大堀川にかかる昭和橋手前の草地にハンノキ並木がある。
冬を越した雄花序が一斉に開き始めた。
カバノキ科 ハンノキ属
別名「ハリノキ」
撮影2010年1月29日午後3時半頃
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↓ ハンノキの花序は雌雄同株。
雄花序は長さ4~7cmで柄があり、枝先に2~5個垂れ下がってつく。
雌花序は長さ3~4mmで柄があり、雄花序の下方に1~5個つく。
↓ 開き始めた雄花序。雌花序は見えにくい。
↓ 昨年10月頃実った果実と花序
↓ 少し離れて見ると、たくさんの雄花序がゆらゆらとぶら下がって目立つ
↓ ハンノキの並木
メモ
・低湿地や湿原。地下水位の高いところに生える。
・落葉高木。高さ10~20m。直径10~60cmになる。
・ハンノキの仲間は雄花序も雌花序も冬芽は芽鱗に包まれず露出したまま冬を越す。
・花は雌雄同株で、暖地では11月、寒いところでは4月、葉が展開する前に開花する。
・雄花序は長さ4~7cmで柄があり、枝先に2~5個垂れ下がってつく。
・雌花序は長さ3~4mmで柄があり、雄花序の下方に1~5個つく。
・果実は堅果。果穂は長さ1.5cm~2cmの卵状楕円形で10月に成熟する。果鱗は長さ5~6mmの扇形。堅果は長さ3~4mm。頂部に花柱がのこる。翼はほとんどない。
・植栽用途は公園樹。
・用途は建築材や家具材に使用される。果穂はタンニンを含み、染料として利用される。
参考文献 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」