アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)の花

2010-11-30 | 植物

散歩の途中で、民家のブロック塀に紅葉した蔦の根元にヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)が可愛いピンクの花をつけていた。また、我が家の前の道路とブロックの間の隙間にも、こぼれ種から群生。ヒメツルソバは強健で乾燥にも強く、耐寒温度はマイナス5度位あり、霜に当たると落葉して越冬する。匍匐性で地を這うので、グランドカバーとしても利用される。ヒメツルソバは、蕾の色も、花弁の色も、受精して種子が形成されても花弁がそのままの色で種子を包んで落下する。そのために花期がとても長く思える。
タデ科 タデ属
別名「ポリゴナム(Polygonum)」
撮影2010年11月29日
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  道路の隙間で咲くヒメツルソバ


  地を這うように伸びる(匍匐性)。


  ヒメツルソバの花


  小さな花の中に黒い種子が見える


  ヒメツルソバの葉。
タデ科特有の矢印のような模様がはいる。寒くなると葉色は濃くなる。



昨年出会った見事な   ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)の群生  撮影2009年12月15日
今年は、見られない。オーナーが全部抜き取ったのだろう。


皇帝ダリア

2010-11-29 | 植物

最近散歩の途中であちらこちらの庭先で皇帝ダリアの花をみかけるようになった。
キク科の植物は日照時間が短くならないと花芽を形成しないので、皇帝ダリアも丁度今頃から咲き始めるようだ。ただ、霜が降りると花は黒褐色に縮れてみる陰もなくなる。
キク科 ダリア属
別名「コダチダリア(木立ダリア)、タラノハダリア」
撮影2010年11月28日
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  農家の庭で咲く皇帝ダリア。茎の中は中空なので、風などで倒れやすい。
物干し竿のような頑丈な竹で支柱が施されていた。

 


  Aさんの皇帝ダリア。


  Bさんの皇帝ダリア


  皇帝ダリアの蕾。たしかにダリアの蕾をしている。


  皇帝ダリアの葉は「タラノキ」の葉に似ている

 



タラノキの葉は→ブログで   タラノキの花  撮影2007年8月28日


ムラサキシキブ(紫式部)の黄葉と果実

2010-11-28 | 樹木

朝の散歩で、ムラサキシキブ(紫式部)が黄葉し、美しい紫色の核果が多数ついているのに気付いた。
この時期にこれだけ葉や核果が残っているムラサキシキブ(紫式部)はめずらしいのではないかと思う。
成顕寺の横門から入ってすぐなのだが、今までここにムラサキシキブ(紫式部)があることに気付かなかった。
来年は花が咲く時期に必ず写真を撮りたい。
クマツヅラ科 ムラサキシキブ属
撮影2010年11月27日
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  大人の背丈より大きなムラサキシキブ(紫式部)の黄葉


  ムラサキシキブ(紫式部)の葉
葉全体に細かい鋸歯がある。葉は対生。
なお良く見かけるコムラサキは葉の上半部にだけ粗い鋸歯がある。

 


  ムラサキシキブ(紫式部)の果序
葉腋からでる。コムラサキの花序や果序は、葉腋からはなれてでる。


  ムラサキシキブ(紫式部)の美しい果実(核果)


  この後、葉が落ちても核果は枝に長く残っている


  ムラサキシキブ(紫式部)の幹



なお比較のために   コムラサキ  撮影2009年9月20日


赤茶色の花が群生して咲くように見えるアベリアの植え込み

2010-11-27 | 樹木

アベリアの花後に残った萼が紅葉して、まるで花が咲いたようだった。
場所は「おおたかの森ショッピングセンターの植え込み」
スイカズラ科 ツクバネウツギ属
別名「ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)」
撮影2010年11月26日
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  赤茶色の花が咲いたように見えるアベリアの植え込み

 


  アベリアの花後にのこった萼


  アベリアの花と花後の萼


  アベリアの蕾と花と花後の萼


  アベリアの蕾。紅葉している。


メモ

・常緑・低木。
・中国原産の「シナツクバネウツギ」と「アベリア・ユニフローラ」の交配種。
・株元から多数枝分かれし、小枝は赤い。
・葉は革質で光沢があり、対生または三輪生する。
・冬は葉が褐色を帯びる。
・5~11月の長期にわたって、葉腋から出た短枝に集散花序、まれに円錐花序をつける。
・花は白く、花冠の先が5裂した漏斗型で、茶色い萼は3~5枚の裂片で長さは不ぞろい。
・花後、萼が残る。
・結実はしない
・刈り込みに強く、非常に強健。土質を選ばず、どこでも良く育つ。
・都市緑化に適し、公園や道路、生垣など多目的に植栽される。



参考サイト   植物写真館「アベリア」


ラブラドルレトリバーのアルちゃん(10才・黄色・♀)が那須高原りんどう湖で見たものは

2010-11-26 | ラブラドルレトリバー

ラブラドルレトリバーのアルちゃん(10才・黄色・♀)
那須高原りんどう湖ファミリー牧場を散歩。
撮影2010年11月20日
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  ワンちゃん入園券、ワンコ1頭につき500円。
ワンちゃんお立ち寄り処として、ドッグラン・ドッグパーキング・水飲み場など。お店には入れない。


  メリーゴーランド



アルちゃんが見たものは? 動画でお楽しみください。
特に、湖上をワイヤーで滑空するジップライン”KAKKU”を見てね



りんどう湖ファミリー牧場


りんどう湖ファミリー牧場でみた紅葉

2010-11-25 | キママ日記

ワンコも入園できるりんどう湖ファミリー牧場でヤマモミジの紅葉見学
ちなみに、入園料大人一人1000円、ワンコ一頭500円。
カエデ科 カエデ属
撮影2010年11月20日
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  アルちゃん期待して待つが、ヤマモミジは食べられない。



  フォトチャンネルで拡大画面をどうぞ


メモ(ヤマモミジ)

・落葉高木。
・イロハモミジの変種または、オオモミジの変種とされる場合もある。
・北海道・本州に分布し、花期は5月。
・葉には不ぞろいの重鋸歯があり、一般にイロハモミジより大きめになるが、変異が大きい。
フリー百科事典ウイキペディアより


那須どうぶつ王国で見た「モモイロペリカン」のお食事風景

2010-11-24 | 動物

那須どうぶつ王国では、小動物の餌やり風景を見せてくれる。
丁度モモイロペリカンのお食事タイムだった。
コウノトリ目 ペリカン科
撮影2010年11月20日
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  休憩中のモモイロペリカン



モモイロペリカンのお食事風景は動画でどうぞ



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来年の干支「兎・ウサギ・うさぎ」さんを探して那須どうぶつ王国へ

2010-11-23 | 動物

来年の干支「兎・ウサギ・うさぎ」を探して栃木県那須どうぶつ王国を訪ねた。
なんとこの日は「千葉県民は無料の日」というラッキーな日だった。
ここでは、うさぎと自由に触れ合えるので、小さな子供たちに大人気で、うさぎたちは少々疲れ気味のようだった。
撮影2010年11月20日
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  おいでナスくん


  ラッキーな日だった



  可愛い兎はデジブックでどうぞ




那須 茶臼岳

2010-11-22 | キママ日記

風もなく小春日和のようなお天気に恵まれたので、
那須茶臼岳を歩けるところまで歩くことにした。
那須ロープウエイの山麓駅でで、シルバー割引があるか聞いたところ、
シルバーにしたら全員割引しなければならないので、経営が成り立たないと言われた。
ちなみに料金はJAFの割引で往復一人990円
那須ロープウエイで4分ほどで、山頂駅に着いた。
撮影2010年11月19日
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  那須ロープウエイ山頂駅


  那須茶臼岳は活火山なのだ


  天候に恵まれ街中を歩く格好でも普通に歩ける


  視界がひらけ、気持ちよく歩ける


  傑作を狙う


  地球が丸いのが少し理解できる


  頂上まで行けそうな気分になる


  緊急時には、ありがたい道標。


  小さな雪ダルマが作ってあった。

 


  私たちの足では、この黄色い硫黄が見える場所までが限界だった。
残念だがここで引き返す。


  頂上近くには噴煙も見える。

 



  動画でもどうぞ


那須の史跡「殺生石」見学

2010-11-21 | キママ日記

栃木県那須町の那須湯本温泉付近にある溶岩「殺生石」を見に行った。古くから、付近一帯には硫化水素、亜硫酸ガスなどの有毒ガスがたえず噴出しており、「鳥獣がこれに近づけばその命を奪う、殺生の石」と知られていたが、現在は観光名所になっている。
元禄2年(1689年)この地を訪れた松尾芭蕉は「奥の細道」に、『殺生石は温泉(いずゆ)の出づる山陰(やまかげ)にあり。石の毒気(どくけ)まだ滅び巣ず、蜂、蝶のたぐい真砂(まさご)の色のみえぬほど重なり死す。』と記している。
この様子から当時は相当の火山性ガスが発生していたらしい。
この地に残した一句は
『石の香や夏草赤く露あつく』
撮影2010年11月20日
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  史跡 殺生石への木道。
右側の賽の河原を、左側に千体地蔵、教伝地蔵を見ながら、
緩やかな傾斜のある木道をのぼり、休憩舎、展望台を過ぎると正面に「殺生石」。


  賽の河原


  左手の千体地蔵・教伝地蔵等と右奥の殺生石


  史跡「殺生石」


  注意書きが



   千体地蔵、教伝地蔵、殺生石を動画でご覧ください。




  石の香橋を渡って那須温泉神社へ


  山道の参道から下を見下ろすと、左から「殺生石」、展望台、休憩舎、お地蔵様などが小さく見える


  殺生石の伝説の中に出てくるという、九尾の狐をまつったお稲荷様


  那須温泉神社は、那須余一宗隆が屋島の戦で扇の的を射る時に祈願した神社

 

 


  石段を降りて殺生石駐車場へ


サンパラソルの花

2010-11-20 | 動物

流山市内を散歩中、民家の塀に「サンパラソル」が数輪咲いていた。
夏の人気のフラワーとか。トレリスやラティスにつるを絡ませて思いのままの形に仕上げることが出来るらしい。
来春のガーデニングの参考にしたい。
キョウチクトウ科 マンデビラ属
撮影2010年11月14日午後4時過ぎ
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参考サイト   サンパラソル

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クマシデ(熊四手)の果穂

2010-11-19 | 動物

大堀川昭和橋近くの緑地に植樹してあるクマシデ(熊四手)に茶色になった果穂がたくさんぶら下がっていた。
冬でも果穂は残るので、花が咲いたように見える。
カバノキ科 クマシデ属
撮影2010年11月12日午後4時過ぎ
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  クマシデ(熊四手)の果穂
この果穂は葉状の果苞からなり、果苞は一つの果実を抱いているが、確認できなかった。

 

 

 


  クマシデ(熊四手)の冬芽。太いほうは雄花序、小さいほうは雌花序か葉が入っている。

メモ

・生育地は日当たりの良い丘陵や山地の谷筋。
・樹形は落葉高木。高さ15m直径20cmほどになる。根元から多くの萌芽を出す。
・樹皮は黒褐色、若木の樹皮は滑らかだが、大きくなるとミミズばれのような模様が入り、老木になると裂ける。
・冬芽は長さ6~10mmの紡錘形。芽鱗は14~16個。
・果穂は長さ5~10cm。葉状の果苞は密に付く。
参考文献 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」


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コブシ(辛夷)の紅葉

2010-11-18 | 樹木

流山市内水辺公園のコブシ(辛夷)の木の黄葉。
コブシ(辛夷)は、春に咲く花も魅了的だが、晩秋の黄葉も美しい。
モクレン科 モクレン属
撮影2010年11月14日午後4時過ぎ
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  綺麗に黄葉した二本のコブシ(辛夷)の木。

 

 


  根元には落ち葉の絨毯が・・


  黄葉いろいろ

 

 


  コブシ(辛夷)の幹


茨城県五霞町の   オオコブシ(大辛夷)の花  撮影2010年3月23日

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オニノゲシ(鬼野芥子)の花(大堀川周辺では一年中咲いている)

2010-11-17 | 動物

草刈りが終わって歩きやすくなった大堀川の緑地に、
最初に目立つ花をつけたオニノゲシ(鬼野芥子)。
ノゲシに似て、見た目が強そうなのでオニがついたそうな。
ノゲシは葉がケシの葉に似ていることから命名。
大堀川周辺では、オニノゲシ(鬼野芥子)は一年中見られる。
刈り取られてもすぐに芽をだす。
キク科 ノゲシ属
撮影2010年11月7日
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  オニノゲシ(鬼野芥子)



フォトチャンネルでご覧ください


荒地で群生していたオニノゲシ(鬼野芥子)  撮影2007年12月15日


ナンキンハゼ(南京櫨)の紅葉

2010-11-16 | 樹木

柏の葉公園ボート池近くのナンキンハゼ(南京櫨)が紅葉し始めた。
トウダイグサ科 シラキ属
撮影2010年11月3日
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  黄葉した大きなカツラ(桂)の木の間で少し紅葉が始まったナンキンハゼ(南京櫨)

 


  ご馳走独り占め。


  ナンキンハゼ(南京櫨)の果実は果。
3稜のある篇球形で直径約1.5センチ。褐色に熟して裂開し3個の種子を出す。

 


  柏警察署前の街路樹として植えられているナンキンハゼ(南京櫨)並木
2010年11月12日撮影


  小紋のような雰囲気を持つナンキンハゼ(南京櫨)の色づき



  柏警察署前のナンキンハゼ(南京櫨)並木
数本紅葉が始まったが、まだまだ緑が濃い。




昨年の   ナンキンハゼ(南京櫨)  撮影2009年11月6日


メモ

・中国原産、各地に植栽されている。
・落葉高木、高さ15m、直径35cmほどになる。
・花は、7月に枝先に長さ6~18cmの総状花序だし、黄色の小さな花を多数つける。
・花序の上部に多数の雄花、基部に0~数個の雌花がつく。
・果実は果。3稜のある扁球形で直径葯1.5cm。10~11月に褐色に熟して裂開し3個の種子を出す。
・庭木・公園樹・街路樹に使用。
・かつては、種子からロウや油をとった。種子は有毒。
・名前は中国原産で、秋に紅葉し、ロウをとったことによる。
参考文献 山と渓谷社ハンディ図鑑「樹に咲く花」