アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ウマノアシガタの花

2012-05-31 | 植物

ウマノアシガタは、日本全国に分布する多年草で、日当たりの良い山野に生える。和名の由来は、根生葉を馬のひづめに見立てたものと言われるが、葉の形は実際には似ていない。個々の葉ではなくロゼットの形状をさすと言う見解や「鳥の足形」が誤って「馬の足形」と伝わってしまった、という説がある(ウイキペディアより)。
キンポウゲ科キンポウゲ属
撮影2012年5月24日
画像クリックで原寸


  ウマノアシガタの花。直径2cmほど。
萼5枚、花弁5枚、雄しべ多数。

 


  ウマノアシガタの葉

 


  ウマノアシガタの蕾(左側)と果実 集合果(右)


エンコウソウ(猿猴草)の花

2012-05-30 | 植物

日光植物園の小さな池で、エンコウソウ(猿猴草)に出会った。遠くから見ると、水の中に黄色い花が目立つので、コオホネかと 思ったが、なんと初めて見る花だった。湿地や水辺に生える多年草でリュウキンカに似ているが、茎は直立せず横になって長さ50cmほどになる。名は長い花柄をテナガザル(猿猴)の手に見立てたもの。
キンポウゲ科リュウキンカ属
撮影2012年5月24日
画像クリックで原寸


  エンコウソウの花弁のように見えるものは萼片。
花は普通は茎の先に2輪ずつつき、花径は3センチ位。
雄しべはたくさんあり、雌しべは5本。
奥に見える小さな青い花はワスレナグサ

 


  茎の先に長い花柄を伸ばして咲くエンコウソウ


  水辺でひろがるエンコウソウ

 

日光植物園(主にロックガーデン)で出会った花、ヒメシャガ・マイヅルソウ・チゴユリ・タンチョウソウ他

2012-05-29 | 植物

日光植物園ロックガーデンで出会った花。ウワバミソウ、ヤグルマソウ、タンチョウソウ、ヒメシャガ、シロバナヘビイチゴ、マ イズルソウ、コケモモ、チゴユリなど。。
撮影2012年5月24日
画像クリックで原寸



ウ ワバミソウ(蟒蛇草)
雌雄異株。雄花序には短い柄があるが、雌花序にはない。
イラクサ科ウワバミソウ属

 
 
 



ヤ グルマソウ(矢車草)_蕾
ユキノシタ科ヤグルマソウ属




タンチョウソウ(丹頂草)
ユキノシタ科アセリフィラム属
別名「イワヤツデ(岩八手)」

 



ヒメシャガ(姫射干)
花茎の高さは30cm以下。常緑のシャガとは違い冬には枯れる。
アヤメ科アヤメ属

 
 
 



シロバナヘビイチゴ(白花蛇苺)
果実は赤熟し食用になる。
バラ科オランダイチゴ属

 



マイズルソウ(舞鶴草)
葉の模様が舞う鶴に見えることから命名
ユリ科マイヅルソウ属

 



コケモモ(苔桃)
常緑小低木、果実を食用とするが、栽培されることは稀で、
野生のものを採取するのが一般的。
ツツジ科コケモモ属

 
 



チゴユリ(稚児百合)
落葉樹林の木陰にはえ、高さ15~30cm。
球根はなく、白いやや太い地下茎を持つ。
種子繁殖の他、地下茎により無性繁殖する。
親にあたる地上茎が枯れた後、地下茎の先に新しい地上茎(子)が生じる。
そのため、毎年新しい地上茎が出現する。(擬似一年草と呼ぶ)
ユリ科チゴユリ属

 

ウツギの花(ガクウツギとヒメウツギ)

2012-05-28 | 樹木

日光植物園で、ガクウツギとヒメウツギの花が満開で目立った。どちらもウツギとつくが、ガクウツギはユキノシタ科アジサイ属で、ヒメウツギはユキノシタ科ウツギ属と属は異なる。単にウツギと呼ばれる樹の花は別名をウノハナと言って、歌にも歌われているのだが・・・
撮影2012年5月24日
画像クリックで原寸



ガクウツギ
アジサイと同じく、装飾花(萼が大きい)が特徴。他の樹ではノリウツギがある。
ユキノシタ科アジサイ属
別名「コンテリギ(紺照木)」

 


  ガクウツギの生垣



ヒメウツギ(姫空木)
円錐花序で、白い花を多数つける。雄しべ10本、花糸には角状の翼がある。
ウツギの花より早く咲き始める。
ユキノシタ科ウツギ属

 
 
 

ハナミズキの花の後

2012-05-27 | 樹木

東北道蓮田SAで、ハナミズキの花の後がよく分かる木があった。ハナミズキは花びらに見えるものは4枚の萼片で、花は4弁の直径5mm程度の目立たない花が集合して順次開花する。その小さな花一つ一つが実を結んでいる様子が良く分かった。
秋には真っ赤に熟して大変美しい光景が見られる。
ミズキ科 ミズキ属
別名「アメリカヤマボウシ」
撮影2012年5月24日
画像クリックで原寸

 
 


  赤味を帯びた若葉も可愛い

 


  2本の大きなハナミズキの木。
右側の木には多数の実、左側には殆どない。
全部の木に花を咲かせ、実を結ばせるのは大変なようだ。



以前撮影したハナミズキの花。
  4枚の苞の真ん中に、小さな4弁の花が多数。
殆ど蕾の状態だが・・・これらが実を結ぶ。

 

ハンカチノキの花満開

2012-05-26 | 樹木

日光植物園では、ハンカチノキの花が満開だった。ハナミズキのような頭状花序になり、2枚の苞葉(ハナミズキは4枚)に包まれる。中心にあるピンポン玉のようなものが<花本体で、1本の雌花と多数の雄花からなる両性花。中には雄花だけで雌花の付かない花もある(雄花序)。花後は直径2cmほどの果実が出来て秋に熟す。花をつけるまでには、10年~15年かかるらしい。
ミズキ科 ハンカチノキ属
別名「ハトノキ・ハンカチツリー・ゆうれいのき」
撮影2012年5月24日
画像クリックで原寸

 
 
 


  駐車場の奥の方で満開になったハンカチノキ。大木だ。

 

安曇3ダムの一つ「水殿(みどの)ダム」見学

2012-05-25 | 旅行とダム

安曇3ダムの一番上流にある奈川渡ダムを見学した後、真ん中に位置する「水殿(みどの)ダム」見学。高さ95.5mのアーチ式コンクリートダム。ダム湖である水殿調整池は奈川渡ダム直下にある安曇発電所の下池として利用される一方、水殿ダム直下にも認可出力24万5000kwの水殿発電所を設置。自ダムを上池、下流の稲核ダム湖を下池とした揚水発電を行っている。1基のダムが2箇所の揚水発電に関わるのは全国的にみても希少。水殿ダム地点では、川幅が広くなっているので、4台の発電機がダム直下に並べられている。洪水吐きは右岸にスキージャンプ式のものが設置。
撮影2012年5月18日
画像クリックで原寸


  国道158合沿いの道の駅「風穴の里」付近からダム天端右岸へと続く道を下る。

 


  水殿ダム右岸に公衆トイレのある「ふれあいダム広場」や水殿ダム管理所がある。

 


  広場からダム湖。右側に青色をした2門の洪水吐きテンダーゲート。


  2門のテンダーゲート


  ダム堰堤上から管理所を見る


  ダム堰堤上を歩いていくと、左側に4号取水口から1号取水口の位置表示。


  柵の中に大きな鉄板が敷いてあったが、この下に取水口が?


  堰堤の天端からダム湖を見る。取水口のあるあたりがわかる。


  ダム湖左岸の天端から管理所方面。
遠くに小さく見えるとんがり屋根は道の駅「風穴の里」。


  コンクリート式アーチダム。
直下に発電所、スキージャンプ状の洪水吐き、パラボラのある管理所など。


  コンクリート式アーチダム直下の発電所。


  ダム左岸の広場には巨大なクレーンとトンネルが・・・


  レールは取水口近くまであったが、いつ使用するのだろうか


  このトンネルは何だろう?


  ゲート付近のマシン類


  点検作業中だった

 

 


  スキージャンプ式洪水吐き


  ダム右岸管理所あたりからコンクリート式アーチダムを見る



巻き上げ機に使用するワイヤーやコンクリートの耐久性を調査していることもわかった。


  洪水吐き巻き上げ機ワイヤーの暴露試験

 


  ダムコンクリートの耐久試験

 


参考サイト  水殿ダム



今回は安曇3ダムの中の稲核ダムが撮れなかった。次の機会に再挑戦したい。
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長野県安曇3ダムの一つ「奈川渡ダム」

2012-05-24 | 旅行とダム

奈川渡(ながわど)ダムは、長野県松本市、信濃川水系犀川の上流部梓川に建設された高さ155mのアーチ式コンクリートダム。下流の水殿。(みどの)ダム・稲核<(いねこき)ダムとともにこれらを総称して安曇3ダムもしくは梓川3ダムと呼ばれる。ダム湖(人造湖)の名前は梓湖。ダム直下に水車発電機2台、右岸側下流にむかって4台の水車発電機設置。余水路は、ダム左岸からトンネルで発電所下流に放流する。
撮影2012年5月18日
画像クリックで原寸


  松本方面から入山トンネルをぬけて奈川渡ダム堰堤上を走り(国道158号線)、正面のトンネル手前右側広場に駐車する。


  広場手前から見た沢山の流木


  車の後ろの階段は歩道橋

 

 


  車を停めた広場からダム堰堤を見る。
左側の建物は梓川テプコ館(東日本大震災の後閉館)
トンネルは野麦スキー場方面へ。


  階段を渡って、ダム湖の反対側(国道158横断)へ。
テプコ館とコンクリート式アーチダム見る


  美しい曲線を描くコンクリート式アーチダム。
ダム直下に水力発電所。


  使用済みの水は下流の水殿ダムへ流れる。


  歩道橋の上からテプコ館・ダム湖を見る


  トンネル手前のカーブミラー。


  奈川渡ダム解説版


参考サイト  奈川渡ダム



東日本大震災の影響で、梓川テプコ館が閉館されていたのは、非常に残念だった。
今後、この水力発電所は大活躍が期待されているので、頑張っていただきたいと思った。

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ニリンソウ(二輪草)の群生地を訪ねる

2012-05-23 | 植物

新穂高ロープウエイ鍋平高原駅近くのニリンソウ群生地。前日地元のTVで紹介されていたので、楽しみにしていたが、生憎朝からの雨降りで殆どの花が花びらを閉じ、開花している花は撮れなかった。道路をはさんで、広い駐車場も用意されていたが、我が家の車一台の独り占め状態だった。
キンポウゲ科 イチリンソウ属
撮影2012年5月18日
画像クリックで原寸

 

 

 
 
 


  ニリンソウの花は、茎葉の間から2本の柄を出して2輪をつける。
花は日が当たると開花し、早朝や夕方、暗いときなどは閉じる。
葉には白い斑模様があり、開花しながら伸長していく。
花びらにみえるものは萼片(5~7枚)。

 
 

キケマン(黄華鬘)の花が群生して開花

2012-05-22 | 植物

新穂高温泉近くの道路のわきにはキケマン(黄華鬘)の花が群生して開花、黄色い絨毯のようだった。花は内外2枚ずつ、外側の上のものは基部が袋状の短い距になる。内側のものは左右から合わさって雄しべや雌しべを抱き、先端がくっついている。ムラサキケマンも同様で、キケマン属の特徴だ。
ケシ科 キケマン属
撮影2012年5月18日
画像クリックで原寸


  岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉鍋平で
道路わきの黄色い帯はすべてキケマンの花


  新穂高ロープウエイ鍋平駅周りの自然散策路にも群生
游歩道わきの黄色い花h全てキケマン

 


  果実も出来ていた。さく果は披針形で長さ3.5cm位。

 
 

ニョイスミレ(如意菫)_ツボスミレ(壷菫)の群生

2012-05-21 | 植物

新穂高温泉で、やや湿った斜面にニョイスミレ(如意菫)が群生。日本全国普通に見られる地味なスミレ。「ニョイ」は僧侶が持つ仏具の如意に葉の形が似ていることから命名。花色は白色で唇弁に青色の線が入る。花の直径は1cmほど。草丈5~25cm。花茎を斜上させる。別名のツボ(壷)は庭の意味。(以上山渓ポケットガイド野の花より)
スミレ科 スミレ属
別名「ツボスミレ(壷菫)」
撮影2012年5月18日
画像クリックで原寸


  ニョイスミレの群生

 


  ニョイスミレの花と蕾

 

 


シラン(紫蘭)の花

2012-05-20 | 植物

麗澤大学構内には、シラン(紫ラン)の群生があちらこちらにあった。
ラン科 シラン属
撮影2012年5月16日
画像クリックで原寸

 
 
 


  シラン(紫ラン)の花

 


  シランの花
6枚の花被片をもつ。外側に3枚の外花被片、内側に3枚の内花被片、花に向かって下側にある内花被片は唇弁と呼ばれる。唇弁は昆虫の着地に都合のいい形をしていて、目立つ模様がある。唇弁の真上に雄しべと雌しべが合わさって1本の柱のようになった蕊柱(ずいちゅう)がある。昆虫は唇弁と蕊柱でできたトンネルの中に滑り込む。


ラブラドルレトリバーのアル(11才・♀・黄) 手術後(その8)最終回

2012-05-20 | ラブラドルレトリバー

ラブラドルレトリバーのアルが大手術を受けてから約二ヶ月。
縫合のあともこんなに綺麗になりました。
Yの字に縫合された中心の肉がもう少し再生されれば完璧です。

↓五日前までは、お腹を保護する防寒服を着ていました。
市販の服は大事な縫合部分が出てしまうので
アルパパ手製の綿入れ防寒服。

↓今はすっきり身軽です。
アッツザクラも満開になって、アルを祝福。

↓お腹の縫合部分はこんな具合

↓Yの字をわずかに残して毛も元通り

後は、肺やリンパにがんの転移がないかどうか
3ヶ月に一度レントゲン検査を受けます。
先日病院で狂犬病予防注射とフィラリアの検査も受けて、
ワンコの果たさなければならない義務はクリアしました。


バイカウツギ(梅花空木)にクロアゲハ

2012-05-19 | 

満開のバイカウツギ(梅花空木)にクロアゲハ。ちょっと吸蜜すると、すぐにいなくなってしまった。今年は珍しく蝶のお客さんが3種類3頭見られた。
撮影2012年5月14日
画像クリックで原寸

 
 



吸蜜するクロアゲハ



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バイカウツギ(梅花空木)にアオスジアゲハ

2012-05-18 | 

満開のバイカウツギ(梅花空木)の花にアオスジアゲハのお客さん。せわしなく動き回って吸蜜していた。
撮影2012年5月14日
画像クリックで原寸

 
 
 
 



吸蜜するアオスジアゲハを動画でどうぞ


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