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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「全領域異常解決室」#3

2024-10-28 00:12:49 | テレビ・ラジオ

ああ、あれ、「ファフロツキーズ」って言うのか。

空から魚とか蛙とかが降って来るやつ。

トム・クルーズが出ていた群像劇「マグノリア」でも、最後に蛙が降って来て本当に吃驚したけれど、それでそう言う現象があるということを知ったのよね。

(なんかあの映画、また見たくなっちゃったな。アマプラで399円のレンタル・・・。)

falls frothe skies」(空からの落下物)からの造語らしいのですが、ウキペディアを読むと、それを名付けたのはアイヴァン・サンダーソンと言う超常現象研究家なんですね。それでこの人のページを読むと、こういう世界も奥が深いなぁと、しみじみと思いました。

でもこれだってそうとう不思議なことだと思いますが、さらに不思議な案件をごまかすための説明だったような感じでしたね。

ニュースで当たり前のように「今回の事件は『ファフロツキーズ』による。」と説明していましたものね。

 

更に不思議な案件と言うのは「タイムホール」。

これって、ホールだから単純にタイムトンネルみたいなイメージになってしまうのですが、もっと複雑な事みたいなんですね。

「検出・観察されない時間。生じたはずの時間が消える「止まった時間」と認識されている。」

ああ、なんか余計に分からなくなりました(;^_^A

まあ、ここで興玉の言葉を借りてきてしまえば「すべてが分からなくたっていいじゃないですか。」ですよね。

 

あの空からわぁ~とセスナの部品や靴やらが落ちてくるシーン、怖かったです。

よくみんな上手く逃れられたなと思いました。

 

今回もサスペンスありアクションありで楽しかったです。

そして愛も。

「2032年11月3日、我々は再会する」

なんか訳が分からなくても、素敵じゃないですか。

 

今回気になったのは、今回のゲストの山口紗弥加演じる常見のマンションを訪れた時、興玉はそこに居た謎の女性豊玉をじっとと見つめます。

何か言いたげでした。彼女の正体を知ってるようでしたね。

全決局長の宇喜之のものの言い方にも気になるところが多数。

なんか彼は人間と言うものの中に、自分は含まれてないような言い方でしたね。また「新しい神」と言う言葉に怒っていたり・・・・

もちろん彼は豊玉の正体を知っていますよね。

 

3件の事件現場に姿を現していたことから、雨野は「彼女がヒルコだ。」と言いました。

早くもヒルコの正体が !!!

って、たいがいは彼女の推理は外れることになっているのでしたね^^

 

と言うわけで、次回も楽しみですね。

 

「全領域異常解決室」#1

「全領域異常解決室」#2

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「全領域異常解決室」#2

2024-10-18 01:23:25 | テレビ・ラジオ

《例によって、ネタバレ配慮なしなので、未見の方はお気をつけて。》

雨野小夢が踊っていた時、興玉は見守るような優しい目をして見つめていました。

そして「相変わらずですね。」と言いました。

えっ、何それ?

二人の過去にどのような繋がりがあるのかと、思わず思わざるを得ない一瞬のシーンでしたね。

 

さて今回は「キツネツキ」と「ケサランパサラン」。

だいたい高校の名前が「葛乃葉」と言うからには、お狐様ゆかりという感じがビンビンしますよね^^

だけど全校生徒の前で、今回の集団失神の原因はキツネツキですと真顔で言われても、たいがいは「はぁ !?」ってなりそうな気もしちゃいますが、そこで生物教師の山杉が、まるで狐に憑りつかれたような振る舞いをするのですね。

だから怯えた女生徒たちが、バンバンといろいろな情報を目安箱に入れちゃうという流れになるのですから、やっぱり先生いいお仕事をしました。

これって冷静に考えると、かなり勇気がいることだと思うんです。

憑りつかれてないのに憑りつかれた振りなんて、あなた出来ます?

まあ、台本に書いてあったら出来ると言われてしまったら、「素敵なドラマを見る」と言う魔法から覚めてしまうので、それは無しにしましょう(笑)

 

だからこの山杉先生は、本当に良い先生だったのですね。

要するに人は見た雰囲気のみで判断しちゃいけないということなんですよね。

アッ、ちょっと矛盾しちゃうような事を言っちゃうと、人相には出るよ、その人が。(長年生きてきて学んだよ。)

あの死んだイケメン先生はちゃんと悪人って表情をしていましたよね。で、あの方が他の番組で「良い人」をやったとするの、良い人の表情になるんですよね。役者様は凄いです。

 

それからこれって毎回雨野小夢が推理して、それが覆されて真実に向かうという流れになるのでしょうか。

でも雨野の推理って意外と説得力はあるんですよね。

だけど彼女がキメ顔で推理している時、思わず時計を見てしまう私(笑)

これはもう一つ裏がありますねと言う推理を時間でするという「ドラマあるある」ですよね。

 

ケサランパサランについては、ドラマの感想を離れてもっと熱く語りたいので、別記事に書きますね。

 

で、結局は「キツネツキ」は関係のないような解決になっていくわけですが、そうはならないんですよね。

全決の局長、宇喜乃は謎の女性に不思議なことを言いましたよね。

気になります。また次回も楽しみです。

 

ところで「ヒルコ」がなぜ捨てられてしまった神なのか調べてみました。

ちょっといろいろと想像すると切ない話なのかもしれません。→ヒルコ - Wikipedia

 

それからお友達が教えてくれました。

「ムー」が全面的に押してくれていますね。

見た? 「全領域異常解決室」 オープニング MUTube(ムー チューブ) 2024年11月号 #1

 

「全領域異常解決室」#1

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「全領域異常解決室」#1

2024-10-11 02:59:02 | テレビ・ラジオ

(ドラマの感想は、あらすじは書きませんが、ネタバレ配慮していませんので未見の方はお気をつけて。)

楽しみにしてた藤原竜也主演の「全領域異常犯罪解決室」が始まりました。

期待通りの面白さでした。

私の推しが藤原竜也さんだからというのもありますが、元々、摩訶不思議案件が大好きなものですから期待値も高まると言うものです。

そう言えば、近頃、私、「推し」と言う言葉に抵抗がなくなりました。

以前は、あまり好きな言葉ではなかったのです。世の中に蔓延しすぎて、慣れてしまったということもありますが、「推し活」と言う言葉は逆に好きかもしれないので、抵抗がなくなったのですね。

「推し活」って良いと思うんですよ。世界の片隅で本を買ったり、映像見たり、CDを買ったり、グッズを買ったり・・・・・

なんか元気が出たりしますよね。

だけど世の中には、トンデモナイジャンルの推し活もあるじゃないですか。

ホストに入れあげるなんて言うのも、ダークな方のそれじゃないかしら。

今回のお話も、少しそれに近いものを感じました。もし、その「推し活」と言うものを、普段からあまり反応できないという方にとっては、少々感情移入しづらいものもあったかもしれませんね。

ラストに手を汚さずに華麗なる復讐を遂げた妻に、明日から寂しくなりますねと告げた興玉は、罪に問えない犯人に最大の罰を言い渡したのかも知れませんね。

 

妻、最初から怪しいって思っていた人は多かったと思います。私もその一人。理由は興玉が告げた事と一緒なのですが、「光る君」などを見ているからか、妻の生霊がシャドーマンなのかと思ってしまいました(笑)

いくら好きだからと言って、人間には許せない感情ってあるものなのですよね。

「俺にとっての一番はお前」なんて言っても、ゆるしては貰えることではないんですよね。

 

事件自体も残酷で恐ろしいなと思いました。

 

しかしなぜ雨野小夢(広瀬アリス)は全決に移動になったのでしょう。

才能があるから。

なんの?

なんかいろいろ「そうなのかな」と言う雰囲気が出てきましたが、まだまだ謎ですよね。

 

刑事の荒波(ユースケ・サンタマリア)は、なぜボードの一人の女性を特に意識していたのかしら。

いつかその謎ときの回があるのかしら。

 

デリバリースタッフの芹田(迫田孝也)の本当の正体は何なのかしら。

 

ヒルコって本当は何?

 

イザナミたち両親に捨てられた、最初の子供。

何で捨てられたの・・・・・って、そこは後から検索してみようかな。

 

ヒルコが捨てられた神なら、この興玉雅の興玉もあまり聞かれない名前だし、何か関係があるのかなと思って調べてしまいました。

やっぱり神の名前で、そう言うのがあるのよね。しかも移動するので社殿を持たないという怪しさ。

なんか面白いですね。

 

と言うわけで、また次週も楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「終わりに見た街」

2024-09-29 01:53:38 | テレビ・ラジオ

夏シーズンのドラマが終わってしまって、次のドラマが始まるまで、ドラマ好きにとっては一番夜がつまらない毎日ということになりますが、最近の私は9時頃から11時頃まで、昼寝ならぬ夜寝タイムでグーグーと寝ていることが多いのです。

何となくブログ更新から遠ざかってしまっているのも、そんなこんなが理由です。

 

ゆえにタイムリーには書けないことが多いわけですが、少しずつ追いつくように書いていきたいと思っています。

あまり熱くは語らずあっさり目になると思います。

 

先日大泉洋主演の「終わりに見た街」を見ました。

タイトルを見て、ああアレだなと思いました。

アレと言うのは、この山田太一原作のドラマは過去に2回映像化されていて、細川俊之主演の1982年版と中井貴一主演の2005年版があって、私は中井貴一主演の2005年版を見たことがあるのです。(もしかしたら両方とも。2005年度版は最後の方だけだったかも。)

その時も衝撃的なかなりインパクトの強い内容に感じました。

正直言って、お話の重さから再び見たくなるようなものではありませんでした。それでも主演が大泉洋でシナリオがクドカンなら、何か違ったカラーで見せてくれるかもしれないと思って見てみたのです。

主演以外も吉田羊・堤真一・三田佳子などのいい味を出していて、ドラマ全体が重すぎることもなかったです。

また脇を固める人たちの俳優陣が豪華でした。

神木隆之介・田辺誠一・塚本高史・西田敏行・橋爪功・勝地涼などなど。中にはほんのちょっとと言う方もいて、クドカン組の力だなと感じました。

このドラマの衝撃的な部分は、もちろん主要な訳の分からないSF部分、つまり家族で過去にタイムスリップと言う所だと思うのですが、なぜ彼らだったのかと言う謎は解明されません。でもそれは・・・・・って後で書きますね。

 

意外と驚きだったのが、若い人たち、つまり子供たちの反応です。

大人はこの戦争のあとに、何が来るかを知っています。何としても生き延びなければ、生き延びることが、最初の1歩です。

だけど子供たちは、今目の前の現実と向き合って、それが過去の事だからとは思うことが出来ません。彼らにとっては、今が現実だからです。

かつての国民たちがそうであったように、国の為に国を信じて自分なりに頑張ろうとします。そして「こんな戦争」という親に反発するのでした。

だけど1982年、2005年を含めて、その親たちもみな戦争経験者ではないはずです。実は子供たちと同じなのです。

戦争を歴史の時間で習い、誰かの話で知り、さらに映像などで体感していた・・・・。

だけど親と子供で、なぜその反応に違いが生まれたのか・・・・?

たぶんそれは、子供たちは純粋だったからと言うより、空っぽとは言い過ぎかもしれませんが、かなりの容量の隙間があったからじゃないかなと思いました。

ここに出てきた子供たちが、今までで一度たりとも、前の戦争について思いをはせたり考えた事なんかあったのでしょうか。

隙間、もしくは真っ白。だから簡単に染まった、または詰め込まれたのだと思うのです。

もっともらしいことを言って、さながら、もしかしたらそっちが正義なんじゃないかなと思わせるような顔をして、親に反論してくるけれど、この子供たちの思考のからくりが分かっていれば、親は揺るぐこともなく子供たちと対話が出来ていくと思うのですが、何せ時間と言うものがなかったのでした。なぜなら東京大空襲が迫っていたからです。

 

が、最大の衝撃は、ラストシーンですよね。

主人公が見た終わりに見た街は、未来または現在の核によって破壊された東京だったのでした。

過去に飛ばされた時、何かが窓の外で光ったのです。

あれは何だったのか。

これは彼が核の爆風に飛ばされてしまうまでの間に見た夢なのかもしれないのです。

だから思いがけずに再会したばかりの遠い親戚の男親子もまた過去に飛ばされて、また直前までスマホに出てきていたプロデューサーの男が様々な場面で出てきたりしたのではないでしょうか。

これが彼の夢ならば、彼の家族だけが過去に飛ばされた理由もそこにあると思います。

だからと言って「なんだ、夢落ちか。」とはならないメッセージの強さがそこにはあったのです。

もちろん、この「夢落ち」と言うのは、あくまでも私の感覚であって正解ではありません。

じゃあ、正解はと言ったら、それが分からない・・・・・。

なぜあの時、窓の外が光って、彼ら一家は過去に飛ばされたのか。

なぜあの男は様々な場面で出てくるのか。

なぜ記録にはない場所で大きな空襲が起きたのか。

なぜ彼は未来に飛ばされ、核のよって死んでいかなければならなかったのか。

 

だいたいあの光はなんだ !?

さっぱり分からない。

いや、この「分からない」が正解なんだと思います。

そこに描かれたものは、「理不尽」そのものだったから。

その「理不尽」と言うモンスターの正体は、戦争。

そしてそれは、ある日唐突にと言う所が、最大の恐怖なのかもしれませんね。

 

最後に、クドカンには必要なかったみたいで、過去作にはあって今回なかったシーンについて触れておきたいと思います。なぜならそのシーンが、過去作の中で頗る私には印象深く心に刻まれていたからです。

それは、家々にチラシを配って歩く主人公が、道行く人にチラシを渡しながら、「逃げてください。」と言うと、道行く人は言うのです。

「こんなチラシを配られててしまうから、逃げるに逃げられない。」と。

噂に流した言葉(「東京大空襲がある。上野に逃げましょう。」)はちゃんと効果があったのです。だけど恐怖を感じていたとしても、出どころの分からないチラシの言う通りには行動できない。人の目、特に軍部の目がそうさせていたのでした。

ビックリしがっかりする主人公・・・。

良かれと思ってやってきたのに・・・・。

そう、そこにも「理不尽」はちゃんと存在していました。

 

心に残る印象深いドラマでしたね。

あっ、なんか「さっぱり目」ではなかった・・・・・かな・・・・(;^_^A

 

 

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じわっと涙が!! ☆「虎に翼」

2024-09-27 23:15:10 | テレビ・ラジオ

最終回だけ見ても、もう胸がいっぱいになり、瞼が涙で濡れました。

特に最後に出演者たちが、カーテンコールのように皆が映し出されて、そして最後に寅子が主題歌に合わせて「さよーならまたいつか」と口が動くところに感動しました。

素敵な演出でしたね。

 

このドラマ、本当にいろいろな事をぶち込んできた内容だったなと思いました。

彼女のモデルになった三淵嘉子さんが、原爆裁判に携わったことは後から知ったことですが、それをこのドラマの後半のメインに持ってくるのかと私は思っていた節があったのでしたが、そうではなかったですね。確かに丁寧に描かれ、請求は棄却するも、原爆投下は国際法違反であったと明言したのです。

( 原爆投下国際法違反判決(東京地判昭和38年12月7日下級裁判所民事裁判例集第14巻第12号2435頁)ウィペディアより)

だけどそれを決してメインで大きく時間を割くことはなく、他にも様々な問題に向き合ってきました。

家庭内では絶大な権力を振るいながら(笑)、外に向けては自分の意見も言えず「スン」とした顔をする母を通して、その時代の女性たちを描き出し、法律の勉強をしようと進学を希望すると、その母は地獄を行く道と反対しました。

が最終回で、その母の幻影が表れ(またはnhkお得意の幽霊)、「その道はどうだったか。」と寅子に尋ねると、その寅子は「最高でした。」と答えました。

なんだかんだと言って、桂場の言葉に反発してだったと思いますが、最終的に彼女の背中を押したのはこの母でした。子が歩んだ道は最高だったと答えるとは、母親冥利に尽きる言葉だったと思いました。

それを過去を思い出すと言う形で描き、その時の寅子はやはり幽霊・・・・・(笑)

でもこの演出って・・・・と、私は思わず再放送が始まった「カーネーション」の最終回を思い出してしまいました。

(次の2行はネタバレの発言です。「カーネーション」初めて見る人もいらっしゃると思いますから。)

 

糸子の「死にました。」と言うアレです。

この時の糸子は、このドラマのナレーションの尾野真千子さん。

私は全く思わなかったのですが、巷では彼女の何らかの登場を期待する声があったのですってね。言われてみれば、登場してくれたら気持ち的に盛り上がり倍増だったような気がします。

さて、(「はて」ではないのですがw)、お話をいろいろな事をぶち込んできたと言う所に戻したいと思います。

男女不平等の社会での生き辛さから、教育の不自由さ、無能力者と言う嫁のポジション、それだけでものめり込みたくなるような内容でしたが、その後にジェンダーの問題や民族差別の問題、夫婦別姓の話題、そして尊属殺人にまで話は切り込んでいきました。(ああ、忘れてはいけないのが、常に法は正義かという問題もありましたね。まさか花岡さんがあの餓死してしまう裁判官になるとは思ってもみませんでした。)

最終回には「男女雇用機会均等法」まで。

とうとうここまで来たなと言う想いでいっぱいになりました。

少しドラマとは離れたことを言ってしまうと、私は古い水夫。この法律が私の生きてきた道に関わったことはないのです。それが残念にも感じ羨ましくも感じつつ、それでもその法律が生まれてきた社会を素晴らしい進歩と信じたいと思うのです。

追記:間違えました !!

最終回に出てきたのは「男女共同参画社会基本法」でした。「男女雇用均等法」は1986年。この「共同参画」は1999年(平成11年)。要するに男女平等を法律化したものと言って良いでしょう。これ、みんなの意識の中にあまりないんじゃないかと、私は思う・・・・。あなたにはある?

 

一つ一つの問題を広く展開はされなかったかもしれませんでしたが、決して浅くはなかったです。

少々堅かったかなと思う部分もあったけれど、そこに主演の伊藤沙莉さんや夫役の仲野大賀さんの時にはコミカルに感じた演技が救ったかもしれません。もちろんそれは他の芸達者なキャストさんたちの力にもあったと思います。

私はこの寅子と最初の夫の優三さんがどうなってしまうのか、気になって気になって我慢が出来ずに、その頃にモデルになった三淵嘉子さんの事を検索してしまいました。

そこで知ってしまった優三さんの未来。

でもこれは私的には、知っていて良かったです。じゃなければ私は、感情移入しすぎて悲しみから立ち直れず、激しいロスに苦しんでしまったように思います。それだけ彼の事が好きでしたから。

その後、新宿の方の病院に彼が出ていて嬉しかったです、マジで(笑)

 

岡田将生さんの航一も好きでした。この方のモデルになった方も、かなりのイケメンさんなのですよね。真実の方は、彼は妻が亡くなった後、ほぼ1年後に亡くなってしまうのです。この彼をその後15年も生きさせたのは、「ほらあの時ですよ。」と思い出のシーンに導くためだったのでしょうか。

桂場に言い切った

「いつだって私のような女性はごまんといると思いますよ、ただ時代がそれを許さず、特別にしただけです。」は良かったし、その前のよねが言った

「ほんの僅かだろうが、確かにここにいる。」と言う言葉にもジーンとしました。

 

このドラマの脚本を書いたのは吉田恵里香さん。まだ36歳なんですって。

素晴らしいわ、その若さも賢さも。寅子風に言ってみました(笑)

 

でも私らしく言うと、凄く凄くお勉強しましたね。おばちゃん、そんなところにも感動しちゃったよ・・・・かな。

 

 

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9月13日の吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD

2024-09-21 09:07:31 | テレビ・ラジオ

(トップの画像は記事には関係がなく、9月17日の中秋の名月の時に撮ったものです。)

 

9月13日に放送された「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」でしたが、タイムリーには聴けませんでした。

今はradikoがあって本当に助かります。でもそれも、「しまった、しまった。もう木曜日じゃん。」と19日に急いで聴いたのです。だけど何となく内容や雰囲気は、ツイッター(現・X)で伝わっていました。

拓郎さんがずっとこだわっていたのは、実は自分はバンドの中の一要因だった・・・・・

バンドのメンバーとしてセッション出来て幸せだった・・・・

新しいミニアルバムを作成していた時の事を言っていたのだと思います。

この「いたのだと思います。」というあいまいな書き方は何だという感じですが、拓郎さんの話を聞いていると、自分の思考があちらこちらに飛ぶのです。

彼が話すことが元になって自分の事を思う・・・・・。

でもこれはラジオの正しい聴き方の一つと言っても良いのではないでしょうか。

 

彼が語る昔語りは・・・・

ちゃらんぽらんでやっていなかったらやっていられなかった。

あの時代の吉田拓郎を体験したのは吉田拓郎だけだから・・・・。

分からないけれど、分かります。

その時代を生きてきたそれぞれ人たちの苦しみと悲しみ、そして喜びと幸せは、またそれぞれの人たちにしか分からないと言うことがたくさんあるからです。

吉田拓郎には吉田拓郎の体験とその時に自分しか分からないであろうと思われる感情。

それは彼だけのものであるから、私には分かりません。

だけどそれと共にラジオ前で聴いている人たちも、何も特別な人たちでもない世界の片隅で生きている人たちであっても、それは同じことだなと思いました。

 

彼が語った昔語りの一つに、拭い去れない悔いの想いの事がありました。

ラジオで聴いていた多くの人が「大丈夫だよ~。」と思ったと思います。

でもそれも、もう遠い過去の事だからです。

その時、その苦しみは実は多くの人が共有した苦しみだったと思います。

直前でその公演の中止を知った人たちの中には、かなり長い時間、その悲しみを引きずった方もいたと思うからです。

だけどその時の事を「拭い去れない悔い」と語ったことで、単にもう昔話になっていたことが、「ふっ」と笑い話になっていった人たちもいて、

「もう全然大丈夫だよ~。気にするなよ。応援してるよ~。」となったのではないかしら。

 

このようにいちいち反応していてはキリがありませんね。

 

途中の韓国ドラマの話とか(私もIU推しなので、数分嬉しかったです。どんどん一番好きな人が変わっちゃうからさ(笑))、新しいアルバムの話とか、もろもろ楽しかったですね(雑なまとめ(;^_^A)

「ショルダーバッグの秘密」とか流れてきた曲を、出来るだけ貼ろうかなと思ったのですが、カバーのものしか出てこなくてしょっぱなから挫折しました。

ウロウロしていたら(ネット界をですよ)、YOUTUBEで見つけました。

なのでもうradikoでは聴けませんが、そちらで余韻をお楽しみいただけたらと思います。

でもそれ、残念なことに、ラストまではないのです。

だから余韻をと言うことになります。

アメリカン オールディーズ メドレー セットリストを作ってくれた方がいらっしゃいました。ありがたいですよね~。

ありがとうございます。

 

 

一番下には、拓郎さんの「夜霧よ今夜もありがとう」を貼っておきますね。

夕食作りながら、よくこの歌を歌っています。

拓郎さんが歌ってくれたからだと思っています。

それが今度は「骨まで愛して~~♪」に変わるからかしら(笑)

 

ちょっと私的に気になったのは、最後の拓郎さんのラジオに対しての感謝の雨あられ的な感謝の言葉でした。

なんだか本当のお別れのような気がして、切ない気持ちになりました。

と言っても、アルバム発売の時には、また出て来てくれるのではと勝手に思っているのですが、そうであってもらいたいと思います。

いや、絶対に。

 

吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD 2024.09.13

 

夜霧よ今夜もありがとう

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「坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」

2024-08-08 09:20:56 | テレビ・ラジオ

【ブログ更新の間が久しぶりに空きまくり・・・・
私は元気です。ただ草ボーボーの畑と土コネコネの陶芸に出かけていく生活に追われています。要は土と格闘しています。あと、暑さにへばっています。皆さんはお元気ですか?

間が空くと、何から書こうか迷うところですが、やはり拓郎さんのラジオの事から書くことにします.】

 

8月5日に放送があって、リアタイで聴いたのでまとめたり感想を書こうと思いましたが、まとめられません。

ずっとアハハオホホと笑っていたら、終わってしまったからです。

なので聴き逃した方は12日まで聴けますので、ラジコで聴いてみてください。

2024/08/05/月 22:00-24:00 | 坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD | ニッポン放送 | radiko

 

11年ぶりの幸拓。

ちょっと不安に思いつつ楽しみにしていました。

何が不安だったのかと言うと、11年前、あの飲み会のノリが徐々に苦手になっていき、脱落しかかった頃、終わった番組だったからでした。

でも最終回、たぶん正座して聴いていたような気もします(笑)

 

拓郎さん、良いことけっこう言ってるし、坂崎さんの話もけっこう聞けるんですよね。

でも二人で話していると、飲み屋で後輩を褒めたりけなしている先輩の話みたいになって、終わったら、えっと、私は何を聴いていたのだっけなとなってしまったのです。

 

とにかくアルフィーのメンバーが本当に仲が良くて、そして坂崎さんは本当に拓郎さんが好きなんだなって伝わってきましたよね。

 

そして今回もしみじみと思ったのは、拓郎さんは78歳なんですね。もうすぐ80歳なんですよ。

たぶん私は11年前にも思っていました。60代後半の拓郎さんに。

「拓郎、やるなぁ。」って。

私も11歳若いわけですから、いつでも彼を見上げているわけです。そしてその頃しっかりシニア世代になっているなと思っていた彼のパワーに励まされ勇気づけられていたのです。

私はやっぱり今回も思いました。

若いなって。

拓郎さんを見ていると、年齢ってただの数字のカウントだなって思います。

確かに肉体の衰えは拒めないものがあって、そのための行動の制限が出来るのは当たり前なことだと思います。

器が徐々にくたびれて言っても、その中にあるものの風化は、自分自身が決めることなのかもしれませんね。

 

アハハオホホと笑っていましたが、笑うことはとっても大事なことですよね。

素敵な夜だったと思います。

 

ちょっと流れた曲を貼っておきます。

 

KO. DA. MA.

この時、オリンピックの速報が流れてきてしまったのですが、この曲がバックに流れていたものですから、いつもより感動してそのメダルの報告にジーンとしてしまいました。
単純な私(笑)

 

【歌詞付き】流星 Mrs. GREEN APPLE

拓郎さんが褒めていましたね。

 

で、次はこれ。

キムタクの新しいアルバムに、曲を提供しているのですってね。

下の全曲のトレーラーを貼っておきますね。情報が無くても、聴けば、「ああ」ってすぐに分かる拓郎節。

 

 

SEE YOU THERE 全曲トレイラー

私にとって、キムタクは俳優さんで、今まで彼の歌を意識したことがなかったのですが、なかなか良いですよね。

 

拓郎さんの歌はないのかって?

「ah-面白かった」が YouTubeで見つからないので、今回はまあいいかってことで。

後はさ・・・・

頭の中で「メリアンアンアン」って響いちゃってます(笑)

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「岸部露伴は動かない  密漁海岸」

2024-05-13 18:47:11 | テレビ・ラジオ

5月10日に放送されたものの録画を、昨日見ました。

もうおなじみの世界観で、やっぱり面白かったですね。

体のあちらこちらが治っているのに、途中までのあの態度はなんだって、ちょっとは思ってしまうわけだけれど、やっぱりそこに至る症状が異常なので仕方がないのかなと思いました。

それにしても常に朗らかに接するトニオのAlfredo Chiarenzaは良かったですね。(なぜかHPもカタカナ表記じゃないのは敬意かしら)

 

ああ、こんなレストランがあったら行きたいものです。きっと床を転げまわるくらい苦しむかもしれませんが、治って欲しい、あちこち。

歯が又生えてくるなんて奇跡。良いな良いな良いなと見ていて、変なところに感情移入し、見方が雑念にまみれてしまいました(笑)

 

この漫画原作は「岸部露伴は動かない」の第1巻に収録されています。

まだドラマになっていなかったので、その漫画の感想を書いた時に、そのお話だけほんの少し感想を書いていました。

「岸辺露伴は動かない」1,2巻

 

『「密漁海岸」は、ある時期に密漁したら、昔から死刑になるとされていた地域でした。露伴の知り合いのシェフが妻の健康の為に、露伴を誘って密漁に出掛けます。

だけどそこはクロアワビの性格から、死刑にしなくても密漁者は勝手に遭難してしまう場所だったのです。

「密漁厳禁」は逆に彼らを守るための立て札だったのかもしれませんね。

だけど助けてくれた××が、最後にお料理で出てくるなんて・・・・・・という変な所がショックだったりする私・・・(^_^;)』

 

上の『』はその漫画の感想でしたが、

>「密漁厳禁」は逆に彼らを守るための立て札だったのかもしれませんね。

この部分は真逆の発想でしたね。ワザと文献を読まさせて、密漁にいざなう。そしてそれは実は・・・・

って、確かにこちらの方がゾクリとして、ドラマにはあっていたかもしれませんね。

 

まだ原作があるので、また次回作が楽しみだなと思っています。

 

 

 

 

 

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ドラマ「広重ぶるう」

2024-05-05 02:26:04 | テレビ・ラジオ

月の初めとか終わりには何かそれだけで意味があるように感じます。

4月30日に、録画してあったものを見たわけですが、「広重ぶるう」は、そんな月の最後に見るには相応しい心に残る作品でした。

阿部サダヲと広重。面白くないわけがないと、録画することを忘れないようにメモ帳に書き込んでいました。

(そやそや、「岸部露伴は動かない」の新作、「密漁海岸」は5月10日の午後10時から。めもめも。BSP4kの方は5日午後1時からですよ~)

 

そして私の期待は裏切られませんでした。

物語の中に、どんなに生活が苦しくても笑顔を絶やさず「承知しました。」と夫を支え続ける、日本の妻の鏡のような加代と言う女性が出てきます。

これはそんな加代に支え続けられ、まったく売れなかった広重が、自分の描きたかった絵を見つけ世に出ていくまでの物語。

あーあ、こういうお話には、出てきちゃうのよね、そういう妻・・・・と、「そういう妻」とか言っていますが、実は「そういう妻」が、私はそうとう好きです。

山本周五郎の「日本婦道記」などを思い出してしまいました。

多分だいたい、日本人は「そういう妻」が大好きですよね。

 

広重の絵が売れて、彼女はそれだけで満足していたと思います。

だけど出来れば、広重が用意した家に住み、そして無欲の彼女が唯一臨んだ養子となった弟子を我が子のようにかわいがらせてあげたかったと、しみじみと思いました。

 

保永堂の竹内孫八は高嶋政伸。
彼の決して他のものには悟らせない広重の妻への愛と言うものを、視聴者だけには感じさせる演技も良かったです。

言うことは厳しくても、真実を見抜き語る彼はかっこ良かったです。

 

加代の優香、北斎の長塚京三、歌川国貞の吹越満、みな良くて、心に残る作品だったと思いました。

 

 

なんだか広重の作品を見たくなりました。

 

「中山道広重美術館」と言うのがあるのですね。

中山道広重美術館 :: 当館について (hiroshige-ena.jp)

ちょっと遠いかな。いつか行けたら良いな。

 

あっ、そうだった。

下のこう言うのを持っていたのでした。ちょっと雰囲気だけでも感じましょうか^^

 

※ 画像は広重ぶるうじゃないけれど、ある日の空です。

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必殺仕事人☆2023★12月

2024-01-03 15:38:46 | テレビ・ラジオ

昨年暮れに放送された「必殺仕事人」の感想です。

「必殺仕事人」は2023年の1月にも放送がありました。本当はこの作品は2024年に放送しようと思っていた分なのではないかと推察されるわけですが、なんたって主演の東山さんが2023年内に引退と表明してしまったわけで、それで年内放送になったのではないかと思いました。

何かしらの渡辺小五郎の決着をつけるのかと思っていましたが、それに対しての新撮はなかったようで、いつも通り普通に終わったように思いました。

終わり方もいつものように好きでした。鬼畜の所業から帰宅すると、女たちの普通の生活の賑わいが迎えます。

いくつかのネットニュースでは、この時の小五郎の最後のセリフに、何気なく意味を持たせていたように思いました。

彼は何と言ったのかと言うと、妻のふくと叔母のてんに向かって

「いやもう、お好きなように」だったのですね。

確かに意味があると言えばそうも取れるかもしれませんね。

 

さて物語を最初の方に戻しての感想です。

だいたい今の必殺シリーズは、オープニング、一部、二部構成になっていると思います。

オープニングは「あらっ、こんな人が出てるのね。」的な面白さがあると思うのですが、なんかね、そんな部分でも私的にはあまり演技の仕方が好きではなかったようで、ちょっと気分が削がれました。このショートシーン、サメの映画「ジョーズ」の冒頭部分、襲われた女性のそのシーンがその映画の動員数を稼いだように、そこからのめり込んでしまったと言うようなそんなシーンが欲しかったと思いました。

ただ物語の要のエピソードも盛り込まれていましたね。甚八郎亡き後、スランプに陥ってしまったリュウは仕事を失敗し流しの仕事人雪丸に救われました。

この雪丸を中尾明慶さんが演じたわけですが、ちょっと話がそれるようですが、事前にネットニュースなどで話題的な部分を読むのは、ネタバレになってしまうのでやめた方が良いのかなと思った次第です。

つまり新しく仲間になる棗の事はネットニュースで話題になっていたものの、この雪丸の事は、まったく話題になっていなかったのです。この書き方は、中尾さんに失礼だったかもしれませんが、もしも流しであっても新しい仲間になっていくのであったら、話題にならないわけはないのです。つまりこの人は仕置きされる側のゲストなんだなと出てきたときに予想がついてしまうのですよね。

中尾明慶さんは好きな俳優さんなので、新しいお仲間でも良かったなと思いましたが、この人がもう少し静かで大人しいやり方であったならば良いものを、何せ力づくのようで騒がしくあまり多くの人には好まれなかったかもしれませんね。

事前に仲間になると分かっていた(ネットニュースなどで)棗は、松下奈緒さんが演じたわけですが、この人はとっても良かったですね。すべての行動に説得力のようなものを感じました。所作も美しかったです。

そう言えば今回のゲストの仏と言われていた山﨑ツネ役をやっていたのも、松下さんではないですか !

松下由樹さん。

この人も仏から悪鬼へのふり幅が大きくて、とても良かったと思いました。

しかしずっと慕っていたツネを棗にやらせると言うのは、厳しい入学テストのようなものですね。そっと見守っていた経師屋の涼次が良かったですね。

お話は芸能界の性被害・・・・・・ってよくこれをやったなぁと思いました。

もう一つは橋の工事費の中抜き。

ちょっと乗って来るのに時間がかかってしまいましたが、途中からはいつも通り安定して見られたドラマに仕上がっていたと思いました。

 

では2025年もお待ちしています・・・・・って、渡辺さんはいないのでしょうね。

だけど、実は私が若い時に本当に「必殺」に嵌ったドラマは、非主水作品で「必殺必中仕事屋稼業」だったのですよ。

今の涼次や新メンバーの棗、リョウやお菊だったら、渡辺抜きのドラマを作っていくことも可能ではないかと、私は思います。

時代は変わっていくもの。いつまでもパターン化したシナリオではなくても良いし、新しい冒険の旅に出てみてはいかがでしょうか。

 

まあ、でも私も言いましょうか。

「いやもう、お好きなように。」ですね。

 

本日、2回目の投稿です。前の「はねのける !」もよろしくお願いいたします。

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