ナツツバキ(夏椿)の冬芽は互生し、長楕円形で先端は尖り、2枚の芽鱗に包まれる。頂芽は脇芽よりやや大きいか同形で、長さは9~13mmある。随はやや細く、葉痕は半円形または三角形。維管束痕は1個。枝には裂開した果の殻をつける。
ナツツバキの花は(2013/6/14撮影)⇒ クリック
ツバキ科ナツツバキ属 落葉低木~高木
別名「シャラノキ」
2014年1月28日
つくば牡丹園
↓ 冬芽と共に裂開した果の殻が多数残る。
参考文献「信濃毎日新聞社 冬芽でわかる落葉樹」
ワラボッチの中で見事な大輪の花を開花。冬の牡丹は、冬開花にあわせて、ボタンに厳冬を体感させ、この時期に春が来たと錯覚させるように、厳密な温度管理をして、特殊な栽培を行っているそうだ。大変厳しい条件を体感させるので、中には咲くこともなく駄目になる花もあるそうだ。最低でも3年はかかるとのこと。(つくば牡丹園HPより )季節により、入園料が異なるが冬の牡丹は一人500円。
ボタン科ボタン属
2014年1月28日
↓ 一番低い位置にある池のほとりにワラボッチが。
いろいろな冬の牡丹
入園料一人500円
★ 冬の牡丹は春のボタンを温度調整して咲かせるもの。
★寒牡丹は春と、晩秋~初冬にかけて二度き品種で、葉がないのが特徴。
関東地方武蔵野の雑木林に代表されるコナラ・クヌギの落葉広葉樹林が有名だが、市街地の公園では、黄葉した(枯れ葉?)葉が落ちずにしっかり残っていた。あまり人が入らない場所なので、ドングリ(堅果)や崩れ始めた殻斗なども見られた。クヌギの冬芽は鱗芽で芽鱗は20~30。葉痕は半円形。(鮮明な写真が撮れなかったので再挑戦したい)
ブナ科コナラ属
2014年1月17日
流山野々下水辺公園
↓ ドングリ(堅果)と殻斗(線形の鱗片がらせん状にびっしりつく、
鱗片は上部のものほど長く長さ1cm位)
↓ 落葉しないで残っているクヌギの葉とクヌギの樹皮。
モミジバフウには、特徴のある果実(果がたくさん集まった集合果)と冬芽が見られた。また翼もはっきり見えた。ただ、木が大きいので、小さな冬芽は非常に撮りにくかった。モミジバフウの冬芽は鱗芽。芽鱗は6~10個。ふちに毛がある以外は無毛。維管束痕は3個。
マンサク科 フウ属
別名「アメリカフウ」
2014年1月24日
柏の葉公園
↓ 見上げると、まだまだ沢山の空っぽの果実。
↓ モミジバフウの樹皮
先月、ハンカチノキの実を初めて撮ったが、今回は冬芽を撮った。
ハンカチノキの冬芽は鱗芽。維管束痕も良く見えた。
頭にターバンを巻いたような可愛い顔に見える。
ミズキ科 ハンカチノキ属
別名「ハトノキ・ハンカチツリー・ゆうれいのき」
2014年1月24日
柏の葉公園
↓ 二つだけ実(核果)が残っていた。
↓ ハンカチノキの樹皮
ヒヨドリが庭のピラカンサスの実を全て食べ尽くした。それでもヒヨドリが度々来るので、リンゴをプレゼントした。
スズメ目ヒヨドリ科
2014年1月26日
↓ 最初に食べに来るヒヨドリ
↓ 続いてたべにくる2番手のヒヨドリ
↓ おこぼれはスズメがゲット
↓ リンゴを啄むヒヨドリ、動画でどうぞ。
スズメはヒヨドリがいる時は、花壇で何かを啄んでいる。
マンサクの冬芽_葉芽は鱗芽で芽鱗は2個あり細かい毛が密生する。落ちやすく裸芽になる。花芽は長さ3mmほどの卵球形で、小さな鈴をつけたよう。
マンサク科マンサク属
2014年1月24日
柏の葉公園
↓ マンサク(万作)冬芽_葉芽は鱗芽。芽鱗は2個。
帽子を被っているようだが、落ちてしまうと裸芽。
↓ マンサク(万作)の全形、花が咲きそろうのは2月上旬~中旬か?
リョウブ(令法)の冬芽は最初は芽鱗があるが、間もなく落ちて、裸芽になる。互生。
リョウブ科リョウブ属
別名「ハタツモリ(畑ツ守)
2014年1月24日
柏の葉公園
↓ 初めは鱗芽
いないいないばあ!をしているようだ。
↓ 芽鱗が落ち始める。帽子を被ったようで可愛い。
↓ 芽鱗が落ちて、裸芽になった。
↓ 沢山のリョウブの実がシルエットを形成
↓ リョウブ(令法)の樹皮
↓ 奥の方では、時節柄植木やさんが剪定作業をしていた。
柏の葉公園のリョウブは、丁度目の高さで撮影できるので、
剪定されると厭だと思ったが、今年は剪定しないそうなので、
ホッと一安心。これで、来年も花も実も撮れる。
リョウブ(令法)の花(2013/6/23)⇒ クリック
リョウブ(令法)の実(2013/11/13)⇒ クリック
大堀川の法面を一面覆い隠していたクズ(葛)は、殆ど全部刈り取られかたづけられた。立木に這い上がったクズはそのまま放置されたので、枯れた蔓をさらしている。おかげで、クズの冬芽や葉痕の観察が出来た。
クズの人面は前年の葉の葉痕で、口や目に見える部分が維管束痕、
髪の毛に見える部分がこれから伸びていく冬芽にあたる。
マメ科クズ属
2014年1月24日
↓ 枯れ木に這い上がり、そのまま放置されたクズ
↓ 残っていたクズの豆果
アジサイ(紫陽花)の冬芽。
頂芽は裸芽で大きく長さ1~2cmの長卵形。
側芽は長さ3~13mmと小さく2個の芽鱗に包まれる。
葉痕は三角形~ハート形。
維管束痕は3個。
アジサイ科アジサイ属
2014年1月22日
あけぼの山農業公園
↓ ドライフラワー状態のガクアジサイの装飾花
↓ カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)の冬芽
↓ ドライフラワー状態のアジサイ(紫陽花)
あけぼの山農業公園裏門近くの日本スイセンは満開。
葉の間から蕾をつけた花茎が伸び、伸びきると蕾が横向きになり、成熟すると蕾を覆っていた包を破って花が開く。典型的なスイセンの花の場合、雌しべは1本、雄しべは6本。6枚に分かれた花びらと、中心に筒状の花びらをもつが、一番外側の花びら3枚は萼で、内側3枚が花弁。二つをあわせて花被片と呼んでいる。一方中心にある筒状の部分を副花冠と呼んでいる。
スイセンの品種は、花被片・副花冠の形状と花の着き方で決められる。
茎は黒い外皮に包まれた鱗茎の内部にあるので、切断しない限り見えない。
参考サイト Wikipediaスイセン属
ヒガンバナ科スイセン属
2014年1月22日
↓ ふるさと広場の奥には昨夜の雪が残っていた。
あけぼの山農業公園内梅林にあるミツマタ(三椏)には沢山の蕾が開花を待つ。
ジンチョウゲ科ミツマタ属
2014年1月22日
↓ 梅園のウメの蕾はまだ堅い。
↓ 毎年季節の花で彩られる花時計、ジャスト12時。