森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ハロウィーンで遊んでいます

2006-10-31 01:30:57 | ’08/12/7までの未整理日記

 今日で一週間の期間限定のつもりで変更した、テンプレともお別れです。たった、一週間でも、このとぼけたジャック・オー・ランタンのデザインには愛着が湧きました。もともと、お化け、妖怪の類には心惹かれる私です。もちろん、本当にいても、絶対に遭遇したくはありませんが・・

 我が家では、キリスト教ではないという理由でクリスマスはやったことがありません。それなのにハロウィーンには、なぜ反応するのかと言うと、上記のとおり、お化け好きなのと面白そうだから、デスプレイがかわいいから、宗教色がクリスマス以上に死んでいるから(収穫祭というイメージの方が強い)、後は仕事柄というそんな理由です。

 だからと言って、我が家の飾りつけが派手というわけではありませんが、昨日今日は我が家にやってくる子供たちに
「Trick  or    treat」   ―トリック・オア・トリート―
「Thank   you」   又はもう少し長く 「Ⅰ  am    a  ・・・・」 と言って貰おうと思っているので、少しは飾ってみました。

  

                 

 

        玄関の芳香剤も。。。。

  

          どんな、お化けが好きですか?

 

       やっぱり、魔女ですか。

 

         ペン立ても。。。

 

          ポッケトモンスターもモンスター?

      「トリック・オア・トリート  お菓子ちょうだい。」
      「だめだよ、ノバウサギ仮装していないじゃない。」

 

         「しました。お、おもーい。」
                          「ピカー、しっかりしなよー」

 

         「はい、どうぞ」

 

         

                                  

                                ― Thank     you ―

 

 

 ちなみにラッタ君の誕生日。。。。


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近づいて来るもの

2006-10-30 00:38:07 | 詩、小説
あたし、気がついたわ



戻ってくれば眠らない街が、そこにある
天の星ぼしを
映し出している
大きな沼のような都会の夜


だけど、本当は
夜はすべての線が曖昧になるとき
まるで水彩画のぼかしのように



何かがやってくるよ
すべてを飲み込んでしまう何かが

今日の疲れ  今日の失敗  今日の悲しみ
全てが曖昧になって  やがて静かな透明な黒に沈む



あたし、気がついたわ



あたし達はみんな最初から、何かに愛されているのよね
だから、夜の闇が来る

今日の疲れ  今日の失敗  今日の悲しみ
みんなバイバイ

夜という絵筆の先に溶かして
全てを曖昧にして  静かな透明な黒に沈ませよう




あたし達はみんな最初から、何かに愛されている
だから、夜の闇が来る



じゃあね、みんな。また明日。



最初に写真ありきの言葉の羅列。果たして、詩と言えるのか?   得意の「まっ、いいか」で全ては過ぎていく日々です。
アン・シャリー曰く「今日という日は、失敗のない新しい一日」意味不明っぽい言葉だけど(訳悪いんじゃないかな)、とにかくいつでも今日という日から全ては始まっているという意味ジャン。

私たちは最初から何かに愛されている
だから新しい朝が来る       ・・・・新しい朝。。。缶コーヒーの宣伝?








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秋だから

2006-10-28 22:53:38 | お散歩&写真日記
また、電車の中からです。

近頃、移動中の楽しみ方の一つになっています。


でも映像は25日に写したものです。遠くに見えるのは茨城県の筑波山です。ホームのはじっこの柵にへばりついて撮っていたら
ー携帯じゃ駄目じゃろーと、ホーム点検のおじさんに言われました。
確かに。

でもサ、風は爽やかに走り、空晴れて、心も歌う。そんな時は、何かをしたくなるものでしょ。

秋は心が動く時。書きたいことがたくさんあって、仕事も滅茶苦茶頑張りたい。そのために家のことも思い切りしたい。そんな思いに揺れている私です。

私のテーマは、時間の使い方でしょうか。

秋だから、何かを始めましょう。


\(^_^)/


おや、次は横浜。あっと言う間の43分でした。

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「デスノート後編」は何時、観に行こう

2006-10-28 10:24:57 | 映画

夕べ11月3日に後編が公開の「デスノート」、早くもテレビでやっていましたね。この映画の感想は、「デスノート見ました」なんかを読んでくださると嬉しいです。

   やっぱり藤原竜也、かっこいいですね。

 世間ではこの「デスノート」の原作は面白いと絶大な人気を誇っているそうですね。私は比較したくないので、とりあえず映画の後編を見てから読んでみようかなと思っています。ただ、我が家には全巻そろっていないみたいです。今日テレビでやるよと言っても、「いいや、別に。知っているし。」なんて言われちゃって、家族団欒というわけにはいきませんでした。

 どうも我が家の毒吐き過激少年は、この夜神月が好きではないんです。穏やかぼんくら少年はもっと駄目みたいです。

 うちのパパさんも、最後の美術館でのシーンでは、「ヒデェ、何こいつ・・」って動揺していました。私も、
「ねっ、月の方がよっぽど、悪魔で死神だよね。」と共鳴を求めてしまいました。

 

 もし、デスノートを拾うことがあっても、我が家の住人は皆、リュークの言う所の
「強いてあげれば、デスノートを手にした者にだけ訪れる恐怖」というデスノートを手にしたリスクに押しつぶされる小市民の集まりかも知れませんね。

 

「藤原竜也は、最初Lの役をやって見たいと思っていたみたいよ。」と私が言うと、パパさんは
「そうだよね、そっちの方がイメージに合っていたなあ。どうしてそっちじゃいけなかったんだろう。」と言ったのです。イメージって原作のイメージではないですよ。藤原竜也のイメージです。

要するに藤原竜也は沖田総司であって、幕末の人切りは許せても、罪亡き人を冷酷に殺す殺人者であることに微妙な違和感があるのでしょうか。

月のキャラに付いていけない子供は、たまたま私の回りにたくさんいて、昨日我が家に来ていた中学生はこんな事を言っていました。
「あいつ、もったいないよな。デスノートなんか拾わなければ、頭も良くて家庭にも恵まれていて、そのまま行けば、輝かしい未来が待っていたのになあ。」

なるほどですね。私もそう思いますよ。

予告編で、第二第三のキラと言っていましたね。これじゃキラだらけで、みんなで殺しあっちゃうじゃない。もしかして、これで笑いが止まらないのは寿命が延びていく死神たちばかりで、これって死神の罠なんじゃないなんて、まじめな顔して夫婦で会話している我が家ってやっぱり平和なのかもしれませんね。

 

予告編見ていてゾクッてしてしまいましたよ。なんか神経に障る怖さがありましたね。何時観に行こうかな。。。。やっぱり見届けないわけにはいかないですよね。頭脳戦、楽しみにしているんです。どうか、がっかりする事がありませんように

 

ところで、上の写真の藤原竜也、うちのラッタ君が立っているみたいです。立っている雰囲気がそっくり、顔以外。。。アレ、誰かこけましたか?

 

 

 

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相棒「犯人はスズキ」

2006-10-26 07:36:21 | ドラマ(相棒)

詳しいあらすじは相棒5のホームページ、又は他の皆様におまかせ~♪

    

きっと、相棒は時効廃止キャンペーンを暗に行っているに違いない。そっと、さりげなく発信しているメッセージを感じてしまいます。もし、過去の幼女殺しが時効を迎えていなかったならば、直接問いただす事もなく、自らの手をくだす事もなかったかもしれません。また、犯人に仕立てられて殺されるものもいなかったのかもしれません。

 

だけど、今日も面白かったですね。時によっては良質の短編推理小説を読んだような、そんな気持ちになれる「相棒」ですが、今回もそんな感じでしたね。

 

殺された白坂と前日に言い争っていたという、みんなが言う「スズキ」は、いないんだなというのはすぐにわかってしまいましたね。

 

でも、「スズキ」は何のために存在したのかが、謎解きのポイントだったと思うのですが、全てが明らかにされたとき、ご近所の優しい気持ちというのが画面を満たしました。

今時こんなに結束した町内というものが存在するのでしょうか。

しかも、この人たちの演技力には、もう、びっくり。巧すぎるよね、普通のおじちゃんおばちゃんなのに。

 

だけど、今日のトピックスはやっぱりたまきさんじゃないですか。

 お店を出てあちらこちらにお出かけよ~♪

 

なんとなく、アガサの「オリエント急行殺人事件」を思い出してしまいました。あんなにクールな設定じゃないのに、変ですね。

 

 

 

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功名が辻42回

2006-10-26 00:06:16 | ドラマ (大河)

 遠くにいてもその妻の安否を気遣う夫、片や奪い去っていく事のみでしか、その愛を表す事のできない夫。それでも、愛する気持ちは一緒。のようなこと。とガラシャは言いましたが、それは最後に見せた夫への愛情かもしれませんね。

 

 この人ならと気持ち通わせて嬉しそうに嫁いだ頃を、私は思い出してしまいました。家来達に命狙われた時も助けてくれた夫だったのに、一体どうしてこんな夫婦になってしまったのでしょう。
 大きな歴史の、その前に人の歴史の流れの無常を感じてしまいます。この人の人生は、全てここで死ぬためにあったのではないだろうか。ここに流れ着いてくるための人生だったのではないだろうかと、私は思うのです。

 

 ガラシャの死は、三成の思惑を大きく外させ後の歴史の結果に影響させるわけですから。また、死というものがすぐ隣にあった戦国の時代と言っても、城近くに住む奥方の壮絶な死は、人々の心に驚きと共に深く刻まれた事でしょうね。

    この長谷川京子という人は本当に綺麗な人ですね。私は仲間由紀恵と言う人もとっても綺麗な人だと思っているんですが、二人でいた時、仲間さんが普通のお姉さんに見えてしまいました。

 

話が横道に逸れるのですが、今回大きくアップも遅れたことですし、思いっきり逸れちゃえってな感じで書いてしまいます。

この先綺麗なだけでこの世界を渡っていけるほど甘くはない、なんてことは思いませんよ。きっとこの先も面白いドラマの良さを削りながらもこのままいけますよ。

 

私は夜、結構うつらうつらしながら単発のドラマなんかを見ていることなんかがあるのですが、声だけでも、あまりに面白くて起きてしまう物もあれば、その逆にあまりにセリフが素人みたいで、どうしちゃったのかしらと驚いて起きてしまうことがあります。

 

例えば、ある女優Aなんかはもう中堅ではなく大物女優と呼ばれるのではないかしら。若いときは美貌や個性でうっていたのですよ。だけど、個性というものは年とともに、その要求も変わっていってしまいますから、その後に要求されるものは演技力ですよね。知名度もありファンも多い方ですから、誰もその人の演技力なんかを批判する人なんかはいないと思うので、世間の片隅で二人ぐらいひどいよねと言っていてもいいでしょ。二人って私と夫の事です。彼はもっと過激で聞いちゃいられねえとチャンネル変えちゃいましたから。

 

でも、本当はこの女優A好きですよ。ぶっ飛んだ個性の役なんかとっても上手で、さすがと思うのですが・・・節約してたり、「taka~」とか言っていたり・・熱弁すると我鳴りたてちゃうような感じがするのが、ちょっとね。。。

 

こんな風に世間の片隅で二人の中年が批判していようとも、築いた地位は磐石です。美貌の需要がある限り、長谷川京子さんは健在ですね。

 

 また横道ですが「ベルサイユのばら」の作者、池田理代子は、可愛い丸顔オスカルではこの作品は耐えられないと、大ヒット連載中にも関わらず、デッサンから絵を勉強しなおして絵のタッチを変えていったのですよ。その流れを止めない、たゆまぬ努力が30年経っても色あせない作品を作り上げていったのではないでしょうか。

 

 ガラシャ最後のシーンは思っていたより見応えありました。それで、最後に愛をこめて、言いたいこと書いてしまいましたね。

 

 ガラシャのシーンが良かったのは、ガラシャに槍を突き刺す家臣が良かったからだと思うのですよ。嶋田久作が演じていましたが、家老の小笠原少斎という役名があったのですね。家老だったのですね。ガラシャに止めをさした後自分も切腹して果てるその人に、とっても同情してしまいました。

 

 でも今回、面白いと思ったのは、千代の頑張りと六平太の関所のシーンでした。なんか笑ったり、感心したり面白かったですね。って、もう超手抜きになってきた・。。。

   おや、笠の緒の密書を運んだ田中孫作は、引越しのCMの人ではないですか。この人徳井優という人なんですね。いい味出していましたね。

 

 ああ、それなのに、あの一豊のセリフはこけちゃいましたよ。「・・・しかあるまい」といいましたよね。

―もう、家康に付くしかないじゃん―とか言っているみたいで、やっと決断のセリフなんだから、もっとかっこよく決めて欲しかったですね。

 

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みなさーん、見ていますか。「今日までそして明日から」

2006-10-23 23:25:58 | ’08/12/7までの未整理日記
NHK総合プレミアム10「今日までそして明日から」。
拓郎さんのインタビューや周りの裏方の人たちのインタビュー等なども含めての「つま恋」。
見ていて、感動今再びですね。

―私は今日まで生きてみました
私は今日まで生きてみました

そして今私は思っています
明日からもこうして生きていくだろうと―



みんな生きていこうね。明日からもまた元気でね。
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命が千あるならば・・

2006-10-23 13:39:49 | 詩、小説

 

 

 

 命が千あるならば、その一つを復讐の剣に使ってもいいかもしれない。

でも、命はたった一つしかないのだから、命を剣に転化してはいけないよ

その剣は、幾たびかは復讐の矛先に向かって、

その刃先を振り下ろすかも知れないが

すぐにさび付いて

打ち捨てられてしまう

 

その後に、

悲しんで嘆いて

その剣を抱きしめて

錆びた剣で自分の身を傷つけ続けるのは

君が愛してやまなかった人たちなんだよ

 

命が千あるならば

今日という日を終わらせるように

その源から断ち切って

深い眠りを求めてもいいかもしれない

だけど命はたった一つしかないのだから

明けない夜に体を横たえてはいけないよ

 

明日は必ず来ることを沈む夕日は約束して去っていく

また別の人々の今日を照らすために

たった一つの命を繋いで行きさえすれば明けない夜はない

耐えられないような苦しさも、心からの疲れも

源から断ち切ってしまった眠りなんかに

委ねることなんかないんだよ

今日が終わり明日が来る

また繰り返す

波のように

 

時は

貪欲な略奪者だから

いつか君の耐えられない苦しさも奪っていってしまう

それは本当だよ本当だよ本当なんだよ

闇を破って登ってくる朝の光は

君の生まれた朝も

君の上に降りそそいでいたんだよ

今日が終わり明日が来る

また繰り返す

波のように

 

 

時の波の音を聞きながらたった一つの命繋げていくんだよ

やがて来る、約束の終わりの時まで

 

 

 

 

 

 

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人はパンのみに生きるにあらず

2006-10-21 16:41:16 | 家族スナップ
 もうすっかり秋なのに、まだまだ「夏日」なんて言葉がテレビの中から聞こえてきますね。我が家はマンションなので、部屋の中はまだまだ暑くて、衣替えなんかとんでもない。半袖素足の毎日です。  
 
 少し前の日々、例によって我が家のお気楽ラッタ君が、珈琲入れてとリビングにやってきます。リビングは私の仕事場。私は、あせあせと働いているというのに、お前が入れろーってなもんでしょ。ついでに私の分も入れてね。 

するとラッタ君入れてはくれますが
「マックス珈琲にしてやる」なんて恐ろしい事を言います。缶コーヒーの「マックス」って全国版じゃなくて、千葉中心にしかないらしいって本当かしら。甘くて珈琲牛乳っぽくて、好きな人はもの凄く好きみたいです。でも、私には甘すぎて甘党の私でもめまいがしちゃいます。

油断していると、スプーン4杯砂糖を入れかねない、恐怖のラッタ。おいおい、なんでインスタント珈琲入れてもらうのに、こんなに盛り上がっちゃうの?

なんか、お暇な人と遊んであげるのも疲れてしまいますよ。

「珈琲入れて、ついでに私の代わりに仕事もしなさいよ。」
「何言ってんだかこの人は・・」
「今まで『人はパンのみに生きるに有らず』とか思って頑張ってきたけれど、最近人生に疲れちゃいましたよ。もう、パンのみのために生きていきたいね。」とかぼやいてみたりしてね。

私はこの言葉が結構好きなんですね。かける時間が収入に見合わないとは思っていても、だから、結構熱い気持ちで仕事にのめり込む事が出来てきた様な気がするのです。仕事に費やしている時間も含めて、自分の人生ですものね。


 ああ、そういえば我が家のルート君は今時の言葉知らずの少年です。言葉知らずの少年少女は、別にルート君だけではなくて私の周りにもたくさんいますが、自分の子供なので、思いついたときに抜き打ちチェックテストをするのが私の密かな楽しみです。(言葉知らず!!実は私もそっとカタカナ辞典なんか引いていたりなんかして・・) 

 で、前にルート君に聞いてみましたよ。
「『人はパンのみに生きるにあらず』って、どういう意味。いってごらんなさい。」
「あ~、それは、あれだ・・」となにやら自信ありそう。
「だいたい人の食生活は、パンなんかの炭水化物に偏りがちだけれど、好き嫌いなんかしないで野菜等も満遍なくとり、バランスの良い食事をしなくてはいけないというお言葉だね。だから、昼飯はパンでいいやとか、茶漬けでいいやという生活はだめってことでしょ。」って、満足げ~。

ヤッタ 期待通りのお答えサンキュ・・・・・しかし、微妙に説得力あるね、それ。


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相棒「スイートホーム」

2006-10-20 06:43:28 | ドラマ(相棒)

 薫ちゃんが家を買いました。庭だけで150坪とか言っていたかしら。う、羨ましい。しかも破格値で。だけど曰く付き。

 こんなの出る豪邸住みたいですか。

曰く付きなんか住みたくないなあ、とだんなが言いますが、私は、値段によります。破格値っていくらぐらいだったのでしょうか。

不動産屋が出てくれば、だんながこいつが犯人だといいますし、カフェのオーナーが出てくれば、この人が怪しいと私が言います。今日は引き分けですね。幼い少女達の写真が出てきたとき、なんだあ、両方じゃないと気がつきました。

アレ、今気がつきました。引き分けではないですね。私の勝ちです。だって、不動産屋の姉に罪はないですものね。

今回は、どんどん先が読めてしまいましたね。面白くても、はずれも隠れている相棒ですので、早くも二回目ではずれかいなと思ったら、やっぱり相棒、納得の最後でしたね。  さすがの相棒です。

薫の買った豪邸は元は糸川興産の糸川の家でした。ワンマンで一代で財産を築き、バブルがはじけると同時に倒産し全てを失った糸川でしたが、豪邸のどこかに財産を隠していると豪語していたのです。

「俺は全てを失ってなんかいない。アレさえあれば、俺は何時だってやり直せるんだ。」金の亡者、糸川は元社員にそう語っていました。セリフは正確ではありません。

何時だって復活できるほどの財産とはなんなのか興味がそそります。

不動産屋とカフェの女主人は、その糸川の娘たちでした。財産のある場所のヒントは「天使の下」。

天使ってこの二人の娘の事じゃないかなと思いましたが、ある意味これは当たりましたね。ただ、私はあくまで何かのお宝と思っていたので、子供部屋だったところとか思ってしまいました。

ローマ人が「天使の木」と呼んでいた月桂樹の木の下にそれは埋めてありました。

もうその木はありませんが、その昔糸川の家族が幸せに暮らしていた頃、二人の姉妹はその木によく登っていました。優しい父親の目で見守る糸川の、その二人を「まるで本当の天使が舞い降りてきているみたいじゃないか。」と微笑む昔が蘇ります。

掘り起こした宝箱の中に入っていたものは・・

二人の娘が子供のとき描いた父の似顔絵やぬいぐるみだったのです。

私の中で、糸川の言った「俺は全てを失っていない。アレさえあれば何時だって・・・」という言葉が違う意味として胸に迫ってきました。そうか、そうだったのか。死ぬ時まで、一家離散になってしまった家族のことを思いながら孤独に死んでいった糸川が哀れに思えました。

 「どうやら金に目がくらんでいたのは、あなた方だったようですね」。と、右京がいつもながら優しく諭します。

再生の誓いを立てた姉妹の、いつか家を買い戻すという言葉を信じて薫たちは元のマンションに戻ります。

廊下ですれ違った伊丹が良い事言いましたね。

「大切なのは家じゃなく、家族なんだよ。」

出番少なかったから、量より質でいったのかな。

 

詳しいあらすじはこちらから

 

 

 

 

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