2015年夏の見ていたドラマがほとんど最終回を迎えたので、とりあえず簡単な感想などを書いておきたいと思います。
夫婦そろってドラマ好きなので、ドラマ時間はかなりテレビでは流れていたと思いますが、私は転寝時間になってしまうことも多く後でオンデマンドで見る事が多かったです。
月曜日は見ていませんでした。見てなかった月9は視聴率も良かったみたいですね。
火曜日は「ホテル・コンシェルジュ」を見ていました。これは今晩が最終回ですが、最終回を待つことなく感想が書けると思います。
一言で言うと、疲れず気も張らずお気楽に見ていられる少女漫画的なお話。週の前半の10時台に見るにはふさわしい番組だと思いました。少女漫画のようなと言うのは、何の根拠もないのに一人の少女が認められ支え続けられると言う設定は、〈昔の〉少女漫画のお約束なのです。お話もそれなりにメリハリがあって感動もさせ、私はこういうお気楽なドラマが大好きなんです。ただ欲を言えば、何気に暗い雰囲気でありながら、かなりのプロ度の高いルームメイクの夏菜さんをもっと上手く使えば、もっと面白くなっただろうにと思います。
「反発→共鳴→友情。」、そんな流れが底辺にあれば、ドラマ的には深みが出たと思います。なにせ物語は
「ニコニコ→バタバタ→あせあせ→にっこり。」と言う流れだけで成り立っているようなものでしたから。
水曜日は「刑事7人」と「花咲舞が黙ってない」と録画・又はオンデマンドで「リスクの神様」を見ていました。
「刑事7人」はまだシーズン初回。視聴率的にもあまり良くなかったと聞きましたが、このドラマはシリーズを重ねていけば伸びてくると思います。東山紀之演じる天樹悠は「時間」に拘る刑事と言うのが特徴。でもこれはかなり地道な普通の捜査には確かに見える〈このような書き方をしたのは、このような批判記事をどこかで見かけたから〉。でも私たちが刑事もので見たいのは、そのような地道な捜査で真実を見逃さずに真相にたどり着く過程なんですよね。
タイトルも「7人の刑事」を連想させるー。そりゃ、7人と言う数字を入れたら知っている人は誰でも連想しますよね。でもそれだったら地道な捜査の刑事さんたちの物語で何の問題がないわけですよね。と言うより、悲しい事にすでに「7人の刑事」を知ってる世代はかなり上の方ですよ。実は私もほとんど知らないし。
舅である北大路さんが「悠」と呼ぶのが微笑ましかったです。
「花咲舞が黙ってない」は面白かったです。これは勧善懲悪+人情で、銀行界の水戸黄門のようなお話で、嫌いな人はあまりいないのではないですか。
先日本屋でそれの原作の「不祥事」の前で、おばさまたちがドラマ談義。
「昨日のアレ、面白かったわ~。」
「あー、みたみた。良かったよね~。」
これで誰か、本の方に手が伸びたら作者の池井戸さんにも良い事があるのですがね^^
これの裏番組だったからリスクを負ってしまったかもと言うのが「リスクの神様」。
まずこのリスク解決からするべきだったかも。
視聴率は振るわなかったみたいなのですが、すっごく面白かったです!!
でもこれ、こういうのはどこがどう違うんだろうかと思うのですが、〈カメラワークかな〉、NHKやwowowで作った方が面白かったような気がするのです。でも内容的には視聴率が悪かったのが信じられないと言うのが本音です。
木曜日は夫の好み優先で「エイジハラスメント」を見ていました。
なんだかいろいろ反論アリ。
お話的にはつまらなくないし、主演の武井咲さんは見ていて元気になれる好きな女優さんです。
でもキメ台詞が「てめぇ、五寸釘ぶちこむぞ!」は、あまりにお下品。可愛い子供や優しい夫がいるのに、何の罪の意識もなく不倫している上司にも魅力を感じないし、ヒロインも結構ダークな部分もあって、勧善懲悪スカッとするドラマと言うわけではなかったのが、常に良い視聴率をたたき出していたドラマ枠でやったにもかかわらず低視聴率で終わったのは、そんなところに原因があったのだと思います。
ヒロインがハラスメントをした人にキレるシーンは、花咲舞が
「お言葉を返すようですが・・・」と言うシーンとは違って説得力がなかったです。言っている内容は悪くないのですが、
「誰にモノを言っているの?」「ブタ!」と返す彼女。
あり得ない。上司だからにじゃなくて、普通の会話としてあり得ない。これを言った後に普通に生活できるのは、よほど言われた人たちの器が大きいにほかなりません。
と言いながら、最終回まで見ていました。
最後は思わず「ショムニ」を思い出して終了~。
金曜日は「民王」。
これ、今期の私のナンバーワン。
別に説明は要らないですよね。続編、ぜひやって欲しいと思います。
あっ。木曜日の「探偵の探偵」を書きそびれました。
実はほとんど見ていません。私はこういう暗い画面のドラマは好きじゃないのです。そう言いながら、一回につき5分から10分は視聴。あらすじ把握はそれで十分なので。
でもこのドラマで北川さんは役の幅を広げたと思います。いろいろとかっこ良かったですよね。
そんな感じでこのドラマは終わるのかと思ったら、最終回はかなり楽しみにして見ました。
みのりちゃん、凄かったですね。はい、みのりちゃんじゃないですね。ええと、門脇麦さん。
「かっとばせ~、かっとばせ~」には震えましたわ。
一気にこの人のファンになりました。こう書くと、私の人となりを疑われるような気がしてしまうのですが、実はサイコパスのドラマは好きなもので。
土曜日は WOWOWで「石の繭」。
これは本当に面白かったです。WOWOWドラマはいつだって映画並みのつくりで満足がいく作品が多いです。
ヒロインの未熟さもちゃんと出ていて、それをサポートする周りの刑事たちも個性もイキイキとしています。
シリーズでやって欲しい作品だと思いました。
以前やっていた小栗旬主演の「BORDER」で、青木崇高さんがあまりうまく使われてなかったような気がして残念だと思ったのですが、この「石の繭」では、見たかった彼の骨太な刑事姿を見る事が出来たのも満足の一因です。
このドラマの裏が「ど根性ガエル」。
これが今季の私のナンバーツーです。
大好き !!
なんだかメチャクチャ長くなってしまったので、「大好き」と言いながら、終わりです。
別に書けたら良いのですが・・・・〈家事をやれ・・〉←心の中の声
焦る。〈家事をやれ・・〉←心の声
ラストの感想が「ナポレオンの村」。これも良かったです。だけど間が休み過ぎ~。
テレビの世界の人は、みんなスポーツ好きと思ってるのかなと疑問に思う時があるのですが、誰もがドラマを好きと言うわけでないのと同様に、スポーツって誰もが好きってわけじゃないんですよね。ちょっと番組の編成を考えて欲しかったです。
だけど「限界集落」って言葉を覚えてしまいましたね。
狭い日本なのに、バランスが取れていなくて滅んでいくばかりの過疎の村って悲しいし、勿体ないですよね。それを知らせただけでも意味のあったドラマだと思いました。
私は最初、唐沢さんが演じる浅井が失った村とは、原発で失ってしまった村なのだと思いました。
勝手に思い込んで時々胸が熱くなったりもしていたのですが、見当外れだったらしいです(;^ω^)
と言うわけで、今期のドラマ感想は終わりです。
次回のシーズンのドラマも期待しています。
「相棒」も始まりますしね。
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