森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

夏、好きですか?AND 「黒い太陽」

2006-07-29 13:50:01 | ’08/12/7までの未整理日記

 〈おえかきツールでお遊び中〉
前の絵からの続きです。鉛筆だけで描くって言うのも面白いけど、やっぱり最後は羽ペンが好きだなあ。

おえかきツールは面白いですね。何か、ちょっと悪戯書きがしたいなと思っても、まずは道具から買いに行かなくてはならないけれど、買ってそろえても続ける自信がないので、手軽なこの機能は、気分転換に便利で楽しめますね。

ところで本文です。夏、好きですか?

前に英会話教室なんて所に行っていました。こちらも、続くわけはないやと思いながら、2年も行ってしまいました。2年も続いたのは、イギリス人の先生が好きだったからですが、去年の夏、やっぱり仕事に追われてとうとう諦めてやめてしまったのです。

その英会話教室行き始め、どこでもありきたりの質問しますよね。季節は何が好きかというもの。私は迷わず、「夏」と答えました。ところが、それはなぜかと言う部分でとっても苦労してしましました。夏は夏休みがあるからとでもテキトーに答えればいいものを、何時でも本音トークなので、そんな嘘言えませんよ。

だって、夏休みなのは子供たちばかりで、私の夏はお仕事二倍ですよ。でも、それでも夏の日々には何か素敵な事が待っているような気がするのです。

それと、みんながうんざりするこの暑さは、私だってうんざりですよ。でも、この暑さは物事を何でもイージーにしてしまうような気がするのです。薄着だし、シャワーで気軽、洗濯物は良く乾くし、ついでにハートも軽くないですか。

気温が上がってくると、なんだかやる気が出てくるのです。

って、これ英語なんかで言えない。そしたら、先生が一言「エキサイティング」

Summer   is   exciting.

と教えてくれました。「夏はおもしろいです。」

一言でしたね。

夏だからこその楽しい事や素敵な事をさがして、八月葉月を過ごしていきたいですね。

 

そういえば、昨日の夜「黒い太陽」がはじまりましたね。金曜日のその時間帯は面白いドラマの連続ですね。この前の「てるてる明日」も「時効警察」も楽しみに見ていました。

永井大という人は、的が外れた推理をする探偵役のドラマ(ドラマ名は忘れてしまいました。)を見てたときから、とっても好きな俳優です。そのドラマの中で、彼の誰かを呼ぶ時の「●●●さん」の「さん」の部分が、なんとも言えないソフトな優しさがあって、私は今でも子供を呼びかける時にその言い方を使う時があります。

今回はそんなさわやかな役どころではないですが、キャバクラを舞台にし、夜の世界の頂点を目指すと言うこの話には、引き込まれるものがありました。

次回も楽しみです。

ルート君が途中で珈琲等を飲みに来て、ふと気がつくと、最後まで真剣に見ていて、「これ、意外と面白いな」と言いました。そうね、と言いながら、心の中で、「良かった、最初の10分に一緒じゃなくて・・・・」と思ってしまいました。

だってねえ、最初だけだったけれど、親子ではちょっと見づらいシーンでしたものね。そういう時間帯のドラマだから、何も問題はないのですが。

 

 

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功名が辻29回・・らしく生きると言う事

2006-07-26 23:50:16 | ドラマ (大河)
功名が辻の時間帯は、我が家ではたいてい食事時間だ。ネットおたくの子供たちはあまりテレビを見ない。ゆえに家族そろっての食事時間は共にテレビを囲む団欒の時間でもある。かなり過激な・・

ラッタ君が言った。(これ、息子Aです。)
「毎度、聞いちゃうけれど、これって今どこ?」

―どこって言われても、次は新橋~って言うわけには行かないだろと思いつつ

「次は小牧長久手を経て、秀吉が関白になるところ・・・あたりかな。」

「この知名度のやつが大河張るのは、結構きついよな。」 一豊のことです。

「そうねえ、お馬さんが有名なのに、それは終わっちゃったものねえ。後は、どうやって時代の波に乗っていったかだよね。」

―折りしもその時ブラウン管の中では、一豊が千代と言い争っている。
徳川が攻めてくるか否か。

「情けないやつだ、こいつは、本当に戦さ場を槍もって駈けずり回っているしか能のないやつだったんだな。」とパパさん。

―「徳川殿のような律儀な方がそんなわけがない。」などといっている一豊。

「こいつはさ、50m先しか見ることが出来ないで生きていくタイプだな。」

「分かっているのは千代ばかり。」

「だって、『一豊の妻』と言う、『妻』が有名だから、その前の一豊の名前が残ったようなものなんだからさあ、こんな扱いでいいんじゃない。」

「そう、偉いのは奥さんなんだよね。だけど、歴史が好きだから、これ見てるけど結構ぎりぎりだなあ~。あまりにもこの会話はむかむかする。」

「馬鹿っぷり強調して、後で何かを狙う作戦かも知れないけど、イラつくお人よねえ。」って時々おねえ言葉のラッタ君は食事も終わり退場。「功名が辻」は10分単位で歴史が変わる、運動会ドラマだから、この先を見ない彼は、毎回聞く事になるわけ、「今、どこ」って。

―かわいいよねちゃんが出てきて、喧嘩しないでと言ったとき、喧嘩ではないと取り繕おうとした千代だったが、一豊は、喧嘩だ、しかも父が悪いと言った。


「やっぱり情けないよな。」

「どうして?やっぱり立派ないい人じゃない。」

そう、男と女ではここが見方が違うのかもしれない。同性の目から見ると、彼は愚直で優しすぎる。時にはそれが情けなく映るのかもしれない。だから、我が家の過激な食卓では一豊はボロカスな言い方をされている。ただ、私は自分が悪いと言える男は、優しくて実は強い男だと思っている。だから、千代は思ったことが、あんなにはっきりと言えるのだ。千代は思う存分「千代」でいられる。

だからこそ、千代は何度生まれ変わっても、一豊の妻になりたいなどと言えるのではないだろうか。

今回から、秀次が登場してきた。この成宮君は若々しく涼しげな容貌で、いかにも悲劇の王子にふさわしい感じだ。(悲劇の王子とは言わないけれど。)
功を焦り失策して敗退し、秀吉の怒りをかった秀次を、一豊は必死でかばう。刃の下に身を投げ出して。

ある日一豊は、秀吉に呼ばれて長浜城を賜った。秀次をかばった褒美だと言う。多分、秀吉は何かきっかけさえあれば、一豊に長浜を上げようと思っていたのだと思う。でもそのきっかけを与えたのは、槍働きではなく、庇うという彼の優しさから出た強さだったと思う。(もちろん、秀吉が刀振り上げたのはポーズな訳で、誰かが止める役をしてくれなくては困るわけだよね。一豊はあれやこれや考えないから、その必死さが良かったですよね。)


愚直だ、先が読めないと、いくら攻められても、だからと言って、人は誰かの器を借りては生きてはいけない。自分は自分らしく、自分を極めていけばそこに必ず光が当たるというお話だった・・・・・・・と、思う。


夏休みは、朝から夜まで結構ハードな毎日だ。夜中が私のパソコンでのリフレッシュ時間だったのに、「もう無理~」と言う日が続いた。でも今日は、仕事は完全休業にしたのでなぜか元気だ。でも、完全出遅れなので、いつも以上に私らしく書いてしまったかも。歴史モノなのに歴史の部分が完全にない歴史ドラマの感想・・・

最後にすいません。なんとなく母として気になって。ルート君(息子Bです)も、ちゃんとこの食卓にいますよ。彼は寡黙で、最後にいつも〆の言葉を言うのです。

「このシュウマイ、最後の一個食べちゃっていい?」



















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いらいらのいら子がやって来た

2006-07-23 17:48:04 | ’08/12/7までの未整理日記

「おえかきツール練習中」
(前の絵の続きです。)野の花を手折ってきて、器に入れてみました。風も吹いてきました。

 もう先週の事ですが、7月18日は夜までは仕事も休みだったので、朝からお出かけしました。近頃、はまっている「陶板浴」に行って、その後、もう一人の友達と合流して,ランチと買い物に行きました。

最初予定していたお店が、出向いてみたらお休みでした。定休日が祭日で営業したので、その振り替えでという事で、アン・ラッキー。

友達が、近くに蕎麦屋があったような・・と言ったのでそこを探して行く事にしました。「あったような・・」の店に行くのかと、テンションも下がり気味でした・・・が。

行ってみると、なにやら広い駐車場の奥のほうに鶏が何羽もトットトットと歩き回っています。何とはなしに心惹かれる光景です。平飼いで卵を生ませているのかと思いましたが、見ると全部オスではないですか。

「鳥そばがウリかな。」と友達。
―もしもし、それはちょっとね~

お店の名前は「すずめ庵」。なるほど読めてきたぞ。お店は結構モダンなつくりなんだけれど、奥の窓が一枚ガラスで庭が見通せて、竹林に紫陽花の風景がいい感じに広がっているのです。そして、蕎麦も田舎蕎麦。あまり知られていないお店なのか、お昼時だと言うのに4組ぐらいしかお客が入っていないなんて、何か勿体無いような素敵なくつろぎ空間でした。

お店から出てくると、さっきの鶏達が幸せそうに花壇の草をついばんでいます。君達、役に立っているね。田舎家風のイメージをしっかり作っているものね。思いがけずにここにこれて良かったです。

行こうと思っていたお店が休みで、ラッキー!!

その後、春頃オープンしたのに一度も行ったことがなかったジャスコに行って買い物したり、(なんかジャスコに行ってお買い物よ~って、妙に照れるなあ・・)そこに入っているプリンで有名な「パステル」のお店に行ってケーキでお茶したり、でも夜には仕事もして、充実の一日だったのです。

ちょっと待って、いら子さんは何時来たの?

来ましたよ。朝、「陶板浴」に行くまでの途中でです。運転している友達の話を聞いていたら、もう、イライライライラしてきちゃったのです。どうしてなのか考えたくても、彼女の話は止まらない。お願い5分黙ってなんて言って、ぽいっと車から放り出されても困るしなぁ。

彼女の話の中にキイワードはあったのだけれど、でもこの人は関係ないですよ。自分自身の問題です。車に乗っているだけなのに、私は焦りまくりイラつきが止まりません。心の中は久しぶりの大嵐なのに、にっこり笑っている私ってなんなの。

「陶板浴」は低温サウナです。50分トドのように転がっていれば良い訳で、寝入ってしまうこともしばしばですが、その日のように内臓がつぶれるような気分では、そんな訳にも行きません。

ー考えろ、私。見極めろ、私。―    
 ジワーっとする暑さの中で、足掻いて見ました。

ヤッホー!いらいらのいら子さん。

私ずっとあなたを待っていたのよ。あなたが来てくれて嬉しいわ。

だって心動かなければ、何も始まらないわ。

悩みがあるから、乗り越えようとする。

欲望があるから願いが叶う。

惨めな気分や妬みの思いもなくて、だからと言って起伏する思いもなくて、安穏な毎日に危機感を感じていたでしょう。

だから、私はあなたを歓迎する。

この焦り、この焦りを心の何処にしまっておこうか。

忘れないで、家まで持ち帰って、この焦りを。

そして明日、そして次に繋げて。

私はあなたを明日を動かすエネルギーにする。

 

帰りの車の中では、私はニコニコでその後は先に書いたとおりの楽しい一日だったのですよ。私の立ち直り時間、45分かかったかなあ。

 

 

 

 

 


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「ハウルの動く城」見ましたか?

2006-07-22 15:36:00 | 映画

 映画館で見逃して、DVDも借りられず、ずっと見たかった「ハウルの動く城」。やっと「ゲド戦記」のお陰で、テレビで見ることが出来ました。

 ムムム、難解ではありませんか。物語は単純で分かりやすいですよ。今更ですが、荒地の魔女に90歳の老婆にされてしまった少女ソフィ-と、臆病だけれど美しい魔法使いハウルとのラブストーリーです。

 ジブリ作品はアニメでありながら、「受け取れる者が受け取ればいいのさ、このメッセージを。」というところが多分にあるじゃないですか。だから、かえって子供から大人まで引き付けられるわけだし、私も実はそういう部分が結構好きで、
「いいわよ、受け取って差し上げましょう。」という気にもなるわけだけど、そう意味では、何か、ドンとくるものがないような気がしました。ちょっと暴走気味?

 じゃぁ、つまらなかったのかというと、そんな事はありません。でてくるキャラクターは、みんな可愛くて愛すべきものたちでした。映画館で見た友人達は、ソフィーの声のことをボロカスに言っていました。が、私にはそんなに変には感じませんでしたよ。確かに17歳の声には無理がありました。ただ、いくつかの大切なセリフには倍賞千恵子の演技力に頼るものもあったかと思います。だから、まあ、いいやと思うのです。「まあ、いいや。」か・・・まあ、いいか。

それでは、木村拓哉の声はといえば、こちらは驚きですよ。ハンサムで、自分の美しさにこだわるハウルにぴったりです。しかも、キムタクの顔が浮かんできません。メリハリないセリフの言い方も、計算されたもののように思うのです。どうしてこの人は、なんでも器用にこなすのでしょう。

私も、ソフィーと一緒にハウルに恋をしてしまいそうでした。疲れ果てて帰って来て、カルシファーの前に座り込むハウルを、後ろから抱きしめてあげたくなってしまいました。母として?まさか~、恋する少女として・・・・・・・・まあ、いいか。

映し出される風景も美しく、魔法の仕掛けも楽しく、大団円のラストも幸せな気分になりました。

夏休み最初の日に、「ゲド戦記」のアピールのためといっても、テレビでこの作品を放送したのは、子供たちにとっては嬉しいプレゼントだったのではないでしょうか。

 

 


ラッタ君が、ネットに載っている「ゲド戦記」の酷評を教えてくれました。え~そうなの。私なんかさあ、予告編の歌聞いただけで涙ぐんじゃったのに、自分で見るまでは、人の意見で決めたくないわ。と言いながら、これも人の意見だけれど、「ハウルよりまし」と言っている人も多いよ~。

そんな会話が成り立ってしまうのが、今の、ちょっぴり本音の気分かな。

 

2008,10,4  追記

上の感想を今読むと、どうも一回目はそんなに楽しんでいないような口ぶりですね。昨日10月3日にまた、テレビで放映されたので観ましたが、なかなか面白かったです。映画と言うのは見るこちら側のコンデションや気持ちによって、面白かったりそう感じることが出来なかったりするものなんだと思いました。だからと言って、「ゲド戦記」はふと見たくなるようなものではありませんが。

二回目の感想はこちらです。→ココ

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新米パソコン生活[5]―蚊・毒性?

2006-07-19 22:20:38 | 新米パソコン生活

 

「おえかきツール練習中」
お水張ってみました。記事とは関係ありません。

ブログ始めたばかりの頃。私が何か言ったら、ラッタ君が言った。

「しかし、かぞくせいを考えると・・」

「何、かぞくせい?」

「違うよ、か・ど・く・せい」

「ハア、蚊毒性って?」

「あ、たま、悪いなァ。話の前後で言葉ぐらい分かれよ。」

頭悪いなんていわれると、こっちだって逆切れしちゃうわよ。私はこう言ったのだ。

「だって、自分のブログだから、つまらなくたって、自己満足でいいんでしょ。」

そして、上記の会話に続いたのだが、・・・わかりましたよ。「可読性」ね。

逆切れ母は、言い返す。

「漢字でしゃべれー」

「むちゃいうな

いつもの親子会話で、今日はここまで。この続きの本文は、また次回。

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鬼の国へ帰る船

2006-07-18 23:30:37 | ’08/12/7までの未整理日記

 

〈おえかきツール はまりまくっています〉
記事には関係ありません。これは鉛筆だけで描いたものです。黒だけで描けばよかったかな。

毎日毎日暑いですね。家で仕事をしていると、時計代わりにテレビがつけっぱなしなんてことが度々です。そんな時でも、時々仕事の手が止まる時があります。それは、ニュースを見ていて思わず泣いてしまう時です。

毎日毎日テレビをつける度に、新しいニュースが飛び込んできて、しかも信じられないような事ばかりです。日本はなぜこんな国になってしまったのだろう、そう思っている人も大勢いるに違いないとは思うのですが、私はなすべき事も見つからず、ただ泣いているのです。

「ア、熱い、やめて。」と言っている子供に、なぜ熱湯をかけることが出来るのだろう。どうして、人の形をしながら鬼になっていくことが出来るのだろう。鬼は鬼の国に帰れ。そう思って泣いているのです。

ある事件の判決が下りました。サレジオ学園の通学中に車が突っ込んでしまった事件です。この事件覚えていましたか? 私は忘れていました。判決を聞いて、そういえばと思い出したのです。余りにも、日々いろんなことがありすぎで、覚えていてあげる事ができません。でも、15歳や16歳の子供たちの命は、誰もが忘れてしまっても、その時まで光り輝いていたのです。

その父の話。「前日は、その子の誕生日だった。家族で祝ったのに・・」また別の方の話「その日から鍵がかけられない。夕方になると、『ただいま』と言って帰ってくるような気がする。」

そんなニュースが流れると、思考が止まってしまいます。

秋田の子殺し母は我が子の死の真相についても、やっと話し始めました。だけど、今更日本中で驚く人なんて誰もいないと思うのです。この人のことを思うとき、いつもこの人の後ろにいるもう一人のモンスターのことを考えてしまいます。

「モンスター」・・これは浦沢直樹の漫画ですが、これを読んだ人は私が誰の事をさしているのかが分かるとは思うのですが・・

この、子殺し母は、必死でそのモンスターをかばっていますね。死んでしまった子供が、食事も作らない自分の母の悪口を言わなかったのと似ていませんか。

一瞬の怒りで人は鬼にもなることもあるとは思いますが、やはり人でありながら鬼になっていくには、それなりのその人の歴史があるのではと思うのです。

たまに街に出ると、どうしてこんなに人がいるのだろうと思うほど溢れ返っています。一つ一つの器には、いったい何が詰まっているのでしょう。煌く幸せ、ダークな憂鬱、悲鳴のような憎しみ・・・

子供の頃、夏の夜は全ての窓が開け放され、そのまま眠りについたのですよ。夜風が頬を撫ぜつけて、虫の声も心地よく、通りすがりの人々の声も楽しげに聞こえてきたものです。大昔のことではありませんよ。つい、ちょっと前のことではないですか。そんな日本の夏に戻ってみたい・・

夕べ見た夢、星がさらさら流れています。何の流星群がやってきたのでしょう。流星群でもここまで流れているのは見た事がありません。夢の中の流れ星に祈りましょうか。明日の朝目が覚めたら、何も起きてはいませんように・・と。

    ―鬼の国へ帰る船はどこから出ますか。きっと一番知りたいのは、当の鬼達に違いない―


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海の日ですが。。。

2006-07-17 17:19:56 | ’08/12/7までの未整理日記
月曜日が休みっていいですね。本当はやる事がたくさんあるのですが、家族がグーたらしていると、自分だけがせっせと働くのが嫌になるのですよね。だから、もう少しだけ、私もだらだらしていよう。

今は千葉県に住んでいますが、千葉というと海があるところと思っていませんか? ここからだと、かなり車を走らせないと海を見ることが出来ません。

横浜育ちですが、横浜の海は港の海なので、泳げるわけではなく汚い海ですよ。でも、丘に登れば、港が少し遠くに見えます。中学の三年間は水平線を見て過ごしました。

泳げる海にも、電車で1時間もしないで行けたから、夏の海水浴というのは気軽な遊びでした。でも、汚い海の水ですよ。湘南というと聞こえはいいですが、あの辺の海で遊ぶと、人は多少汚い水を飲んでも平気なんだという気にもなりますよ。

でも、夏の海はきらきらきらきら、何かを語りかけてきませんか。繰り返し繰り返し打ち寄せて、そして崩れる白い波の泡の中に、失ってしまった何かがあるような気がしませんか。

時々海が見たくなります。でも、今は綺麗なので千葉の海の方がずっと好きな私ですが。

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功名が辻―出世脱落

2006-07-17 01:41:09 | ドラマ (大河)

 なんていうか、思っていたより見ごたえのあった「出世脱落」でした。思っていたよりというのは、どうせまた一豊さん、ちょっと惨めでどじで、うじうじのぐちぐちかなと思っていたのですよ。

いい人一豊さん、好きですよ。でも、そんなの中心には見るに耐えられるかなァと、多少不安でも在りました。

 話がずれてしまいますが、今日昼間「陰の季節」の再放送をしていました。この「陰の季節」は警察の人事や内部調査の話なのですが、なかなか見ごたえがあります。私は、このドラマの中の川上さんが好きなのですよ。渋くて重い。今日のこのドラマでも苦渋に満ちた顔で悩んでいる。

どうして一豊はこの路線じゃいけないの、と心の中でぼやいていたのです。

でも、今日の一豊の中にその「陰の季節」の川上さんがいたのです。確かに、やっぱり一豊はうじうじのぐちぐちだったと思うのですよね。でも川上隆也の熱演で、とてもそうは思えませんでした。一豊の思いが一気に伝わってきましたね。

情けないとも思いませんでしたよ。論功行賞の時、賤ヶ岳の七本槍などの新参者は優遇され、中村、堀尾は城持ち大名になったというのに、一豊は忠臣まで失ったというのにたった三百石の加増にしかなりませんでした。

秀吉は試しているんだなんて、いかにもなんか奥がありそうなこと言っていたけれど、こんな風に人を試すなんて、人の心を何だと思っているのでしょう。いただけませんね。また、普通の人には、そんな思惑気がつきませんし。愚痴だって一山いくらというぐらい言いたくなりますよ。

一気にやる気を失った一豊を復活させたのは妻の愛と、そして母の想いでした。功名に生きるのは疲れた、もう御仕舞いにしよう。出家しよう。そんな事を言っている一豊に「解脱したいなら、いっそ命を立て」と迫ります。キビシー!

妻のかばう姿を見て、また「命を」と言われ、目を覚ます一豊。その姿にほっとした母、法秀尼が、一瞬意識を失うシーンは胸を打ちました。わが子に命を迫ると言う事は、自分も命がけだったのだなと分かった瞬間でしたね。

 

茶々はなんていうか、とっても魅惑的に描かれていましたね。あのはっきりしたものの言い方、その言葉。男だったらクラッーときちゃうかも。

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自己紹介バトン

2006-07-15 19:16:36 | ’08/12/7までの未整理日記
何じゃ、この絵はと思いましたか?「ルビーとダイヤモンド」のルビーさんから自己紹介バトンが回ってきました。お約束のように仕事の遅い私。これも何気なく自分を紹介している事になってしまうのでしょうか。そうそう、この絵の事でしたね。これは私のイメージアイテム。

自己紹介バトンは↓こんな感じです。

1、回す人3人
2、お名前は?
3、おいくつですか?
4、ご職業は?
5、ご趣味は?
6、好きな異性のタイプ
7、特技は?
8、何か資格はありますか?
9、好きな食べ物・嫌いな食べ物
10、次に回す人のご紹介

1、回す人3人
これは、10番と一緒に書きましょう。

2、お名前は?
「kiriy」です。

パソコン全体にそうなのですが余りにも素人で、GooIDに申し込んだものが自分の名前になるのかと思っていました。今、考えると笑っちゃいますよね。

本当は「なな」とか「セブン」にチャレンジしたのですが受け付けてもらえませんでした。「なな」なんて、特に無理ですよね。本当は「kiriy」でもだめだったんですよ。お見掛けもしたことがないけれど、どこかにいらっしゃるのですよね、別のkiriyさん。

だから、kiriyseikan。意味不明ですよね。「清閑寺きり」と言う名前から、これなら絶対にかぶるわけがないと思ってつけました。そんな人は誰もいないとは思うのですが、「清閑寺きり」って誰ってリサーチしてもヒットしませんよ。彼はkiriy ワールドの住人なので。

なんか、怪しさ全開ですね  今となってはもうどうでもいいことですが、もっと可愛らしい女性らしい名前に、なぜしなかったのかなァと思うことも・・・

4、ご職業は?
近所の子供たちが、家にやって来るというようなお仕事をしています。

私の家には、上の絵のような箒があるのですが、家に来た子供たちは必ずと言ってもいいほどそっと、その箒にまたぎます。そして、私に聞くのです。「いつ、飛びますか?」だから私は澄ました顔で「ええ、月夜の綺麗な晩に。じゃ、次は君の寝顔をみにいくね。」と答えています。

3、おいくつですか?
さりげなく、3番スルーと思いましたか。
話の流れで3と4を入れ替えました。

家にやって来る子供たちの一番の関心事は、情けない事に私の年齢です。うるさいくらいなので、2323とか1473とか1681,1625だよと正直に教えてあげています。とっても正直に答えているのに、
「なんで、そんな年なの?」
「だって、魔女なんだよ。」「言う事聞かないと食べられちゃうんだって。」などと言う子もいたりして。
まあ、怖い。誰がそんなこと言ったのかしら?

そうですね、「お気持ち年齢34歳ぐらい」と言う事にしておいてくださいませんか。

5、ご趣味は?
今年になってあまり映画館に足を運んでいないのですが、映画を見るのが大好きです。前は読書も趣味と思っていましたが、疲れ目がひどくて目が明かなくなってしまうので、今は趣味とは言えなくなってしまいました。

それなのに目薬差しながらでも、漫画は読みますね。

6、好きな異性のタイプ
これは難しい・・好きなタイプがないかも知れない。う~ん、好きになった人がタイプだったのかなァ・・じゃあ、寡黙ではない人かな。

7、特技は?
人には5分で眠れると言っていますが、実は嘘で、カウント5で眠る事ができます。真夜中に「ねえ、」と話しかけられても「なあに」と、さも起きていたかのように応えることが出来ます。

8、何か資格はありますか?
これは、ルビーさんのお答えが良すぎて答えられません。「生きていく資格」いいですよね。私にもそれならありそうです。

9、好きな食べ物・嫌いな食べ物
甘いものもお肉もお魚もみんな好きです。飲み物では珈琲が好きでちょっと飲みすぎかもしれません。嫌いなものはあまりないのですが、宇治金時のカキ氷と抹茶ケーキは食べる事ができません。でも、抹茶は好きです。みんなに変だと言われています。

10、次に回す人のご紹介
余りにもこの記事の前半がくせがあるので、「今回はアンカーで」と書くつもりでしたが、後半はなんとなく普通っぽく終わりました。(やれやれ)だから、アンカーでなくてもなァと思い直しました。でも、回しても受け取っていただける自信がありません。

もし良かったら、お目に留まった皆様、お持ち帰りくださいませんか。よろしくお願いいたします。




バトンなのに、おまけ。
「嘘つき」と子供が言いました。(フフフ、来た来た)「僕は寝ないで待っていたんだよ。それなのに来なかったじゃないか。」
「寝ないから行けなかったんじゃない。寝顔って寝ている顔のことを言うんだよ。あ~ァ、行きたかったのになあ。(この子は行動派だよね)」
「じゃあ、僕は寝た振りをして待っていよう。窓も開けっ放しにして。」
「仕方がないな、窓も開けっ放しで待つといわれちゃ、本当の事いうよ。」私は声を潜めて「ほら、私、最近太っちゃったじゃない、実はちょっとしか浮かなくて飛べないのよ。かっこ悪いから内緒だよ。」
「そうだったのか。」と言って帰っていく子供。な~んだ、もう納得しちゃったのか  あれっ、どうしてみんなそろって頷いているの
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「功名が辻ー落城の母娘」新メンバーでよろしくネ♪

2006-07-10 00:16:22 | ドラマ (大河)
 北ノ庄で、千代の縫った打ち掛けを着て果てたお市の方は、最後まで美しかったですね。常に兄と織田家のために生きて来た、美しき姫君は、やっと最後に女としての幸せを知って、その時を迎えたのは最期の救いでした。

それでも、はかない戦国の姫君でした。

 もし、少女マンガでこの人を描くとしたら、冒頭の一コマはこんな感じのセリフから始まるかもしれません。
「織田家に生まれたその少女が生きていくその道は、生まれながらの定めの道でした。その道を彼女が生きる事によって新しい時代が生まれたのです。」なーんちゃってね。

 実は私、たったワンシーンなのに、たきの最後がショックで、ずーっと尾をを引いてしまったのです。たった、あれだけの出会いではありませんか。それなのに、なんて切ない恋だったのでしょうか。
吉兵衛の弟、出て来ましたね。この人が家督を継いでいくのですね。彼の言った
「二人はあの世で祝言を挙げている。」というのが救いでした。

今回からいろいろな方が出て来ましたね。石田三成とか茶々とか。

去る人あれば、来る人ありという感じですね。

後、気になったこと三つ。
素晴らしい辞世の句でしたね。しかも、対句ですものね。昔の人ってその場で本当にシャシャっと考えていたのでしょうか。すごいですね。

「利家とまつ」の時、三姉妹を助けたのは利家だったでしょう。利家って秀吉の友人みたいな人としてどんなドラマでも出てくるのに、ここまで、いないかのようだとかえって不自然に感じる事ないですか。なにを今更ですが・・・。

それから、このドラマの中では、一豊さんは何ですか、かっこよく描いちゃいけない決まりでもあるんですかー。 なんで、あそこで転ばせるのかなー・・なんか悲しすぎる。

あっ、もうひとつありました。市を迎えに行かせた一豊の帰りを待つ秀吉の、なんてお顔の醜いこと。本当にサル顔で。凄すぎますよ、柄本明さん。

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