アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

アカメガシワ(赤芽柏)の雄花

2014-06-30 | 大堀川周辺の動植物

昨年大堀川法面の雑木が全て伐採されたが、早速
アカメガシワが芽(2014/4/21撮影)をだしていた。
その後の草刈りで、これらの若木も刈られたが、
雄花が咲いている木が残っていた。
トウサイグサ科アカメガシワ属
2014年6月29日午後3時50分ころ



↓ アカメガシワの雄花
苞のわきに数個ずつつき、萼は淡黄色で3~4裂する。
雄しべは多数あり、花糸は長さ約3mm。









メモ

・林縁や道端の土手、川岸などに多く荒れた土地でもいちはやく入り込んでぐんぐん成長する。
・雌雄異株で、どちらも穂状に立ち上がり、甘い香りを漂わす。樹高は5から10mに達する。
・9~10月に果実が熟して割れ、黒い種子を出す。
・種子は高温にさらされると発芽しやすくなり、伐採や森林火災により森林が破壊されると一気に繁殖する。
・材は軟らかく、床柱・下駄・薪炭に用いる。
・樹皮は日本薬局方に記載の生薬で、これを煎じたものは胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多症に効果があるとされる。また、果実の軟針は駆虫剤に用いる。
日本文芸社「樹木図鑑」及びフリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia」より


ナツツバキ(夏椿)の花

2014-06-30 | 大堀川周辺の動植物

近所のナツツバキ(夏椿)が開花。
原産地は日本から朝鮮半島南部にかけて。花は一日花。椿同様まるごと落ちる。花は直径5cmほどで、花弁には繊細なしわがある。
ツバキ科ナツツバキ属
別名「シャラノキ」
2014年6月14日午後4時50分ころ









↓ ナツツバキの開花中の花と若い果実、花柱が残っている。


↓ ナツツバキの若い果実とツボミ。


↓ ナツツバキの若い果実。


↓ 沢山のツボミ。




セイヨウオトギリソウ(西洋弟切草・セントジョーンズワ-ト)開花

2014-06-29 | キママ日記
今年も、セイヨウオトギリソウ(西洋弟切草・セントジョーンズワ-ト)が開花。
生命力が強くて、庭のあちこちに勝手に芽を出し増えている。
1日花で、お昼過ぎには萎れてしまうが、次々開花するので、 秋の終わりまで楽しめる。可愛い花にしては、名前の由来は恐ろしい。「傷を治療する秘密の薬草を、弟が他人に教えた為に、怒った兄が弟を切り殺した。その 血しぶきが花や葉に黒い点々となって残った」とか。確かにツボミにも開花したばかりの花にも点々が見えるが・・・また、セントジョーンズワートは近年うつ病の薬として注目をあびているハーブでも知られている。
オトギリソウ科 オトギリソウ属
2014年6月27日午前7時30分ころ












ミズヒキ(水引)の花

2014-06-28 | キママ日記

ピラカンサスの木の陰に植えたミズヒキ(水引)が開花。
直径約4mm位の花。花弁のように見えるのは萼片で、4個。
花の上下で赤白の染め分けになっているので、ミズヒキと命名された。
雄しべは5本、雌しべは1本で花柱が二つに分かれる。
タデ科タデ属
2014年6月27日午前7時20分





↓ 開花し始める花。


↓ ミズヒキの花後、雌しべの花柱がそのまま残る。















茨城県フラワーパークで出会ったスモークツリー

2014-06-27 | 植物

茨城県フラワーパークのスモークツリーは、
まさに花序全体がけむりのように見えて、美しい光景だった。
スモークツリー は枝先に15~20cmの円錐花序をつくり直径約3mmの小さな5弁花をひらく。今回見たスモークツリーはすでに花は終わった後だった。果実もほとんど見 られなかった。スモークツリーの花後は不思議は生態を見せてくれる。果実を実らせなかった花の柄が細長く伸びて毛がはえてくる。結果として花序全体がけむりのように見える。なお果実は核果。
ウルシ科 コティヌス属
別名「白熊(はぐま)の木」「霞(かすみ)の木」「煙(けむり)の木」
2014年6月18日午後2時10分ころ
↓ アジサイ苑で見かけたスモークツリー




↓ 芝生の丘で見たスモークツリー










↓ 果実を実らせなかった花の柄が細長く伸びて毛がはえてくる。


↓ 芝生の丘の下からみるスモークツリー


以下は2019/6/29撮影、柏の葉公園近くの畑。
スモークツリーの果実(核果)等 
果実が実らなかった果柄が伸びて毛が生えている。













ナンテン(南天)の花

2014-06-26 | 大堀川周辺の動植物
ナンテン(南天)が開花し、遠くからでも大きな房が目立つようになった。
ナンテン(南天)は「難を転ずる」という語呂合わせから、
縁起の良い木とされ、近所でも殆どのお宅に植えてある。
メギ科 ナンテン属
2014年6月21日午後4時50分ころ










↓ ナンテンの花は小さな6弁花、黄色いバナナのような6本の雄しべが可愛い。
花弁が落ちた後は、雌しべの花柱が残った果実が出来ている。








コノテガシワ(児の手柏)の花と実

2014-06-25 | 大堀川周辺の動植物

UR事務所入り口のコンクリート製の植木鉢に植栽されたコノテガシワ(児の手柏)に実がついた。
コノテガシワは中国原産で、江戸時代に渡来。通常市販されているコノテガシワは、センジュ(千手)という園芸品種で、樹高は高くならず、数メートル程度。
参考サイト植物雑学辞典コノテガシワ
樹木の部屋コノテガシワ
ヒノキ科 コノテガシワ属
2014年6月22日午後5時15分ころ
↓ コノテガシワの雌花
雌花は淡青紫色で鱗片は十字形に反り返り 直径約4㍉から果実に生育する








↓ コノテガシワの果実
球果で直径1.5cm~2cmの白青色で肥大した鱗片の上部に刺状の突起がつく。






↓ コンクリート製植木鉢に植栽されたコノテガシワ。





ワルナスビ(悪茄子)の花満開

2014-06-24 | 大堀川周辺の動植物

大堀川の法面、UR事務所前の草ボウボウの空き地、吹きだまり状態の交差点横など、
ワルナスビ(悪茄子)が勢いよく成長し始め、花が咲き始めた。
ワルナスビは、明治初期に牧草種子とともに渡来した帰化植物。地下茎を深く伸ばして盛んに繁殖する。しかも、茎や葉柄・葉の脈上に鋭い刺があり、はびこると厄介な草ということでワルナスビと名づけられた。春から秋まで次々と咲く花は、蜜はもたないが、花粉を求めてミツバチがやってくる。小さなトマトのような果実には、80個ほどの種子が含まれるそうで、1株からの種子の生産量は膨大な数になる。しかし、ジャガイモのような花にバナナのような雄しべは可愛い。
参考サイト最悪の外来植物ワルナスビ
ナス科 ナス属
2014年6月22日午後5時ころ













ハンゲショウ(半化粧・半夏生)の花

2014-06-23 | 大堀川周辺の動植物

近くの畑で栽培しているハンゲショウ(半化粧・半夏生)が咲き始めた。
ハンゲショウ(半夏生・半化粧)はツボミが出来はじめると葉が白くなってくる。
10cm程の花穂は、ツボミの頃は下を向いているが、開花すると直立する。
ドクダミ科 ハンゲショウ属
別名「片白草」
2014年6月22日午後4時25分










↓ ハンゲショウの花は、開花すると花穂が立ち上がる。
花弁の無い雄しべと雌しべだけの裸花。



茨城県フラワーパークのアジサイ

2014-06-22 | 植物

茨城県フラワーパークでアジサイ祭り (6/14~7/6)を開催中。
アジサイ園には約3500株のアジサイが植栽されている。
山の下からアジサイ園の斜面をゆっくりのぼりながらアジサイを鑑賞した。
アジサイ科 アジサイ属
2014年6月18日
フラワーパーク入り口
園内マップはこちら⇒ クリック


↓ ゆっくり斜面をのぼって行く。














↓ アジサイ苑の頂上、管理事務所とフラワーサイクル発着所。


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ヤマモモ(山桃)の実

2014-06-21 | 樹木

霊園に植樹されていたヤマモモ(山桃)の実が熟し始めた。
ヤマモモは千葉県以西の照葉樹林に多く、庭や公園にもよく植えられる。
果実は液果、直径1.5~2cmの球形で、6月に紅色から暗赤色に熟す。
生食またはジャムに加工。
ヤマモモ科 ヤマモモ属 常緑高木
2014年6月16日午前11時ころ
十太夫










メモ
ヤマモモは雌雄異株。
ヤマモモの雄花と雌花(2009/4/2撮影)


リョウブ(令法)のツボミ

2014-06-21 | 柏の葉公園

柏の葉公園バラ園入り口のリョウブ(令法)の木。
枝先の穂状花序に多数のツボミ。
白色の五弁花が開花するのが待たれる。
リョウブ科リョウブ属
別名「ハタツモリ(畑ツ守)
2014年6月15日午前11時30分ころ










↓ バラ園側からみたリョウブ(令法)の木


メモ
・樹皮は茶褐色。古くなると不規則な薄片になって剥がれ落ち、まだら模様になる。
・花は6~8月。枝先から長さ10~20cmの総状花序を数個だし、白い花を多数つける。
・花序の軸には白色の星状毛が密生する。
・花弁は5個。長さ6~7mmの長楕円形で、先はややへこみ、繊細は歯牙がある。
・果実は果。直径3~4mmの平たい球形で、毛が密生する。熟すと裂開し、小さな種子をたくさん出す。果柄の先端は曲がり、果実は様々な方向を向く。
・種子は約1mmの楕円形。
・新芽を山菜として利用し、てんぷらや混ぜご飯にする。
  参考文献 ヤマケイハンディ図鑑「樹に咲く花」


ハナマス(浜茄子)の実

2014-06-21 | 柏の葉公園

柏の葉公園の管理センター前の花壇でハマナス(浜茄子)が実り始めた。
花は5月~8月に開花し、8月~10月に結実する。
ハマナスの名は、浜(海岸の砂地)に生え、
果実がナシに似た形をしていることからハマナシそれが訛った。
ナス(茄子)に由来するものではない。
バラ科 バラ属 落葉かん木。
2014年6月15日午前10時ころ
柏の葉公園







フウロソウ(風露草)だろうか?

2014-06-21 | 柏の葉公園

柏の葉公園管理センター前の花壇のフウロソウ(風露草)が開花。
フウロソウはゲンノショウコやヒメフウロ・アメリカフウロなどお馴染みのものが多数あるが、ここで開花していたフウロソウは花も大きめで鮮やかなピンク。何フウロだろうか。機会があったら管理センターの学芸員に聞いてみようと思う。
フウロソウ科 フウロソウ属
2014年6月15日午前10時












シモツケ(下野)の花

2014-06-20 | 柏の葉公園

柏の葉公園日本庭園のシモツケは最盛期を過ぎていたが、まだまだ綺麗な花も見られた。
シモツケの花は、小さな五弁花が多数集まって球状になった散房花序。
一つの花は径5mm位、花弁5枚、雌しべ5本、雄しべ20~30本。
雄しべは花弁より長く葯が光って見える。
葉は長楕円形で葉先がやや尖り、葉縁のギザギザが目立つ。
バラ科 シモツケ属
別名「キシモツケ」
2014年6月15日午前11時30分ころ