アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

コルチカムの花

2008-09-30 | 動物

水戸植物園で観察。
撮影2008年9月23
日午後1時頃
ユリ科 コルチカム属
別名「イヌサフラン・アキズイセン」

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土の中からコルチカム一家が顔を出した。

一斉に土から芽を出したコルチカムが、明るい方へ首を傾ける

別の場所で咲き出したコルチカム(周りは芝)。花の色がやや濃い。

メモ
・多年草の球根植物。
・名前はアルメリア北部の古都市「コルキス」にちなむ。
・約45種が世界各地に自生する。
・根出葉は、線形~披針形で開花後に展開する。
・花や葉茎には強い毒性があり、肌に触れるとかゆみが生じることがある。
・強健な草花でほとんどどんな場所でも生育可能。
    日本文芸社「季節の花図鑑」より   

オオニシキソウの花

2008-09-29 | 動物

大堀川の遊歩道わきの草の中にオオニシキソウを見つけた。
トウダイグサの仲間は,植物体に傷を付けると白い乳液を出す。
撮影2008年9月25日午前10時頃
トウダイグサ科 ニシキソウ属
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果実ができ始めたオオニシキソウ

葉腋に複数の杯花序がつく。
4つの雄花の真ん中から雌花が出て受粉すると成長して
果実が下向きに下がる。果実の表面は無毛。

メモ
・一年草。
・明治後期に渡来した帰化植物。
・畑の周りや、草地、道ばたなどに生育。
・基部は直立して上部は枝分かれし、高さ40cm程度になるので踏みつけのある場所には生育しない。
    全国農村教育協会「かたちとくらしの雑草図鑑」より   

斑入りのミズヒキの花

2008-09-28 | 動物

水戸植物園で観察。
撮影2008年9月23
日午前11時頃
タデ科 タデ属
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葉が美しい斑入りのミズヒキの花。

花の上部が赤で、下部が白色のはずだが、この写真ではわからない。
残念ながら、花は開いていない。花はがく裂片4枚なのだが・・・

メモ
・多年草。
・細長い花穂が見る角度によって赤く見えたり白く見えたりするので、水引に見立ててこの名がついた。
・生育地はやぶ、林縁など。
   山渓ポケットガイド「野の花」より   

ゲンノショウコ(現の証拠)の花

2008-09-27 | 動物

水戸植物園で観察。
撮影2008年9月23
日午前11時頃
フウロソウ科 ゲンノショウコ属
別名「ミコシグサ」

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鮮やかな色のゲンノショウコ(現の証拠)の花。

花が終わると見事なとんがり帽子が(実)ができた。

とんがり帽子が変色し始めた。

とんがり帽子はオミコシに変身しました。

ゲンノショウコ(現の証拠)の花の群生。

メモ
・一年草。
・古くから下痢止めや腹痛の薬として使われ、飲めばすぐに効き目が現れるという意味でこの名がついた。
・別名ははじけた実の形が神輿の屋根に似ているから。
・生育地は草地、道ばた、土手など。
・花の色は濃淡様々で、濃い色の線が入る。
・葉面には紫黒色の斑点があり、裏面脈上に下向きの毛がある。
    山渓ポケットガイド「野の花」より   

ウリクサ(瓜草)の小さな花

2008-09-26 | 動物

手入れをしていない庭でウリクサ(瓜草)が遠慮がちに花をつけだした。
実がマクワウリに似ているところから命名されたそうだが、
どんな小さな実なのか、見てみたいものだ。
撮影2008年9月23
日午前9時頃
ゴマノハグサ科 ウリクサ属
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小さなウリクサ(瓜草)の花

ウリクサ(瓜草)の唇状花が落ちたところ。

伸びているのは雌しべだろうか(左側)。落ちた唇状花(右側)

左側はウリクサ(瓜草)の花が散った跡、右側はこれから咲くツボミ

小さなウリクサ(瓜草)の姿。左側の丸いブロックの直径は約65mm。

メモ
・一年草。
・庭、道ばたなどに生育。
・花びらは唇形で、上唇は浅く2裂、下唇は3裂。
・茎は四角ばり、さかんに枝分かれして地面に広がる。紫色を帯びることが多い。
    山渓ポケットガイド「野の花」より   

コムラサキの実

2008-09-25 | 動物

Kさんの家のコムラサキが色づき始めた。
撮影2008年9月22
日午前9時頃
クマツヅラ科 ムラサキシキブ属
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コムラサキの花はこちら 撮影2007/6/19

グラデーションが美しいコムラサキの実

フルーツのようだ。

メモ
・山野の湿地に自生する落葉低木。
・ムラサキシキブに比べ、草丈、花形、葉形が小さい。
・紫色の筒状小花が葉のわきに多数集まってつく。
・果実が白いシロシキブもある。
・花より果実が美しい。
    日本文芸社「季節の花図鑑」より   

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)がここにも生えてきた

2008-09-24 | 動物

大堀川の斜面に若いヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)が成長をはじめていた。
撮影2008年9月21日午前9時頃
ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属
別名「アメリカヤマゴボウ」

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大堀川の斜面で、ぐんぐん成長を始めたヨウシュヤマゴボウ

若い木には若い花と果実がついている。非常に成長が早い。

ヨウシュヤマゴボウの花序。
小さな花はがく片5、雄しべ10.雌しべ1.

ヨウシュヤマゴボウの青い果実。
一つの果実は10室、それぞれに1種子。

ヨウシュヤマゴボウの果実は下方から成長。先端にはまだ花が。

メモ
・多年草。
・明治年間に渡来した帰化植物。
・荒れ地、町なかの空き地、林縁、道ばたなどに生育。伐採跡に群生することもある。
・根は太くて肉質。春、地上に現れ大きく成長し高さ1~1.5mになる。
・山牛蒡とつくが食べられない。
    全国農村教育協会「かたちとくらしの雑草図鑑」より   

オオオナモミ(大耳)の群生がどんどん成長

2008-09-23 | 動物

大堀川の遊歩道にオオオナモミ(大耳)がどんどん成長している。
広辞苑によると、この迷惑な引っ付き虫は漢方では「蒼耳子」(ソウジシと読む)と言って、発汗剤や鎮痛剤としているそうだ。
撮影2008年9月21
日午前9時頃
キク科 オナモミ属
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大堀川遊歩道わきで、ぐんぐん成長を始めたオオオナモミ

オオオナモミの葉は互生、3~5中裂、基部は浅い心形、表面はざらつく。

オオオナモミの花は上部に雄頭花、下部に雌頭花があつまる。
雌花は総苞に包まれ、これが果苞(イガ)になる。
表面にはトゲ、先端には2個の嘴状のカギがあってこれで、ものに引っ付く。

メモ
・一年草。
・昭和初期に初めて記録されたが、それ以前から渡来していたと思われる帰化植物。
・荒れ地、休耕田、川の堤防沿い、河川敷、道ばたなどに生育。
・茎は下部からよく枝分かれし、丈夫で踏みつけにも強い。時に大群生する。
・ふるくからあったオナモミはあまり、見られなくなった。
    全国農村教育協会「かたちとくらしの雑草図鑑」より   

ミチヤナギの花

2008-09-22 | 動物

大堀川の遊歩道に大きな株を作ったり、斜面の草の中でほかの草に負けまいと
背伸びして株を増やしているミチヤナギの花も開花した。
撮影2008年9月20日午前9時頃
タデ科 ミチヤナギ属
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道の真ん中に大きな株を作ったミチヤナギ
クリックで大堀川の遊歩道の様子

花の径が4mmくらい。5弁の花びらのように見えるものはがく。

ツボミは赤い紅をさしたようで可愛い。

メモ
・一年草。
・空き地、畑のまわり、芝地、グランド、道ばたなどに広く生育。
・農道などに帯状に群生。
・茎は下部からよく枝分かれし、丈夫で踏みつけにも強い。
・葉の形がヤナギに似るというので、ミチヤナギ(道柳)としたが、ヤナギの類ではない。    全国農村教育協会「かたちとくらしの雑草図鑑」より   

オオイヌタデ(大犬蓼)の花の群生

2008-09-21 | 動物

大堀川の空き地にたくさんの白い花穂がゆれて美しかった。
撮影2008年9月20日午前10時頃
タデ科 イヌタデ属
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群生してさくオオイヌタデ(大犬蓼)の花

メモ
・一年草。
・やや湿った荒れ地、川べり、畑の周り、道ばたなどに生育。
・茎、葉ともに大、高さ60cm~150cm。
     全国農村教育協会「かたちとくらしの雑草図鑑」より   

センニンソウ(仙人草)が変身を始める

2008-09-21 | 動物

大堀川の斜面で満開だったセンニンソウ(仙人草)に種ができ始めた。
周りは草が繁りだしているので、そのうちに一斉に草刈りされると思う。
立派なひげに成長するまで、刈られなければよいがと思う。

撮影2008年9月20日午前10時頃
キンポウゲ科 センニンソウ属
別名「ウマクワズ」

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センニンソウ(仙人草)の実がたくさんでき始めている。

センニンソウ(仙人草)の実。ヒゲが伸び始めた。


大堀川の斜面で咲いていたセンニンソウ(仙人草)(9月1日撮影)


メモ
・各地に分布し、日当りの良い山野に多く見られる。
・つる植物であり、長く茎を伸ばし、節ごとに葉を対生する。
・葉は五枚の小葉を持つもつ羽状複葉になるのが普通。
・小葉は卵状楕円形で草質、なめらかだがつやはない。
・葉の表面に白い模様を出すことがある。
・葉柄が他の植物の枝や葉に絡み付き、それによって植物体を固定する。
・ 花は8~9月に咲く。
・茎の先端付近の葉腋から三出状の散房花序を出し、多数の白い花をつける。
・4枚の花弁に見えるのは萼片で、本当の花弁はない。
・果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことからこの名が付いた。
・有毒なので、注意を要する。 。   
            フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より   

トキワハゼの小さな花

2008-09-20 | 動物

わが家の狭い庭のあちらこちらに、トキワハゼの花が咲き出した。
昨年は裏庭でひっそりと咲いていたが、今年は表にでてきた。
しかし、相変わらず孤独がすきな植物と見えて、どれも1株だけで群生しない。
撮影2008年9月19日午前9時頃
ゴマノハグサ科 サギゴケ属
昨年のトキワハゼ(詳しい説明あります)

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カタバミの横でひっそりと咲くトキワハゼの花。


これは、ウリクサの花でした。
平家蟹さんに教えていただきました。

  

いつのまにかゴウシュウアリタソウ(豪州有田草)が繁殖

2008-09-20 | 動物

わが家の狭い庭に、地面を這うように背の低い草が生えた。
葉腋に密集して径3~5mmの塊がついている。初めてみる草だ。
撮影2008年9月19日午前9時頃
アカザ科 アカザ属
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ゴウシュウアリタソウ(豪州有田草)

ヤマトシジミがきた。蜜を吸いにきたのだろうか。


おまけ。 ゴウシュウアリタソウの近くでセセリチョウ(だと思うが・・・)発見

メモ
・小柄な一年草。
・昭和初期に渡来したといわれる。
・畑の中やその周り、空き地などに偶発的に生育。
・特異なにおいがある。
・原産地はオーストラリアでゴウシュウは豪州のこと。
     全国農村教育協会「かたちとくらしの雑草図鑑」より   

ヒガンバナ(彼岸花)・マンジュシャゲ (曼珠沙華)の花

2008-09-19 | 動物

TVなどでも、各地のヒガンバナの開花が放映されているが、
わが家でもヒガンバナが開花した。
撮影2008年9月18日午前10時頃
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属

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 1本の花茎に数個の花を散状につける。

花びらは外花被片3、内花被片3、雄しべは花の外へ長く飛び出る。

黄色の花は、遅れ気味だったが・・・

一晩でこのように(撮影9月19日午前9時)。

今日(9/19)の黄色い花の様子。


メモ

・名前は彼岸に咲くから。曼珠沙華は梵語で赤い花の意味。
・結実せず、地下にあるりん茎という球根で増える。
・人里付近にしかなく、古い時代に中国から渡来したものと考えられる。
・花被片は細い線形で、大きく反り返っている。
・葉は花後に伸び始め、冬を越して夏に枯れる。夏は完全に休眠する。
     山渓ポケットガイド「野の花」より   

フジバカマの花

2008-09-18 | 動物

昨日、サークルのSさんからフジバカマのポットをいただいた。
今日見ると、一番大きな枝についた蕾が開花し始めた。
撮影2008年9月18日午前10時頃
キク科 ヒヨドリバナ属
昨年見た幸手権現堂堤の自生フジバカマ

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 頂いたフジバカマ

開花し始めたフジバカマの蕾

開花し始めた蕾をもう少し拡大すると
5個の筒状花がまとまっている、雌しべの先が二つにわれている。

別の枝の蕾はまだ固い。


メモ

・秋の七草の一つで、日本のものは奈良時代に中国から渡ってきたと考えられている。自生のものは極端に少なく、絶滅危惧種に指定されている。
・葉には香気がある。
・栽培品は色が濃いが、自生のものは淡い。
・花色は淡紅紫色・白色。
・筒状花だけの小さな頭花を散房状にたくさんつける。
・筒状花なので花びらはない。
・葉は、長楕円形、対生、3深烈し縁にギザギザがあるが、上部の葉は裂けない。
・茎の高さは1~1.5m。
     山渓ポケットガイド「野の花」より