先からの柄に総状に多数つく。
・花びらは5枚、蝶形花。花序の長さは10~20cm。
・花の大きさは長さ1.8~2cm。
・葉の形は3出複葉、裏面に白い毛。
・葉のつき方は互生。
・茎の高さ つる性 20m。
・生活型 多年草。
参考文献 山渓「ポケットガイド野の花」
いつの間にか蕾が立ち上がり、白い花は開花していた。初めて裏庭に夫が植えたのがたしか2015年頃だったが、それ以来肥料をあげるわけでも無くほったらかし状態だったが、赤い花はかなり増え 白い花は減ってきたようだ。
山渓「ポケットガイド野の花」によると、名は彼岸に咲くからで、曼珠沙華は梵語で「赤い花」の意味。結実せず、地下にある「りん茎」という球根で増える。人里付近にしかなく、古い時代に中国から渡来したらしい。葉は花後に伸び始め、冬を越して夏に枯れる。夏は完全に休眠する。花は、外花被片3、内花被片3で、雄しべは花の外に長く飛び出る。
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
以前はヒガンバナの開花情報であちこち写真を撮りにいくのが楽しくて仕方なかったが、最近はカメラが重たく感じ出かける気分には全然ならない。写真もスマホに頼りきり 情けない限りだ。
舗装されていない遊歩道は草が人の背丈より高くなり歩けない状態
仕方がないから川を挟んでセンニンソウの群生を撮る
この場所は六年ほど前に群生していた場所
キンポウゲ科 センニンソウ属 別名「ウマクワズ」
↓ こちらはお寺のツツジの植え込みに咲き始めたセンニンソウ
今年初めて見かけた
↓ 近くで見られればこんな写真も撮れるのだが(2016/08/26撮影)
昨年は草刈りの時期の影響だと思われるが、殆どセンニンソウの花が見られなかったが
今年は大掘川法面には結構群生が見られる。草刈りされるまでの命だが。
駒木橋から下流の遊歩道を歩くと、オオブタクサとクズがわが物顔で茂っている。
これから雄花が花粉を飛ばそうという状態になっている。
オオブタクサは風媒花なので、花粉症の人には辛い季節が始まる。
キク科ブタクサ属 別名「クワモドキ」
↓ 礫間浄化装置になっている川床にもオオブタクサが多数
↓ 新堤橋から見ると 正面奥の橋は新橋
↓ ユーターン 歩道の近くにセイバンモロコシの群生 法面にオオブタクサ
メモ
↓ オオブタクサの花穂 雄の頭花から花粉が飛ぶ(2016/09/15 撮影)
そろそろ遊歩道の草刈りも始まるらしいので、オオブタクサの花粉が飛ぶ前に完了してほしい。
今年初めて花が咲いたキンカンにアゲハの幼虫がたくさん
折角の新芽は幼虫のご馳走に
しかし 庭にくるムクドリなどに捕食されて蛹まで生きのびることが出来るかどうか
生存競争は激しい
↓ 花は咲いても実にならない やっと一つ小さな実を見つけたが・・・
このところ、大掘川法面の草刈りがされていないので、私の背丈を越えるほどに成長
イネ科モロコシ属
大掘川水辺公園斜面を下る 両側にセイバンモロコシ群生
↓ 途中で振り返る
↓ 下まで降りて振り返る 左側上が車道 真ん中のセイバンモロコシ群生の斜面を挟んで右側に川
↓ コンビニから橋を渡ってユーターンして振り返る ここも遊歩道周りはセイバンモロコシ群生
↓ ここでちょっと休憩 ここまで20分ほどのウオーキングなのだが給水 周りはセイバンモロコシだらけ
↓ 最初にスタートした場所に戻った 夕焼けが美しかった
↓ メモ(過去のブログからセイバンモロコシの花 2014年8月23日午前6時50分)
黄色い色をして沢山ぶら下がったように見える雄花、小さなブラシのような雌花。
セイバンモロコシ(西播諸越)の花、先ず雌花の柱頭があらわれる。
雌しべ(1)⇒雌しべ(2)⇒雄しべ
↓ 花穂(2013年8月15日撮影)
以前大掘川の斜面に数株咲いていたが、今年5月に気づいた時は一株2本咲き始めていた。その後草刈りが入り全部綺麗に刈り取られてしまった。ゴマノハグサ科 モウズイカ属別名「ニワタバコ」
↓ ビロードモウズイカの花
花径は2cm位、花冠は5つに裂ける。1本の緑色をした雌しべと
5本の雄しべ、雄しべの2本は長く、3本が短い。短い3本には白い毛が密生。
花は早朝に開花おひるにはしぼむ一日花。(2014/06/03撮影)
久しぶりの投稿
何かと気が滅入ることが多く、ご無沙汰だったが、そろそろ日々の記録を残さなくては・・・・
このへんでは珍しいニンジンボクの花にであった。この花を初めて撮ったのは10年前で、夫が元気な頃会津の御薬園を訪ねた時だった。
夕方のウオーキングで少し風が出てきてピンボケだがこれも記録のうち
クマツヅラ科ハマゴウ属
↓ 御薬園で撮ったニンジンボクの花