柏の葉公園のピンク系のハナモモ(花桃)が満開だった。
ハナモモは花を観賞するために改良されたモモ。
サクラの咲く時期に前後して最盛期を迎え、色もピンクや赤や白と豊富。
参考サイトNHK趣味の園芸ハナモモの育て方
バラ科スモモ属
2014年3月28日
柏の葉公園には、白花のハナモモもあり、ピンク系に遅れて開花する。
柏の葉公園にはヒュウガミズキ(日向水木)の植え込みが多数ある。丁度花が満開だった。
ヒュウガミズキは葉が展開する前に開花、花序は短く淡黄色の花が1~3個つく。
花は長さ1.5cmほど、雄しべは花弁よりやや短く、葯は黄色。
マンサク科 トサミズキ属
別名「ヒメミズキ」
参考サイト 樹木図鑑ヒュウガミズキ
2014年3月28日
柏の葉公園のボケ(木瓜)の花が満開。
ボケ(木瓜)は実が瓜に似ており、木になる瓜「木瓜(モケ)」と
呼ばれたものが「ボケ」に転訛したと言われている。
バラ科 ボケ属
2014年3月28日
↓ ボケ(木瓜)の実、2014/3/15撮影。
沢山のツボミの中で、最後を迎えているようだった。
メモ
・落葉低木
・樹高 :1~2m。
・枝:若枝は褐色の毛があり、古くなると灰黒色。
・幹:樹皮は縦に浅く裂け、小枝は刺となっている。
・葉:長楕円形・楕円形。長さ 5~9cmで鋭頭でまれに鈍頭。基部はくさび形で細鋭鋸歯縁。
・花:3~4月に葉よりも先に開く。短枝の脇に数個つき径2.5~3.5cm。色は基本的に淡紅、緋紅。白と紅の斑、白などがある。
参考サイトWikipediaボケ
柏の葉公園のハナノキは毎年撮っているが、今年も葉が展開する前に
樹冠を赤く染めて、まさにハナノキになっていた。
ハナノキは雌雄異株。
この木は雄株。
ハナノキ♂の花弁は0~5枚、花柄は5mmほどで短い、
雄しべは5~6本、葯は黒紫色
参考サイト木々@岸和田ハナノキ
ムクロジ科カエデ属
別名「ハナカエデ」
2014年3月28日
↓ 向きを変えて撮る
↓ 樹皮は灰白色で成木になると縦に裂けてくる
↓ ハナノキ♂の花弁は0~5枚、花柄は5mmほどで短い、
雄しべは5~6本、葯は黒紫色
↓ 下には花が落ちていた。暫くすると、落ちた花で赤い絨毯ができる。
柏の葉公園で初めてハナノキ(花の木)の雌花を撮った。
遠くからみると、木の上の方が赤くなっているので若しかしたらハナノキ?と思って近づいてみた。
以前撮ったハナノキ♂と違うので、♀と確信した。残念ながらプレートは付いていなかった。
樹冠を赤く染めて、まさにハナノキになっていた。
ハナノキは雌雄異株。
この木は雌株。ハナノキ♀の花弁は4~5枚、
花柄は2~3cmで紅い、花柱は4mmほど
参考サイト木々@岸和田ハナノキ
ムクロジ科カエデ属
別名「ハナカエデ」
2014年3月28日
↓ ハナノキの雌花。
ハナノキ♀の花弁は4~5枚、
花柄は2~3cmで紅い、花柱は4mmほど
ハナノキの果実(翼果)は、開花から1ヶ月ほどで成熟し、5月には熟す。
分果は長さ約2.5cm、直角~鋭角に開く。花後花柄は長さ6cmほどにのび、
熟すと果序ごと落ちる そうだ。
以上上記参考サイトから
是非タイミング良くハナノキの翼果を撮りたい。
柏の葉公園のコヒガンザクラ(小彼岸桜)は幹も太く、一部崩れかけていた。花は満開。
コヒガンザクラはエドヒガンとマメザクラの交雑種と考えられている。
花が終わると黒い小さな実がつく。
高遠城趾のコヒガンザクラが有名で、樹齢130年を超える木もあるそうだ。
以上Wikipediaコヒガン より
バラ科サクラ属
2014年3月28日
柏の葉公園のヨコハマヒザクラ(横浜緋桜)は樹高も高く、紅色も濃く目立った。
ヤマザクラ系の兼六園熊谷(ケンロクエンクマガイ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交配種で、横浜市の白井勲氏によって作出され、昭和60年に農水省に品種登録された。原木は本牧山頂公園にある。(以上 花図鑑横浜緋桜 より)
バラ科サクラ属
2014年3月28日
柏の葉公園のカンヒザクラ(寒緋桜)は満開だった。
沖縄ではヒカンザクラ(緋寒桜)と呼んでいたが、本土のヒガンザクラ(彼岸桜)と混同されるためカンヒザクラ(寒緋桜)と呼ぶことが多い。沖縄ではサクラと言えばこのカンヒザクラを指すそうだ。
バラ科サクラ属
参考サイト花図鑑カンヒザクラ
↓ 遊歩道の上に張りだしている白っぽい花はソメイヨシノ。
↓ お馴染みのヒヨドリ
柏の葉公園のオオカンザクラ(大寒桜)は、病気の為に大きく伐採されたが、残った枝に沢山の花が満開だった。
バラ科サクラ属
別名「安行寒桜」
参考サイト花図鑑オオカンザクラ
↓ 木の上をばっさりと伐採されたオオカンザクラ、
右側の濃い花はカンヒザクラ(寒緋桜)
↓ カンヒザクラ(寒緋桜)の間にあるオオカンザクラ
3月28日午後に見た柏の葉公園のサクラは、ピンク系の花が目立つ。
オオカンザクラ・カンヒザクラ・ヨコハマヒザクラ・コヒガンザクラ等満開。
カワヅザクラ・ツバキカンザクラは散り始めていた。
ソメイヨシノが満開になるのも間もなくだろう。
さくらの広場は、お花見客で賑わっていた。
大堀川防災調整池でハシビロガモ(嘴広鴨)のカップルが採食していた。
カルガモよりやや小さく、♂は白い胸と四角く赤茶色の腹が目立った。
カモ科マガモ属
2014年3月23日
近所のサンシュユ(山茱萸)が満開になった。
別名のハルコガネバナがぴったり当てはまる光景だ。
サンシュユは黄色い小花を20~30個集合して咲く散型花序。
小花は、5mm位の4弁花、雄しべ4本、雌しべ1個、
花弁は後に反り返り、長い花柄を持つ。
ミズキ科ミズキ属
別名「ハルコバネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ」
2014年3月23日
おまけ
サンシュユを撮っていると、ヒヨドリが目の前で枝にとまった。
大堀川防災調整池近くの民家のトサミズキ(土佐水木)が満開になった。
この木のツボミが膨らみ始めた頃にも撮った。
トサミズキは葉の展開に先立ち穂状の花序を出す。
約4cm程の穂状花序には7~10個の小花が付く。
小花はへら状の花弁5枚、雄しべ5本で葯は紅色、
雌しべの花柱は2個で花弁より少し長い。
マンサク科トサミズキ属
2014年3月23日
↓ トサミズキの大きな木 2本
ここのコブシ(辛夷)も大堀川防災調整池整備中に公園に植樹されたもので、まだ若い。
名前の由来は、集合果が拳に似ている ことから。
モクレン科モクレン属
別名「ヤマアララギ、コブシハジカミ」
2014年3月23日午前11時ころ
↓ 若いコブシ(拳)の木。枝先に沢山の花芽と葉芽がある。
↓ コブシ(辛夷の花)
花弁6枚、萼片は3枚で小さく外側に軟毛を密生し早めに落ちる。
花の下に葉が1枚つくのが特徴。
↓ コブシ(辛夷)の葉芽
若い枝には一周する輪(托葉痕)がある。モクレン科の特徴。