森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

一年って早いですね。

2017-05-31 01:10:30 | 漫画・マンガ・まんが
 
ポーの一族【春の夢】vol1  《月刊flowers7月号》

萩尾望都氏が「ポーの一族」の新作を40年ぶりに描くと言うので、 「月刊flowers7月号」を本屋で予約をしました。予約を入れて本を買うなどと、最近ではめったにというかほとんどない......
 

 

上の囲みは、昨年の5月30日に投稿したものなんです。

「ポーの一族」が40年ぶりに再開されると言うので、漫画雑誌を予約して買い求めたと言うような事とほんの少しの感想などを書いているのですが、こんな事を書いている私自信は、昔と全く変わらないような気がします。

でも外見は、相当くたびれてきて、自分でもがっかりぽんや。

 

梅酒を作るじゃないですか。

年月が経てばたつほど熟成してきて、まろやかになったり深みが出たりするでしょう。

だけどそれを入れている入れものは、古びて来てしまうのは仕方がないことかもしれませんよね。

 

ああ、だから人は、それは人には有らずと言うものになってしまっても、そんなものに心のどこかで憧れてしまうのかもしれませんよね。

永久に古びる事のない器を持つ者たちに。

 

「時よ、とまれ。君は美しい。」

いや「美しかった。」

「美しかったかもしれない・・・」

まっ、いいか。

止まんないんだから。

 

だけど人は失いつつ得ると言う事を繰り返し歳を重ねていくものなのかも知れません。

そしてその得ると失うモノのバランスが崩れてきた時に、本当の老いがやって来るのかも知れないなどと思ったりもするのです。

 

しかし一年は早い。

昨年の今日…じゃなくて、既に昨日…その「ポーの一族」のスタートの事を書いて、そして数日前に、その最終話の記事を書いて、今年の「月刊flowers7月号」の画像を載せたのですから。

あの時、この時と、本を買いに行った事さえ想い出になるなんて、ささやかなことながら、それに対してもありがとうと言いたいような気持になります。

そして「ポーの一族『春の夢』」のつたない私の感想記事を、読みに来ていただいた多くの皆様に、本当に感謝申し上げます。

 

 

 


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「アリウム・ギガンチウム」が咲いていました。

2017-05-30 08:54:15 | お散歩&写真日記

5月25日、柏の葉キャンパス駅近くに出来た「Tサイト」に行ってきました。

お友達が近くに出来たと言うのに、一度も行った事がないと言うものですから、お誘いしたと言うわけなのですが、そんな私もまだこれで4回目です。

行ってみたら、アクアテラスの土手に、このような花が咲いていたのです。

こんな花、生け花やアレンジメントでしか見たことないなどと思いました。

 

このボールのような形状が、ひたすら可愛い~~♪

 

びっちりと群れて咲いているわけではありませんが・・・

 

 

けっこう咲いていました。この並びっぷりは、意識して植えたのでしょうね。

 

もうちょっと頑張ってくれていたならば・・・なんてわがままな事を言ってはいけませんね。 ^^;

でも数年後・・・・、もしかしたら、ちょっと何かを狙っているのかなとか、チョピッとだけ思ってしまった、ワタシ^^

 

だけど可愛い花と思いがけず遭遇出来て、嬉しかったです。

 

この日の花より団子タイム。

 

 

 

この日は、「房の駅」で鰮の佃煮と豆菓子を買ってきました。

そして・・・・・

 

未だに本は買っていませ・・・・・ん。

 

 


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街の中の森【トンボ池】

2017-05-29 12:07:25 | お散歩&写真日記

 

街の中にある東京ドーム4個分と言う広さの里山、「こんぶくろ池自然博物公園」が大好きな私。

この度、そこの「トンボ池エリア」が解放されました。

これで「ふじ池エリア」から繋がった事になります。

 

それで近頃一緒に遊んでいただいている星子さんと愛子さんをお誘いして、先週の5月24日に行ってみました。

この時は春にも秋にも訪れる、近くの薔薇園に行くついでです。

この季節はいくら見ても見飽きることがない花の女王、薔薇に魅かれます。

 

だけれど私はやっぱり、この森の虜です。

トンボ池エリアは普通の公園のように入りやすい感じです。

 

でも入った途端に目に飛び込んできたのは、「びっちり」と言う言葉がぴったりのこの風景だったのです。

 

 

これは何かと言うと、

 

 

睡蓮でした。

 

 

植物園のように色がないのが寂しい所ですが、これ自生の睡蓮ですものね。なんだか素晴らしいですよね。得した気分になりました。

でも池の周りの植物を守るためか、危険防止の為か、傍まではいけないのです。

ここは橋のような木道みたいなものが出来たら良いのになと思ったりもします。

 

 

そしてトンボ池の周りをぐるりと回って、ふじ池エリアの森の中に入っていきました。

 

 

 

 当たり前のことかもしれませんが、やっぱり森の緑の色も違います。

森は良いよねぇ~♪

花も咲いてるし。

 

 

わたしがこの下の花を撮っていたら、星子さんが

「それ、雑草じゃないの?」と言いました。

「ええ、そうよ。」と私。

 

 

 

今、下の画像の花が真っ盛り。他の所の茂みとかにもいっぱい見ました。

私たちの中で「野生のジャスミン」と言う事になって、香りなんかも嗅いでみたけれど、かなりの微香。

ちょっと怪しいかな~。

朝、画像アップした後に、検索してみたら、やっぱり「ジャスミン」とは違うみたい。これは「スイカズラ」ですね。

 

花の名前は意外と早くに分かったのですが、そこからいろいろとまた興味が飛んで、検索タイムが長くなってしまいました。

いろいろと勉強した感じがしますよ、また。

 

野に咲く花に詳しい人になりたいな、私。

でも調べても、すぐに名前を忘れてしまいそうだし、未だにハルジオンとヒメジョオンの違いが分からないわなどと言いながら、また下の花の写真を撮っていたら、また星子さんが

「それ、雑草じゃないの?」と聞く。

だから私は

「そうだけど・・・。」と・・・

 

たぶんこれはヒメジョオン。

 

そしてこの花は・・・・って、もう疲れたので止めます。

 

 

またも星子さんが

「それ?」と言うので、

「そうだってば !!」と、私。

思わず、ふたりでくすくすと笑ってしまいました。

 

これから花の女王に会いに行くと言うのに、人知れずに咲いて散る平民のような野の花にうつつを抜かしている私。

 

確かにゴージャスではないけれど、綺麗だよ、可愛いよって、私は思います。

 

 

 

 

 

そして、この可愛い野イチゴ。

ヘビイチゴですよね。

 

このイチゴを見ると、皆それぞれの子供時代に想いが飛ぶようです。みんな懐かしい想い出があるようです。

 

 

 

 

今回は「こんぶくろ池」の方には周りませんでした。

なのでほんのちょっとの森の中のお散歩でしたが、なかなか楽しかったです♪

 

※  コメント欄を閉じていてすみません。

何かありましたら、メッセージ欄からお願いいたします。


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おんな城主直虎第21回「ぬしの名は」

2017-05-28 22:54:07 | ドラマ (大河)

やっぱり、「ぬしの名は。」の方が良かったなあ、今風で。

というような事はどうでも良い事ですが、正直な事を言うと今回は前半は物語的に、私的にはきつかったデス。きついと言うよりも、単にあまり面白くなかったと言うか。

でもまあ、柳楽優弥の「あら、まっ!!」で我慢が出来たかも ^^;

 

だけどこの二人は意識は入れ替わりはしないモノの、けっきょくはお互いの命を助け合うものだったのですよね。

棲み家を知られたからには殺してしまうべきだと言う手下がいても、実は命を助ける道を彼は探っていたように思いました。

 

ところで昔はサトイモ2個の食事なんて粗食ねと言うよりも、手を縛ったままで食事を出すなんて嫌味以外の何物でもないなと思った次第です。

 

出番は少なかったものの政次の知恵ある者ぶりは良かったですね。

身代金めあてではなく、助けに来た者たちが乗って来た馬狙いだった事の可能性も気付いて、南渓和尚に頼んでおいたわけです。

結局あの泥棒集団は何も得ることは出来なかったわけです。

あっ、何もではありませんでしたね。

直虎の金子は盗んだわけですから。

 

今回は、この盗賊団の頭を手のうちに取り込むまでの物語だったと思います。

HPのあらすじ、途中からですが引用させていただきます。

「「領主は泥棒」という盗賊団のかしらの言葉が頭から離れない。そんななか、方久が材木の商いを直虎に提案。直虎は盗賊団のかしらを呼び出し「奪い合わずとも生きられる世を作り出せばよい」と話す。そして、かつて材木を盗んだ鮮やかな手口を生かして木の切り出しを請け負わないかと持ちかける。かしらは酔狂な申し出に驚くが、「つまりは己のため」と言いきった直虎の清々しさに打たれ、手を組むことを決める。」


そして彼の名は龍雲丸。

カッコいいですね。そしてその彼にも何か秘密があるような気がします。

 

奪い合うのが世の仕組み。

だけれど与え合うのが世の理想かもしれませんね。

 

ところで日曜日は柳楽優弥ディー。

「フランケンシュタインの恋」、大好きです。

でも心の広い先輩の、真実の気持ちにも謎があるような気がしますね。ドキドキ。

 

 

 

 


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ポーの一族「春の夢」最終話

2017-05-28 01:34:28 | 漫画・マンガ・まんが

※ けい様、メッセージをありがとうございます。嬉しかったです。母にもけい様も言葉を伝えますね。

 

  月刊flowers(フラワーズ) 2017年 07 月号 [雑誌]
小学館
小学館

 

 吃驚しました。

ページを開いたら最終話になっていました。

でもこれは「春の夢」の最終話であって、ふたたび新たなる物語が始まる序章に過ぎなかったのだと感じました。

☆「ポーの一族」は来春から新シリーズが再開されるのだそうです。

☆そして「ポーの一族『春の夢』」の単行本が7月10日ごろ発売されます。

 

 

ポーの一族 ~春の夢~ (フラワーコミックス〔スペシャル〕)
萩尾 望都
小学館

どんな表紙になるのかしら。 予約できますよ。 ↑

その密林サイトの「編集担当のお勧め情報」と言うのが、結構お勧めです。

「2016年月刊フラワーズ7月号に第1話が掲載されてから、伝説の復活に大反響を呼んだこの作品は、エピソードとエピソードの間の小さなお話ではなく、物語の根幹に関わるドラマティックで今現在の萩尾望都さんの想いがつまった作品です。かつてファンだった方も初見の方もともに夢中になる渾身の物語です。お読みください! 」

 

そして

☆ なんと、「ポーの一族」が宝塚の舞台になるんです。

ちょっとそれはどうなんだと思ってしまう部分も、無いわけではないのです。

でも宝塚は複雑でややこしい物語さえ、上手く分かりやすくまとめるのに秀でているし、また違った角度から「ポーの一族」を見せてくれるかもしれませんね。

東京宝塚での公演は、2018年2月16日より。チケット発売は1月14日からです。

 

 

チケットが買えたら、行きますよ、これは♪

 

以下は少々の感想。ネタバレしています。

 

運転手のアシュトンに襲われてしまったビアンカ。エドガーは地下に閉じ込められて、どうなってしまうのと思った所で終わった前回。

まだまだこの物語は続くのだと思っていました。

ところがまさかまさかの急展開でした。

春と言う季節のようにまばゆかったビアンカに、こんな未来が待っていたとは思いもよらなかったと思います。

 

彼女はエドガーの長い時間の一通過点だと思ってもいました。

 

知的で美しく、大人の雰囲気のあるエドガーに、きっと淡い恋心も抱いていたでしょう。そして親たちと離れて暮らす寂しさを埋めてくれる友人としても信頼してたでしょう。

確かに戦時下と言う状況は彼女たち姉弟にとってはつらい時代だったと思います。でも普通の少女だったのです。

 

だからエドガーはビアンカに魅かれたのかもしれません。

 

人間の感情に近いモノを持っているアラン。言うなれば癇癪もちと言うことかもしれませんが、そんなアランが側にいることで、自分の存在を確かめる事が出来ると言うエドガー。

 

ビアンカの命が尽きようとしていた時、エドガーはフォルカを呼ぶ事を躊躇いもしませんでした。アランが恐れる程の愛を感じましたね。

 

時は過ぎて、成長したノアの姿を遠くから見守るビアンカ。

いつか辛い時代を乗り越えて、ふたたび家族と笑い合って暮らすのだと言う少女のささやかな夢は叶わなかったのでした。

 

そしてこの最終話では、なぜエドガーは「ポーの村」を探さなければならなくなったのかと言う謎に一歩近づいたように思いました。

永遠に咲き続ける薔薇の花をすべて枯らして逃げてしまったクロエ。

悪の化身となってしまったクロエのその後も気になります。

また次回の新シリーズではベニスと言う場所も登場してくるのでしょうか。またはパリとかも。

 

いずれにしても来春の新シリーズは楽しみですね。

 

コメント (2)
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秘密の小箱の「ひみつ」

2017-05-27 02:26:56 | 父へ

先日、実家に帰った時に、ちょっとだけ不思議な事がありました。

母のこの時の話題は、近所に入った泥棒の話でした。同じ地域に数件も空き巣が入ったらしいのです。物騒な事です。気を付けても気をつけすぎる事はありませんよね。
そんな話を終えて、いろいろなおしゃべりをしていたら、母が
「あっ!!」と言って席を立ちました。
「どうしたの?」と聞くと、
「庭に誰かいた。」などと言うのです。

庭などは母のいた方からしか見えません。
「嘘~!?」と私は言ってしまいましたが、先ほど空き巣の話をしたばかりで、不安になった母はすぐに他の部屋を見に行きました。

私は信じていなかったのか席も立たずにお茶などを飲んでいました。

だけど・・・・。

私の座っているところから廊下にかかっている絵が見えていたのでしたが、ケース型の額に入っているその絵に、さっと影が走ったのでした。

「おや、まあ。」と、私は呑気に立ち上がりました。

家の中などには、誰も入ってきていない事は分かっている事です。だけれど先ほど、気を付けられるだけ気を付けた方が良いと思ったばかりです。そっと忍び足で歩いていき、一応トイレとかお風呂場とかドアの影とかチェックしに行きました。

やっぱり誰もいないなと確認し戻ってきた私。
母も戻ってきました。

「きっと花ちゃんが来ていると分かって、お父さんもやって来たのね。」と母が言いました。

父が居た頃は私が遊びに帰って来ると、朝食の後、長い間三人でおしゃべりをしたものです。

「きっとそうね。」と私も言いました。


姉たちが建てた今の家ではあまりない事だと思いますが、昔の我が家ではよく気配とかちょっと不思議な事とかたくさんありました。だから勘違い妄想でも、なんだかフツーの会話として成り立つのでした。

私がちょっと不思議と思ったのは、そんな勘違い妄想かも知れない事ではありません。

「それにもうすぐ命日だしね。」と母が言って、
「そう言えばそうだ。じゃあ、やっぱりお父さんだね。」と私が言ったその時に、座っている私の視界にいきなり飛び込んできたのは、棚に無造作に置かれた薄汚れた小さな缶だったのです。

缶の上には竹宮惠子の可愛いイラストが印刷されています。元はチョコレートでも入っていたのでしょうか。

「なんだ、これは ?」
と、開けてみると、中にはメモリーカードが数枚入っていました。

あんなに父の部屋は片づけたのに、これはいったいどこから出てきたのだろうかと私は思いました。

それはなんだか秘密の小箱のような気がしてしまいました。

母もそう感じたのかも知れません。

「このメモリーカードに何が入っているのか見てあげるね。」と言うと、母は凄く嫌がりました。


秘密の小箱には「ひみつ」が入っているものですから。


ふたりは若くして出会い、そして若くして夫婦になりました。ある意味、二人は何処か幼いままの夫婦であったかもしれません。
父にはいつも女性の秘密が見え隠れしていて、母との人生をドラマチックなものにしていました。

秘密の小箱の中の「ひみつ」はそんな父の秘密なのでしょうか。


私は嫌がっている母の目を盗み、サッとその缶をバッグに仕舞ってしまいました。


そして家に帰った私は、そのメモリーを開いてみることにしたのです。
なぜなら、あの話の流れでその缶を見つけたのなら、そこには父の意志があるような気がしたからなのです。

 

 

トップ画像は、そのメモリー内にあった父の撮った写真です。

そして他の写真は、あちらこちらに行った旅行の写真や地域のイベントの写真。私たち姉妹と行った奈良旅行の写真など思い出深いものが写っていました。

2011年の3月11日は地域のバス旅行に行っていた父。震災のせいでバスが動かなくなり、帰宅が深夜になってしまったのでした。その時の旅行の写真は、この後に大変な事になる事も知らずに楽しそうにしている姿が写っていました。なんだか貴重な写真に思えました。この旅行には母は行きませんでした。だから母は写っていません。だけれど、他には母の写真がいっぱい写っていました。

旅行の写真に母。地域のイベントの写真に母。電車で他の人たちと大笑いしている母。公園でひとり澄まして立っている母。近所のおばさんと並んで笑っている母。ベンチに寄りかかっている母。

こんなに歳を取った妻を写す人っているのだろうかと、思わず我が夫殿と比べてしまいました。

 

秘密の小箱の「ひみつ」はこれだったのかと私は思いました。

 

月命日に必ず今でもお墓に参る母。

そんな母に、

「花ちゃん、ちょっとママちゃんに伝えて。僕の気持ちを。」と父は言ったのかもしれません。

 

すぐに私は姉に電話して言いました。

「あのね、お母さんに伝えて。お母さんがたくさん写ってたって。お母さんしか写ってなかったって。」

 

 

※          ※           ※

 

下の囲みは昨年の5月25日に投稿したものです。5月2日に姉妹で出掛けた事を遅れて書いていました。その追記の中で26日に恩賜公園内に居た象のはな子さんが亡くなった事が書かれていました。

その記事を読んでいてしみじみと、象のはな子さんの事を思い出していましたが、ふと、「26日って言ったら!!」と、父の命日と同じじゃないかと思いました。

 

あの日もさあ、お父さんもお母さんはドラマチックだったよね。

その日の事を書いた「今日は良い日だね その1」を読んで、私はちょっぴり泣いた。でも「今日は良い日だね その2」で、少し笑ってしまったんだ。


 
井の頭恩賜公園は森の中
 5月2日に訪れた、吉祥寺駅から数分の所にある井の頭公園は、思った以上に森の公園でした。その日は、姉妹3人で「萩尾望都SF原画展」を見に行ったわけですが、大きな公園が大好きな私......
 

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【横浜イングリッシュガーデン】その3

2017-05-26 00:39:49 | お出掛け日記

 

薔薇の季節を楽しむために「横浜イングリッシュガーデン」に行ったお出掛け日記、最終回です。

 

私は今は千葉の住人ですが、横浜生まれの横浜育ちです。この「横浜イングリッシュガーデン」は私の実家からは意外と近い場所にあるのです。

でもここの最寄り駅の「平沼橋」と言う駅に降り立ったのは、たぶん初めての事だったと思います。

そしてこの帷子川と言う名前だけは美しい川に、トップ画像のその船を見つけた時には思わずぼんやりとじっ―と見つめてしまいました。この川に船が走るなんて思ってもみなかったからです。

帷子川の本当の深さなどは分かりませんが、この川の水質がもっと良ければ、子供が川べりに行って遊べそうな両岸が見えているそんな川の風景しか、私は知らなかったからでした。

川のある風景は凄く好きです。でもこの帷子川はかつては日本で一番汚い川などと言う汚名を受けていたものですから、凄く好きと言う風景の中から無意識に外れていたのかも知れません。

今では環境問題の意識も高くなり水質改善が取り組まれ、多くの自然が戻ってきていると聞きます。

 

豊かな水の流れるこの川の風景を見た時に、帷子川への想いのようなものが沸き上がってきました。

家に帰って検索してみると、この川は全長17メートル。

いつか川の風景の変化を追って、この川べりを辿ってみたいものだなどと思いました。

 

因みにトップ画像の船は観光船で、この薔薇の季節限定の輸送船だったようですが、詳しい事は分かりません。もう終了してしまったかもしれません。知っていたら乗ってみたかったかも。

 

 

 

 

平沼橋から徒歩10分。ハウジングの中を抜けていくと見えてきました。

ガーデンに入る前から、ここはケチっていません。近所の人はこの周りの花たちを見て、いい感じで設置されている休憩の場所でお茶など頂いて帰ると言うのもありかも知れませんね。

 

 

入口で姉と母と待ち合わせていました。この日は本当に暑くて、出会ってから、まずは水分補給です。私は千葉の家から真っ直ぐに来てお昼がまだだったので、外にやって来ていた車から(こういうのってなんて言うのだっけかな)買って、外に設置してあるテーブルで頂きました。このピンクの飲み物は期間限定のローズソーダ。

 

 

気力も取り戻して、ガーデンの中に入っていった私たちでしたが、美しさに魅せられたのは薔薇にばかりではありませんでした。

 

 

 

脇に入った道だったからか、ほとんど人も来ないで、そしてこの風景は凄く素敵でした。

 

 

「緑に囲まれて」

 

あっ、私ではないですよ、念のため。

似ているねと言われると、私、いつもムッとしてしまいます。だって私の方が美人だもん。^^;

だけど、上の画像、どう見ても未来の私のような気がします。

やっぱり似ているのかも。(悲しい敗北)

でも、なんだかんだと言っても上の画像は、なんか好き。

 

ここは「イングリッシュガーデン」と言う名にふさわしい、素敵な空間でした。

 

 

 

 

高い気温に人の多さ。

園内はそんなに広いわけではありませんが、見るべきコーナーがたくさんあります。

だけど老いた母からギブの声が上がりました。

ちょうど午前中お孫ちゃんのご用で一仕事してきた姉もバテ気味で、こういう時は無理をしないのが一番です。

 

20%ぐらい残して帰って来たと言う感じです。

その分、また行く楽しみが増えました。

 

この日は母もたくさん歩きました。たぶん8000歩ぐらい。彼女は早く寝る人なのですが、それでも老人の習慣らしく真夜中に二度ほどトイレに起きるのが常だったみたいです。でもこの日は眠ってから7時間一度も起きずにぐっすりと寝たのだと言っていました。

やはり適度な運動と刺激は大切な事なのだと思ったのでした。

 

☆ 薔薇の季節【横浜イングリッシュガーデン】その1

☆ 薔薇の季節【横浜イングリッシュガーデン】その2

も、よろしくです。

 


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薔薇の季節【横浜イングリッシュガーデン】その2

2017-05-25 00:53:16 | お出掛け日記

「薔薇の季節【横浜イングリッシュガーデン】その1」の続きです。


ところで下の囲みは昨年の5月20日に投稿したものです。
この日から続けて、しばらくは「薔薇の画像と雑文と」と言うテーマで書いていました。

近頃の私は「お出掛け日記」ばかりです。

百人一首の中に出てくる
「 逢ひ見ての のちの心に くらぶれば
    昔はものを 思はざりけり」

と言う歌が、私はけっこう好きなのですが、高校生の頃に読んだ解釈本では「 逢ひ見ての 」はちょっと控えめな解釈になっていて「あなたと出会って恋をしたのち」のように書かれていたと思います。本当は「愛し合って」くらいなものだと思います。

だけど私はやっぱりこの控えめな解釈な方がピンときます。勝手な拡大解釈が出来るからかもしれません。

誰かに恋をしたリ、好きな人や好きなものが出来たりすると、いろいろな事を考えたり深くものを思ったりするでしょう。

だけど近頃の私は

「歳重ね 日々の暮らしに 追わざれば
      昔ほどには 思はざりけり」  かな。   ちょっと、情けない ^^;


 


薔薇の履歴書 その1 【薔薇の画像と雑文と】

薔薇の季節がまた巡ってきました。日光にご一緒した、星子さんと愛子さん、そしてこのワタクシ花子で、ご近所の薔薇園を散策してきました。この季節になりますと、毎年代わり映えの......


 

「横浜イングリッシュガーデン」の花たちは色に分かれてコーナーを持っていました。

以下は写真日記です。

 

「白」

 

 

薔薇ばかりではありません。

 

 

 

「ピンク」

 

 

 

そして「赤」

 

 

 

 

そして出口近くのピンクの薔薇。

ベンチと薔薇って、なんか絵になりますよね。

 

 

 

日中は暑いのに、日が落ちた途端に涼しかったりと言う毎日で、体調管理をお気を付け下さい。

この出掛けた20日の日は、本当に暑かったです。

次回は、ちょっとその事に触れつつ、もう一回だけここのガーデンのお出掛け日記が続きます。


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薔薇の季節【横浜イングリッシュガーデン】その1

2017-05-24 17:24:28 | お出掛け日記

5月20日に、横浜の実家に用があり行って参りましたが、その時についでに「横浜イングリッシュガーデン」の薔薇を見てきました。

どんなところで見ても薔薇の花は薔薇の花だと思うのですが、それでもどこで見ても、この花を見るとこの季節に花の女王に再び会えた嬉しさのようなものを感じる私なのでした。

横浜イングリッシュガーデンのHPは→こちらです。

 

園内に入ると、薔薇のトンネルに心奪われます。

思わずカメラを向けた私です。

あちらこちらのシーンで、同じようにこの花たちをカメラに収めたいと思った私ですが、途中でそれは無理な事なんだと、カメラをバッグの中に仕舞ってしまいました。

後からHPを見たら、ここには1700種の薔薇の花が咲き誇っているそうです。

それでは途中であきらめると言うのも、ある意味正しい選択であったのかも知れません。

 

 

 

 

写真に人が写りこまないように撮りたくても、薔薇の盛りの土曜日などはかなりの工夫がいると思います。

でも近頃、時々ですが、人が写りこんでいる画像に何とも言えない魅力を感じてしまう時があります。

下の画像は、まさにそれ。

「薔薇を楽しむ人々」です。

 

 

本当に見せ方が素敵だなと思いました。

 

 

 

 

 

 

母が言いました。

「花ちゃんは、もう横浜に住んでいないのに、どうしてここを知ってるの ?
私、全然知らなかったよ。」

「それはですね、母上殿。横浜に住んでいない方のブログを読んでですよ。」

と、私は答えました。→ 横浜イングリッシュガーデン、こんな日もあり。

(いつも素敵な所を教えて頂いています。)

 

私の故郷は横浜。

でももう私は横浜の住人ではありません。

分かっていますよ。

横浜駅で迷った事もありますよ。(いきなり工事中の壁が取り払われて・・・・。これ横浜に住んでいる人でも経験があるらしい。)

知らない所が、横浜にたくさんありますよ。

でも住んでいないからこそ、先に知ると言う事もあるのかも知れないと、私は思ったりもしたのです。

 

薔薇の季節が巡って来たので、ふたたび薔薇の画像と共に、また記事を更新していきたいと思います。


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おんな城主直虎第18回から20回

2017-05-23 10:12:49 | ドラマ (大河)

第18回「あるいは裏切りという名の鶴」は、このドラマの中でもかなり重要な回だったと思います。

なんでその回の感想を抜いたかなあと、ここから書かなくちゃ始まらないような気がしてしまうのですね。

大河はもちろん歴史物語ではありますが、私が重要と思うのはそう言う視点ではなくて、政次の気持ちを直虎が知った事にあるんです。

ある意味ラヴストーリーの苦手な私の、許容範囲である愛の物語なのかも知れません。

 

<ああ、だからこの感想も、今川がどうしたとか武田はどうだとか、まったくスルーです。以下も書いてる人だけが楽しいと言う結構申し訳ないような内容です。>

 

この辺りまで、ドラマが始まる前には爪の垢ほどのバトルが夫殿との間にありました。

夫は、歴史に残されている政次と言う人の人物像が嫌いなのです(この事は毎回言っていたように思います。)

ゆえに

「このドラマの中では」と言う前置きが、我が家では重要な言葉でした。

18回のドラマが始まった時に、私は言いました。

「このドラマの中では・・・、政次は直親を守り切れなくてむざむざと殺してしまった。だから彼はどんなことをしてもおとわを守ると誓ったんじゃないかしら。たとえ歴史の中で悪名を残そうとも。」

すると夫が

「ああ、このドラマの中ではな。」と言ったのです。

やったー!!

とうとう勝ちましたぞ、政次殿。だって、歴史の真実なんか知らねーよ。見ているのはドラマなんだからさ。

 

そして政次の真意を知った直虎は、一番の味方がそばに居てくれた事を知ったのでした。

 

確かに直虎が読みたいと言ったからだけれども、和尚が彼女が兵法などを学べば、必ずその事に気が付くと思っていたかもしれません。

お互いに敵のようにふるまい、だけれど彼を頼り彼は彼女を守る。

イイ感じになってきました。

 

サブタイトルが結構気に入っているワタクシ。

あの綿を摘み取っているシーンを見て、私は思いました。

ああ、いつか「風と共に去りぬ」がいつか来るなって。私の勝手な妄想予想。それは鶴のラスト週。

そしたら私、涙拭くハンカチじゃなくてタオルを用意しちゃうな・・・・って、かってに期待値をあげています。

妄想予想が外れても「ありゃりゃ」って思うだけですが。

 

「罪と罰」

きっとこの回では、やっぱり女はな~とイライラして見ていた方も多かったかもしれません。

木を切り倒し盗むなんて、死罪は当然の事だと思いますから。

だけど直虎は未だに尼であると言う事を、ちょっと前面に出しても良かったような気がしました。ただ甘さだけが目立ってしまったようにも感じた回でもありましたね。本当はこの時代の僧籍にある者は、かなり武芸にも秀で自らの所領を守る者たちでもありましたが、彼女は尼であり殺生を好まぬ者であっても許された存在であったようにも思ったのでした。

でもですね、それは柳楽優弥だからであって、これが無名の、しかもおっさん風のものであったならば、直虎は死罪を申し付けて上に立つ者の苦渋と辛酸を味わったと言う展開になったかもしれません。(差別と偏見)

 

柳楽優弥の盗賊の頭は、いつでも逃げ出すことが出来たのですね。直虎の魅力に取りつかれたのかも知れません。

この回から政次の演技が変わりましたよね。見ていて楽になりました。

 

「第三の女」

この回は、上手いなあと思いました。物語の展開上、都合の悪い事は省くのかと思ったら、出てまいりましたね。直親の娘が。

でもこの少女の母は、子が出来た事を直親には伝えなかったのですね。そこには切ない彼女の母の愛の物語があったのではないかと私は思ってしまいました。

この時代の男子に、結婚前は清い体で居て愛する人に捧げようなどと言う道徳があるわけもないと私は思うのですが、直虎のショックと動揺は隠せなかったようです。

「何も気にしておらん。」って無理があって、周りの者は皆気を使います。

「武田の間者かも知れん。」と政次は言いますが、それも追い出す口実になると言う直虎を気遣ってのものだったように思います。

 

でも一族の者が極端に減ってしまった井伊家にとって、この姫が来てくれたことは、まさに直親からの贈り物だったかもしれません。そして何よりも良かったのは、しのと歩み寄れたことかもしれません。第三の女が現れた事によって、共通の敵を持ち二人は戦友になれたのかも知れませんね。共通の敵って、この場合は直親でしょうか。

さわやか直親の株は大暴落。

でも直親が子供の時から想っていたのは直虎ただ一人だと思います。だけれど、少女、高瀬でしたね。この高瀬の母にとってもしのにとっても直親は大事な人。考えてみれば、さわやか直親、恐ろしい人です。

あと、常慶(山伏)をちらりと見た高瀬は怪しかったのが気になる所ですね。もしかしたら本当に彼女は・・・・

 

今川だの武田だの、みんなスルーで、しかも種子島のあれやこれやもみんなスルー。

だけど勢い有るものを、敏感に感じていくと言う事は凄く大事な事だと私は思いました。

 

で、次回。

「ぬしの名は」ですね。「。」は無くていいのでしょうか。この「。」はかなり重要だと思うのですが。

って、関係ないか ^^;

 

※ コメント欄を閉じていてすみません。それでも何かどうしても言いたいことがあると言う方は、メッセージ欄をお使いくださいませ。


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