アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

フジバカマ(藤袴)の花

2009-07-31 | 植物


野田市清水公園の花ファンタジアでもフジバカマが開花していた。
キク科 フジバカマ属
撮影2009年7月30日
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↓ フジバカマの葉は3深裂し縁にギザギザがある。(上部の葉は裂けない)
花は筒状花だけの小さな頭花を散房状に沢山つける。
筒状花なので、花びらはない。雌しべの先が二つに割れている。
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↓ 花ファンタジアの入口を見る。
左端のトンガリ屋根はトイレ。右端の建物が受付。ハスは大きなポット栽培。
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メモ
・秋の七草の一つで、日本のものは奈良時代に中国から渡ってきたと考えられている。
・自生のものは極端に少なく、絶滅危惧種に指定されている。
・葉には香気がある。
・栽培品は色が濃いが、自生のものは淡い。
・花色は淡紅紫色・白色。
・筒状花だけの小さな頭花を散房状にたくさんつける。
・筒状花なので花びらはない。
・葉は、長楕円形、対生、3深烈し縁にギザギザがあるが、上部の葉は裂けない。
・茎の高さは1~1.5m。
山渓ポケットガイド「野の花」より   



ヒヨドリバナ(鵯花)開花

2009-07-30 | 植物


近くの畑のヒヨドリバナが開花し始めた。昨年は2番花を撮ったが、今年は咲きはじめを撮ることが出来た。
キク科 ヒヨドリバナ属
撮影2009年7月29日

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↓ 咲き始めたヒヨドリバナ(鵯花)
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↓ まだツボミが多い。少し咲き始めている花が見える。
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↓ 花は3つから4つの花からなる筒状花序。一つの花の雌しべの先は2裂している。
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メモ
・ヨツバヒヨドリ(四葉鵯花)と良く似ているが、ヨツバヒヨドリは葉が輪生する。
・またフジバカマ(藤袴)とも良く似ているが、フジバカマは葉が三裂する。
・和名はヒヨドリが山から下りてきてなくころに咲き出すことから。



ヘクソカズラ(屁糞葛)の花

2009-07-29 | 植物


大堀川の草むらの中、道路のわき、空き地のフェンスなど、あちこちでヘクソカズラの花が咲き始めた。
アカネ科 ヘクソカズラ属
別名「サオトメバナ、ヤイトバナ」
撮影2009年7月27日午前8時ころ
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↓ 花は浅く5裂、両面に毛がある。2本の白いものは雌しべの花柱。
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↓ 触れるものには何にでも絡みつく
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メモ
・別名の「サオトメカズラ」は、花が田植えをする娘の帽子に似ていることから。
・別名の「ヤイトバナ」は、花の中央の色をお灸(ヤイト)の痕に見立てたもの。
・生育地はやぶ・土手
・花色は白色、中央部は紅色。
・花のつき方は、枝の先や葉の脇にまばらにつく。
・花びらは浅く5裂、両面に毛がある。
・葉のつき方は対生。
・茎はつる性で右巻きで数mになる。      
山渓「ポケットガイド野の花」より



カラスウリの花

2009-07-28 | 植物


昼間、犬の散歩でカラスウリの花のツボミを見つけた。
咲いた頃を見計らって、出かけた。風が吹いていたのでやぶ蚊は少なかったが、ピントがいまいち。
雌花を探して再挑戦したい。
ウリ科 カラスウリ属
撮影2009年7月26日午後11時45分

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↓ カラスウリの雄花
花弁の縁から無数の白いひもがレース状にひろがっている。スズメガを呼び寄せる知恵だそうだ。
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↓ 翌日朝6時頃にはしぼんでいた。
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メモ
・原産地は中国・日本で、日本では本州・四国・九州に自生する。
・葉はハート型で表面は短い毛で覆われる。
・雌雄異株で、ひとつの株には雄花か雌花かのいずれかのみがつく。
・白色で5弁のやや後部に反り返る花弁は、縁部が無数の白く細いひも状になって伸び、直径7~10cm程度の網あるいはレース状に広がる。
・こうした目立つ花になった理由は、受粉のため夜行性のスズメガ等を引き寄せるためであると考えられる。
・花筒も非常に長く、スズメガ級の長い口吻を持ったガでなければ花の奥の蜜には到達することはできない。
参考サイト フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



二重の虹が出た

2009-07-27 | キママ日記


午後3時ころからポツポツ雨が降り出した。
アルと散歩に出ると、小雨が降っているのに、家々に西日がさし、東の空には二重の虹がかかっていた。
気がついてから5分も経たないうちに虹はうすくなっていった。
撮影2009年7月27日午後6時34分

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暮坂峠で見たウツボグサ(靱草)

2009-07-27 | 植物


霧雨の野反湖散策の帰り、道の駅「六合」で昼食⇒花楽の里見学⇒暮坂峠で牧水の歌碑など見学⇒道の駅「小野子」休憩⇒し関越道渋川伊香保IC入。
遅くなったが、暮坂峠の様子をアップ。
牧水の歌碑も霧雨にかすみ、周辺のハイキング道は草ぼうぼうで足を踏み入れるのもためらわれた。
そんな中で紫色のウツボグサ(靱草)を見つけた。
名前は、花の穂の形が矢を入れる靱ににていることによる。
別名のカコソウ(夏枯草)は夏にかれた花の穂がそのまま立っているから。
シソ科 ウツボグサ属
別名「カコソウ(夏枯草)」
撮影2009年7月1日

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↓ ウツボグサ(靱草)の花
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↓ 牧水は大正11年10月に草津から小雨・暮坂峠・沢渡を旅し、紀行文として残したことから暮坂峠が有名になったそうだ。
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↓ 暮坂峠頂上標識
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↓ 暮坂峠の風景
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↓ 暮坂峠にある道祖神
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エゴノキにできたエゴノネコアシ(えごの猫足)を見つけた

2009-07-26 | 動物


エゴノキの枝先に花とも違うし果実とも違う、妙な塊が出来ていた。
エゴノネコアシ(えごの猫足)と言われる虫こぶだった。猫の足を連想させるために命名された。
エゴノネコアシアブラムシが花が咲く頃から、側芽に作る。
ひとつの膨らんだ部屋の中にアブラムシの幼虫が1匹いるそうだ。
このアブラムシは8月には次の寄生先のアシボソ(イネ科)に引っ越すそうだ。
参考サイト 夏の虫こぶ いろいろ 

カメムシ目 アブラムシ科
撮影2009年7月19日

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↓ バナナの房のような虫コブ
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↓ 大きなアリがいるよおうだが・・・
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↓ 何をしているのだろうか。アブラムシは羽化したのだろうか。
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↓ エゴノキの実と枝先のエゴノネコアシ
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↓ エゴノキ
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エゴノキの花 撮影2008年5月18日



フヨウ(芙蓉)の花

2009-07-25 | 樹木


サークルの帰りによった店の駐車場横で咲いていた。
咲き始めたばかりで、初々しさを感じた。
ツボミが沢山あり、これから9月過ぎまで次々と美しい花が見られる。
アオイ科 フヨウ属
別名「コットンローズ」
撮影2009年7月22日

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↓ 咲き始めたフヨウの花
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↓ 出番を待つツボミ
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↓ こちらのツボミはまだまだ硬い
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メモ
明るい日差しの中、見事なまでの大輪の花を咲かせる。古くから庭木や公園樹として栽培され、暖地の一部では野生化もしている。
花は一日花で夕方にはしぼんでしまうが、花期は7~10月と長く、次から次へと花を咲かせる。
花色は薄紅色か白。八重咲きの品種をスイフヨウ(酔芙蓉)と呼ぶが、これは花が開花してすぐは白く、やがて赤くなるため。
日本文芸社「樹木図鑑」より 



ミズカンナの花

2009-07-24 | 動物


行田市内「古代蓮の里」でミズカンナの花が満開だった。
紫色の花に白い萼の取り合わせが目立つ。
葉だけみるとまさにカンナの葉だ。
水生植物で葉形がカンナににているのでミズカンナとわかりやすい命名だ。
クズウコン科 ミズカンナ属
撮影2009年7月19日
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↓ 草丈が高いミズカンナ、2m近くもある。
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↓ 紫色の花と白い萼を持つミズカンナの花
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参考にしたサイト 草津市立水生植物公園みずの森 有難うございました。



行田市内「古代蓮の里」で見たオニバス(鬼蓮)

2009-07-23 | 動物


オニバス(鬼蓮)の池では、大きな葉に似合わず、見逃してしまいそうな小さな花が咲いていた。
オニバス池にあった プレート
スイレン科 オニバス属
撮影2009年7月19日

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↓ オニバスの花花径約4cm位、(アマガエルと比較)
葉が水面を覆っているので、花は葉を突き破って空中へ出てくる。萼にトゲがビッシリ付いている。
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↓ 密集した葉の下からまた葉が出るので、重なり合って盛り上がっている。
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↓ オニバス池の風景
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メモ
・オニバスはスイレン科の1年草。オニバス属は世界にも1属1種しか存在しない。
数百年前の第三紀の鮮新生と言われる時代に、ヨーロッパ大陸からアジア大陸にかけて何種類かのオニバス属植物が分布していたが、
氷河期に絶滅したと考えられる。インド・台湾・中国大陸・ウスリー地方・日本にまたがる東アジアの一角にただ1種生き残ったのがいまのオニバス。
長い歴史を生き延びてきた貴重な遺存植物。
参考にした石川の植物 有難うございました。



行田市内「古代蓮の里」のハス見学

2009-07-21 | 動物


埼玉県行田市「古代蓮の里」へ古代ハス を見にいった。
我が家から約1時間。駐車場料金500円。
アルは入場できないので、車の屋根に防熱シートを載せて、留守番。
このシートはJAFで買ったものだが、大変優れもので、効果抜群。
ハス科 ハス属
撮影2009年7月19日

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↓ 魅力的な色をした行田蓮(古代蓮)
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↓ せいぞろい
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↓ ハスの花はこうして撮るといいですよ?(さて、どこにいるでしょう)
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↓ 開花しているハスの花の数と見学者の数がおなじ?
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メモ
説明版 によると、行田蓮(古代蓮)は、昭和46年に公共工事の際、地中の種子が
自然発芽、開花したものだそうだ。花弁数が13~18枚で一重咲種。
原始的な形態を持つ1400年~3000年前の蓮といわれているそうだ。



オオケタデの花

2009-07-20 | 植物


今年も近くの貸し農園でオオケタデ(大毛蓼)の花が満開になった。
昨年より、株の数は減ったが、開花時期は早くなった。
タデ科 タデ属
撮影2009年7月17日

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↓ オオケタデ(大毛蓼)の大きな姿
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↓ オオケタデ(大毛蓼)の花穂
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メモ
・命名は大形で毛が多いから。
・花は茎や枝の先に穂状につき、途中で曲がって垂れ下がる。
・花びらは(がく烈片)5枚。基部近くまで深く裂けている。
・花の大きさ4~5mm。
・茎の高さは1.5~2mになる。
参考文献 山渓ポケットガイド「野の花」



シロシキブ(白式部)の花

2009-07-19 | 樹木


Nさんの家のシロシキブ(白式部)の花。
かなり前から咲き始めていたらしく、青い果実も見えた。
枝先にはツボミも沢山付いているので、まだまだ花の観察が出来そうだ。
クマツヅラ科 ムラサキシキブ属
撮影2009年7月17日

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↓ シロシキブは、ムラサキシキブの白い実の種類という意味だそうだが、
コムラサキの仲間なので、コシロシキブと呼ぶのが正しい?
花も白い。
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↓ シロシキブの枝、根元のほうから順に咲いて果実をつくる。枝先にはまだまだ沢山のツボミ。
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入口で咲くシロシキブ。
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昨年のシロシキブの白い実 撮影2008年10月17日




クロコスミア(ヒメヒオウギズイセン・モントブレチア)の花

2009-07-18 | 動物


近所の畑の縁に植えてあるクロコスミアの花もそろそろ最盛期を過ぎてきた。
7月初旬から咲き始めていた。
アヤメ科 クロコスミア属
別名「ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)・モントブレチア」
撮影2009年7月17日

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↓ 蜜集めに忙しい
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メモ
・耐寒性のある宿根草。
・名前の由来はヒオウギ(緋扇)とスイセン(水仙)に似ていることから。
・春植えの球根植物。
・葉は脈が目立つ直立、線状被針形で長さ60cm~100cm。
参考文献 日本文芸社「季節の花図鑑」