アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

シナマンサクの花

2011-02-28 | 動物

シナマンサク(支那満作)の花。
中国原産のマンサクで前年の大きな茶色い枯れ葉を残しながら、早春、新葉が出る前に強い芳香のする黄金色のヒラヒラした花を咲かせる。花はマンサク属の中で一番花色が鮮やかで花弁が長く、花の基部が赤い。耐寒性落葉広葉潅木~小高木。
マンサク科 マンサク属
学名「Hamamelis mollis Oliv.」別名「キンロウバイ(金楼梅)」
撮影2011年2月27日
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  シナマンサクの花
花弁4枚で鮮やかな黄金色、マンサクより長く、1.5~2.5cmのリボン状。
中心部の萼は黒味が強く、赤黒い色をしている。
花は甘く芳しい香りがする。


  花のそばに昨年の果実も見える

 

 


  大きなシナマンサクの木



参考サイト   つくば実験植物園のシナマンサク


セツブンソウの花

2011-02-27 | 動物

つくば実験植物園に、セツブンソウ(節分草)の花を見にいった。
セツブンソウは早春に開花して2~3ヶ月の短期間で1年の生活サイクルを終える早春植物(Spring Ephemeral:春の妖精、春のはかない命)と言われれている。
キンポウゲ科 セツブンソウ属
撮影2011年2月27日
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  セツブンソウの花
花弁に見えるのは、萼片。
花弁自体は退化して黄色の蜜槽となり、多数のおしべと共にめしべの周りに並んでいる。
めしべは2~5個あり、5月の中ごろに熟し、種子を蒔いた後で地上部はかれる。

 

 

 

 



参考サイト 植物雑学辞典:セツブンソウ


サンジャクバナナの実

2011-02-25 | 植物

バナナは大型の多年草。葉鞘は巻き重なって偽茎を形成する。大きなものは5mを越すが、樹木ではなく、偽茎は木質化しない草本。偽茎の頂部から花茎をだらりと垂下させる。基部には2列に並んだ雌花群がある。先端にも2列に並んだ雄花群が段状につく。基部から開花する。バナナには種子がない。野生バナナにはアズキほどの大きさの種がある。種子を持つ原種の中から種子ができないものを選別してできた栽培品種。(以上筑波実験植物園の研究者ノートより)
バショウ科 バショウ属
撮影2011年1月25日
つくば実験植物園温室
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  背丈が3尺ほどのサンジャクバナナ
2本の垂下したバナナ。先の方に見える赤いものは苞。


  サンジャクバナナ


  サンジャクバナナの先端には赤色の苞が、それに続いて花と実が見える。



参考サイト 花夢ギャラリー   サンジャクバナナ


シマムラサキツユクサ(縞紫露草)の綺麗な葉と可愛い花

2011-02-24 | 植物

斑の入った葉が美しく、紫色の3弁の花が咲いていた。メキシコ原産のほふく性の多年草。日向でも日陰でもよく育つのでグランドカバーや吊り鉢などにして世界中で栽培されている。
ツユクサ科 ムラサキツユクサ属
別名「ハカタカラクサ」
撮影2011年1月25日
つくば実験植物園
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  シマムラサキツユクサの花
直径1cm程度の小形の、昼前から夕方まで咲く1日花。
雄しべの花糸には細かい毛が生えている。
葯は花糸にたいして丁字につき、花粉は葯の両端にある。

 


  斑が綺麗なシマムラサキツユクサの葉

 



参考サイト   日本新薬植物図鑑「今月の花」シマムラサキツユクサ


トックリヤシ

2011-02-23 | 植物

幹の基部が大きく膨らむ特異な樹姿から英名では「ボトルパーム」と言う。生育は遅く、幹が肥大するのに10数年かかる。肥大したトックリヤシの観賞価値は非常に高いそうだ。雌雄同株。
ヤシ科 トックリヤシ属
英名「ボトルパーム」
撮影2011年1月25日
つくば実験植物園
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  トックリヤシの樹


  トックリヤシの膨らんだ基部


  トックリヤシの花と実


  トックリヤシの実



参考サイト   (株)長島植物園:トックリヤシ


クチナシ(梔子)の実

2011-02-22 | 樹木

遠くからでも、はっきり目立つ紅黄色い色に引き寄せられるように近づくと、
クチナシ(梔子)の実だった。
アカネ科 クチナシ属
撮影2011年1月25日
  つくば実験植物園
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  果実が熟しても口が開かないところから”口無し”の名になった(広辞苑)

 


  常緑の葉と沢山の紅黄色の果実が目だった

 



メモ

・クチナシの果実にはサフランの色素の成分と同じカロチノイドの一種クロシンが含まれる。
・乾燥させた果実は古くから黄色の着色料として用いられた。
・果実は漢方では「山梔子(さんしし)」と呼ばれている。
・八重咲きの品種は実がならないが、一重咲きものは実がなる。



フリー百科事典   クチナシ


大掘川桜並木の一部にあるカワヅザクラ(河津桜)が開花

2011-02-21 | 樹木

大堀川のサクラ並木の一部の、カワヅザクラ(河津桜)が開花した。風あたりの強い場所にあるせいか、どの花も花弁に痛みがみられた。河津町役場のHPによると、カワヅザクラ(河津桜)は1955年頃、南伊豆の河津地方で発見された品種で、「大島桜」と「寒緋桜」との自然交配種らしい。
バラ科 サクラ属
撮影2011年2月19日
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  花弁に痛みがみられるが、
花形は平開形で一重のやや下向き。花弁5枚の円形で無毛。
蕾のときは濃紅色だが満開時は淡紅色になる。

 

 


  植樹される前に巻かれていた布の間からも開花


  蕾


  満開になるのが楽しみ


  大堀川カワヅザクラ(河津桜)並木。国道16号線が見える。



河津町役場  のホームページ


コガモ

2011-02-20 | 

大堀川では、コガモのカップルが泳いでいるのを良く見かける。コガモの番は、10月から翌年6月の長い間にかけて形成され、抱卵期に解消されるそうだ。
カモ目 カモ科
撮影2011年2月19日
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  コガモ(♀)、相手がくるのを待っているようだ。
♀は全体に地味な色をしているが、翼鏡が緑色をしている。


  仲良く泳ぐコガモのカップル。後ろについているコガモには別の♂が。


  コガモの番。


仲良く泳ぐコガモの番は動画でどうぞ




Yachooオンライン野鳥図鑑 コガモ


ツグミが太いミミズをゲット

2011-02-19 | 

大堀川の草地で、一羽のツグミが大ミミズを見つけた。つついても、つついても大ミミズはちぎれない。そこへ、偶然スズメが飛んできた。ツグミはあわてて長い大ミミズを飲み込んだ。一度で飲み込めないので、ツグミの口からは大ミミズがぶら下がったまま。長い時間をかけて、やっと全部を飲み込んだ。しかし、今度は胃が重たいのか、暫くは飛べなかった。
スズメ目 ツグミ科
撮影2011年2月19日
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  ツグミが大ミミズを見つけてつつく。


  15分位かけてやっと全部を飲み込んだ。
のど元にミミズが見えていて、口が閉まらない。



ツグミが大ミミズを食べる場面は動画でどうぞ



Yachooオンライン図鑑   ツグミ


電柱の上で毛繕いや羽ばたきをするカワウ(川鵜)

2011-02-18 | 

朝の散歩の途中、高い電柱の上で、
毛繕いをしたり羽ばたいたりしているカワウ(川鵜)がいた。
ペリカン目 ウ科
撮影2011年2月17日
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  アルの後ろの高い電柱の上にカワウ(川鵜)
アルの右側は、大掘川へ利根川の水を注水するポンプ場

 

 

 



カワウ(川鵜)の毛づくろいと羽ばたきは動画でどうぞ



Yachooオンライン野鳥図鑑   カワウ


ムクドリ(椋鳥)の水浴び

2011-02-17 | 

大堀川散歩の途中、初めてムクドリ(椋鳥)水浴びを見た。距離が離れていたので、手ぶれピンボケが多い。
スズメ目 ムクドリ属
撮影2011年2月8日
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  ムクドリ2羽


  ムクドリ3羽の内1羽の水浴び


  ムクドリ3羽の内1羽水浴び


  ムクドリ3羽水浴び。


  ムクドリ5羽の内2羽水浴び


  ムクドリ5羽の内1羽水浴び


  ムクドリ6羽


  ムクドリ7羽の内3羽水浴び


  ムクドリ7羽の内1羽水浴び



Yachoo!オンライン野鳥図鑑   ムクドリ


大堀川散歩で出会った鳥(カワウ・カワセミ・シジュウカラ)

2011-02-16 | 

大堀川の散歩中に出会った鳥。
撮影2011年2月8日
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その1 カワウ(川鵜)
ペリカン目 ウ科
木陰で一休み


  餌取りに水面へ


  潜った次の瞬間、魚をくわえて頭を出す


  一気に飲み込む


  満足!満足!



その2 カワセミ(翡翠)
ブッポウソウ目 カワセミ科
対岸から撮ったので、小さくてピンボケ。いつか綺麗に撮りたい。
嘴の上下が共に黒いので♂


  別の枝に止まった♂


  嘴の下半分が赤いので♀


  水鏡



その3 シジュウカラ(四十雀)
スズメ目 シジュウカラ科
高い木の上に一羽、多分シジュウカラだと思うが・・・

 



Yachooオンライン野鳥図鑑より

カワウ(川鵜)

カワセミ(翡翠)

シジュウカラ(四十雀)


大きなビワ(枇杷)の木にたくさんの花

2011-02-15 | 樹木

大堀川の草地と民家の間に育った、大きなビワ(枇杷)の木に沢山の花。花の蜜を求めてヒヨドリも来ていた。ビワ(枇杷)の花は11月の終わり頃から咲き始め、12月には盛りを迎えると言うが、ここのビワ(枇杷)は、まだ蕾も沢山あり、当分花を観察できそうだ。
バラ科 ビワ属
撮影2011年2月8日
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  ビワ(枇杷)の花


  沢山の小さな蕾と、開花し始めたビワ(枇杷)の花

 


  大声でわめくヒヨドリ(威嚇しているつもり?)


  大きなビワ(枇杷)の木



メモ

・葉は互生し、葉柄は短い。葉の形は20cm前後の長楕円形で厚くて堅く、表面が葉脈ごとに波打つ。縁には波状の鋸歯がある。
・花期は11~12月、白い地味な花をつける。花弁は5枚。葯には毛が密に生えている。
・自家受粉が可能で、初夏に卵形をした黄橙色の実をつける。
・果実は花たくが肥厚した偽果で、全体が薄い産毛に覆われている。
・長崎県、千葉県、鹿児島県などの温暖な地域での栽培が多い事から耐寒性がないと思われがちであるが、実は耐寒性があり冬期の最低気温-10℃程度の寒冷地でも育ち結実する。参考文献 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


茨城県フラワーパークで見た鯉など

2011-02-14 | 動物

茨城県フラワーパークへフクジュソウ(福寿草)の花を見に行った時に撮影した風景等。
撮影2011年2月10日
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  常磐道柏ICから入ってすぐ、利根川を渡るときに、筑波山が見える。
助手席から撮るが、なかなか良いタイミングで撮れない。


  茨城県フラワーパークの入口


  ゲートを入って正面を見ると、バラ園の向こうに大温室。
だんだん畑は養生中のバラ園、5月下旬~と10月上旬~の2回バラ祭りを楽しめる。


  ゲートを入って左側を見ると、養生中のボタン園の斜面にはビオラ。


  さらに左へ目をやると、噴水のある池、その奥にフクジュソウ(福寿草)の群生地


  フクジュソウ(福寿草)の群生地に、ジョウビタキ(♂)。
まるで、道案内をしてくれるように、一定の距離を置いて飛んではとまった。

 


  この噴水池には、鯉がたくさんいた。

大量の鯉は動画でどうぞ



同日に撮った   フクジュソウ(福寿草)の花