アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

シュウメイギク(秋明菊)の花

2006-09-30 | 動物

 流山市駒木の農家の庭に咲いていた。オーナーの話では、ピンク系のシュウメイギクの方が早く咲き始めたので、そろそろ盛りを過ぎ、白系はこれから盛りを迎えるとのことだった。

キンプウゲ科アネモネ属
学名「Anemone hupehensis var.」
別名「キブネギク・ジャパニーズアネモネ」

撮影2006年9月30日午前11時頃

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メモ


・名前の由来は秋に咲く菊なので「秋明菊」

・花言葉は耐え忍ぶ愛
・特徴は中国から渡来した多年草。名前にキクとつくが、キク科の植物ではない。花びらに見えるのはがく片で、一重咲き、半八重咲き、八重咲きになる。
・草丈(茎長)は50cm~80cm
・花径3~5cm
・花期8月~10月
・殖やし方はかぶ分け、根伏せ
・栽培メモ 水はけ、水もちのよい腐植質に富んだ肥沃地に適する。シンクイムシの食害に注意する。

日本文芸社「季節の花図鑑」より


オキナワスズメウリのいろいろな表情

2006-09-29 | 動物


 オキナワスズメウリは木全体が黄色みを帯びてきた(始めのタイトルの画像)。スイカのような模様の入った直径2cm程度の小さな実も赤く熟したものが増えてきた。タイトルの写真では見にくいが、このオキナワスズメウリの木は2本あり、枯れ木に巻きついて成長した。


ウリ科オキナワスズメウリ属
学名「Bryonopsis laciniosa」
撮影2006年9月28日

ちなみに8月30日のオキナワスズメウリはこちら
9月21日のオキナワスズメウリはこちら


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<No1> <No2> <No3> <No4> <No5>




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オキナワスズメウリについて


垣根に利用されるアベリア

2006-09-28 | 動物

 あけぼの山農業公園や松ヶ崎遊園地など、アベリアの木を垣根にしている。耐寒性・耐暑性・乾燥にも強い木で、小花が次々と咲き続けるので垣根には最適だ。

スイカズラ科ツクバネウツギ属
学名「Abelia」
別名「ハナツクバネウツギ」

撮影2006年9月22日午後5時頃

小花が次々と咲き続けるアベリア

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こちらも次々と咲き続ける

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次の出番を待つ蕾

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垣根に整形される前のアベリア

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垣根らしくなったアベリア

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メモ


・名前の由来はイギリスの植物学者「エイブル」にちなむ

・花言葉は恋多き人生
・特徴は活着すると樹勢が強い花木で、花期が長く、剪定に耐えるため、公園・校庭・道路沿いなどに植栽される。フイリアベリア・ハナゾノツクバネウツギ・ベニバナウツギなどがある。
・草丈(茎長)は1~2m
・花径1cm
・花期6月~10月
・殖やし方はさし木
・栽培メモ 耐寒性、耐暑性があり、乾燥にもつよいため、育てやすい花木。寒冷では落葉性、暖地では常緑性になる。

日本文芸社「季節の花図鑑」より


まだまだ咲き続けるクレオメ(西洋風蝶草)の花

2006-09-27 | 動物

 農家の畑の中に7月ころから咲き続けているクレオメがある。道路から花まで距離があって今までどうしても撮影できなかった。最近レンズをかえたので、試しにうつしてみた。 

フウチョウソウ(風蝶草)科クレオメ属
学名「Cleome spinosa」
別名「西洋風蝶草・スパイダーフラワー」

撮影2006年9月23日午前7時40頃

朝早いのでわりあいピンクが濃いクレオメ

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1本だけ離れた位置で咲いているクレオメ

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3本のクレオメ

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団体さん

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メモ


・科名は、花形を蝶の舞う姿に見立てて

・花ことばは舞姫
・特徴 アメリカ原産の宿根草。葉は3~7出葉。花びらには細い柄があり、蝶が飛んでいる姿を連想させる。花は夕方に開くため、受粉はガの媒介による。
・草丈(茎長)は80cm~1m
・花径は2cm、花房は10cm
・花期は6月~8月
・生育環境は非耐寒性、日当たり良好、水はけ良
・殖やし方は種子まき
・栽培メモ 移植を嫌うため、4月に花壇などに直まきする。発芽温度は18℃。丈夫は草花で多少条件が悪くても栽培しやすい。

日本文芸社「季節の花図鑑」より


荒地に咲くマメアサガオ

2006-09-26 | 動物


 大堀川の両岸は、たくさんの雑草に被われ、水面が見えないくらいだ。この雑草の中に、白いマメアサガオが咲いていた。すっと伸びたエノコログサに必死に巻きついていた。


ヒルガオ科サツマイモ属
学名「Ipomoea lacunosa L.」


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<マメアサガオ1花五つ> <マメアサガオ2花二つ> <マメアサガオ3花一つ> <蕾>
<エノコログサに巻き付く> <巻き付いた場所の拡大> <エノコログサがしなっている> <エノコログサ拡大>




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メモ
マメアサガオは,直径は1.5cmほどと小さく、葉腋(ようえき:葉のつけね)から1~2本のじょうご花を立てる。北米原産で1950年年代に帰化したらしい。



栗の実がはじけそう

2006-09-25 | 動物

 祖師ヶ谷大蔵駅から15分くらい歩いたところに、栗林があった。都会のど真ん中で、栗の木と並んで植えられた大きな里芋の葉にびっくりさせられた。直売所もあるようだが、この日は日曜日なのでシャッターは下りていた。 

ブナ科クリ属
学名「Castanea crenata」

撮影2006年9月24日午前11時半頃

もうじきはじけそうな栗

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栗の実は豊作

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商店街がここだけは畑

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祖師谷大蔵駅前のウルトラマン看板
ここから祖師谷商店街通りを行く

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にぎやかな祖師谷商店街

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メモ

・クリは雑木林に生える樹木で、その果実は縄文時代の遺跡からも殻がみつかるほど、古くから貴重な山の幸として親しまれている。もちろん現在では盛んに栽培され、数多くの改良品種がある。
・いがに包まれた堅果は9~10月に落下し、野生のものは、栽培ものに比べてなりは小さいが、味は濃厚ではるかに勝る。
・材は腐りにくく耐久性がある有用材で、青森県の三内丸山遺跡からも直径1m誓いクリ材の柱が出土している。     
日本文芸社「季節の花図鑑」より

祖師谷商店街は2005年4月にウルトラマン商店街として生まれ変わったそうだ。
生みの親である円谷プロダクションが創業以来砧7丁目に本社が置かれ、円谷英二氏の自宅が祖師谷3丁目にあり、地域ぐるみの交流があったので町おこしに一役買うことになったそうだ。
町のあちこちにウルトラマンの看板やウルトラマングッズがあるようなので、探してみるのもおもしろいとか。


コスモスの花

2006-09-25 | 動物

 農産物の販売所の方が初夏に蒔いたコスモスが満開になった。今朝はやや風が強く、繊細なコスモスはゆらゆらゆれっぱなしだったが、コスモス越しに見る青空の変化も面白かった。 

キク科コスモス属
学名「Cosmos bipinnatus」
別名「秋桜・アキザクラ・オオハルシャギク」

撮影2006年9月23日午前8時頃

代表的な赤花種のコスモス一輪

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仲良く咲いた2色のコスモス

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1本のエノコログサが恥ずかしそう

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蝶(ヒメアカタテハ)は休憩中?

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静かにながれる薄雲

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さざなみのような雲

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大波がきたような雲

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メモ


・メキシコ原産の春蒔き一年草
。最近多く出回っている品種はセンセーション。早咲き大輪で花色は紅・桃・白色がある。切花や花壇に多用される。
・多肥はさけ、やせ地くらいの方が良い花をつける。性質は強健で1年草だが、こぼれ種子で毎年殖える。

日本文芸社「季節の花図鑑」より


キンモクセイ(金木犀)の良い香りがただよう季節になった

2006-09-24 | 動物

 朝、玄関をでると、どこからともなく良い香り。キンモクセイの香りだ。この花はある日突然いっせいに咲き出し、町中が良い香りで包まれる。はかない花ですぐに散ってしまうが、散った後はさながら黄金色のじゅうたんを敷き詰めたようになる。
 写真のキンモクセイはあけぼの山農業公園で撮影。
 

モクセイ科モクセイ属
学名「Osmanthus fragrans var. aurantiacus」
別名「金木犀・モクセイ・タンケイ」

撮影2006年9月22日午後4時頃

金木犀の花

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一面咲き出した金木犀の花

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金木犀の木

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メモ


・名前の由来は黄色い花を金色に見立てた

・中国から渡来した銀モクセイの変種。開花期には、広範囲に甘い香りがただよう。雌雄異株だが、日本には雄株しかないので、結実しない。
・大気汚染のひどいところでは、花つきが悪くなる。刈り込みに耐えるので、生垣にも利用される。
・草たけは3m~10m
・花径は4~5mm
・殖やし方はさし木

日本文芸社「季節の花図鑑」より


ヒガンバナ(彼岸花)

2006-09-23 | 動物

 友人からあけぼの山農業公園のヒガンバナ(彼岸花)が綺麗との情報で早速出かけた。やや半日陰ぎみの丘の斜面に沢山咲いていた。球根を栽培中とのプレートがあったので、係りの方が植えつけたのだろう。ヒガンバナ栽培にはうってつけの斜面なので、今後が楽しみだ。 

ヒガンバナ科リコリス属
学名「Lycoris radiata」
別名「曼珠沙華」

撮影2006年9月22日午後4時頃

細長い花弁が反転するヒガンバナ

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三つ並んだヒガンバナ

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赤く燃えるように咲くヒガンバナ

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根にはリコリンという毒があるヒガンバナ

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花が咲いているときに葉はない
花と葉を同時に見ることは出来ない

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斜面に沢山咲いたヒガンバナ

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メモ


・名前の由来は秋の彼岸のころ花をさかせるから

・先ず茎が伸びてきて花を咲かせる。花の後に葉がでる。冬と春を越して、夏近くになると葉も消える。
・中国から渡来した球根植物。直立した花茎の先に花柄が放射状に出て、複数花を付ける。花ビラは6枚で縁が波打つ。
・生育環境は日なた~半日陰
・殖やし方は分球。春に水はけの良い場所へ球根を植えつける。地上部が枯れる夏の間に球根を分ける。

日本文芸社「季節の花図鑑」より

100万本以上のヒガンバナが咲く
日高市の巾着田はこちら

  


アメリカデイゴ(亜米利加梯悟)の花

2006-09-23 | 動物

 あけぼの山農業公園にアメリカデイゴ(亜米利加梯悟)の花が咲いていた。青々と繁った葉の間から真っ赤な蝶形の花が下がっているので、とても目立つ。鹿児島県の花だそうだ。 

マメ科デイゴ属
学名「Erythrina crista-galli」
別名「カイコウズ」

撮影2006年9月22日午後4時頃

蝶形花の旗弁が大きなアメリカデイゴの花

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蝶形花が見えるもう一枚
葉は3枚で葉柄にはトゲ

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ならんで2房のアメリカデイゴの花

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アメリカデイゴの木の一部

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少し離れた位置からみると

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アメリカデイゴの木

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メモ


・南国では庭木をとして植えられカイコウズ(海紅豆)の名でも親しまれている。海外から来た赤い豆。
・夏の頃青々と繁った葉の間から、長い花序を出し、そこに沢山の赤い花を咲かせる。蝶形花の旗弁が非常に大きく、花柄がねじれるために下向きについているのが特徴。
・花期は6月~9月
・ブラジルなどが原産で、暖地で庭木や街路樹にされ、鹿児島県の県花にもなっている。
・葉は小葉が3枚、葉柄にはトゲがある。

日本文芸社「樹木図鑑」より

  


荒地でもみのりの秋

2006-09-22 | 動物

 TXがらみの空き地に咲いていた「ガガイモ」や「メマツヨイグサ」にもみのりの秋がやってきていた。
 「カラスウリ」は残念ながらあの美しい花を見る機会を失したので、来年に期待しよう。

撮影2006年9月21日午前6時半頃

たった一つだけのガガイモの実

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8月1日撮影のガガイモの花

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メマツヨイグサの実

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今でも咲いているメマツヨイグサ
花と蕾と実が仲良くついている

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カラスウリの若い実

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やや熟したカラスウリの実

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8月1日撮影のガガイモの花

8月1日撮影のメマツヨイグサの花  


オキナワスズメウリの実が赤くなりはじめた

2006-09-21 | 動物

 初めてお目にかかったオキナワスズメウリの実が赤くなり始めた。8月30日に撮影したときの実がそのままの大きさで赤くなりはじめた。まだまだ青い実の方が多いが、全部が赤くなるのも時間の問題だろう。楽しみだ。

ウリ科オキナワスズメウリ属
学名「Bryonopsis laciniosa」

撮影2006年9月21日午前6時半頃

枯れたツルにぶら下がっているオキナワスズメウリの赤い実

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こちらもツルは枯れているが、赤い実と青い実が仲良くならんで

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枯れたツルにしっかり付いている沢山の実

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木のてっぺんの方は多少ツルも青い(成長の差)

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オキナワスズメウリの姿
枯れ木に2本のオキナワスズメウリがからみついている

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今年も咲いたマルバルコウソウ(丸葉縷紅草)の小さな花

2006-09-20 | 動物

 近くの道路の斜面に今年もマルバルコウソウ(丸葉縷紅草)が一面に葉を繁らせ花も咲きだした。可愛いツルがつかむ相手を探して、盛んに伸びている。
 昨年のマルバルコウソウ(丸葉縷紅草)花はこちら

ヒルガオ科ルコウソウ(サツマイモ)属
学名「Ipomoea coccinea L」

撮影2006年9月16日午前7時頃

星型の可愛い花マルバルコウソウ

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ルコウソウとは異なる丸い葉を持つマルバルコウソウ

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細くて可愛い蕾も元気なマルバルコウソウ

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おしあいへしあいのマルバルコウソウ

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からみつく相手を探しているマルバルコウソウのツル

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メモ


・マルバルコウソウは熱帯アメリカ原産で江戸時代末期に観賞用として渡来して今はほとんど栽培されず、野生化している。
・縷とは糸のこと
・ルコウソウ(縷紅草)の葉は深裂し、裂片が細長く糸状であることから由来。
・マルバは葉が丸い。

 



 

 


葉がもみじの葉ッパに似たモミジアオイ(紅蜀葵)

2006-09-19 | 動物

 大堀川の河川工事の柵の近くに真っ赤な目立つ花があった。近づくとモミジアオイ(紅蜀葵)だった。 

アオイ(葵)科フヨウ(ハイビスカス)属
学名「Hibiscus coccineus」
別名「コウショッキ(紅蜀葵)」

撮影2006年9月14日午後3時頃

深く5裂したモミジアオイ(紅蜀葵)の花

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蕾も沢山付いているモミジアオイ

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モミジのように深い切れ込みのある葉を持つモミジアオイ

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背丈が2m位にもなるモミジアオイ

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メモ


アオイ科特有の花を咲かせる大型の宿根草。比較的植栽が多く、夏になると見かけることが多い。
・耐寒性あり。
・モミジのような深い切り込みのある葉に特徴あり。