昨年大堀川法面の雑木が全て伐採されたが、早速
アカメガシワが芽(2014/4/21撮影)をだしていた。
その後の草刈りで、これらの若木も刈られたが、
雄花が咲いている木が残っていた。
トウサイグサ科アカメガシワ属
2014年6月29日午後3時50分ころ
↓ アカメガシワの雄花
苞のわきに数個ずつつき、萼は淡黄色で3~4裂する。
雄しべは多数あり、花糸は長さ約3mm。
メモ
・林縁や道端の土手、川岸などに多く荒れた土地でもいちはやく入り込んでぐんぐん成長する。
・雌雄異株で、どちらも穂状に立ち上がり、甘い香りを漂わす。樹高は5から10mに達する。
・9~10月に果実が熟して割れ、黒い種子を出す。
・種子は高温にさらされると発芽しやすくなり、伐採や森林火災により森林が破壊されると一気に繁殖する。
・材は軟らかく、床柱・下駄・薪炭に用いる。
・樹皮は日本薬局方に記載の生薬で、これを煎じたものは胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多症に効果があるとされる。また、果実の軟針は駆虫剤に用いる。
日本文芸社「樹木図鑑」及びフリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia」より