アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

クコ(枸杞)の実

2007-12-30 | 動物

 道路用地に買収された廃屋の庭にクコ(枸杞)の実がポツリポツリと赤くなっていた。
(撮影2007/12/29 14:00頃)

ナス科 クコ属
学名「Lycium chinense」
(クリックで拡大します)


 真っ赤になったクコ(枸杞)の実


 伸び放題伸びた枝にポツリポツリとクコ(枸杞)の実
枝には稜があり、枝先にトゲがある


 熟す前に寒波にやられたのかな?


 クコ(枸杞)の葉とまとまった群落


メモ
・落葉低木、高さ1~2mになる。
・枝には、稜があり、葉腋や枝先にはトゲがある。
・葉は互生、短枝の先に束生状につくことが多い。
・花は7~11月、短枝の葉腋に淡紫色の花が1~3個つく。
・花冠は長さ1cmの漏斗状で上部は5裂する。萼は鐘形で上部は普通5裂する。
・果実は液果、長さ約1cmの楕円形。晩夏から初冬にかけて赤く熟す。
・用途は若葉は食べられる。果実は果実酒にする。
・乾燥した果実は強壮、解熱に使われる。
     山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」より
 


オキザリスの花

2007-12-29 | 動物

 オキザリスの可愛い鉢を購入。オキザリスはカタバミ属の植物のうち球根性の種類(球根は小さい)を園芸上はオキザリスと呼んでいる。葉は色彩の変化に富み、赤紫を始め斑入りなど多彩。花色も紅、紫紅、桃、藤、黄、白に複色など多彩。
日があたらないと開花しないし、夕方は早々と花びらをたたんでしまうので、その感度の良さに感心。  (撮影2007/12/27 14:00頃)

カタバミ科 カタバミ属
学名「Oxalis spp.」
(クリックで拡大します)


 オキザリスの花


 オキザリスが花を閉じた様子と開いた様子


 横から見ると


 花ビラが落ちて、種が出来るところ、ゲンノショウコと似ている


 オキザリスの葉、クローバのような葉をしている


メモ

・今回購入のオキザリスは商品名「桃の輝き」。
・日が差すと輝くような濃い桃色の花をこぼれるように咲かせる。
・寒さに強く、育てやすい品種。
・花付もよく、開花期も11月~3月上旬までと長い。
・半耐寒性の多年草 。  以上「楽天市場」より


ヒメコウジ(チェッカーベリー)の真っ赤な実

2007-12-28 | 動物

 散歩の途中、タネヤさんでヒメコウジの真っ赤な実をつけた鉢を見つけた。
前から欲しいと思っていたので迷わず購入(580円)タグについていた説明によると寄せ植えや、ロックガーデン、コンテナガーデンに向いているそうだ。
(撮影2007/12/27 16:00頃)

ツツジ科 ゴーテリア属
学名「Gaultheria procumbens」
流通名「チェッカーベリー・ゴーテリア」
(クリックで拡大します)


 和名「ヒメコウジ」直径12cmの鉢に植え替え


 輝赤色の実とやや赤みを帯びた暗緑色の葉


メモ
・原産地はアメリカ東北部・常緑低木。
・細い茎を叢生してカーペット状に育ち、革質で光沢のある暗緑色の葉を付ける。
・葉は冬には赤みを帯びる。
・夏には葉腋に帯桃白色の花が咲く。
・9月以後に球形の果実が鮮やかな輝赤色になり、ひときわ美しくなる。
・暑さには弱いので、夏は涼しく管理する。
・陽光と、排水の良い環境を好む。
・繁殖は種まき(種は微細)、株分け、挿し木など。
      米村花きコンサルタント事務所より


黄葉したソソシンロウバイ(素芯蝋梅)の木に花

2007-12-27 | 動物

 東武線の線路を越えた住宅地の一角に大きく成長したソシンロウバイ(素芯蝋梅)が見事に黄葉していた。驚いたのは、黄色い花がたくさん開花し、
出番を待つ蕾も鈴なりだった。今年の果実も残っていた。
良い香りに、うっとりしたが、何か少し変だ。
(撮影2007/12/26 14:00頃)

ロウバイ科ロウバイ属
学名「Chimonanthus praecox」
(クリックで拡大します)


 開花したソシンロウバイ(素芯蝋梅)の花


 ソシンロウバイ(素芯蝋梅)の黄葉と花


 出番を待つソシンロウバイ(素芯蝋梅)の沢山の蕾


 ソシンロウバイ(素芯蝋梅)の黄葉


 ソシンロウバイ(素芯蝋梅)の果実
5~6月頃の青い果実はこちら


メモ
「素心ロウバイ」の花は花びらから花の中まで黄色い色をしている。がくと花弁の区別が不明瞭で、蕾を覆っているがくは褐色だが、開花時には内側のものが伸びて大きくなり、伸びた部分は黄色になる。花には良い香りがある。
      (日本文芸社樹木図鑑より)


モチノキの実

2007-12-22 | 動物

 近くの農家の大きな生垣のモチノキに赤い実がついた。
モチノキの実は鳥の大好物だそうだが、鳥はまだ見つけていないようだ。
クロガネモチと同じ仲間だが、実のつき方も大きさも異なる。
(撮影2007/12/18 16:00頃)

モチノキ科 モチノキ属
学名「Ilex integra」
(クリックで拡大します)


 モチノキの赤い実


 果実の先端には4つに分かれためしべの跡が褐色に残っており、
中には4つ種子がはいっている。。


 人の背丈をはるかに越え、綺麗に手入れされたモチノキの生垣。


メモ
・暖地の海岸に近い常緑樹林に多く見られる。
・大きなものでは、樹高30mになることもある。
・樹皮から鳥もちが採れ、品質は本種のものが最上とされた。
・名前もその特徴に由来する。
・花期は4月、前年枝の腋に黄緑色の花を多数咲かせる。
・雌雄別株で、雄花は枝に蜜につき、雌花は緑色の子房が目立つ。
・11月~12月には、1cmほどの果実が赤く熟して美しい。
      日本文芸社「樹木図鑑」より


ムクドリ全員集合

2007-12-21 | キママ日記

 市街地造成地の電線に、ねぐらに帰る前のムクドリの群れが集結していた。
(撮影2007/12/21 16:00頃)
スズメ目 ムクドリ科
画像クリックで拡大します


 ねぐらへ帰る前に全員集合するムクドリ(椋鳥)


 1・2・3・・・数え切れないムクドリ(椋鳥)の群れ


 はじき出されるものや、隙間を見つけて入ろうとする椋鳥


 音もなく、飛行機雲が長い尾を引いていた。(16:04)


 大堀川ポンプ場の屋根にはスズメの若い衆の群れもいた。(16:12)




                  


コブシの冬芽(花芽)

2007-12-19 | 動物

 近くの農家の庭に植えてあるコブシに花芽が沢山ついていた。
(撮影2007/12/18 16:00頃)

モクレン科 モクレン属
学名「Magnolia praecocissima」
(クリックで拡大します)


 春を待つコブシの冬芽(花芽)


 背丈は家の屋根を越える大きなコブシの木、蕾がいっぱい。


メモ
・山野を彩る代表的な花木。
・3~4月、まだ葉が開く前に枝いっぱいに、芳香のある白い花を咲かせる。
・かつて、北国ではこの花が農作業を始める目安になっていた。今は、花の実ごとさから庭木や公園樹、街路樹に利用されている。
・果実は袋果の集合果で、10月頃に熟すと裂開して赤い種子を吊り下げる。
 名前はこの果実を握りこぶしに見立てたもの。
      日本文芸社「樹木図鑑」より


見事なオカメナンテン(オタフクナンテン)の紅葉

2007-12-18 | 動物

 昨年出来たアパートの駐車場に植栽されたオカメナンテンが見事に紅葉した。
オカメナンテンの葉は冬には紅葉するが春にはまた緑になる常緑低木。
江戸時代に品種改良された園芸種で、実はつかない(ネット検索による)。
(撮影2007/12/18 15:00頃)

メギ科 ナンテン属
学名「Nandina domestica cv. Otafukunanten」
(クリックで拡大します)


 紅葉が見事なオカメナンテン(オタフクナンテン)


 駐車場入口に植栽されたオカメナンテン
金属パイプは街燈、添木のある木はナツツバキ


メモ
・ナンテン→難を転じる という解釈から,縁起のよい木とされる。
・庭木としても人気がある。
・果実にはアルカロイドを含み,咳止めやぜんそくなどに効果があるらしい。
・ 性質は強健。日陰でもよく生育する。乾燥を嫌う。繁殖は挿し木または種まき。 (ネット検索による)


ユズリハ(楪、交譲木または譲葉)の実

2007-12-17 | 動物

 麗澤大学に大きなユズリハの木に沢山の実がなっていた。ユズリハの名は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから。その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物とされ、正月の飾りや庭木に使われる。
(撮影2007/12/10 12:30頃)
ユズリハ科 ユズリハ属
学名「Daphniphyllum macropodum Miquel」

画像クリックで拡大します
 ユズリハの大きな木


 ユズリハの葉の表から見ると


 ユズリハの葉を裏から見ると実がたくさん


メモ
・ユズリハは雌雄異株の常緑高木。高さ6m内外。
・若い枝と葉柄は紅色を帯びる。
・4~5月頃緑黄色の小花を総状につける。
・楕円形の核果は11月頃熟して暗緑色となる。
・新しい葉が生長してから古い葉が譲って落ちるので、この名がある。
・葉を新年の飾り物に用いる。
・枕草子には「ユズリハのいみじふさやかにつやめき」と書かれている。
      広辞苑より                


荒地で頑張るオニノゲシの群生

2007-12-15 | 動物

 TXがらみの建築事務所の横の荒地にオニノゲシの群生を見つけた。
昨年は土がむき出しになっていたが、この1年で、見事な群落を作った。
オニノゲシは越年性の一年草であるが、一年中さまざまな成長段階の個体があり、場所によっては一年中、開花が見られるので、この荒地が開発されない限り、いつでも観察できる。今年10月に富里市内で見たオニノゲシはこちら。
(撮影2007/12/15 10:00頃)

キク科 ノゲシ属
学名「Sonchus asper」
(クリックで拡大します)


 道路わきの荒地に群生。


 花をみていると黄色いキクのよう。花は全て舌状花。


 1本の茎に蕾、花、実といろいろ見られる


 綿毛が飛びはじめた。この一つ一つが着地して新芽を出すと・・・


メモ
・オニノゲシはヨーロッパ原産の帰化植物。
・越年性の一年草であるが、一年中さまざまな成長段階の個体があり、温暖な地域では一年中、開花が見られる。春から夏にかけて多くの花を咲かせるものの、真冬でも開花・結実していることから、種子も季節を選ばず散布され、芽生えるのではないかと思う。
・路傍・放棄畑・堤防などの草地に生育する。富栄養な場所に生育した大きなものでは、高さ1m程になるが、痩せ地に生育したものではノゲシと似ている。茎は太くて中空。葉の鋸歯の先端は棘になっており、痛い。
     岡山理科大学波田研究室が詳しい。


再びツタの紅葉とツタのお絵かき

2007-12-14 | 動物

 農家のコンクリートの塀に、綺麗に紅葉したツタの葉と、まだ伸びようとする蔓があった。さらに気をつけてを見ると、塀の下の方には、ツタがお絵かきをしたような綺麗なテンテン模様、上の方には、真っ黒なツタの実があった。
(撮影2007/12/12 13:30頃)

ブドウ科 ツタ属
学名「Parthenocissus tricuspidata」
別名「アマヅラ、ナツヅタ、モミジヅタ」
(クリックで拡大します)


 コンクリート塀にしっかりくっついて紅葉しているツタ。


 グラデーションが美しいツタの葉を小さな吸盤がしっかり支える。


 まだまだ、伸びようとするツタの蔓の先にも小さな吸盤が見える。


 ツタの葉が落葉した後は、お絵かきしたようなテンテン模様。


 ツタの根元は、沢山実をつけた立派な太い木になっている。


メモ
・ツタはつる性の落葉性木本。
・葉は掌状に浅く裂けるか、完全に分かれて複葉になり、落葉性。
まきひげの先端が吸盤になって、基盤に付着する。
・5枚の緑色の花弁を持つ小さな花をつける。
・ツタという言葉は、ツタ属の植物を総じて称することもある。
・ツタ属植物は、アジアから北アメリカに15種が自生し、日本にはツタ P. tricuspidata のみが本州から九州に自生する。
・「つた」の名称は他の植物や岩に「つたって」伸びる性質から名づけられた。建物の外壁を覆わせ、装飾として利用される。
・日本では古来から樹液を甘味資源として利用していた(アマヅラ)。
・ナツヅタの名は、ウコギ科のキヅタのことをフユヅタということがあり、それとの対比である。
・英語では単にアイヴィー(Ivy)というとキヅタの類を指すことが多い。
    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より               


コスモスの蕾から種になるまで

2007-12-13 | 動物

 盛りをすぎたコスモスの枝に蕾から種になるまでの「コスモスの一生」を見た。(撮影2007/12/12 14:00頃)
キク科 コスモス属
学名「cosmos bipinnatus」
別名「秋桜」


 コスモスの蕾から種になるまで
画像クリックで拡大します




                  


マユミ(檀、真弓、檀弓)の実

2007-12-12 | 動物

 柏ふるさと公園の入口にピンクの実と白い実のついたマユミ(檀、真弓、檀弓)の木があった。ピンクの実はまるで花が咲いたようだった。白い実のついた木には、葉が残り、黄葉を始めていた。(撮影2007/12/12 12:30頃)
ニシキギ科ニシキギ属 
学名「Euonymus sieboldianus」
別名「ヤマニシキギ」


 ピンクの実が沢山付いたマユミ(檀、真弓、檀弓)、葉は全て落葉。
(クリックで拡大します)


 白い実が付いたマユミ(檀、真弓、檀弓)、葉の黄葉が始まった。
(クリックで拡大します)


メモ
・日本と中国の林に自生する。
・秋に果実と種子、紅葉を楽しむ庭木として親しまれる。
・落葉低木、または小高木。雌雄異株。
・葉は対生で細かいのこぎり歯(鋸歯)があり、葉脈がはっきりしている。
・一年目の枝は緑色をしている。近種のツリバナは新芽が鋭く尖っているが、マユミの芽は丸々としている。老木になると、幹には縦の裂け目が目立つ。
・花は初夏、新しい梢の根本近くにつく。薄い緑で、四弁の小花。
・果実は枝にぶら下がるようにしてつき、小さく角ばった四裂の姿。秋の果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なるが、どれも熟すと果皮が四つに割れ、鮮烈な赤い種子が四つ現われる。
・市販のマユミは雌木しか出回っていないが、雌木一本で果実がなる。
・実がかなり遅くまで残るので、秋と冬にはヒヨドリやメジロが食べにくる。
    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より               


カイノキ(楷の木)の実

2007-12-11 | 動物

 麗澤大学には、大きなカイノキ(楷の木が2本あった。12月7日のカイノキとは別の場所にある大きなカイノキ(雌株)には、沢山の実がついていた。
(撮影2007/12/10 13:00頃)
ウルシ科 カイノキ属
学名「Pistacia chinensis Bunge」
別名「カイジュ、トネリバハゼ、ランシンボク(爛心木)、ナンバンハゼ(南蛮櫨)、クシノキ(孔子の木)」


 5~6mmの球形の実が房状についている、熟したものは黒くなる。
画像クリックで拡大します


 木の上の方で実っているたくさんの房


 大きなカイノキ


 カイノキの周辺の様子


メモ
・カイノキは直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っているこから楷書にちなんで名付けられたとされる。
・別名のクシノキは、山東省曲阜にある孔子の墓所「孔林」に弟子の子貢が植えたこの木が代々植え継がれていることに由来する。また各地の孔子廟にもうえられている。このように孔子と縁が深く、科挙の進士に合格したものに楷の笏を送ったことから、学問の聖木とされる。
・日本には1915年に孔林で採られた種子が伝えられ、東京都目黒区の林業試験場(現在の林試の森公園)に植えられた。
・雌雄異株で樹高は20-30m、幹の直径は1mほどになる。 葉は偶数羽状複葉だが、奇数の葉が混じることがある。小葉は5-9対で倒卵披針形で濃い緑色をしている。秋には美しく紅葉する。 花は円錐花序で、4-5月に葉に先立って花を咲かせる。雄花は淡黄色、雌花は紅色を呈する。 秋には5-6mmの赤い球形の果実を房状につける。実は熟すると紫色になる 。
    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
                  


メグスリノキ(チョウジャノキ)の紅葉

2007-12-10 | 動物

 12月7日に広池学園を訪ねた時、メグスリノキを撮ろうとしたときに電池がなくなり諦めて帰った。どうしても鮮やかな紅葉が忘れられず、再び訪ねた。かなり葉が落ちていたが、なんとか紅葉を撮ることができた。学園の方の話では、下に落ちた紅葉は、汚くなるまではそのまま残しておくとのことで、メグスリノキの落ち葉も残っていた。(撮影2007/12/10 pm12:30頃)
カエデ科カエデ属
学名「Acer nikoense」
別名「千里眼の木、ミツバナ、長者の木」
  


 メグスリノキ (画像クリックで拡大します)  


メモ

・葉は3出複葉
・かつて、樹皮や葉を煎じたものを洗眼薬としてつかったことが名前の由来。
・花期は5月。葉が開くと同時に淡黄色の花を数個ずつ吊り下げる。
       以上日本文芸社「樹木図鑑」より
・ネットで検索した結果メグスリノキは、日本にしか自生していない珍しい木。青森・秋田の両県を除く本州全域と四国、それと宮崎・鹿児島・沖縄を除く九州に分布。標高700メートル前後の山中に多く見られ、イチョウなどと同じく雌雄異株。