なかなかお掃除できないよ~
昨年サークルの友人から頂いたフジバカマ(藤袴)が開花。
大人の背丈ほどに成長し花も沢山ついた。 昨年のフジバカマ(藤袴)
キク科 ヒヨドリバナ属
撮影2009年9月26日午前8時ころ
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↓ 大きく成長したフジバカマ(藤袴)
↓ フジバカマ(藤袴)の花は、5個の筒状花がまとまっていて、雌しべの先が二つにわれている。
↓ フジバカマ(藤袴)の筒状花が一斉に開花、2本にわかれた雌しべが大混雑。。
↓ フジバカマ(藤袴)の蕾、五つの筒状花がわかる。
メモ
・秋の七草の一つで、日本のものは奈良時代に中国から渡ってきたと考えられている。自生のものは極端に少なく、絶滅危惧種に指定されている。
・葉には香気がある。
・栽培品は色が濃いが、自生のものは淡い。
・花色は淡紅紫色・白色。
・筒状花だけの小さな頭花を散房状にたくさんつける。
・筒状花なので花びらはない。
・葉は、長楕円形、対生、3深烈し縁にギザギザがあるが、上部の葉は裂けない。
・茎の高さは1~1.5m。
参考文献 山渓ポケットガイド「野の花」
生協の斡旋で矮性のキキョウ(桔梗)花苗を購入。
キキョウ(桔梗)の花は開花したばかりの頃は柱頭は未成熟でその周りを雄しべが取り囲んでいる。
開花の後、雄しべは葯を開き花粉をだし、花粉は花柱の周りの毛につく。葯が空になると雄しべは倒れて、花柱から離れる。
この頃雌しべの柱頭は成熟していないので自家受粉は行われない。
キキョウ(桔梗)は他家受粉で雄しべ先熟の良い例だ。
キキョウ科 キキョウ属
撮影2009年9月27日午前7時ころ
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↓ 開花したばかりのキキョウ(桔梗)の花。柱頭の周りを雄しべが取り囲んでいる。
↓ 雄しべが葯を開き花粉を出し始める。
↓ 雄しべの葯が全部開いた。(花粉は未だ残っている)
↓ 雄しべの葯の中の花粉は殆ど空になった。この時雌しべの柱頭は未成熟で自家受粉出来ない。
↓ 右側が開花したばかりのキキョウ(桔梗)、左側が前日開花のキキョウ(桔梗)、雄しべの変化がわかる。
↓ 矮性キキョウ(桔梗)の花
↓ キキョウ(桔梗)の蕾
参考文献 ヤマケイポケットガイド「野の花」
柏の葉公園のコムラサキ(小紫)は木も人の背丈を越えるくらい大きくなり、濃紫色の果実がたわわに実っていた。
クマツヅラ科 ムラサキシキブ属
撮影2009年9月20日午前11時ころ
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↓ 人の背丈より大きくなったコムラサキ(小紫)の木。どの枝にも果実がビッシリついている。
↓ コムラサキ(小紫)の花 撮影2009年7月11日
梨の一番晩生で、10月に収穫できるという「王秋」がある市内の梨園を訪ねた。
「王秋」は中国梨のクオーターで、つりがね状の形と独特の風味が特徴。
今の収穫の主役は「新高」で、1個の重さが大きなもので1kg前後もあり、この重さに耐える木の力は凄い。
だから、もぎ取る時に下に引っ張ってもとれない。もぎ取るコツがある。
また、「新高」は梨のなかでは、一番最初に花が咲き、収穫は最後の方なので、実も大きくなる。
オーナーのSさんから1本の木に2種や3種の梨の木を接いである珍しい木を見せていただいた。
帰りに「かほり」と「新高」を買ったが、倍近くおまけをしていただいた。有難うございました。
撮影2009年9月26日午後4時ころ
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↓ 10月中旬ころ収穫できる「王秋」
↓ 1本に2種の接木をした梨。左側が「王秋」
↓ 1本の木に3種の接木をした梨。左側は収穫の終わった「かほり」、中が「王秋」、右側が「豊水」。
釣り鐘状の美しい形をした「王秋」
↓ 購入した梨。左「かほり」、中・右「新高」。「かほり」は緑の大果でほんのりリンゴの香りがする。
↓ イガの割れたクリもあった。
↓ S婦人が描いた看板
すぎの梨園 はこちら
柏の葉公園のホオノキ(朴木)に変わった形の果実が実った。
モクレン科 モクレン属
別名「朴(ほお)」、「朴柏(ほおがしわ)」
撮影2009年9月20日午前10時ころ
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↓ たくさん実がついている大きなホオノキ(朴木)
↓ ホオノキ(朴木)の実。野鳥が落としたのだろうか?地面に落ちていた。
袋果が集まった集合果。長さ10~15cmの長楕円形。袋果は赤褐色で中に長さ1cmほどの種が2個入っている。
↓ ホオノキ(朴木)の花 2007年5月10日撮影
メモ
・「ほお」は「ほう」(包)の意で、 大きな葉に食べ物を盛ったことから命名された。
・「朴葉焼き(ほおばやき)」は朴の木の葉に、刻んだ山菜と味噌をのせて炭火で焼いたもの。香ばしくおいしい。
・5月頃、香りのある大きな白い花が咲く。
・幹などの材は軟らかく均質で、今でも下駄(げた)の歯や家具の引きだし、 版画用の板などに使われる。
参考文献 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」
一日中快晴で、真夏が戻ったような日だった。少し涼しくなった夕方、散歩の帰りに素敵な光景に出会った。
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↓ 撮影2009年9月24日午後5時52分
↓ 撮影2009年9月24日午後5時55分
ヒガンバナの開花情報があちこちで伝えられる季節になった。
今年は未だ群生地の見学に行っていないが、とりあえず裏庭のヒガンバナを撮った。
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
撮影2009年9月23日午前8時ころ
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↓ 花茎の上に通常6個の花が咲く。
花弁は6枚でリボン状で絡み合う。雄しべ6本、雌しべ1本。雄しべの葯が目立つ。
柏の葉公園内の日本庭園の池で、ホテイアオイ(布袋葵)が開花。
繁殖力が強く、「青い悪魔」と呼ばれている。
国際自然保護連合(IUCN)種の保全委員会が作成した 世界の侵略的外来種ワースト100 に選ばれている。
窒素を吸収するので、水質浄化のために、植えられた場合は、冬に枯死する前に全部引き上げないと、腐って水質悪化に拍車をかける。
ミズアオイ科 ホテイアオイ属
別名」ウオーターヒヤシンス」
撮影2009年9月20日午前10時ころ
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↓ ホテイアオイ(布袋葵)の美しい花
↓ 葉柄が膨らんでいるのがわかる。
↓ ホテイアオイ(布袋葵)の花の群生
メモ
・ホテイアオイは南米原産の帰化植物。
・池などの流れの少ない水面に浮かんで生育する水草。
・当初観賞用として持ち込まれたものが、各地の湖沼などで大繁殖して問題を引き起こしている。
・葉柄が膨らんで浮き袋のようにり、浮き袋の半ばまでが水の中にある。
・花茎が葉の間から高く伸び、大きな花を数個~十数個つける。
・花は青紫で、花びらは六枚、上に向いた花びらが幅広く、真ん中に黄色の斑紋があり、周りを紫の模様が囲んでいる。
・花が咲き終わると花茎は曲がって先端を水中につっこみ、果実は水中で成長する。
・熟した果実は水中で裂開し、水中に種子をばら撒く。
・種子から発芽した実生は浅い水中や水辺の泥の上で土中に根を下ろして成長し、その後葉柄に浮袋を生じて水面に生活の場を広げる。
参考文献 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルメリアのプランターにこぼれ種からビオラが成長し花もつけていた。
気付いたら、ツマグロヒョウモンの幼虫が6匹以上もいて、痩せたビオラの茎や葉にしがみ付いていた。
このままだと可哀想なので、ビオラを10株植えた。気付いて移動してくれれば今年中に羽化できるかもしれない。
撮影2009年9月23日午前8時ころ
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↓ アルメリアのプランターのこぼれ種から成長したビオラを食べているツマグロヒョウモンの幼虫。(大きさは2センチ弱)
↓ ツマグロヒョウモンの幼虫
↓ 茎も葉も花まで食べられている気の毒なビオラ
↓ プランターから1m位のところに新しく植えたビオラ。
柏の葉公園のクサギ(臭木)に光沢のある藍色の実が出来ていた。
花が咲いている時も、全体に傷みが激しいような気がしたが、相変わらず全体的に傷みが激しい。
もっと綺麗に実ると期待していたのだが・・・
白い花が光沢のある藍色の実に、根元の赤い萼が綺麗に開いた。
クマツヅラ科 クサギ属
撮影2009年9月20日午前10時ころ
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↓ クサギ(臭木)の木
↓ クサギ(臭木)の花 撮影2009年8月24日
メモ
・落葉小高木。高さ4~8mになる。
・果実は核果。直径6~7mmの球形。10~11月に熟すと光沢のある藍色になる。
核は4個で合着して球形になっている。表面には網目状の隆起した模様がある。
・若葉は山菜、果実は草木染、根は薬用になる。
参考文献 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」
柏の葉公園のヤブミョウガ(藪茗荷)の美しい果実が大豊作。
色づき始めたヤブミョウガ(藪茗荷)の果実は、白・淡青・青・濃紺といろいろな色が観察できる。
更に、咲き始めの白い花も観察できる。この花は雄花と両性花がある。
ツユクサ科 ヤブミョウガ属
撮影2009年9月20日午前10時ころ
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↓ ヤブミョウガの葉は表面がざらつく。葉が2列に出ないことなどでミョウガと区別
メモ
・5月頃から発芽し、夏にかけて草丈 50cm〜 1m 前後に生長。
・ミョウガに似た長楕円形の葉を互生させ、葉の根元は茎を巻く葉鞘を形成する。
・葉は茎の先端部分だけに集中する。
・ヤブミョウガの葉は表面がざらつくところ、葉が2列に出ないことなどでミョウガと区別できる。
・8月頃になると茎の先端から花序をまっすぐ上に伸ばし、白い花を咲かせる。
・花には両性花と雄花があり、前者は白い雌蘂が目立ち、後者は黄色い葯の付いた雄蘂が目立つところで判別できる。
・白い花弁が 3枚、萼も白く 3枚、雄蘂 6本、雌蘂 1本で、花冠の直径は 8mm 程度。
・花が終わると初秋にかけて直径 5mm 程度の球状の実を付け、じきに葉を落とす。
・実は若いうちは緑色で、熟すと濃い青紫色になる。
・この種子のほか、地下茎を伸ばしても殖え、群生する。
参考文献 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柏の葉公園のススキ(薄)の穂が青空に映えて美しかった。
古名は「オバナ」秋の七草の一つ。「カヤ」と呼んで屋根をふくのに使われた。
イネ科 ススキ属
撮影2009年9月20日午前10時ころ
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↓ 秋晴れの気持ちのよい日曜日なので、スワンボートも親子連れで大人気だ。
↓ 池側から見るススキ(薄)の大株
サークルの帰り道、団地の斜面に数株ツルボ(蔓穂)が咲いていた。
今まで、ドライブの途中などで見かけたことはあったが、撮ったことがなかったので、ラッキーな出会いだった。
ユリ科 シラー属
撮影2009年9月15日午前10時ころ
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↓ どのツルボ(蔓穂)の花穂も果実ができ初めていた。
メモ
・多年草。
・花びらは、外花被片3、内花被片3。
・花被片の大きさ長さ3~4ミリ。
・花期に根生葉のあるものとないものとある。
参考文献 ヤマケイポケットガイド「野の花」
散歩の途中で、農家の方から頂いたポット入りのミズヒキが開花。
タデ科 ミズヒキ属
撮影2009年9月17日午前7時半ころ
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↓ ミズヒキの花
花弁に見えるものは萼片。4つに分かれ、紅色と白色に染め分けられている。
↓ ポット植えのミズヒキ
メモ
・花は托葉鞘の中から出る。
・花弁に見えるものは萼片で、4つに分かれ、紅色と白色に染め分けられている。(水引の名の由来)
・開いた萼片は閉じて果実を守る。
・萼片は果実が熟して落下するまで長く紅色で、花穂を彩っている。
・花穂には微細な毛があり、托葉鞘と托葉鞘の間は長いので、花は点々と付いているように見える。
参考サイト ミズヒキの花 お世話になり有難うございます