アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ハンノキの花

2010-01-31 | 樹木


大堀川にかかる昭和橋手前の草地にハンノキ並木がある。
冬を越した雄花序が一斉に開き始めた。
カバノキ科 ハンノキ属
別名「ハリノキ」
撮影2010年1月29日午後3時半頃
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↓ ハンノキの花序は雌雄同株。
雄花序は長さ4~7cmで柄があり、枝先に2~5個垂れ下がってつく。
雌花序は長さ3~4mmで柄があり、雄花序の下方に1~5個つく。
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↓ 開き始めた雄花序。雌花序は見えにくい。
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↓ 昨年10月頃実った果実と花序
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↓ 少し離れて見ると、たくさんの雄花序がゆらゆらとぶら下がって目立つ
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↓ ハンノキの並木
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メモ
・低湿地や湿原。地下水位の高いところに生える。
・落葉高木。高さ10~20m。直径10~60cmになる。
・ハンノキの仲間は雄花序も雌花序も冬芽は芽鱗に包まれず露出したまま冬を越す。
・花は雌雄同株で、暖地では11月、寒いところでは4月、葉が展開する前に開花する。
・雄花序は長さ4~7cmで柄があり、枝先に2~5個垂れ下がってつく。
・雌花序は長さ3~4mmで柄があり、雄花序の下方に1~5個つく。
・果実は堅果。果穂は長さ1.5cm~2cmの卵状楕円形で10月に成熟する。果鱗は長さ5~6mmの扇形。堅果は長さ3~4mm。頂部に花柱がのこる。翼はほとんどない。
・植栽用途は公園樹。
・用途は建築材や家具材に使用される。果穂はタンニンを含み、染料として利用される。
参考文献 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」



大堀川散歩(駒木橋~松ヶ崎橋往復)

2010-01-30 | キママ日記


風も弱くなり、陽射しもそう強くないので、カメラを持って、久しぶりに大堀川を散歩した。(約10000歩)
撮影2010年1月29日時午後2時半~4時半ころ
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↓ 青葉橋先左側にある天神前ひかんを対岸から。
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↓ 昭和橋から車道へ出て、警察署前のナンキンハゼ並木 。すっかり葉も果実も落とした。
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↓ 国道16号松ヶ崎弧線橋をわたり、柏中央高校手前を左折して大堀川遊歩道へ
途中の畑で白梅が開花。
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↓ 何かを大事に植えてある畑があった
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↓ 一体何の芽だろうか。大事に保護されている。後で農家の人に聞いてみよう。
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↓ 土手の南面に今年初めて「オオイヌノフグリ」の花を見た。
ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
別名「瑠璃唐草・天人唐草・星の瞳」
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あけぼの山農業公園の紅梅

2010-01-29 | 樹木


あけぼの山農業公園の紅梅も一部開花し始めた。
バラ科 サクラ属
撮影2010年1月27日時午後2時半~3時ころ
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↓ 梅園の中腹の紅梅
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↓ 梅園の四阿付近で咲き始めた紅梅
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メモ
・早春を代表する花木
・名前の由来は江戸時代に梅を「ムメ」とよんだことによる
・中国から渡来した樹木。300以上の品種があり、野梅性、豊後性、杏性、に大別される。
・梅は剪定によって、古木の風格が出せるので、盆栽にもよく利用されている。
参考文献 日本文芸社「季節の花図鑑」




春を待つあけぼの山農業公園を訪ねる

2010-01-28 | キママ日記


久しぶりにあけぼの山農業公園を訪ねた
撮影2010年1月27日時午後2~3時ころ
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↓ 梅園は、数本の梅の花がほころび始めていたが、まだ寂しい。足元の水仙の花は盛りは過ぎていたが、まだ元気だ。
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↓ 芝生広場入口近くで水仙の香りに包まれ春を待つ藤の木。
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↓ ここにも水仙の香り
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↓ シーズンに備えて風車はオーバーホール中
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↓ シーズンを待つ花苗の畝
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↓春を待つ老木並木
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↓ さくらの向こうに見える布施弁天
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↓ シバザクラで彩られる日はもう少し先。
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↓ 花時計は寒そう。
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アンスリウムの花

2010-01-27 | 植物


柏の葉公園の小さな温室で咲いていた。
花のように見える部分は実は仏炎苞と呼ばれる葉が変形したもので、
アンスリウムの本当の花は中心部の肉穂花序。
サトイモ科 アンスリウム属
別名「オオベニウチワ」
撮影2010年1月20日午後3時半頃
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↓ 仏炎苞が赤いアンスリウム
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↓ 仏炎苞がピンクのアンスリウム
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↓ 造花ではないかと、確かめてみたくなるアンスリウムの花いろいろ
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メモ
・熱帯性植物で花を観賞する品種と葉を鑑賞する品種がある。
・原産地は熱帯アメリカ、西インド諸島。
・生育環境は非耐寒性、高温多湿。
・高温多湿を好むが、夏の直射日光は強すぎるため、盛夏は半日陰で育てる。
参考文献 日本文芸社「季節の花図鑑」



初めて見る鳥

2010-01-26 | 


本埜村へ白鳥を見に行ったとき、田のあぜで、せわしなく動く鳥を見かけた。
ヒバリのようでもあるし、タヒバリのようでもあるが・・・
どなたか名前を教えてください。
有難うございました
タムリンさんとヒキノさんから「タヒバリ」と教えていただきました。
撮影2010年1月24日午後2時ころ
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↓ 白鳥のいる池のあぜで
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↓ 車の通る農道で
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おまけ画像
↓ 本埜村「白鳥の郷」、着水するときと飛び上がるときの水掻きのかたちは。最後が飛び上がるとき
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本埜村「白鳥の郷」の白鳥

2010-01-25 | 


風もなく天気も良かったので、久しぶりに本埜村の白鳥を見に行った。
平成4年から餌付けに成功し、毎年11月ころから飛来しているそうだ。
私が着いた12時ころは白鳥が少なかったが、1時過ぎころから、数羽ずつ戻り始め、次第に数を増してきた。
4時ころが餌をまく時間だそうだが、待たずに引きあげた。
撮影2010年1月24日午後12~14時ころ
デジブックで編集



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おまけ
↓ 水田の水が浅いので、飛びたつときに泥水をはねあげる
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↓ 親のおしゃべりに子供は全く無関心
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↓多数の見学者、白鳥を驚かせないよう静かに見ています。
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前回見学した時の様子  撮影2006年2月




マンサク(満作)とニシキマンサク(錦満作)のツボミ

2010-01-24 | 樹木


柏の葉公園のマンサク(満作)とニシキマンサク(錦満作)のツボミがふくらみ始めた。
来月の今ごろには満開になっていると思う。
撮影2010年1月20日午後3時ころ
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↓ マンサク(満作)の全体像。どの枝にもツボミがいっぱい。
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↓ どの枝にもこのようなふくらみ始めたツボミ
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↓ ちょっと気の早いツボミ
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↓ ニシキマンサク(錦満作)の全体像、枯れ葉がたくさんついている
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↓ 枯れ葉に守られているようなツボミ。中心が少し割れている
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↓ 枯れ葉を従えて、赤いリボンのような花びらが少し出てきた
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↓ 昨年の果実と今年のツボミが仲良く
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昨年のマンサク(満作)の花  撮影2009年2月

昨年のニシキマンサク(錦満作)の花  撮影2009年2月






アリとくらす植物

2010-01-23 | 植物


筑波実験植物園で、アリとくらす植物が展示してあった。
撮影2010年1月19日
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↓ 解説
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↓ アリノスシダ
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↓ アケビカズラ
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↓ ヒドノフィツム属
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メモ
熱帯ではアリと共生する植物が見られる。ふくらんだ茎の内部には穴があり、アリにすみかを提供している。またアリに食べ物を提供する種類もある。いっぽうで、植物はアリが運んできたえさ等から栄養をとることができる。そしてアリがいることで植物はてきから身を守ることも出来る。
シダ植物のウラボシ科、種子植物のアカネ科、ガガイモ科、ノボタン科、ヤシ科、ラン科などいろいろなグループでアリ植物に進化している。




大木の切り株

2010-01-22 | ラブラドルレトリバー


近くの「椿の道」と言われていた細い道の両側にあった大木がばっさり切られた。
オーナーの話では、「木が大きくなりすぎて危ない」との住民からの通報で、
市役所が伐採に踏み切ったらしい。
切られた木の切り株とアルの比較から、木の大きさがわかると思う。
確かに道は明るくなったが、複雑な気持ちだ。
撮影2010年1月21日午前7時ころ
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↓1本目
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↓2本目
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↓3本目
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↓4本目他
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↓何種類かの木が集まっていたのだろうか?
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世界で一番大きなラン「グラマトフィルム・スペキオスム」の花

2010-01-22 | 植物


世界で一番大きなラン「グラマトフィルム・スペキオスム」の花。
あまり大きすぎて写真に撮りにくい。
国立科学博物館筑波実験植物園にて。
ラン科 グラマトフィルム属
撮影2010年1月19日
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↓ 説明の看板から見た方がわかりやすいかな?
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↓ グラマトフィルム・スペキオスムの姿。
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↓ グラマトフィルム・スペキオスムの花
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↓ 花の拡大
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メモ
・東南アジア、ニューギニア、ソロモン諸島の低地の木の幹 に生育。
・自生地では茎の長さが7メートルあまり、植物体の重さは2トン近くになることもある。
・ひとつの株に10,000輪が咲いた記録もある。
・自生地でも開花は気まぐれで、数年にいちどしか咲かないことがふつう。
以上解説版から



オガタマノキの開花

2010-01-21 | 樹木


柏の葉公園のオガタマノキ(黄心樹・招霊木)の花が咲き始めた。
枝の先端近くの葉腋に、香りの強い直径3cm位の帯黄白色の花が沢山咲いていた。
ツボミも沢山付いており、ツボミから開花・花後までを撮ることができた。
モクレン科 オガタマノキ属
別名「オガタマ、トキワコブシ」
撮影2010年1月20日午後3時ころ
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↓ オガタマノキ(黄心樹・招霊木)
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↓ ツボミから開花、花後までの変化
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↓ オガタマノキ(黄心樹・招霊木)の花後
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↓ 沢山の花が見えるオガタマノキ(黄心樹・招霊木)
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↓ オガタマノキ(黄心樹・招霊木)の幹(左)と全体像(右)
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メモ
・日本に自生するモクレン科では唯一の常緑樹である。
・通常樹高は10-15mの高木であるが、樹齢数百年を閲した木には20m以上に達するものも少なくない。
・ミカドアゲハの食樹としても知られている。
・日本では中国原産のカラタネオガタマ(別名、トウオガタマ)が栽培されることが多い。
・和名は神道思想の「招霊」(おぎたま)から転化したもの。
・日本神話では、天照大神の天岩戸隠れにおいて、天岩戸の前で舞った天鈿女命が手にしていたとされる。
・古くには榊などとともに神前に供える木として用いられた。
参考文献 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




「マダカスカルの女王」のニックネームを持つランの花

2010-01-20 | 植物


筑波実験植物園で、めずらしいランの花が開花中とのことなので、見学に行った。
65歳以上は入園無料。ワンコ入園禁止。
撮影2010年1月19日
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↓ 熱帯資源植物温室で咲くエウロフィエラ・ロエンプレリアナ
ニックネーム(マダガスカルの女王)
マダガスカル東部の海岸から中央高地の標高1000mあたりまでの限られた場所にのみ分布。
タコノキ属の枝にしか着生しない変わった特徴がある。
花は、約3m伸びる花茎に径9cmくらいの花を20輪以上つける。
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参考サイト
国立科学博物館筑波実験植物園



枯れ木に花がさいたようなユリノキ

2010-01-19 | 樹木


柏の葉公園の大きなユリノキには、枯れ木に花が咲いたようにたくさんの翼果がついていた。
モクレン科ユリノキ属
別名「ハンテンボク・チューリップツリー」
撮影2010年1月14日午後3時ころ
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↓ 冒険の砦そばのユリノキ
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↓ レストハウス前のユリノキ(白いものは凧か?)
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↓ 見上げると
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↓ 内側の松かさ状の翼果が落ちて、外側の翼果だけ残りカップのように見える
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ユリノキの花と葉  撮影2009年5月