森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

萩尾望都作品がたくさん♪

2024-08-31 10:02:44 | 漫画・マンガ・まんが

なんだか10月の楽しみな事の情報がたくさん入って来ていて、秋が来るのが楽しみな私です。じゃあ9月には何もないのかと言うと、そうでもないかなと思いつつあります。

今ツイッター(現X)あたりで話題になっているのは、9月10日まで萩尾望都氏の漫画が大量無料放出中ってことですね。

フラコミlike! (flowercomics.jp)

上にリンクしたところから読めますよ。半世紀前の「ポーの一族」、何にも色あせてなくて、本当にこう言うのを名作って言うのですよね。

本当にすべての人に読んでもらいたい「半神」とか、「イグアナの娘」とかも、また「トーマの心臓」なども、読めるのでお勧めです。

無料会員登録すると1000ポイントゲットで来ます。

 

ただですね、こう言うことはみなさん、けっこうハキハキおっしゃるツイッター民さえ言いませんが、ラスト最後の良いところの数話の所で、課金発生する場合があります。

漫画サイトなので当然のことです。

他の漫画サイトを楽しんでいるので、私にはそうだろうなと思えますが、このようにお勧めして、最後に「課金」となって騙された感に陥られても嫌なので書いておきますね。

だけど1話分が、たぶん40コイン。1コインが1円なので(消費税別)だいたい160円ぐらいで1作品が読める作品もあるのかなと思ったら、このイベントに参加しない手はないですね。

 

実はKindleでもやってます。

どんな感じかなとかじってみたい方は、こちらも便利かもしれませんね。

 

うーん…・でもやっぱりいろいろと見たら、やっぱり「フラコミlike! (flowercomics.jp)」の方が、今は楽しめそうな気がします。

 

最近、読んだ本や見たドラマの感想も書ききれないのですが、この期間限定のイベントに参加して、読んでいない作品を読み始めると、また(遊びで)忙しくなるような気がします(;^_^A


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今日いち-2024年8月27日

2024-08-27 16:49:56 | 梢は歌う(日記)
「そんなことより、もうすぐ9月になってしまうのよ!」と朝、夫に言った。
そんなことが何だったのか、すっかり忘れたが、暑いばかり言っていた夏なのに、何だか未満という気分に。
とりあえず、かき氷食べた



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「ラストマイル」を見てきました。

2024-08-25 17:39:28 | 映画

8月24日に見てまいりました。

最近では、ネタバレなしで映画の感想を書くことが多い私ですが、あれは自分でも後に忘れてしまうと言うリスクがありながら、熱く語る部分もないので簡単にかけると言うメリットがあって、つまり楽な方に走っているわけなのです。

ただこの作品は、じゃあ最初からネタバレ全開で感想を書こうと思っても、本筋以外からも多方面からの視点で成り立っていて、しかもみなその物語とセリフがと情報量が充実していて、私にはとてもうまく纏めて感想を書く力量が無いなと痛感するのでした。

だから「美味しい」しか言えないグルメリポーターのように、「滅茶苦茶面白くて、ずっと退屈知らずの2時間だったよ。」と書いておこうと思います。

以下は全く上手くまとまっていない感想です。

 

だけどこの映画を見ていて、思い出さずにはいられなかったです。

何をかって言えば、あの密林サイトのブラックフライデーの数日の楽しさをです。

良くネットでのお買い物に抵抗のないお友達とも、「なんか参加したくなっちゃうのよね~。ページ開いてワクワクしながら見ちゃうのよね~。」と笑いあいました。

かと言って、見返す余裕があるので、本当に安いのかとリサーチなんかいれたりして、逆にスーパーやショップなどのセール時よりも無駄なものを買わなかったりも出来るのですよね。意外と欲しいものが無くて、いつも飲んでいる珈琲や飲み物、いつも使っている洗剤などをまとめ買いすると言うつつましい買い物(主婦ってヤーネ(笑))

だけどこの時に買った扇風機は、エアコンが壊れた翌日に届き大活躍したのです。

と、特に扇風機のくだりは話したかったから話しただけで、映画とは関係のないことを書いてしまいましたが、じゃあ、この楽しいイベントの時にその密林サイト、注文したものを運んでくれる黒ネコさんたちの大変さを想像していたか否か・・・・。

などと書くと、「思いもよらなかったです。」とか「想像すらしなかったです。」とか続け、上手く文をまとめたりできると思うのですが、まさかまさかですよ。

しっかり想像してました。こりゃ、密林サイトの人たちも、猫さんたちもかき入れ時だなって。大変だなって。そう思っていました。

だからこの楽しいイベントを成り立たせて、汗水流し長時間働いてくださっていた方々には深く感謝していました。

―「感謝する。」

だけど購買者が出来ることはそこまでですよね。

人間を数字化しまたは1本のネジ化のように扱えば、必ず弊害は起きるー。

上記のは私が思った事ですが、作中には本当に鋭いセリフが多くて、心に突き刺さりました。

 

また冒頭の密林サイトを思わせるような倉庫に、このブラックフライデーのための臨時に雇われている人たちが並ぶシーン、ちょっとワクワクしました。

このシーンで、こういう感想を言う人もあまりいないと思うのですが、

―ああ、今、膝が故障してなかったらなぁ・・・
ここで臨時に働く選択肢もあったのになぁーと残念に思ったのです。

1日1万歩は優に超えるらしい倉庫のお仕事、経験してみたかったです。

ただし、爆発物が混入していなかった場合に限ります(笑)

爆発シーン、本当にちょっと怖かったです。容赦しないという感じなんですものね。

 

作中で岡田さん演じる孔が満島さん演じるエレナに「ブルドーザーのように働く」と言う言葉を使うのですが、本当にその通りでかっこ良かったです。

彼女には不穏な言葉、怪しい態度といろいろ戸惑わせられますが、満島さんの魅力・エレナの魅力に引き付けられました。

岡田将生さんには何も言うことが無いです。大好きな人で、今凄くノッてますよね。

 

 

ディーン・フジオカさん。悪役をやろうと思えば出来る人なんだなぁと思いました。

本当にキャストが豪華ですよね。

大好きだった「MIU404」。伊吹の声が聞こえて来ただけで嬉しくなってしまいました。

いつもお世話になっている映画サイトに、「アンナチュラル」の画像がなかったので載せられませんが、やっぱり楽しかったです。

セリフはけっこうドライです。

だけど私は時々、思わず涙でドライアイの瞳が濡れました。

 

以下は完全なネタバレ。

未見の方はご遠慮ください。

 

 

最初の犠牲者は・・・・・。

一番先に自分を罰していたのですね。だけど最終的のは彼女はレーンを止めたのですよ。

それなのに、彼女はその結末を知ることはなかったのです。

と言っても、その途中の爆発で、多くの人を犠牲にしたわけですから、同情なんか出来るわけもなくという所なのですが、やっぱり哀れに感じてしまったのです。

 

ブルドーザーのように働いたエレナ。本当に良い仕事をしていたと思います。だけど働く人たちにとって改善をしていたとしても、会社に数字的のみを見たら損害を与えているわけで、解雇もやむなしと言う所でしょうか。

だけど彼女は優秀。どこに行っても通用しますよね。

戦い済んで日が暮れてと言う所でしょうか。彼女がパトカーの中で勝手に仮眠・・・・もとい、爆睡している姿にもジーンとしました。ずっと深く眠ることが出来ていなかったのではないかと思いました。

 

末端の委託配送業者の視点から描かれたのはこの親子から。

宇野祥平さんと火野正平。

関係ないけれどお名前が面白いですよね。「ウのしょうへい」さんと「ヒのしょうへい」さんなんですものね。

で、この最後の爆弾を阻止したものが、品質の向上を求め続けゆえにコスト競争に負けて敗者となってしまったメーカーの製品だったと言う所に、またも涙が出たのでした。

 

いろいろと詰まっていた作品だったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラストマイル : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)


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東京国立博物館にて「神護寺展」

2024-08-23 12:31:46 | お出掛け日記

トーハクの年間パスポートである友の会の期限が、8月8日で切れるので、その前の8月6日に出かけてまいりました。

因みにそのトーハクの友の会の事を言うと、特別展の無料内覧券を3枚貰えるのです。そのうちの1枚がまだ残っていたものですから、8月6日がどんなに暑くても出掛けようと思っていたのです。

堅いことを言うようだけれど、私は真言密教の信者ではないので大曼荼羅と安易に見ても良いものなのかしらなんて、ちょっと思ってしまうわけなのですが、博物館に貸し出すと言うことは、そこは気にしなくて良いのかなと自分を納得させて行きました。

以前、奈良に行った時に大仏殿の中で、地べたに座り込んで祈っている人たちの集団が居ました。それを見たら、何か大仏の写真を気軽に撮ってはならないと思えたのです。

本尊と言うものはそういうものでしょう。

だからほとんどが撮影禁止なのが分かります。特に曼荼羅は。でもそれは勝手な思い込みかも知れませんね。

 

その大曼荼羅、かなり迫力がありました。

頭の中で、真夜中にそこに描かれている仏が一人抜け出ても分からないなと、何か物語の妄想をしてしまいました。

 

この展示で唯一撮影が許されていたコーナーは「二天王立像」でした。

 

 

そこしかないから、こんなに何枚も写したのかと思われるでしょうね。

実は見てもらいたかったのは、影なんです。

このコーナーの前に「十二神将立像」のコーナーがあったのですが、そのコーナーの像も素晴らしかったと思うのですが、展示での影が並ぶさまが圧巻だったのですよ。

撮影禁止が悔しかったです。

 

と、思ったら、それをお見せできる場所がありました。

下のトーハクのブログは、展示の仏像の解説も詳しいのですが、何よりもお見せしたかった像たちの影が並ぶさまが見ることが出来るのでした。

 

※「1089ブログ 仏像展示の光と影」→東京国立博物館 - 1089ブログ (tnm.jp)

 

因みに「神護寺」と言う名前に聞き覚えがありました。以前行ったことがあるなぁと思ったら、ブログを始める1年前の2005年の秋に行っていたのです。日帰りバスツアーで、夜出発で早朝に着き、瓦投げをしただけで、何も中は拝観できなかったお寺でした。

ブログ記事がありました。

京都の秋


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素敵なカフェに行こう💛《上島珈琲 黒田記念館店》

2024-08-22 00:01:41 | カフェ巡り

8月6日、東京国立博物館に行った時に、ようやく上島珈琲店に行くことが出来ました。

東京国立博物館の年パスを持っていると10%の割引になるのに、一度もその特典も使わずに終わるのも嫌だなと思っていたのと、以前からこの雰囲気のある外観のお店に入ってみたかったのですが、なぜかいつも時間的に間に合わずに行けなかったのでした。念願叶ってと言う所かしら。

いつだってささやかすぎる願いな私(笑)

 

店内に入ると、ちょっとイメージしていた感じではなくて、1階は注文とレジカウンターが主で、あまり座席はありません。

2階が主だった客席になってました。1階と2階で面倒だなと思ったらそこで終わりですが、エレベーターもありお食事などは運んでくれるので、足が元気でない私でも嫌じゃなかったです。

 

店内は満席でしたので、写真などを撮る事は出来ませんでしたが、たまたま写すことが出来た窓辺が下の画像です。

店内は座席などゆったりという感じではなかったものの、それでも気持ちはそれを感じることが出来るような気がしました。

のんびりとしたホッとした時間を過ごすことが出来ると思います。

 

お食事。

 

 

上島珈琲店 黒田記念館店 | UFS店舗検索

 


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今日いち-2024年8月21日

2024-08-21 08:14:39 | 梢は歌う(日記)


半額になっていた花を買ってきました。
私のベランダで、もう少し頑張って咲いて欲しいと思っています。



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「冒険者たち」に憧れた。

2024-08-20 17:31:59 | 同じ時代の船に乗る

2019年に行ったトルコ旅行が、あまりにも楽しかったので、続けてどこかに行きたいなと思っていました。

ふと、フランスなんかも良いなあと思って星子さんに言うと、何度もそこに行っている星子さんはあまり乗り気にはならない様子。

「モンサンミッシェルとか行きたいんでしょう?」と彼女が言うと、私はすました顔で

「あっ、別に、あまり興味がない。」と言いました。

フランスが誇る世界遺産を興味がないなどと失礼なことを言ってしまいましたが、その時までの私は、美術館になっているフジタの終の棲家とか、タペストリー美術館とか、少々マニアックなところに行ってみたいなと思っていたのです。

だけどモンサンミッシェルと言う、修道院の島の名前を聞いて、

「あー、ちょっと思い出した。子供の時からずっと行きたかったところがあったのよね。えっとえっと・・・・・名前は調べないと分からないから、後でメールを送っておくね。」と言いました。

「島」で思い出した、フランスのあこがれの場所、それはフォール・ボヤールです。

 

あとからその場所は、そこだけ少し離れたところにあるから周るのが難しいかもと星子さんに言われました。

「そうなのか。残念。」と思いました。

だけど今の時代は本当に便利です。すっかり忘れていたその島を、私は早速グーグルアースで訪問しました。子供の時に見て、ずっと心の中に閉まってあった憧れの場所。それは映画「冒険者たち」のロケ地でした。

彼のその映画は、美しい絵画を見たようなずっと心に残っている彼の代表作の一つだと思います。

私はこの作品が一番好きです。私を作った細胞の一つだと感じています。

特にこの要塞島で撮られたラストは、心に残りました。

「彼女はお前と行きたがっていた。」「嘘つきめ」

ううっ、泣ける。

そう言えば、これアマプラで200円で見ることが出来ますよ。↓

 

 

下の画像はグーグルアースから。

どっちにしろ中には入れないので、少しは行った気になれます。

 

 

アラン・ドロン氏が8月18日に88歳で亡くなりました。(以下、敬称略です。)

彼の名はハンサムの代名詞。それを否定できる人って、そうそう居ないと思います。

子供のころから美しいがゆえに彼が好きでした。

だけど中学生になった頃、友達が言ったのです。

「アラン・ドロンってさ、日本の女性の事を短足胴長で鼻ぺちゃで美しくないと言っているのですってね。」

もちろんこれは友人の発言のみの根拠があるものではありません。

だけどムッとしました。

「ふーんだ。だからさ、国じゃ、ジャンポールに勝てないのよね。」

その頃12歳と言えども、小学生の頃から「ロードショー」や「スクリーン」が愛読雑誌だった私たちの発言は、かなり生意気だったと思います。

まあ、日本人は平たい顔族ですので、間違えてはいないわけですが、そんな事を言われても(真実は分からない)嫌いにはなれなかったですよ。

やっぱりハンサムだったからかしら。

 

その彼が、それから数年後に日本に来た時に、スペシャル番組がありました。抽選で当たった彼のファンたちがスタジオに呼ばれていたと思います。

いったい彼はどのように日本女性と接するのかしらと、私もテレビ前で見ていました。

すると彼は、司会者そっちのけと言っていいくらいに、スタジオの女性たちから質問に答えたりファッションのアドバイスをしたりと、大サービスだったのです。

皆キャーキャーとはしゃいで、大盛り上がりでした。

覚えているのは、パンタロンをロングブーツの中に入れろ。それが今パリでは流行っている。と言うもの。

よほど印象的だったのでしょう。他の事は何も覚えていないのに・・・・。

 

本当かどうか分からない言葉に縛られて、人の事を見ちゃいけないなと、私はそう思いました。

だけど心のどこかで、アラン・ドロンは光と影がはっきりと見える人だなと、そんな事も感じたのでした。

それゆえに、ちょっと横目で見たり、上目遣いで見たりで孤独や屈折した心を表現できたのだと思います。

「太陽がいっぱい」のドロン。その目力でクラクラっと来たかもしれません。音楽も名曲ですよね。サインを練習するところ、なんか真似なんかしちゃって…(;^_^A

でももうドキドキしたくないので、やっぱりアマプラで見られるけれど、見ないと思います。

 

いつだって評価が高かったわけでもなく、かなり人気の高かった「ゾロ」公開の時、どなたかのレビューに

「『黒いチューリップ』がつまらなかったから、これを撮ったのかな。」と言うのがあって、その時、人のレビューは参考程度にすると学んだような気がします。

なぜなら「ゾロ」もだけど、私には「黒いチューリップ」も面白かったのです。

なんたって子供だったので「黒いチューリップ」に憧れて、それのごっこ遊びを一人でしていました。(;^_^A

↓、アマプラで見ることが出来ますよ。「ゾロ」は有料ですがお高くはありません^^

 

 

アラン・ドロンとジャンポール・ベルモンドが一番輝いていた頃、私にはハリウッドよりもフランス映画の方が輝いていたように感じていたのです。

二人は幸せなライバル。

なんと二人とも88歳と言う同じ年で亡くなっているのですね。

さよなら、ジャン=ポール

 

アラン・ドロンの映画は、かなりの作品数を見ていますので思い出もつきません。

「世にも怪奇な物語」とか・・・・もね。でも尽きないので、この辺で^^

彼が亡くなって、世界中が彼の訃報を、彼が抱えていた陰の部分を含めて報道していました。

太陽がいっぱいだった彼の人生は、その分だけ陰も深かったのかも知れませんね。

 

  

さよならアラン。

素敵な映画時間をたくさんありがとう。

 

 

 

 

 

 

 


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猿島に行きました。その2

2024-08-19 01:09:36 | お出掛け日記

・「猿島に行きました。その1」の続きです。

展望台まで登ってきたら降りなくてはなりません。けっこう長い階段です。振り向いて撮りました。こちら側から展望台まで登ってきた人は、皆大汗をかきながらゼィゼィ言っていました。途中の階段を上って正解だったような気がしたので、前の記事にもそう書いたのですが、人は感じ方も違うので、一概には言えないかもしれませんね(責任回避(笑))

砲台跡や途中で見える海などを見ながら進んでいきました。

途中で「広場」に行く分岐点がありましたが、行きませんでした。私たちもかなり汗をかいていたので、そこはまぁいいか的な気分になっていたからです。

「日蓮洞窟」には前から見ることも出来ないくらいに封鎖されていました。

行けないと思うと、とっても気になりますよね。

AIに聞いてみました。

猿島の日蓮洞窟は、歴史と伝説が詰まった興味深いスポットです。洞窟は、日蓮上人が嵐に遭遇し、白い猿に導かれて避難したという伝説に由来しています12。この洞窟は、猿島の北西岸に位置し、日蓮上人が修行を行った場所とされています2。』

そのようなお話は聞いたこともありませんでしたが、AIのお返事は記事にリンクしているので、見ることが出来なかった「日蓮洞窟」はそこで補完しました。

そして次はレンガ積みのトンネルです。

人が入らずに写真が撮れるなんてラッキー♪

だけどやっぱりここを一人で歩けと言われたら、怖いかも。

今、AIのリンクしていた記事などを読んでいたら「天空の城ラピュタ」を思わせると言う言葉を見つけたのです。

まーったく意識してなかった。

それ、意識していたらもうちょっと見る目も変わっていたかしら。

以下は画像が続きます。

 

中を覗いても真っ暗。

だけど拡大して中を照らしたら・・・・・・・・

って、止めなさいよ私、怖いから。

 

猿島は明治時代に外敵から守るために作られた要塞です。

お台場もそのようなものでしょう。

ただお台場とは違うのは、第2次世界大戦の時にも復活し、武器庫として使われていたのですね。

14日訪問で終戦記念日の一日前、この場所ではしゃいで良いものかと、ふと思いましたが、あまり何も考えたくないと思いました。

暑かったから。

いや、本当は思うこともありましたが、単なるお出かけ日記なので書かないことにしました。

 

海風もあって、思ったよりは暑くは感じなかったのでしたが、見るところは見たという感じになって帰ることにしました。

人が一杯乗っているでしょう。あれに乗って帰るのです。時間的に順調です。

帰るんだと思うと、なんだか名残惜しくなって、数枚の写真を撮りました。

さぁ、乗船です。

バイバイ、猿島。

1時間半と言う短い滞在時間だったけれど楽しかったです。

ランチは街中の「よこすか猿麺」にて、息子君たちはたこ飯。私はづけ丼。

凄く美味しくて満足しました。

実は移動する前に、駐車券を読み込まずに駐車場から出られなくなると言うアクシデントがありましたが、二人が冷静に対処してくれたので事なきを得ました。

なんか頼もしいって思ってしまいました。

はい。私はいつだって親バカですから(笑)

そしてこの後、私たちは横須賀美術館の方に行ったのでした。

横須賀美術館にて「エドワード・ゴーリーを巡る旅」展


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猿島に行きました。その1

2024-08-18 17:30:54 | お出掛け日記

以前は、お盆の頃は東京はガラガラで、お出掛けするのには狙い目だと言われていました。

だけど今は外人さんのお客様も多くて、コロナ禍あとは帰省の予定のない方なども近くで楽しむ傾向があって、それは当てはまらなくなってきたのではないかと思います。GWの頃もそうですが、鎌倉や江ノ島なんて考えただけでも恐ろしく感じます。

ふと・・・・

じゃあ、横須賀なんかはどうかしら、などと思い浮かんだのです。

遠出の人は、今度の台風の予報や、なんたって南海トラフの注意報みたいなのが出て、かなり影響されたと思いますが、近場ウロウロしたい派はのこのこと出掛けていくのでした。

私の30倍はおうち大好き人間の夫殿は猫ちゃんたちとお留守番です。

母は(私のことだけど)、久しぶりのラッタさんとルート君とのお出かけで、心の中でははしゃいでいたのです。

わーいわーい。

 

いつもの風景を見つつ、横浜で暮らすラッタさんを拾って

 

横須賀に着きました。

如何にも横須賀の海。

「ああ、お前は見るなよ。横須賀の海が見えてきたがな。」とラッタさんがルート君に言いました。

ルート君が運転手だからです。

横須賀は、ラッタさんのお仕事のエリアなんですって。いつも海だなと思っても、ちゃんと見たことがなかったのですって。いつもは自分が運転してるのだから、当たり前のことですね。

 

実は前日の夜まで、どこに行こうかスケジュールが決まっていませんでした。

とりあえずは横須賀美術館には行こうと思っていて、それはルート君にも伝えてあったのですが、美術館のあとに灯台に言ったら、まるっきり2022年に行った時と同じになってしまってつまらないなと横須賀観光のサイトを覗いていましたら、猿島の画像が出て来てきました。

 

なんか歴史があって鬱蒼としていそうで良いなぁー。

そう思ったら、ナビの為に住所をメモして、いきなり予定変更で行くことにしました。

早起きして6時半出発でしたので、一番最初の渡る船(9:30)に乗ることが出来ました。

それでもかなり人数的にギリギリだったかもしれません。

もしその回に乗れなくても、その日はピストン輸送のように船が出ていましたから、20分ほど待てば次の便には乗れると思いました。(でも待ちたくない。暑かったので。)

 

 

下の画像は、渡る船から撮ったものです。

 

「ねえ、見て鳥よ。」なんて言ってたら、ラッタさんに笑われました。

言うでしょ、普通に。

「ねえ、見て鳥よ。」くらい。

ハシャイデいたのがバレたのかな(笑)

それが、一番上の画像です。

 

着きました。

期待通りの雰囲気です。

ところどころにカギのかかった場所があります。

島に着くと、30分と60分コースのツアーがあります。それとも90分コースだったかな。いい加減ですみません。興味のある方はリサーチしてくださいね。

その時間の長い方のツアーでは、普通では見ることも出来ない場所に入っていくことが出来るのです。

参加する気満々だった私にラッタさんが言いました。

「今のあなたの足だと、そのツアーの他の人に付いて行くのが大変なんじゃないの。自由に回る方が良いよ、きっと。」

「平気よ、きっと」と思いつつ、確かにそれもあるなと思って、ツアーには参加しませんでした。

 

帰る時に、そのカギがかかっていたところから出てきた人たちがいました。

少々興味はあったけれど、その時はこの島を大汗をかきながら上ったり下りたりしてきたばかりなので、未練はありませんでした。

 

鬱蒼とした、歴史を感じられる場所ー。

やっぱり雰囲気がばっちりです。

これを打っていて気がついたのですが、雲もいろいろな形に見えるじゃないですか。

葉影も、様々な形に見えるものですね。

なんか巨大なウサギや狼が見えて、頭の中のお花畑が満開に・・・(;^_^A

上の画像、拡大するともっといろいろなものに見えてくるんです。

鬱蒼として雰囲気ばっちりなんて言ってますが、このような場所って夕方近くに一人じゃ歩けませんよね。

 

廃墟っぽいところが素敵に感じるのも、他の人がたくさんいるからだと思います。

 

上の画像の手前に上に登っていく階段があるのですが、展望台に行くにはそこから行った方が楽だと思います。

ちょっとキツイ階段を上ったら、後は緩やかな坂でしたから。

そして展望台にたどり着きました。

展望台と言うのは、かつて展望台があったところと言う意味だったのですね。

だけどそれがある場所は休憩所になっていて、そこからは海が見渡せます。

欲を言えば、柵の向こう側の草を少し刈っていただきたかったかなと思います。

写真日記なので、次に続きます。


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横須賀美術館にて「エドワード・ゴーリーを巡る旅」展

2024-08-16 09:04:44 | お出掛け日記

8月14日、息子君二人と出掛けてまいりました。

今までエドワード・ゴーリーの本や絵を見たことがあったか否かと、私は考えました。

絵は見たことがあったような無いような・・・・。

だけど摩訶不思議な緻密な絵のストーリーを知って、かなりの衝撃を受けました。

と言うことは、私はきっと彼の事を知らないで今まで生きて来たのだと思います。

 

なにかいろいろと衝撃的!

でもなんか癖になる・・・・。

 

自分へのお土産に、またもファイルを買いました。

ふと、お友達にもと頭に思い浮かびましたが、「いやいや、これは人にはあげ辛い。」と思って止めたのです。

ましてはお孫ちゃんが生まれたばかりの星子さんになんて、絶対に差し上げられません。

だってこのちょっと頼りなげで可愛らしい女の子の出てくる本のタイトルは「不幸な子供」なんですもの。

 

その本の挿絵の展示を流れだけで見て行っても、ストーリーは分かるような気がします。

しかし頭の中で思い描いた物語を、その絵に当てはめようとすると、途中で数度訂正を入れなければなりません。

つまり人は自分の生活で培ってきた生活を通して、物語を作ってしまうのではないかと、自分の事ですが思ってしまいました。

 

下にリンクした本の紹介ですが、そこに書いてある紹介文も凄いんですよ。

確認してもらいたいとは思いますが、そこには「おぞましい小動物があちこちで蠢く、掛け値なしの悲劇。トレードマークの微細な線画で、圧倒的な背景を描き込み一人の少女の不幸を悪趣味すれすれまでに描いた傑作!」とあるのですよ。

「悪趣味すれすれ」・・・!!

凄い(笑)

 

裕福な軍人の父を持つ、シャーロット。だけどその父がアフリカで戦死して・・・・

そこからが不幸の連続。母はショックで亡くなり、たった一人の肉親の叔父さんも頭の上にレンガが落ちて来て死に、弁護士は彼女を寄宿学校に入れてしまいます。孤児である彼女に対しての寄宿学校での先生の態度も酷く、他の生徒からもいじめられます。

ここから以下の()の中の言葉は、絵を見ながら甘っちょろい最初に思ったことです。

あとからの解説で、ここで「小公女」の物語を連想した人も多いのではないかとありました。

(私もちょっと思いました^^)

だけどシャーロットは隠れたり泣いてばかり。そしてとうとうその寄宿学校を脱出します。

(アクティブじゃん。やったね。)

だけど彼女はそれが精いっぱいで、道端で倒れてしまいます。そこに男がやって来て・・・

(優しい男の人に声をかけてもらったのね。)

彼女の首にかかっていた家族の写真が入っているロケットを盗んでいきました。また別の男がやって来て、彼女を抱えて連れていきます。

(親切な男が助けてくれて、また別の物語が始まるのね。)

男は彼女を別の男に売り渡してしまいます。

(その別の男と生活しながら、違う物語が始まるのかしら。)

彼女は最低の食事と水で生き永らえながら、ペーパーローズを作れと命令されて、それを作り続けます。男は幻覚を見るような男でした。

(心を閉ざした男と少女の物語とか・・・・・やっぱりそんな話ではないか。)

シャーロットは徐々に目が見えなくなってしまいました。

その頃、実はシャーロットの父は生きていて帰還し、彼女を探し始めます。

(そう思っていたわ !!最後は感動の再会を果たすのね。)

だけど・・・・

なんたって「悪趣味すれすれ」ですからね(;^_^A

 

「不幸な子供」のあらすじがここまでなのも悪趣味かもしれませんが、ネタバレをしてはいけないかなと思ってここまでにしました。

気になる方は一番下に書いておきますので、お読みください。

 

人にはあげられないなと思ったシャーロットのファイル。私は少々の苦しみには負けないと言う自戒を込めて買い求めました。

上の物語の不幸の本当のはじまりは、父の戦死じゃないと私には思えたのです。夫が死んだ連絡に寝込み衰弱して死んでしまった母親の死が、子供の最大の不幸のはじまりです。守らなくてはならない者がいると言うのに、何をやってるんだこの人はと、思ってしまいました。

たんなる1ページの脇役です。そうは思えませんでした。

きっとこの物語は、人それぞれに思うところが違うのかも知れませんね。

 

ここに展示されている絵の本のコーナーもあって、絵の内容も分かるので、とっても良かったと思いました。

緻密な線画。引込まれました。

2000年4月15日に、彼は心臓発作で亡くなったのですが、75歳でした。

今までにない世界観です。かなりエドワード・ゴーリーと言う人に興味もわきました。

 

 

↓ 本も1冊買ってきました。Aから始まるアルファベットの本ですが、良い子も悪い子も関係なく、子供たちがひどい目にあう話です。

 

↓ 美術館で読みました。訳の分からない話だなと思っていたら、最終ページで「ああ、なるほど~。」と笑ってしまいました。

 

↓ 三枚だけ絵があって、その先が滅茶苦茶気になっている私です。そのうち絶対に読もうと思っています。

 

横須賀美術館は2回目です。

前回は2022年の8月31日に訪問しました。

夏の終わりの一人旅《横須賀美術館☆運慶展》

 

 

上の企画展も良かったので行って良かったです。

その他にも

 こちらの大作も、凄く良いなぁと思いました。

同時開催の芥川沙織さんの作品もインパクトがありました。サラ~っと見てしまったのですが、なんと生誕100年だったのですね。若い人の作品なのかと思ってしまいました。ある種の見逃しと言って良いかもしれません。

 

最後に「不幸な子供」のネタバレの最後の部分です。

私的には、自身の目でその1行を確かめられた方が、心に残ると思います。

でもそこまではと思われる方の方が多数だと思いますので、書いておきますね。

 

ある日妄想と幻覚に苦しむ男が完全に狂ってしまうと、シャーロットはそこから逃げ出します。だけど目があまり見えなくなってしまった彼女は車道に飛び出し、車に轢かれてしまうのです。

そうですよ。あなた様が思った通り。その車は彼女を探して街中を走る彼女の父の車だったのです。

彼女を抱きかかえて,「シャーロット!!」と泣き叫ぶとか思うでしょう。

違うんですよ。そんなのまだ甘々なんですよ。

シャーロットがあまりに変わり果てていて、父はそれが我が子だと分からなかった・・・・・

という最後。

心に突き刺さりますよね。

 

 


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