森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ラッタさんの日曜日

2016-01-31 20:03:44 | 期間限定泣き虫日記

夫の入院が思ってもいなかった長さになってしまうと、これはやはり一度くらいは顔出そうと横浜で独立して暮らすラッタさんが病院にやって来ました。

 

と言いましても、着いた時間を見計らって駅まで迎えに行くと言う至れり尽くせりな待遇です。

 

お昼近くだったので、先にラッタとルートの二人の息子と一緒にランチに行く事にしました。

 

当初、予定していたステーキ屋さんが満杯で、車も止める所がなかったので予定を変更してララポート内の和食ブッフェに行きました。そこで夕食なんかいらないんじゃないかしらと思えるくらい、三人でたくさんいただきました。

 

食事後に夫の病院に向かったのですが、お腹がいっぱいになりすぎて眠ーい。

 

私は車の後ろの席で、何度も意識を失ってしまいました。運転していたルート君も助手席に座っていたラッタさんもかなりきつかったみたいで、病院の駐車場で仮眠してからやって来ました。

先に病室に着いた私は、ふと

「子供たちは後から来るわ。」とわざと言ってみました。

「ふーん、そう。」と夫。

私は何も言いませんでしたが、怪しい~と思いました。

と言うのは、私は今日、ラッタさんが来ることをずっと夫には黙っていたのです。

驚く顔がそして喜ぶ顔が見たくて、内緒にしてあったのです。

だけど朝、姑から電話があった時に病院に行く時間の予定を言うために、その事を言ってしまいました。

 

だから「内緒にしてね。」と念を押しておきました。

でも、危ない人がもうひとりいたのです。それは夫の兄。

この人って・・・・・

いやいや、連れ合いの家族の悪口は言わないのが鉄則ですよね。

 

遅れて息子たちが病室に入ってきました。

先にルート君だけがやって来ると、夫は

「あれっ、ラッタは?」と当たり前のように言い、その時にラッタさんが遅れて入ってきました。

期待していたサプライズはなしです。

 

「どうして知ってたの。」

「いや、おふくろは言わなかったけれど兄貴がね。」

「やっぱしね。」

 

あいつ・・・・

いやいや連れ合いの家族の悪口は言わな・・・・

ううん。

一回だけ言う。

― お前, バカ~~!!!

いやっもう一回言う。

― お前、本当に性格悪いよ。

 

ああ、ほんのちょっぴりスッキリしました。

私、本当にがっかりしたんです。だってずっと何日も黙っていたんですよ。その一瞬が見たかったから。

 

でも帰る時に、先に息子たちが行ってしまった後、ゆっくりコートを着ながら

「嬉しかった?」と聞くと、夫は短く

「まあね。」と言いました。そして、思いついたように

「送っていこう。」とエレベーターの所まで来てくれました。

 

扉が閉まる向うで手を振る夫。

家族が4人揃う。ただそれだけなのに、なんだかとっても嬉しいのです。

 

病院を後にした私たちは、今度は姑の家に行きました。

もちろん恨み言を言うためではあらず。

ラッタさんを姑に会わせる為です。お正月にも会いましたが、会える時には会せた方が喜ぶはずだからです。

短い楽しい時間を過ごし、彼の姿は送って行った駅の中に消えていきました。

 

1月の最後の日、そして、私の今の年齢の最後の日。

そんな今日と言う日、私はちょっぴり幸せだったのです。

 

 


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その器に合うもの

2016-01-30 23:56:52 | 期間限定泣き虫日記
 
見えているものは氷山の一角だ!

ちょっとだけコーヒーブレイク。なのでお気楽な事を書きます。 先日、用があったのでルート君に車に乗せてもらい、用をすましランチに出かけました。その車の中で、...
 

 

上の囲みは昨年の1月30日に投降したものです。

なのでルート君繋がりの事を少々書こうかなと思います。と言っても、あまりルート君とは関係がない話です。

木曜日は彼が仕事がオヤスミで、一緒に買い物に行きそれから病院に行ったと前の記事でも書きました。

その時、やはり彼が車の中で掛けてくれた音楽の歌詞を聞いて、思わずクスクスと笑ってしまいました。

なんで私が笑っているのかとルート君が不思議そうな顔をするので、素直な感想を言いました。

 

敢えて不正確な歌詞を書くとですね、

何とかな~妄想は淫靡なる世界の何とかで~♪

 

「だって、『淫靡なる』だよ。なんかこれを書いている人の姿が浮かんできて、ニヤニヤしちゃう、私。あっ、笑ったからって、まったくもってバカにしてるわけじゃないよ。凄いなあと思っただけよ。」

 

その曲はアニソンだったでしょうか。

 

だから私、続けて言ったのです。

 

「アニソンだから似合う言葉ってあるよね。例えば演歌で『淫靡』と言う言葉は艶めかしくなりすぎて逆に難しいし、アニソンで『波止場』って言葉は似合わないでしょう。」

 

それぞれの器に合う言葉があると、私は思いました。

 

ところで歌の歌詞と言うのは、短いフレーズでも「本当に凄いな!!!」と言うものがありますよね。

そう思う歌詞の一つに

「残酷な天使のように~・・・・」

あれっ、そこしか思い出せない・・・・・・。

〈・・・・・!

しかも、「ように~」じゃないし・・・。

でも直さない。今、いろいろと有るから不正確の方が良いかなって・・・(^_^;)〉

 

だけどそこだけで、私の中では世界征服みたいな力を感じてしまいます。

 

車の中ではルート君と、その歌の話やら映画の「エヴァンゲリオン」の音楽の入れ方とかの話で盛り上がりました。

 

ふと、タイトルの「器」と言うものを考えてしまいました。

私と言う器に、この話題は合うのか否か。

はっきり言って、今の私には合わない事はないと思うのです。でもこのまま老いていく→さらに老いていく→そしてお婆さんになる。

その時私は語るのでしょうか。

「昔、『エヴァンゲリオン』というアニメ映画があって、凡庸なストーリー展開でもハイセンスな人たちが寄ってたかって作り上げるとああ言う作品になって、ワタクシは滂沱の涙を不覚にも流してしまったのですよ。その時だってもう良い年の大人だったと思うのですが。」とか。

 

このまま日本が平和であり続ける事が出来るならば、未来のおじいさんやおばあさんの会話はちょっと面白い事になるかもしれませんね。

 

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off

2016-01-30 09:21:01 | 期間限定泣き虫日記

おとといは、午前中に人に会う予定でしたが、その人が体調不良との事で延期になりました。

毎度おなじみ姉との電話はほぼ毎日の日課のようなものです。

その時に姉が言いました。

「なんだか凄くだるくて何もやる気が起きないし、だから今日は何もやらない日にしてちょっと寝ようと思う。」

 

そう言う日って大事だなって私は思います。

 

大事だなって思うけれど、それがなかなか難しい。

昨年は結構大変な病気になってしまったりもしたのだけれど、考えてみたら一日も寝込むと言う事はなかったのでした。

 

夫の病気が一番ひどい時を抜けて、快方に向かい始めると、緊張が解けたのか疲れがジーンと出てくるようになりました。

ふと思いついて週一行っている夜のバイトを休むことにしたのです。思いついたのは先週の金曜日。だから急にオヤスミしたわけではありません。そしてその日は病院に来るのもお休みにしてもらいました。

一日、何も予定のない日を作ったのです。

そう言う日って、私にはやっぱり必要です。

 

彼が入院してから25日目。

結構限界だったらしく、木曜日に病院に行って彼と話をしていたら、だんだんと調子が悪くなってしまったんです。

木曜日はルート君が平日のお休みだったので、猫たちのための買い物に付き合ってもらいランチをしてから病院に行ったので、疲れが出て来てしまったのだと思います。

でも木曜日は、家に来るはずだった人と姉と私も、みんな調子が悪くなるって変じゃないですか。そう言えばその前日の水曜日も、やはり家に来るはずの人が体調を崩して予定変更になったのでした。この寒さのせいかしら。

 

だけど金曜日は本当にのんびりとした気持ちになりました。

 

で、私がしたことは・・・・・・

 

キッチンの掃除とお片付けです。

 

のんびりした気分でやったので、ダラダラと楽しい気持ちで頑張れました。

でも、私のオフの過ごし方って・・・・・・ (;´・ω・)

 

まっ、いいか~。

キッチンが綺麗になると気持ちもすっきりとしますしね。

 

 

夫からメールが来ました。

『雪が降っています。けっこう綺麗です。』

 

 

それでカーテンを開けて見てみました。

雨かと思っていたら雪に変わったのですね。

どうか積もりませんように。

見ているだけの雪は本当に綺麗です。

そしてちょっとだけ降るような雪の日は、むしろ出かけてみたいもの。

今日は行きます、病院に。

 

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ずっとハンサムだった君

2016-01-30 00:26:03 | 梢は歌う(日記)

昨日の夜、ほんのちょっとのブログ周り・・・・。

私、コメントはあまり書きこまないけれど、読者としてはマメな方だと思います。でも最近は毎日って言うわけにもいきません。

読まない日に限っていろいろな事があったりするのですね。

そして、昨日の夜もびっくりするお知らせに出会ってしまいました。

かなり頻繁に読んでいた「うにの秘密基地」。これはgooブログではなくてアメブロなのですが、このブログは途中まではgooで書かれていたのですよね。その頃から、ずっと好きだったうに。

今では凄い人気の猫ブログなのですが、そのうにちゃんが27日の早朝に亡くなってしまったのです。

私・・・、思わず泣いてしまいました。

ネットの世界で縁すると言うのは、人ばかりではないんですよね。

 

思わず夫にメールを送りたい衝動に駆られましたが、何事かと思われてもと我慢しました。

 

我が家では時々夫と、多頭飼いの参考にと

「うにの家ではこうしているみたい。」などと名前を出すこともあったのです。

 

ショックで悲しかったです。

飼い主のうにまむさんの悲しみはいかばかりかと思います。

 

ずっとハンサムだったうに。

今までありがとう。

君を忘れないよ。

 

私はアメーバでも猫とピグのブログを持っているのですが〈ごく稀の更新です〉、でも敢えてgooでこの記事を書きたかったのです。

猫好きさんたちにはかなり知られたブログですし、ネットでもニュースになっているくらいなんですから。

門の外で、または窓を開けて語りたいような気持と言うか・・・・何を言っているか訳が分からないかもしれませんが、きっとニュアンスだけは分かっていただけるのではないかと思います。

 

「ご報告」と言う記事のコメントが19018。

愛されていたね、君。

 

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相棒14『第13話 伊丹刑事の失職』

2016-01-29 10:13:23 | ドラマ(相棒)

水曜日は夕食が遅くて、食事をしながら一緒に見ていた息子のルート君が、食事が終わった途端に席を立ちました。

ここまで見ていて最後まで見なくていいのかと私が聞くと、

「きっと犯人はこの男。だからもういいかなって。」と言いました。それは母親が詐欺に遭い自殺してしまった男、大庭の事を言ったのです。

 

あっ、そうそう。ネタバレしています。再放送時の訪問の時にはお気を付け下さい。

 

私は思いました。

―それはどうかな。まだまだ甘いね、ルート君。

2時間サスペンスだと、だいたい登場人物が出そろった時に、だいたいこの人が犯人と思った人が犯人の事が多いと思いますが、「相棒」の場合は、一番怪しいと思った人が犯人だと思うのは多くの場合間違いですよね。

この大庭と言う人は、普通はフェイク。

だから犯人はあの編集者だなと思いました(それしか登場人物が居ないからね^^)

 

でもこの大庭は完全なるフェイクではありませんでした。

今回のお話で、ほんのちょっとだけ不満があったとすれば、実はここだけ。

いくら詐欺被害の金額が多かったからと言って、どんぴしゃりの関連のある人の所に右京たちは行っちゃったのですよね。私的には詐欺被害が400万の人が出て来て欲しかったな。

人が絶望して死んでいくのは、金額の多さではないと思うんです。

もう一つの騙しがあったら良かったなあと思ってしまったのですが、はっきり言って欲張りですね。

でも今回のお話、結構満足度が高いです。

 

私は亘と言う人のキャラがまったくつかめません。

官僚でありながら飾らない性格と言うレベルじゃない人ですよね。

居眠りをしていて「冠城君!」と呼ばれると、半分寝ぼけて

「はい!!」と大きな声で返事をする。面白いんだけれど、この人がまったくつかめなくなるのです。

でもイタミンが窮地に陥り、特命を頼って来た時には、まさに土下座をしそうになったイタミンに皆まで言わせずに

「お任せ下さい。」などと言う所なんかは、おちゃらけた軽い感じに見えてしまうのだけれど、分かっていてやっているようにも見えて、やっぱりさっぱりこの人が分からなくなるのです。

だけどそう言う所が結構好きかも。

 

私は今回のドラマで、自分の中のダークな部分をとっても感じてしまったかもしれません。

ベランダから転落してしまった女性の、偽りの遺書。

「生きている意味が分からなくなってしまいました。」

これって、まさにその通りじゃないって思ってしまったのです。この人に何の生きる意味があるんだろうかと。

詐欺師は詐欺師と言う生き物になってしまって、もはや人間じゃないですよ。

これ以上は過激な事は書くまいとは思いますが、書かない過激な部分は心の内にありますよ。

 

だから編集者の人の言うことにも、なんか分かるような気がしてしまったのです。

 

でもだからこそ、今回の右京の言葉は胸に突き刺さりました。

― 確かに !!

って、凄く思ったんです。

 

ジャーナリストは真実をまげて読者をだますような事を書いては決してダメなんですよね。

犯罪を暴くツールとして、利用してはいけなかったんです。

一つ許せば、やがてすべてを許すようになり、何が真実か分からなくなる場合もあるし、またはいつかはジャーナリズムが利用されて、時には人は扇動されてしまうかもしれません。

 

「今、記者としてあなたは正しい事をやったと言えますか。」

「言えますか?!」

 

大事な事なので二回言ったのですね、右京さん!

 

そして

「お母様の敵が取れましたね。これで心が晴れましたか ?」と大庭に問う右京。

― ひとりは死に、ひとりは犯罪者になってしまった。

 

「復讐で心の平穏を手に入れるなんて出来ないと思いますよ。」

 

「どうしたら良かったんだ・・・どうしたら・・・」と苦悩する大庭の姿が印象的でした。

 

 

よくよく考えてみると、この事件の発端は警察不信なんじゃないですか。

編集者の今井が集めた証拠で殺された女性は、逮捕できるんじゃないかしら。市役所の者だと名乗っちゃってるわけだし。

そこから後ろにいる人間もあぶりだせると思う・・・・。

 

だけど、「警察じゃダメなんだ。」と思えてしまう。そこが一番のダークサイド。

これって若干世相反映だと思いますよ。

 

そう思ってしまうことの無いような警察であって欲しいとしみじみと思って、今回の感想は終わりです。

 

遅れて感想を書いたので視聴率が出ていました。

15,3。

ちょっと盛り返して関係者の方々はホッとしてるかもしれませんね。

というか、「相棒」関係者の方々、かわいそう。

こんなにドラマ不調時代なのに、12パーセントを取っても悪く言われちゃうなんて・・・・・。

 

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笑い合ったり泣き合ったり

2016-01-27 18:30:13 | 期間限定泣き虫日記

夫が入院してから今日で23日目。

 

4日に入院して1週間が過ぎた頃、お友達にお電話した時に

「毎日がまるで幻のように過ぎていく・・・」と、言ったと思うでしょ^^

「幻のように過ぎていくような感じはまったくしなくて、凄く毎日がはっきりしている。」とわけの分からないような事を言った私でした。

昨日、今日、明日がはっきり見えている、そんな感じだった毎日。

入院したのにどんどん悪くなって行く夫を目の前にして、かなり緊張していたのだと思います。

 

だけどこの毎日は、振り返った時にはきっと何が何だか分からなくなってしまうのに違いないとも思いました。

だから今はちゃんと日記を書いておこうとその電話を掛けながら思ったのでした。

だからこの「期間限定泣き虫日記」は1月15日から始まっているのです。

 

事故とか怪我ばかりしているので保険に入ると、ぴたりと怪我などをしなくなったりしたことはありませんか。

「泣き虫日記」と名付けたら、その日辺りから一番ひどかった状態から抜け出して泣く必要がなくなってきました。

 

点滴中心だったのに、昨日病院に行ったら自己管理の飲み薬がたくさん出ていました。明日の木曜日から治療も変わるそうです。

胸の影も少しずつですが薄くなりつつあるとかで、朝夕の熱はまだまだ安定していないのですが、退院に向けて進んでいるような気がして嬉しく思っています。

 

たった23日でもそこにはすでに過去が存在していて、夫とその過去を笑い飛ばしています。

「悪いけれどさ、私ちょっと、そうね、5パーセントくらい未亡人になっちゃった生活を想像しちゃったわよ。」

「本当だよな。考えちゃうよな。」

「前の病院にずっといたら死んじゃったかもね。」

私って…ずけずけ言う人・・・・。だけど今だから言える言葉。

「俺もさ、そう思う。」

「あの頃さ、家に帰ると泣いちゃったりしてさ。」

「・・・・・・・。おふくろが、お前の事を可哀想だって言ってた・・・・・。」

「えっ!?  お母さんが?」

お母さんと言うのは姑の事。

「おふくろさ、転院の時さ、もうこの人はダメなんじゃないかと落ち込んで、家に帰っても口を利くことが出来なかったんだって。『私だってそうなんだから、花さんはもっと辛いんじゃないかと思う。』って。」

 

その時私の脳裏には、あの転院の日そのまま仕事に行って、その帰り道、暗い夜道をべそをかきながら歩いた自分の姿が蘇ってきました。

マスクの下で鼻の頭がツーンとしました。

その時の気持ちを思い出して、また切ないような気持ちになったのです。だけどそれだけではなくて、分かってくれている人がいる、それが嬉しかったのです。

 

 

昨日の夜、ルート君に言いました。

「上手くいけば、あと10日ぐらいでパパちゃんは退院できるかもしれないよ。」

そして

「ああ、パパの居ないこの快適な暮らしともお別れかと思うと、ああ、嬉しい。」

聞いていたルート君

「・・・・・・!」

「・・・・・・?」

「おい、やっぱりその変な日本語からどうにかしてくれ。」

 

 

 

トップ画像は、病院に行く途中で見つけた薔薇の実。

花が散った後はこんな風になるなんて、私は知らなかったのです。可愛いですね。

 

 

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野田市散策日記その8

2016-01-26 09:17:59 | お散歩&写真日記

図らずも「野田市散策日記」を更新することになってしまいました。これは記事数が10を超えたらカテゴリーを独立させようかと思っています。今のところはそんなには増えないのではと思って前記事などにもリンクさせていないのですが、「野田市」に興味のある方は、このブログの上部にある検索で「野田市散策日記」を「このブログ内で」で検索すると「その7」までに記事が出てきます。主に街並み紹介で、工場見学や名所観光記事ではありません。でも今ではないいつか、そう言うこともしたいなー。

 

その「図らずも」と言うのは、実はまたやってしまいました。

「結局たどり着くのだが、やすやすとはたどり着けない女」を・・・・・・また。

 

いつも病院送迎バスの中から見える風景で気になる所があって、昨日は最初から歩いて病院に行く予定でした。

ところが私、前に行った道ではなく、違った道を選択してしまいました。

だってまっすぐ行って左に曲がるのだから、最初に左に行ってまっすぐ行ったらいいんじゃないかと思ったのですね。

でもその道は大きく角度をさらに左に曲げていてとんでもない所へ私を導いてくれたのでした。

この街のもう一つの大きな病院に !

 

「へえ、この病院って、こんな所にあるんだ。」と思いましたが、そんな事を思っている場合ではありません!

その病院の駐車場で歩いていた国道に出る道を尋ねました。

「お車はどの辺に止めてあるの。」とその女性は言いました。車の位置によって最善のコースがきっとあるのですね。でも歩いてですと言うと、女性はびっくりして

「えええ !?  遠いわよ~、大変じゃない~?」

そう言われても歩くしかありません。それにまったく歩くことが嫌ではありません。

教えられた道を歩いて行き国道に出てみたら、知っている建物の所に出てびっくりしました。最近野田市とは縁があって頻繁に来ていたので少々の土地勘が生まれたのです。以前なら国道に出たとしても自分がどこにいるのかさっぱり分からなかったと思います。

そしてたどり着いたのは野田市の「中央の杜」。

この林の中を私は前から歩いてみたいと思っていました。でもいつもはこの横を車で往復していたので思っていただけで終わっていたのです。

思いがけず小さな願いが叶いました。

 

この林は、今は冬の中。静かに春が来るのを待っているようです。(画像の下にも少々本文があります。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

珈琲などを買い求めてから夫の所にたどり着いたのは駅を降り経ってから1時間20分後。

たいしたことないじゃん(^_^;)

昨日歩いた歩数は9995歩。

なんか微妙な数字です。

夫に言うと

「ばっかだなあ。」と。

でも私はちょっぴり楽しかったです。

 

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街の中の森

2016-01-25 10:24:23 | お散歩&写真日記

 

結婚した頃は二人とも東京が勤務地でした。だからどこに住んでも良かったのに、流れでこの地域に住むことになってしまいました。夫には自分の心の内を正直に言った事はありませんが、夫の実家の近くに住んでも何の手助けもなく、自分が病気の時も幼かった子供を頼りにして生きてきました。

それでも、なんだかんだと言って姑と仲良しなのは、自分の気持ちを吐露してこなかった事と長い年月のお蔭だと思います。

そしてそれから私がこの今住んでいるこの地域に愛を感じているからだと思うのです。

 

結婚した当時は、故郷の横浜の実家の周りには既にあまりなかった森がこの地域にはたくさん点在してました。

ここに住んでも良いなと思った決め手はそこにありました。

歩く道の横に森が続いているのです。

小さくてもそこは森。

因みに森と林の違いは→「「森と林」の違いは。。。」などを読んでくださるといいと思います。でもさっき読み直したらなんでこんなに分かり辛く書いたんだろうと・・・・・(^_^;)

 

そしてその森たちも、私が暮らしてきたこの年月の間にどんどん消えて、マンションや家が建ち並ぶようになってしまいました。

 

それでもわずかに残されている小さな森に出会うと、私は癒されたような気持ちになるのでした。

 

先日の乳がん検診で訪れた保健センターの近くにあった森の写真たちです。

 

 

何にも手付かずの森なので、中には入っていけません。

 

ここだけ見ると、すぐ横が家だなんて思えないけれど・・・・・

ああ、ゴミがある・・・・・。

 

 

あれっ!?

 

 

いたね、君!!

 

 

何処かに行きたいっていつも思うけれど、捜し求めている何処かっていうのは、いつもすぐそばにあるものなんだよね。

 

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真田丸第三回「策略」

2016-01-24 23:08:07 | ドラマ (大河)

昌幸に騙されたのは信幸ばかりではなく、私もです。

そりゃ、

ー なんかあるなあ。

とは思いましたよ。

佐助も死ぬわけないし、あのシーン、どうぞ疑ってくださいって言うシーンですよね。

でも上杉からの密書から嘘だったなんて思いもよらず、私、まだまだだなあって思ったのでした。

いや、まだまだなんじゃなくて、ドラマの深読みはもう出来なくなってきているのかも知れません。要するに後退、もしくは老化とか。ああ、年を取るって悲しい~。

 

まっ、そんな事はどうでも良い事ですが、年を取って寛容になった部分もありますよ。

長澤まさみさんって大河ではなにげに登場回数が多い女優さんですよね。

そして登場してくるたびに、この人は苦手だなあって思ってしまっていた女優さん。

でも今日見ていたら、そうは感じませんでした。

私も寛容になったんじゃないかと・・・・・^^

しかも、あの梅ときりとの櫛の差別は可哀想だと私は同情してしまいました。

だけど分かりやすい男心でしたね。

そしてまた分かりやすい女ごころでもありました。

 

前半は家康と信濃の国衆たちの軍議、後半は真田兄弟の一日と言う感じでしたが、何気に全体的にコメディ部分が見え隠れして飽きずに引き付けられました。家康の性格もなかなか癖があって面白かったです。

面白いと言えば、信幸の妻のこうですよ。

このこうは

「あなたは真田の嫡男。私なんかにかまわずに、立派なお働きをどうぞなさ…ごほっごっ」ってと同じセリフしか言いません。

二回目の信行の反応なんか絶対にコントですよ。

この人はこの先もずっと同じセリフなんじゃないかなと予想しました。そしてその予想もさらに大胆に先に進みます。きっとこの人がこのセリフをちゃんと言う時、そこにはこの人の悲劇が訪れる時なのではないのかと。

 

だけど松の旦那の小山田茂誠などは助かって良かったですね。

次回は織田家に乗り込んで真田親子がそこで何を見るのかー

やっぱり楽しみです♪

 

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靴のお手入れ

2016-01-24 16:43:57 | 物と私と片付けと掃除

 

ボロ靴は貧乏の証」の続きです。

因みにトップ画像は何かをしようとすると、すぐにやってくる「あんず」です。

 

ダメな靴をいつまでも履くのってどうなのかと思い、そんな靴を並べてみました。これは昨年の夏過ぎの事です。

ちょっとお見苦しい画像ですみません。

 

 上の三足は履き心地最高のベスト3でありながらボロのベスト3.みんな雨の日は履けません。

真ん中のピンクの靴は2013年に大阪に履いて行ったもの。いつの間にか色が褪せてしまったけれど、この色って相当居直っていないと履けない感じ。意外と私は平気です。

でもお別れです。

と言って、バーンと3足捨てない私・・・・・('◇')ゞ

この時に捨てたのはそのピンクの靴のみ。

なんでかっていうと、一番右の靴は、最近一番気に入っている素足でも履ける一番大好きな靴です。捨てようと袋に入れようとしていた時に、ある事に閃いて手が止まったのです。

黒い靴は、9年前に買った靴で前の記事に書いたモノです。これは次の同じレベルの物を買った時に処分する予定です。

 

捨てたすぐ後にピンクの靴の代わりと紐なしズックの代わりにまたも同じ靴を買い求めました。

買ったばかりの時の画像ではないので、またもお見苦しいものですみません。

この紐なしズック、素晴らしいのですよ。本当に足ストレスが無いのです。

買った翌日に日光に履いて行きました。日光のお出掛け日記は読んでくださった方も多いと思うのですが、普通昨日買った靴を履いて行っての強行ハイキングを実施できるわけがありません。でも私がこの靴に対しての信用は「絶対に大丈夫」レベルで、そして本当に大丈夫でした。

ところがこの2足の靴に私は裏切られてしまいました。

だって寿命がたったの3か月。ズックの方はかかとの方が切れてしまい、茶色の靴はつま先が割れてしまったのです。

 

この靴のお値段がいくらだったのかは忘れてしまいましたが、たとえ安物であったとしても仮に靴と名乗るものであるならば、3か月で切れたり踵が切れたりしてはいけないのですよ、私の中では。

許せないような気持ちになりました。

両方ともネットで買ったのですが、店舗購入で、そんなにへぼいものなんか普通ないでしょう。他のモノたちは何年も買った金額以上にお仕事をしてくれていると言うのに、たった3か月って、そんなのあるかしら?

あったまに来たー!!

捨てちゃる―!

って、ならないのが私。

前に捨てようとしたけれど、閃いて取っておいた同じ形の靴の底をチョキチョキ切ってゴム用の接着剤でペタペタッと補強しました。

ついでに茶色の靴も中のボア部分は何の問題もなかったので、外側の割れた所も接着剤で修理しました。

これで紐なしズックは問題なし。茶色の靴も暖かく、ちょっと近所のコンビニやスーパー辺りまでO.kです。

 

頑張ってお仕事してもらいます。

 

最近は生活がバタバタとしていて雑に暮らしているように思います。

少し丁寧に暮らしていきたいと思っています。

 

先日のゴミの日に捨てた靴は二足。裏のゴムを切り取った紐なしズックと2012年に買ったブーツを一足捨てました。 そのブーツも毎年履きましたが、回数的にはそんなに多くなかったような気がします。皮の部分が異常に劣化してしまったのでさよならです。やっぱりお値段と靴の寿命は比例しているのかもしれません。

 

同じ頃にデパートで買ったこっちのブーツはしっかりしていますが、お手入れが悪くてこんな感じになってしまいました。自転車に乗るので、靴の先がこんな風になってしまうことが多いのです。左側のは茶色のクリームで磨いたもので、右側はひどい状態のままのモノ。

で、お手入れ後。

まだまだもう少し働いてもらえそうになりました。

 

我が家の男たちはシンプルライフであまり数は持っていないみたいです。

でも女性はもうちょっと持っていても良いような気がします。でも数えてみたらあれやこれやと結構多い・・・・。

これからはあまり買わずに1足1足を丁寧にケアしていきたい所ですが、やっぱり黒のどこにでも履いていける履き心地の良い靴だけは新たに買い求めたいと思っているところです。

 

 

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