大堀川防災調整池周辺のオギ(荻)の穂が美しい。遠目に見るとススキかオギか見分けがつかない。どちらの穂も小穂と呼ばれる最小単位で構成されていて(石川の植物ススキとオギ)ススキは小穂の基部に小穂とほぼ同じ長さの白毛がつき、小穂の先端には刺のようなノギがあるが、オギでは小穂の基部の毛は、小穂の2~3倍もの長さになりノギはない。
イネ科ススキ属
2015年11月28日午後3時40分
↓ 調整池午後4時30分ころ
オギの茎は横にのびた根茎から1本ずつほぼ平行してたつているのが見える。
お隣との境に、小鳥のプレゼントだと思われるかナンテン(南天)に赤い実が実った。ナンテン(南天)は「難を転ずる」という語呂合わせから、縁起の良い木とされ、近所でも殆どのお宅に植えてある。わが家も大事に育てよう。
メギ科 ナンテン属
2015年11月11日午後3時10分
↓ こんなところにもナンテンが・・・平板とタイルの間から数本のど根性ナンテンだ。
この場所は、夏のシーズンにはアレチウリ・カナムグラ・クズが競争して茂っていたが、今はコセンダングサ一色になっている。遅れて芽生え開花したので、背は低いが、ツボミ・花・果実全て揃って撮れる。一応無舗装の遊歩道なのだが、通る人も犬もいないので、勝手に茂り放題だ。コセンダングサ(小栴檀草)は、明治後期の渡来とされる帰化植物。頭花はふつう筒状花のみ。果実は痩果で細長く4稜で先端には3~4本の逆棘がついた棘がある。
キク科 センダングサ属
2015年11月19日午後4時
↓ コセンダングサの痩果、逆棘がわかる。(2013/10/13撮影)
薬局からの帰り道で、大きなコウテイダリア(皇帝ダリア)を撮った。草丈は4m近くあり、花の直径10cm前後で多数咲いていた。日照時間が短くなってやっと咲き出すが、霜が降りると一晩で黒褐色に縮れて枯れてしまう。今年は撮れないだろうとと半分諦めていたが、なんとか間に合って撮れたので良かった。午後は雨の予報が出ていたが、やはりコウテイダリアには青空が欲しい。
現在は、パソコンで拡大して、さらに虫眼鏡で拡大してやっと細かいところが見える。
キク科 ダリア属
別名「コダチ(木立)ダリア、タラノハダリア」
2015年11月18日午前11時
ほぼ一ヶ月ぶりに大堀川防災調整池を散歩。イシミカワ(石実皮)は、ウッドデッキの柵に守られるように大きく成長したが、そろそろ終盤を迎えているようだ。(イシミカワは花の後、花被は他肉質になって痩果を包み、直径約3mmの球形になる。色は緑白色→紅紫色→青紫色に変る。痩果は黒い。)
タデ科イヌゴケ属
2015年11月15日午後5時
↓ 裏側から見ると
↓ 種がこぼれたタコノアシの花殻と共に、
ダールベルグデージー(ディソイディア)は、2006年にわが家に来たが、それ以来毎年この場所で咲いている。
花と緑の詳しい図鑑ダールベルグデージー によると、適地でないと花が開かず枯れることもあるそうなので、殆ど世話をしない我が家の庭がすっかりお気に召したのだろう。
目下、私の目は近い所も遠いところもはっきりとピントがあわない。早く眼鏡が欲しい!。
キク科ティモフィラ属
2015年10月29日~11月11日
昨年路地植えにしたキルタンサス、夏を越して大分増えてきたようだ。今年は何本開花するか楽しみ。
目が痛いので、細かい作業が出来ない。取り敢えず今のキルタンサスの状況だけ記録しておくことにした。
ヒガンバナ科キルタンサス属
2015年11月13日
↓ 気の早い株には種子が出来ていた。
↓ 昨年、植え替えた後のキルタンサス
2014年12月20日
↓ 昨年の初雪ですっぽりと雪を被ったが元気に復活して開花したキルタンサス。
2014年2月4日
↓ この年も満開だったキルタンサス。
2013年2月25日
明日から暫く庭に出られないので、ピントが合わない状態覚悟で庭のツワブキ(石蕗)を撮影。このツワブキは、今年突然わが家の庭に表れた。多分どこかのツワブキの綿毛が舞い降りて、わが家の庭を気に入ってくれたのだろう。前から欲しいと思っていた花なので、大切に見守り育てたい。
キク科ツワブキ属
↓ たった一つだけ花をつけたツワブキ(2015/10/29)
↓ キク科の特徴がよくわかる(2015/11/5)
たった一つの花だが、綿毛が出来るまで見届けたい。
例年この時期には柏の葉公園のツワブキの花を楽しんでいたが・・・