県内の紅葉情報が盛んに放映されるのに刺激されて、
たまには電車で近い所へと思い、本土寺へ出かけた。
千代田線北小金駅徒歩10分。
本土寺は花の寺として親しまれており、
初夏のころの菖蒲と紫陽花、秋の紅葉は特に賑やか。
写真には人が入らないように撮りたいところだが無理だった。
2013年11月29日午後1時~2時半
↓ 仁王門から見る景色は素晴らしい。
↓ 振り返って仁王門の方を見る。
↓ 五重塔と大銀杏
↓ 散策路へ
↓ 弁天池に映るイチョウやモミジも風情がある
↓ 像師堂
↓ 帰りに、本土寺横の駐車場から仁王門を見る。
紅葉があまりにも美しいので、ついつい沢山撮ってしまった。
後日デジブックで編集しておこうと思った。
柏の葉公園のブナも黄葉し始めていた。
ブナは落葉高木・広葉樹・雌雄同株。
ブナの花は5月、葉の展開と同時に開花するので、来年はタイミング良く撮りたい。
ブナ科ブナ属
別名「シロブナ、ホンブナ、ソバグリ、ソバグルミ、ソバ、ソバノキ、コハブナ」
参考サイト 樹木図鑑ブナ
Wikipedia ブナ
2013年11月26日午後3時10分ころ
↓ ブナの葉は互生、薄くてやや固め。
縁は波打っていて、鋸歯と言うよりは葉脈のところで少しくぼんでいる感じ。
いつも柏餅を食べる頃になると思い出していたカシワ(柏)だが、今回はゆっくりと紅葉を撮った。
柏市では、シイと共に市の木に指定。
名古屋市以西では鶏肉のことをカシワと呼ぶことがあるが、これは地鶏の羽色が
カシワの葉の紅葉に似ているからだそうだ(Wikipediaカシワ) より
葉には芳香があり、さらに翌年に新芽が出るまで古い葉が落ちない特性から
「代が途切れない」縁起物とされ塩漬けにして柏餅を包むのに用いられる。
ブナ科コナラ属
2013年11月26日午後3時ころ
↓ ブナ科の樹木が多く植樹されているゾーン。左側にカシワの木。紅・黄葉しているのは主にコナラ。
大きな樹のコナラ(小楢)の黄葉が見事なのでメモ用に再度アップ。
ブナ科コナラ属
2013年11月26日午後3時20分ころ
体育館近くの大きなコナラ、手前の紅葉はモミジ。
↓ ブナ科の樹木の多いゾーンの大きなコナラ。
遊歩道に張り出している。手前のやや大きな葉はカシワ。
急に空が曇ってきて、今にも雨が降るのではないかと思われた中で撮った。
幹が根元から4本に分かれて伸びている。
天気の良い日に再度黄葉を撮りたい。
前日に大風が吹いたので、気になっていたが、黄葉しかけた葉も、真っ赤な鈴なりの実もしっかり付いていた。
イイギリ(飯桐)の実は液果で直径1cm位。
イイギリは雌雄異株の落葉高木。
名前の由来は、昔、葉で飯を包んだため。
花は5月に若い枝先きに円錐花序を下垂させるが、今年も撮り損なった。
イイギリ科イイギリ属
別名「ナンテンギリ」
2013年11月26日午後3時50分ころ
↓ アッと言う間に日が落ちて、イイギリの向こうにラクウショウのシルエットが見えた。
↓ イイギリ(飯桐)の樹皮
↓ これは別のイイギリ(飯桐)で、大分黄葉が進んでいた。
後の建物はサッカー場。
昨年は葉が全て落ちた12月に撮影していた。⇒ クリック
ハナノキはその名前の通り、美しい紅葉が見られた。
近くにはハナノキと同じ位大きなイチョウが黄葉し、
樹木の根元には赤と黄色の絨毯ができていた。
ハナノキは雌雄異株。
この木は雄株。ハナノキの花(2012年4月5日撮影)
ムクロジ科カエデ属
別名「ハナカエデ」
参考サイト 植物雑学辞典ハナノキ
2013年11月26日午後2時45分過ぎ
↓ ハナノキは、大きなイチョウの木の間に見える紅葉している木。(2013/11/22撮影)
暫く快晴が続いたが、久しぶりの荒れた天気に柏の葉公園のサクラやケヤキは大分葉が落とされていた。
↓ バス停M住宅前近くの大きなケヤキ。
ケヤキはニレ科ケヤキ属、雌雄同株で雌雄異花。
↓ 野球場横のサクラ並木
↓ さくらの広場
↓ サクラの広場の遊歩道では、歩道の落ち葉をクリーナーで吹き飛ばしていた。
大堀川上流の植え込みのニシキギ(錦木)は背は低く綺麗に剪定されている。
可愛い赤い果実(さく果、1~2個の分果)がみのっていた。
ニシキギの一番の特徴である枝の翼が良く見えるものが多かった。
ニシキギ科ニシキギ属
別名「ヤハズニシキギ」
2013年11月22日午前7時50分ころ
↓ ニシキギの果実
黒っぽくなった果皮は裂開して上方にまるまっている
種子は朱色の仮種皮に包まれる
↓ 枝の翼がはっきり見えている。
シーズンになると、沢山のオナガガモに出会えるが、今秋初めてオナガガモ♂に出会った。一年中いつでも出会えるマガモはお昼寝に入る準備、カラスは水浴びの準備。
カモ亜科マガモ属
2013年11月22日午後1時50分ころ
↓ マガモ♂
↓ カラス
参考サイト
日本野鳥の会 マガモ
メタセコイアのすらりとした美しい樹形に暫く見とれた。
メタセコイアの化石が日本各地でも発見されていたので、
絶滅した種とされてきたが、1945年中国四川省で現存することが確認されたことから
「生きている化石」と呼ばれることが多い。
1949年に国と皇室がそれぞれメタセコイアの挿し木と種子を譲り受け、
全国各地の公園、並木道、校庭などに植えられている。
樹高は高さ25~30m、直径1.5mにもなる。雌雄同株。
スギ科メタセコイア属(1科1属)
和名「アケボノスギ、イチイヒノキ」
2013年11月22日午後1時ころ
おまけ
コナラ(小楢)は黄色から赤褐色に紅葉する。
モミジのような美しさではないが、光にあたると結構美しい。
柏の葉公園のコナラ(小楢)の木は背も高く、根元にはドングリが多数落ちていた。
参考サイト 植物雑学辞典コナラ
ブナ科コナラ属
2013年11月22日午後12時半過ぎ
↓ コナラ(小楢)の全形、樹高が高く、離れて見ると黄葉は始まったばかりに見える。
1本の樹の中に、緑色、黄色、赤褐色、それらのグラデーションと全て見られる。
↓ 樹の下には多数のドングリ。全て、鱗状の浅い殻斗から堅果が離れていた。
柏の葉公園にはニシキギ(錦木)の植え込みが多数ある。
紅葉した美しい姿を「錦」に例えらて「錦木」の名前がある。
カエデ、スズランノキと並び世界三大針葉樹のひとつ。
枝に翼がつくのが特徴。
参考サイト ヤサシイエンゲイ ニシキギ
ニシキギ科ニシキギ属
別名「ヤハズニシキギ」
2013年11月22日午後1時20分過ぎ
↓ 日本庭園横でドッグランの近く、黄葉の美しいイチョウの葉とのコラボレーション
↓ ニシキギの枝には翼が
柏の葉公園には多数のラクウショウ(落羽松)が植えられている。
どちらで見るラクウショウも紅葉が美しい。
多数の果実も良く見えてきた。
ラクウショウは遠目に見るとメタセコイアに良く似ているが、
葉っぱのつき方で区別がわかる。
スギ科 ヌマスギ属
別名「ヌマスギ(沼杉)」
2013年11月22日午後12時50分
↓ アメリカフウと並んで紅葉を競う
↓ 池の反対側から見ると、3種の樹木の紅葉が見られる。
↓ ラクウショウの紅葉と球果
↓ この球果はわれ始めている。赤く見えるものはヤニ。
↓ ラクウショウの葉は互生。一方メタセコイアは対生。
柏の葉公園のモミジバフウ(紅葉葉楓)の紅葉は真っ盛りを過ぎた。
可愛い果実が多数見えるようなった。
果実は果(さくか)がたくさん集まった集合果(しゅうごうか)。
穴から翼(よく)の付いた種子をばらまく。
落葉後も枝に長く残るので,よく目につく。
そのうち、種子をばらまいた抜け殻が沢山落ちてくる。
集めて工作をする人も多い。
マンサク科 フウ属
別名「アメリカフウ」
2013年11月22日午後12時50分ころ
管理センター前のミミジバフウ(紅葉葉楓)の並木
柏の葉公園の日本庭園の紅葉が美しかった。
2013年11月22日午後1時過ぎ
↓ 庭園入口とバラ園の間の通路、モミジのトンネルを通って入口へ
↓ 今入ってきた通路を振り返る。
↓ 一際背の高いもみじが目立つ
↓ 池を見渡す
↓ 池を一回りして、高台から見下ろす。