大堀川防災調整池で、今年も絶滅危惧種のタコノアシが成長を始めた。
奇妙な名前の植物だが、花序の枝に多数の花が並んでいる様子が「吸盤の付いた蛸の足」のように見えることから付いた名。また、秋には全身が真っ赤に紅葉するので、まさに茹でダコ状態に見える。
茹でダコ状態のタコノアシ(2014/10/24撮影)⇒ クリック
ユキノシタ科タコノアシ属 多年草
2015年4月26日午前6時50分
↓ タコノアシその1、若葉の間に枯れた花の茎が残っている。
↓ タコノアシその2
↓ タコノアシその3 こちらも枯れた茎が残っている。
以上の3カ所の他に、昨年は、水路に沿ったて土手側にも多数観察できたので、
今年も期待出来そうだ。
大堀川にはミシシッピアカミミガメが沢山生息している。
国立環境研究所進入生物データベースミシシッピアカミミガメ によると、
アメリカから愛玩用に輸入されたものが遺棄されて、今では全国で見られる。
昼行性で日光浴を好む。雑食性で何でも食べ、在来種のカメの卵も食べるのが問題。
ネット情報では、幼亀はミドリガメで販売されているとのこと。
爬虫綱 カメ目 ヌマガメ科
2015年4月26日午前8時10分
柏の葉公園で出会った花。(2015年4月23日)
その1_アメリカフウ(亜米利加楓)・モミジバフウ(紅葉葉楓)
アメリカフウ・モミジバフウは葉の展開とともに花が咲き始める。雌雄同株で雌雄異花。
マンサク科 フウ属
↓ 満開の花
↓ 雄花が落ちて、立派な若い果実に
その2_ヒメウツギ(姫卯木)
円錐花序で、白い花を多数つける。雄しべ10本、花糸には角状の翼がある。
アジサイ科ウツギ属
その3_ライラック(紫丁香花)・リラ
園芸品種が多く、花の色(淡紫・赤紫・赤・白)や形(一重咲き・八重咲き)と様々で、庭園樹とされる。5~6月に開花し、芳香があり、香水にも用いられる。
モクセイ科ハシドイ属
別名「ライラック、リラ」
その4_シャガ(射干)
原産地は中国で、古くに日本に渡来してそれが野生化したと言われている。
シャガの名前はヒオウギの漢名「射干」を日本読みしたもので、
葉がヒオウギに似ていることから間違って名づけられたと言われている。
アヤメ科 アヤメ属
別名「射干・コチョウバナ」
↓ シャガ(射干)の凝った花。
外花被片(萼)3枚橙色と青紫色に彩られ、外周辺部にギザギザ)
内花皮片3枚先端が二つにくびれている
雌しべ3個花柱を伸ばし柱頭部で2裂しさらに先端がふさふさ
雄しべは雌しべの裏側につくが、遺伝学的に種は出来ないそうだ。
久しぶりの西光院で出会った花(2015年4月19日午前7時過ぎ)
その1_クマガイソウ(熊谷草)
ラン科 アツモリソウ属 多年草
以前に比べて株が減っていた。増やすのはかなり大変なようだ。
Wikipediaクマガイソウ によると、地下茎は節間が長く、全長はしばしば1m以上になり、しかも硬く柔軟性に欠け、普通の植木鉢に収めることは難しい。また、先端の生長点は壁などにあたると枯死するため、鉢植えには適さない。
その2_シロヤマブキ(白山吹)
バラ科 シロヤマブキ属
シロヤマブキの花弁と萼片は4枚で、ヤマブキ属と異なる。
果実は痩果で一つの花に光沢のある黒色の実を4個ずつつける。
その3_フイリアマドコロ(斑入り甘野老)
アマドコロとナルコユリは姿がそっくりで、パッと見で判断が付きにくい。
アマドコロは茎にゆるい角が付いているので、指で触るとわかる。
茎の断面が見られれば、イビツな多角形のようになっている。
ナルコユリは断面が円形で指でさわっても引っかかりはない。
キジカクシ科アマドコロ属
↓ 別の場所で咲き始めたフイリアマドコロ(斑入り甘野老)
↓ フイリアマドコロ(斑入り甘野老)の花
葉の付け根から1~2個の筒状の白花を下向きに咲かせる。
花の先端は緑色がかって少し開く。
その4_シャガ(射干)
原産地は中国で、古くに日本に渡来してそれが野生化したと言われている。
シャガの名前はヒオウギの漢名「射干」を日本読みしたもので、
葉がヒオウギに似ていることから間違って名づけられたと言われている。
アヤメ科 アヤメ属
別名「射干・コチョウバナ」
↓ シャガ(射干)の凝った花。
外花被片(萼)3枚橙色と青紫色に彩られ、外周辺部にギザギザ)
内花皮片3枚先端が二つにくびれている
雌しべ3個花柱を伸ばし柱頭部で2裂しさらに先端がふさふさ
雄しべは雌しべの裏側につくが、遺伝学的に種は出来ないそうだ。
大堀川防災調整池のカイツブリの親子は元気。
親がヒナに餌を与えている様子がみられ、ほのぼのとした気持ちになった。
カイツブリ科カイツブリ属
2015年4月26日午前5時50分
↓ お母さん早くご飯 頂戴! はいはい!
↓ 小っちゃい子はちょっと待っててね
↓ お待ちどおさま
↓ カイツブリ親子の住む調整池
二月の冬芽の頃から開花を待っていたミヤマガマズミ(深山莢蒾)がやっと開花した。
花は雌雄同株。枝先に直径8cmほどの散房花序を上向きに出し、白い小さな花を多数つける。花には少し匂いがある。花序の軸や小花柄には開出毛があり星状毛がまじる。花冠は直径6mmほど、5中裂して平開する。
レンプクソウ科ガマズミ属
2015年4月23日午後12時40分
↓ ミヤマガマズミ(深山莢蒾)の若い葉とツボミ
2015年4月6日午後4時40分
↓ 2015年3月20日午後3時55分
この時点では、コバノガマズミかミヤマガマズミかわからなかった。
↓ 2015年3月3日午後12時10分撮影
↓ 2015年2月27日午後12時30分撮影
柏の葉公園のハナミズキ(花水木)満開になった。
大正時代のはじめに、東京市長がアメリカへサクラの苗木を贈った際に、その返礼に日本に贈られてきた「日米親善の木」として有名。花はヤマボウシそっくりだが、ヤマボウシは総苞片の先がとがり、果実が集合果になる。花弁のように見えるのは、総苞片で、長さ4~6cmの広倒卵形、先端がへこむ。総苞片の中心に黄緑色の小さな花が15~20個集まった球形の頭状花序をつける。花弁は4個、長さ6mmほどの長楕円形で、そりかえる。雄しべは4個、花弁より短い。
ミズキ科 ヤマボウシ属
別名「アメリカヤマボウシ」
2015年4月23日午後2時10
↓ 4枚の花びらに見えるものは総苞片、先端がへこむ。
↓ 黄緑色の小さな花は15~20個、花弁4個、雄しべ4個。
柏の葉公園のさくらの広場外れのフクロクジュ(福禄寿)も満開。
このはなさくや図鑑 によると、サトザクラの代表的品種。花弁の濃い部分と薄い部分のコントラストが美しいサクラ。花弁枚数は15~20枚。内弁は特にねじれる。萼筒は漏斗形。萼片は三角形。
バラ科サクラ属
2015年4月23日午後1時10分
柏の葉公園のバイゴジジュズカケサクラ(梅護寺数珠掛桜満開。
さくらの広場のはずれに10本弱植栽されている。
このはなさくや図鑑 によると、菊咲きのサクラで蕾と咲いている様は数珠のように見える。中心から次ぎの花が咲き始める。花色は淡紅紫色、花弁枚数は80~120枚(菊咲き・段咲き)。新潟県、梅護寺に原木があり、国の天然記念物。名前は親鸞聖人の数珠からに由来。
バラ科サクラ属
2015年4月23日午後12時50分
大堀川防災調整池の整備が終わり、大堀川水辺公園としてオープン。公園の周辺には多数の樹木が植樹された。特に、この地は、昔からイヌザクラが多く見られた歴史があるので、立派なイヌザクラが何本か植樹された。今後の成長を見守りたい。
イヌザクラ(犬桜)の花は、前年枝の下方に総状花序が数個互生、径5mm位の白色の5弁花を多数咲かせる。花弁の長さ2mm、雄しべは12~20本、花弁より長く伸びる。花序は6~9cmになる。花序枝には葉がつかないのが特徴。
バラ科サクラ属
2015年4月24日午前7時40分
↓ イヌザクラ(犬桜)その1
↓ イヌザクラ(犬桜)その2
↓ イヌザクラ(犬桜)その3
↓ イヌザクラ(犬桜)その4
大堀川防災調整池のカイツブリの親子は、ここを散歩する人たちの人気者になっている。
「今朝は子どもが1羽しか見えない、どうしたのかな?」と心配そうに話しをしているのを聞いた。
早速パソコンで拡大してみると、フトイの影に大きい方のヒナがいた。
親は小さい方のヒナを訓練中だったのかもしれない。
ヒナが2羽とも確認できたので一安心。
カイツブリ科カイツブリ属
2015年4月24日午前7時30分
↓ フトイの根元にいるヒナ1羽と
↓ 親とヒナ1羽
柏の葉公園のハンカチノキの花が開花。
管理センター近くの2本のハンカチノキ、1本には多数の花が、もう1本にはわずかの花が観られた。
ハンカチノキの花はハナミズキのような頭状花序で、2枚の苞葉に包まれる。(ハナミズキは4枚)こ の2枚のハンカチは必ず太陽と花の間にあって、日傘の役割をし、太陽光の紫外線をカットし、有用な可視光だけを透過させる優れものだということが筑波実験植物園の研究で明らかになったそうだ。参考サイト 筑波実験植物園ハンカチノキ
ミズキ科 ハンカチノキ属
別名「ハトノキ・ハンカチツリー・ゆうれいのき」
2015年4月23日午後3時45分
↓ 多数の雄しべと1本の雌しべ
↓ 今年は花が少ないもう1本のハンカチノキ
こんぶくろ池自然博物公園のジュウニヒトエ、今年も無事に開花し始めた。
ジュウニヒトエは、花が幾重にも重なってさく様子を十二単の衣装に見立てたのが命名の由来。茎や葉や花全体が白い毛で覆われていて、いかにも雅な装いだ。花びらは唇形で、上唇は小さく、下唇は3裂する。花の大きさは約9mm。雄しべ4個、雌しべの柱頭は2裂。
シソ科キランソウ属
2015年4月19日午前10時35分
↓ これから開花するたくさんの蕾を付けたジュウニヒトエ
こんぶくろ池自然博物公園のジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)の花満開。
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)は、ムラサキケマン(紫華鬘)に良く似ているが、ムラサキケマンの方がはるかに大型で草丈30~50cmになり、総状花序が沢山ついている。葉は2~3回3複葉。茎葉は普通2個つく。
ケシ科キケマン属
2015年4月19日午前11時25分
こんぶくろ池自然博物公園のウワミズザクラ(上溝桜)が開花し始めた。
花は、葉が開いてから、新しい枝の先に6~8cmの総状花序を出す。花弁5枚、雄しべは30本内外で花弁より長い。雌しべは淡緑色で長い。落葉高木で樹高10~20mになる。良く似たイヌザクラとの違いは、花序の基部に葉があること。イヌザクラの花序の基部には葉がない。
バラ科サクラ属(ウワズミザクラ属)
2015年4月19日午前10時25分