
〈写真はつま恋会場レポートから〉
25日の午前中、私はワイドショウなんかのつま恋の映像を見て、うるうるしてたんだけれど、それでもなんだか、微妙に引っかかってきた。
なんでしょうね。
「おじさん、おばさん大集合」「団塊の世代の同窓会」みたいな感じの言葉のオンパレード。いいんだよ。本当におじさん、おばさんの大集合なんだから・・・
でも、この言い方、「debuにdebuって言って何が悪い」みたいで、優しさがないよね。
「団塊の世代」という言葉も安易に使いやすいよね。だけど、何かの新聞の記事の中にそのまま「団塊の世代が集合」というのがあってびっくりしたんだ。だけど、ある記事には「団塊の世代を中心に・・」とあった。後者が本当でしょう。 字数の関係かも知れないけれど(と、優しく解釈しちゃうのよね・・おばさんは)許してあげたくない。だって、私は団塊の世代じゃないもの。
・・・・・なんだあ、それがいいたかったの。と、思いましたか。そう、実はそのとおり。なんていっても、子供が大きいので、私の年なんかバレバレなんだけれど、「つま恋」「つま恋」といってたせいで、なんだか、私の年齢イメージ跳ね上がっていない?
などと、針の穴のようなちっぽけな心配をしているわけだけれど、私はこの「団塊の世代」というのに共に括られるという経験をしていろいろ考えてしまったことがあって、だけどこんな事書いていたんじゃ、前書きで終わっちゃうなと考えている今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか。
・・・一度、これ書いてみたかったんだよね。
さて、本文。
私自身の「つま恋」顛末記なんだけれど、タイトルのイメージとはかけ離れてどちらかというとコメディタッチです。まあ、私自身の生活のほとんどがシリアスよりコメディで成り立っているので、お気楽にいきまーす。
前日、横浜の家にやってきたのは前の記事にも書いたことなんだけれど、睡眠や起床に心配をしたくないというのが理由だったのですが、はっきり言ってこけました。着いたのが午前12時15分。・・・・やめればいいのにやめられないドラマ好き。やだ、調度「怨み屋」の時間じゃない。といって、それを見る。だって、明日は、別に5時に起きなくてもいいし、誰かが起こしてくれるからいいよね。
が、夜中のじじの咳払いがうるさい。家がだだっ広くて寒い。うっかりしていたわ、じじばばは、朝が早いのよね。朝5時に「珈琲が入ったよー。」とか普通の声で聞こえてくる。
誰にも起こされないで起きましたよ。朝5時半に。。。だらーっと。。。
家を7時20分に出て新横浜から新幹線に乗ることになっていました。別に自分の無知を晒したい訳ではないのですが、新幹線の切符ってどうやって買うのと心の奥底で不安になりましたよ。だって、新幹線なんて、20年以上乗っていないのじゃないかしら。名前だって興味ないから、「こだま」「ひかり」それから「のぞみ」なんかがあって、後はその他いっぱいって感じですから。
姉が言いました。
「指定席あるか聞いてみようか。」
「姉よ、姉。聞く必要はないみたい。あそこに×と表示されているよ。」
一目瞭然じゃない。しかも、自販で買えるし。
なんだあ、こんなに簡単に切符なんか買えるんだぁ。
ちょっと、あなたどこの国の人かしら、って感じですよね。
しかし指定席がいっぱいじゃ、気合入れなくては座れないなあと思っていた所に、こだま533がホーム入ってきました。窓の外から見るとほとんど席が埋まっていましたが、運よく、姉とは別れてですが座っていく事が出来ました。一人で座っているので暇ですが、車窓の風景も美しいので眠る気にもなれず
―あんなに気軽に切符も買えるんだったら、ふらっとどこか遠くに行きたいな。
―何、言うてんねん。今、その遠くに行ってる途中だちゅうの・・

なんて、一人で心の中でぼけ突っ込みなんかしていました。
途中の新富士の宮付近では、富士山がとても美しかったのですよ。
掛川駅に近づいて来ましたので、出入り口近くに移動しようと席を立ち、車両のドア近くに来た時、我が家のラッタ君と同じ年頃の青年が座席から立ち上がって嬉しそうに車両全体を見回していました。
エっと思い、後ろを振り向いてみると、うわービックリ。
なんていうか、ほとんどの人がこの駅で降りるために立ち上がっているところでした。見ると、みんな大きな荷物を持っています。この荷物の大きさが「つま恋」に行く人の目印ですね。この荷物が車両の中では網棚の上に載せられたり床に置かれたりで分からなかったからかも知れないのですが、私も、ここでこんなにも多くの人が下りるとは思っても見なかったのです。
しかも、みんなおじさんとおばさんだー
って、自分で言うなって。
先ほどの青年は夜自分のブログなんかに
―今日、掛川駅で・・・・ ― というようなことを書いたのでしょうか。

新宿駅の通路ではないですよ。掛川の地下通路です。行って戻ってまた並んで、シャトルバスに乗るのも大変です。9時40分頃掛川に着いたのですが、すでに駅は大パニック状態でした。ホームを歩いていれば
「この電車は発車時間を過ぎています。速やかにお降りください。」と車掌さんの声が悲鳴のように聞こえます。自動改札口がこの人数に対応できず改札からも出ることが出来ません。駅員の人が、二人切符を集めてみんなを外に出しています。
この盛り上がりに、一瞬気持ちが揺らぎましたが、あまりの人の多さにかえって腹が決まりました。当初の予定通り、掛川城のほうに足は向かったのでした。その話はまた別に。でも、駅のトイレはどこも長蛇の列でしたが、お城の近くの公衆トイレはとっても綺麗で、誰もいなかったのですよ。
まあ、とにかく11時ごろ掛川駅のシャトルバスの列に並んだのですね。後から後から人が駅からあふれてきます。なんだかんだといって「つま恋」の中に入場できたのはなんと1時。始まっちゃうわ~。


ボンネットバスの前や、このパネルの前の記念撮影を捨てて、会場に向かいます。「つま恋」の中にたどり着いても、そこからが遠いのですね。
会場一歩手前で、一曲目の音楽が聞こえてきました。
ここまで来たらあせる事はナイですね。
―たどり着いたら~、いつも満杯~
それでも、しっかり自分のエリアにもぐりこんで、はあ・・・・やっとたどり着きました。
なんと言うか、楽しかったですね。ここまでが、私の「つま恋」の一部です。

ステージです。本当は撮影禁止。休み時間はいいのかと思って撮ってしまった勘違いの二枚のうちの一枚。
長すぎました。後編に続く・・