アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

西光院で出会った花 クマガイソウ、シロヤマブキ、フイリアマドコロ、シャガ

2015-04-28 | 植物

久しぶりの西光院で出会った花(2015年4月19日午前7時過ぎ)

その1_クマガイソウ(熊谷草)
ラン科 アツモリソウ属 多年草
以前に比べて株が減っていた。増やすのはかなり大変なようだ。
Wikipediaクマガイソウ によると、地下茎は節間が長く、全長はしばしば1m以上になり、しかも硬く柔軟性に欠け、普通の植木鉢に収めることは難しい。また、先端の生長点は壁などにあたると枯死するため、鉢植えには適さない。


その2_シロヤマブキ(白山吹)
バラ科 シロヤマブキ属
シロヤマブキの花弁と萼片は4枚で、ヤマブキ属と異なる。
果実は痩果で一つの花に光沢のある黒色の実を4個ずつつける。








その3_フイリアマドコロ(斑入り甘野老)
アマドコロとナルコユリは姿がそっくりで、パッと見で判断が付きにくい。
アマドコロは茎にゆるい角が付いているので、指で触るとわかる。
茎の断面が見られれば、イビツな多角形のようになっている。
ナルコユリは断面が円形で指でさわっても引っかかりはない。
キジカクシ科アマドコロ属






↓ 別の場所で咲き始めたフイリアマドコロ(斑入り甘野老)


↓ フイリアマドコロ(斑入り甘野老)の花
葉の付け根から1~2個の筒状の白花を下向きに咲かせる。
花の先端は緑色がかって少し開く。


その4_シャガ(射干)
原産地は中国で、古くに日本に渡来してそれが野生化したと言われている。
シャガの名前はヒオウギの漢名「射干」を日本読みしたもので、
葉がヒオウギに似ていることから間違って名づけられたと言われている。
アヤメ科 アヤメ属
別名「射干・コチョウバナ」




↓ シャガ(射干)の凝った花。
外花被片(萼)3枚橙色と青紫色に彩られ、外周辺部にギザギザ)
内花皮片3枚先端が二つにくびれている
雌しべ3個花柱を伸ばし柱頭部で2裂しさらに先端がふさふさ
雄しべは雌しべの裏側につくが、遺伝学的に種は出来ないそうだ。





トウダイグサ(燈台草)の花

2015-04-16 | 植物

バス停の近くにトウダイグサ(燈台草)が群生。毎年この場所で見られる。
Wikipediaトウダイグサ によると日本では本州以南に広く分布し、陽当たりの良い荒れ地や畑などに生える二年草。草丈は20~30cm程度。葉の付き方に特徴があり、茎の中ほどの葉はヘラ型で互生するが、茎の頂部の葉は丸みの強いヘラ型の葉を5枚ずつ輪生する。茎の頂部からは放射状に花茎を伸ばす。花期は4~6月。苞葉の中に黄色い花を複数つける。苞葉は椀状で、その中に黄色い花がある様が、燈火の皿に見立てて和名がある。茎や葉を傷つけると白い乳液を出す。全草にわたり有毒。
トウダイグサ科トウダイグサ属
2015年4月12日午前7時45分



↓ 葉の付き方に特徴があり、茎の頂部の葉は5枚ずつ輪生。






↓ トウダイグサの杯状花序
参考 全国農村教育協会「形とくらしの雑草図鑑」





トラデスカンティア・シラモンタナ

2014-11-01 | 植物

トラディスカンテア・シラモンタナが歩道の脇のコンクリートで形作られた小さな花壇で開花。花だけでなく、白い毛で覆われた葉の美しさが鑑賞の対称となった。草丈20~30cm、葉は幾分厚みのある楕円状で互生する。6~10月に茎頂に径2cm程度の紅紫色3弁花をつける。

ツユクサ科 ムラサキツユクサ属
別名「シラゲツユクサ・シラユキヒメ」
2014年10月27日午前11時50分


















参考サイトGKZ植物辞典・トラデスカンティア・シラモンタナ


ツタバウンラン(蔦葉海蘭)の花

2014-10-31 | 植物

昨年5月には、大堀川近くのマンションの植え込みで群生していたツタバウンラン(蔦葉海蘭)。今年は、ジャノヒゲが勢力を伸ばし、かなりの範囲で消滅。わずか残った蔓に数輪花が咲いていた。
ゴマノハグサ科ツタバウンラン属
別名「ツタカラクサ(蔦唐草)」
2014年10月24日午前7時30分







↓ ツタバウンランの花は
唇形で径10mm。上唇は2裂し先端は丸く、下唇は浅く3裂
中央に黄色で2本の隆起物、花冠の後側には距がある。






参考サイト 国立環境研究所侵入生物データベース ツタバウンラン


これもイモカタバミ(芋片喰)かな?

2014-10-30 | 植物

道路脇の斜面で花の中心が薄い黄緑色で藥が黄色のイモカタバミ?が群生。
ムラサキカタバミかと思ったが、ムラサキカタバミは藥が白いが、今回撮った花の藥は黄色なので、やはりイモカタバミなのだろう。
参考サイト 松江の花図鑑ムラサキカタバミ
カタバミ科 カタバミ属
2014年10月29日















↓ 日が傾きかけると、日傘を閉じるように花弁をとじる。









イモカタバミ(芋片喰)の花

2014-10-28 | 植物

道路横の斜面にイモカタバミ(芋片喰)が群生。
南アメリカ原産、江戸時代末期に鑑賞用として導入されて以来、日本各地に帰化。
同族のムラサキカタバミと似ているが、
イモカタバミの花の中心は濃い赤で、藥は黄色、
ムラサキカタバミの花の中心は薄い黄緑色で藥は白。
イモカタバミの雄しべ10個のうち、5個が長く、5個が短い(カタバミ属の特徴)。
長い雄しべの花糸の間に緑色の柱頭が見える。
花は結実せず、地下の鱗茎によって増える。
(参考文献山 渓ハンディ図鑑野に咲く花)
カタバミ科 カタバミ属
別名「フシネハナカタバミ(節根花片喰)
2014年10月27日午後12時10分
















ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)の花

2014-10-27 | 植物

病院の帰り、細い歩道の横で群生しているヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)に出会った。
ヒマラヤ原産で明治時代にロックガーデン用に輸入。
葉にはタデ科特有の矢印のような模様が入る。
花は花径2~3mmの小花が集まって釣鐘形で円錐花序につく。
茎は立ち上がらず、横に広がり、節が地面につくとそこから根を下ろして増える。
一株でおよそ直径50cmほどに広がり、グランドカバーに出来る。
参考サイトWikipediaヒメツルソバ
タデ科イヌタデ属
2014年10月27日午前11時50分
















キツネノカミソリと湧水地

2014-08-08 | 植物

2008年に初めて見たキツネノカミソリは、T団地の斜面に群生していた。
あの時のキツネノカミソリに感動したことを思い出しながら来たが、
広い斜面は綺麗に草刈りをされて、花はポツリポツリと数カ所で見られた。
ボランテァさんが面倒を見ているのだろうが、花も生きにくい状況なのだろう。
この斜面の一画には、湧水地があるが、きちんと手入れされており、
水も流れ、ムクドリなどのお休み所になっているようだった。
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
2014年8月5日午前10時30分






















↓ キツネノカミソリが咲く斜面の一画にある、湧水地がある。










茨城県フラワーパークで出会ったスカシユリ(透百合)の群生

2014-07-26 | 植物

茨城県フラワーパークのアジサイ祭りに行ったときに出会ったスカシユリ(透百合)の見事な群生。
スカシユリは古来から栽培・育種の対象になっており、交配の母種として使われることが多いそうだ。
杯状の花を上向きにつけるのが特徴。
参考サイトWikipediaスカシユリ
ユリ科 ユリ属
2014年6月18日午後4時過ぎ






アキノタムラソウ(秋の田村草)の花

2014-07-22 | 植物

アキノタムラソウ(秋の田村草)の花が山の斜面で咲いていた。初撮り。
アキノタムラソウは、秋とついているが、夏7月ころから開花。
参考サイトボタニックガーデンアキノタムラソウ
シソ科 アキギリ属
2014年7月18日午後1時30分ころ

↓ アキノタムラソウ全形


↓ 根元の葉の部分


↓ 花の部分










↓ 何やら下から巻きつくものが・・




キク科のタムラソウ(田村草)とは関係ない。


茨城県フラワーパークのヤマユリ(山百合)

2014-07-19 | 植物

茨城県フラワーパークのヤマユリが見頃を迎えていた。この日は明け方に大雨が降ったそうだが、昼間の天気予報では雨雲も見えなかったので、急遽予定を変更して出かけた。しかし、頂上手前で雨が降り出し、残念ながら途中で引き返した。
茨城県フラワーパークのヤマユリ(山百合)は、筑波山をのぞむ山の中に群生。やまゆりまつり(2014年7月12日~27日)の期間中は、早朝7時30分から開園。ヤマユリは、日本特産のユリ。風貌が豪華で華麗であることから「ユリの王様」と言われている。
ユリ科ユリ属
2014年7月18日午後1時15分~2時15分

↓ 観光客定番の椅子、さすがに明け方の大雨が影響してか人がいない。


↓ 涼しい木立の中をヤマユリ群生地へ向かう


↓ 良い香りのヤマユリが迎えてくれる


↓ 途中の斜面にもヤマユリの群生




↓ この階段をのぼって頂上へ行っても良いし


↓ 階段を上らずに左側の緩やかな坂道を回っても良い


↓ 頂上の手前で雨に降られ、ここで引き返した。




↓ いつも寄るレストランは、パスして帰宅

 

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西光院で出会ったトリトマの花

2014-07-11 | 植物

西光院太子堂のそばで、トリトマの花が満開だった。
原産地は南アフリカ。日本へは明治時代中期に渡来、切り花や花壇用に栽培。開花時期は6月~10月。草丈60cm~120cm。根際から生える葉は剣状。 長い花茎の上部に、筒状の花を穂状につける。花は先が小さく6つに裂けていて下向きに密生し、下から咲き上がる。ツボミのうちは紅色で咲き進むと黄色にな るので、上部が紅色、下部が黄色に見える。花後にできる実は果で熟すと下部が裂け、種子が散布される。
ユリ科シャグマユリ属
別名「シャグマユリ(赤熊百合)」
2014年7月8日午前6時ころ



↓ トリトマの花。
長い花茎の上部に、筒状の花を穂状につける。
花は先が小さく6つに裂けていて下向きに密生し、下から咲き上がる。
ツボミのうちは紅色で咲き進むと黄色にな るので、上部が紅色、下部が黄色に見える。









茨城県フラワーパークで出会ったスモークツリー

2014-06-27 | 植物

茨城県フラワーパークのスモークツリーは、
まさに花序全体がけむりのように見えて、美しい光景だった。
スモークツリー は枝先に15~20cmの円錐花序をつくり直径約3mmの小さな5弁花をひらく。今回見たスモークツリーはすでに花は終わった後だった。果実もほとんど見 られなかった。スモークツリーの花後は不思議は生態を見せてくれる。果実を実らせなかった花の柄が細長く伸びて毛がはえてくる。結果として花序全体がけむりのように見える。なお果実は核果。
ウルシ科 コティヌス属
別名「白熊(はぐま)の木」「霞(かすみ)の木」「煙(けむり)の木」
2014年6月18日午後2時10分ころ
↓ アジサイ苑で見かけたスモークツリー




↓ 芝生の丘で見たスモークツリー










↓ 果実を実らせなかった花の柄が細長く伸びて毛がはえてくる。


↓ 芝生の丘の下からみるスモークツリー


以下は2019/6/29撮影、柏の葉公園近くの畑。
スモークツリーの果実(核果)等 
果実が実らなかった果柄が伸びて毛が生えている。













茨城県フラワーパークのアジサイ

2014-06-22 | 植物

茨城県フラワーパークでアジサイ祭り (6/14~7/6)を開催中。
アジサイ園には約3500株のアジサイが植栽されている。
山の下からアジサイ園の斜面をゆっくりのぼりながらアジサイを鑑賞した。
アジサイ科 アジサイ属
2014年6月18日
フラワーパーク入り口
園内マップはこちら⇒ クリック


↓ ゆっくり斜面をのぼって行く。














↓ アジサイ苑の頂上、管理事務所とフラワーサイクル発着所。


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