森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「雑な生活、12月」と2021年のテキトーなまとめ

2021-12-31 17:00:15 | 梢は歌う(日記)

以前、お友達がYou Tubeの「丁寧な暮らし」と言う番組を見ていると言いました。

見る気持ちが、とっても分かります。毎日の暮らしを食事やお片付けに気を付けながら、縦糸と横糸を織り込んでいくように、丁寧に暮らしていきたいと言うのは、私も憧れの生活で暮らし方の目当てでもあります。

でもその時に、彼女がまた言いました。

「だけど、『丁寧じゃない暮らし』と言うのもまたあって・・・・・。」

それは、「丁寧じゃない暮らし」だったか、それとも「雑な暮らし」だったか、またはこの記事タイトルと同じ「雑な生活」だったか・・・・?

(正確なタイトルは、両方とも人気番組なので調べたら分かると思います。)

「見ると、思わず笑えるんですよ。」と、彼女。

いや、見なくてもそのタイトルを聞いただけで、私は

「ふっ、ふふふふふ」となりました。

暮らしのヒントは、皆さまのブログ周りから頂いているので、You Tubeまでとても手が回らなくて、いまだに見ていません。でもこれは見ていない番組の宣伝をしているかのようですが、なんとなく、想像が出来てわが身をを置き換えられるような気がして、笑ってしまったのですね。

目の前にぶら下がっていることを、無計画にバタバタとこなし、とにかくフゥフゥと言いながら毎日が過ぎていく・・・・

 

そして私の12月は、まさにそんな「雑な生活」そのものだったように思います。

 

「毎日仕事をしてるー。」とボヤくように星子さんに言いましたら、

「前は、仕事が無くなったと嘆いていたのにね。」と言われて、ああ、人間と言うのは我儘な生き物だなと思いました。あっいや、「私が」ですね。「人間」などと大きく巻き込んではいけませんね。

無ければ無いで嘆き、あればあれでボヤく・・・・。

だけどこれ、本当は仕事が毎日あるからボヤいていたのではないのですね。実はやっぱり無くなっていたのです。

何がって言うと、毎日仕事をする体力がー!!

 

と言うわけで、毎日がその日ぐらしに近い雑な生活になってしまった12月だったのでした。

で、その12月のおまとめ日記です。

ついでながら、その雑に乗じてテキトーに2021年のおまとめも。

 

 映画

12月は映画館で見た2本も入れて11本見ました。画像が1本抜けました。「cure」と言う怖い作品も見ました。1本も感想を書いていません。2022年になってから、書くかもしれないし、もう疲れるから止めようと書かないかも(笑)(だからテキトー過ぎるって。)

韓国映画が2本で、洋画が4本、邦画が4本です。

2021年は、全部で142作品を見ました。

楽しい時間をありがとうと言いたいです。映画、大好き♪

記録しておくことは大事な事だと思いますが、来年は全作感想を書くのは止めようと思いました。書いてもメモ程度に留め、どうしてもと思うものだけ書こうかと。

映画は大事な趣味ですし、せっかく142作品も見たので、年明けにでももう少し余韻に浸りたいかなと思っています。

 

 ドラマ

12月に終わってしまった「青天を衝け」の感想は書きました。→『青天を衝け 最終回「青春はつづく」』

終わってしまったシーズンのものでは「最愛」は良かったですね。「アバランチ」も途中で脱落していましたが、最後の数話は復活して楽しみました。キャストが皆良くて、萌えドラマでした(笑)

日本沈没」も意外と楽しみにしていました。今までの作品と切り口が違って人間ドラマはすこぶる良かったけれど、こりゃ、SF、なめちょるなとも思ってしまった事は確かです。(きっと予算の関係ですね・涙)

和田家の男たち」は、ただ単純に楽しめました。

だけどもし私が「ベスト」と言う票を1票だけ持っていたら、私は「二月の勝者」に入れるかもしれません。

11月のまとめ記事の、ピアノのお稽古の所で、

>これ、凄く大事な事で、15年前の私に教えてあげたい。いいえ、5年前の私にも。悔いの心が沸き起こります。

と、書きました。ピアノのお稽古を通じて、自分の中の後悔の想いを思い出していた私。「二月の勝者」の最終回で、それが語られていました。共鳴する事がてんこ盛りでした。ライターさんは、過去に同じかまたは似たような経験があるか、しっかりと取材して書かれたのかなと思いました。

後はwowowでのドラマを楽しんでいました。

異邦人(いりびと)」は凄く嵌りました。京都・美術・少々のサスペンス、嵌らない理由がありません。

原田マハさんの作品を、今度は読まなくちゃと言う気分になってます。

美を見出す力にたけている菜穂に高畑充希、その夫役に風間俊介。

美しき者が勝ち、穢れたものは排除されて行った物語に感じ、その排除された者たちが気の毒にも感じました。

その原作は

 

そして12月にやはり終わってしまった、wowowのドラマは、「プロディガル・サン2 殺人鬼の系譜」ですが、これはシーズン重ねるたびに(と言っても、まだ2ですが)面白くなっていきますね。海外ドラマの特徴は、いつもとんでもない所で最終回を迎えると言ったところでしょうか。今回も、ウワァとなったところで終わりですものね。卑怯だ!!(笑)

困った事は、シリアルキラーのパパさんが、だんだん魅力的に見えてきたりしたことでしょうか。諸々と闘うママさんは素敵です。

だけど日本ではありえない話ですね。いまだに日本では、大量殺人の犯人が捕まったら、時には一族郎党市中引き回しみたいな部分って、なくもないような気がしてしまいますから。

 

 漫画

ネットで期間限定で無料で読めると言うので、一気読みしました。全17巻。

ほとんど戦国時代を感じはしませんでしたが、最重要人物に足利義輝が出てきます。足利義輝の名前は中学の歴史の教科書には出てきませんが、もしも歴史に興味を持ち、その名前を知っていたならば、この漫画1作品にしても、その面白さはグンとアップするのだと、先日家に来た中学生とお話をしました。

このような漫画1作品にしても、いろいろと役に立つのです。

因みに、この物語自体の感想ですが、少々驚いたことに、主役交代が普通の流れとしてあったという事でしょうか。

少年漫画特有のバトルシーンは飛ばし気味で読んでしまいましたが、描き手の方の事を思うと、申し訳ないなと思いました。丁寧に描かれていたからです。面白かったです。

 

 読書

この本の感想を書いた時に、上の本を紹介させていただいたのですが、どう考えてもこの内容だったら、私が興味を持たないなんてないんじゃないかと本箱を探したら、やっぱりありました。

だけど下に紹介で載せた1冊だけです。

そしてそのカバーに載っていた、他作品の紹介は6冊目の「ふぶきのあした」まででした。一度はそこで完結していたのですよね。

最後の「まんげつのよるに」まで読めて良かったと思いました。

 

※ 本は一年で、感想を書けたものは7冊でしょうか。

途中までで図書館に帰したものが数冊、読み終えたけれど、感想を敢えて書かなかったものも2冊ほどあります。ハウツー本は、あまり感想は書かないです。

こんな程度ですが、読書習慣は戻って来つつあると思っています。

だけど、ふと気がつきましたが、気がついてみたら小説をあまり読んでいないような気がしました。

なんだか一年中、何かを読んでいたような気がするのは、皆さまのブログのお蔭かもしれません。それと、国語のテキストのお蔭です。子供の国語の教科書、テキストは、素晴らしい内容の物語や名文の宝庫ですよ。

 

 お芝居

「首切り王子と愚かな女」

 

 お散歩とお出掛け

寒いんで、お散歩などしていません。

それでもスノウさんのお見舞いの帰りに行った

・「丸の内イルミネーションとKITTEのツリー」

は短い時間ながら楽しかったです。

後は完全オフの一日だった日に行けた「清澄散歩」も楽しかったです。

・「清澄散歩(カフェ巡り)」

・「清澄散歩(清洲橋と萬年橋)」

・「清澄庭園☆2021」

※ 今年は大きな旅行や泊りがけの旅はしませんでした。少々「今は昔」みたいな感じになってきていますが、ある時まで、日本も世界の国々同様、パンデミック渦中にいたじゃないですか。(またも怪しくなってきましたね。)

流石に出歩く気にはなれませんでした。

ただスキマスキマを狙って、日帰りで日光に行ったり鬼怒川方面に行ったりしました。緊急事態宣言解除後は、初めての「向島百花園」にも久しぶりの「小石川植物園」にも行けて嬉しかったです。

近場では、やはり初めてだった「守谷・鳥のみち」「守谷城城址」など、他にも「本土寺」や「花ファンタジア」「大宮公園」や「盆栽美術館」、「横浜イングリッシュガーデン」「水元公園」などなど。

皆、日帰りのお出掛けでしたが楽しかったです。

 

 ランチ日記

流石に12月はランチないよと言いたい所ですが、実は少々ありました。

だけど1回は、コロナが怖いから会わないと言っていて、そのまま病気になって2年ほど会えなかった人がやってきました。

会えて確かに嬉しかったけれど、なんだかモヤモヤしました。私にとっては、大事な親友さんです。でもこの人は誰にも会わなかった2年間、寂しくなかったんだなと思うと、もしも逆の時、つまり私が病気になった時、私は凄く寂しい想いをしそうだと悟りました。そこを分かって付き合っていくことが大事な事だなと思いました。

 

※ 今年、よくお散歩やランチに誘っていただいたのは、昨年辺りまではお友達のお友達と言う関係だったと思います。

いろいろとライフスタイルが違うので、戸惑っていましたが、やはりその人のスタイルを分かって付き合えば、それはそれで楽しいと思いました。

縁した人はこれからも大切にしたいと思います。

 

 クリスマスと言うイベントがありましたね^^

    

 あっ、だれ、こんな事したやつは !?

まあ、犯人はクゥちゃんだと思う。(クゥちゃん曰く。「それ冤罪です。犯人はあんずちゃんですよ~。」)

 

 これ、甘すぎました。来年は、ちょっと高くても違う所のを食べてみようと思いました。

 友達に会った時に。

 クリスマスの頃の定番のお料理。

 

 病院はキャンセルしました。

予約時間がとんでもない時間にしか入らなかった定期診察の日、うっかり午後からの仕事に休みを入れていませんでした。間が1時間空くか否かで、体力に自信がなくキャンセルしました。

 今年最後の、「まっ、いいか。」

年賀状を今日出しました。ふふふ←乾いた笑い

 

 12月には、本当に哀しい出来事がありましたね。私は「劇団新感線」のお芝居で神田沙也加さんは結構やるなぁと気がつき、さりげないファンになりました。我が家での夫との会話では、あれは事故だったのだという事になっています。窓から切り取られた風景を見るのが好きだった彼女。きっと外にちらついていた雪をもっと見たくて、窓を開けたんだって…その時強い風が吹いて・・・・・(ノД`)・゜・。

お腹の中に居た時から知っている子供・・・・。

本当に哀しいです。ご両親にかける言葉もありません。ただ手を合わせるだけです。

 

2021年はオリンピックとかもあったと言うのに、なんだか私の中で記憶に残ったかと言うと、「あまり」と言う感じ。なんだかとっても、それは寂しい事のような気がします。

我が家でもコロナ疑惑があったり、でもそれはセーフで、また違う病気の心配があったりもしました。

世の中には、本当にコロナで大変な目にあった方、または違う大変な事で重い気持ちで暮らしていた方もいらっしゃったかと思います。

なんだかんだと、そんな2021年もあと数時間で終わろうとしています。

一年を振り返ってみると、いつも私はウジウジと悩み、欝々とした気持ちになりがちな自分を叱咤激励しながら暮らしていたように思いました。

何時だってポジティブな人間なのかと思っていましたが、実はそうでもなかったんだなと気がついただけでも、このおまとめ日記は役に立ちました。

 

最後にいつも訪問してくださった皆様に、心よりお礼を申し上げます。

そしてまた来年もよろしくお願いいたします。

 

1月往ぬる☆2021

逃げてしまった如月姫

花咲きて 三月去りて 散りぬるを

きっと何かしらを頑張っていたに違いない、4月。

さよならを告げた5月だった。

紫陽花のような6月

ひまわり~夕立~の7月

8月なのに淡雪を想う

晩夏か初秋、今年の9月はどっち?

医療費貧乏と言う言葉が身に染みた10月

11月は、そっと過ぎていった秋の日

 


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12月の4枚

2021-12-30 01:00:15 | お散歩&写真日記

あれっ ?

何かが、何かが近づいてくる・・・・

忍び寄る黒い影 !!

 

いや、近づいてくるのは、2021年の終わりと

2022年の始まりじゃないかしら

 

「写ん歩クラブ」の月例企画に参加します。

「写ん歩クラブ 月例企画のお知らせ」

12月に撮ったベスト4では全くなく、12月の日常風景で参加しました^^

 

このリースを27日に片付けて、

28日には、お正月用のリースを掛けました。

 

そう言えば、25日のお仕事帰りに、いつも行くケーキ屋さんに立ち寄ると、普通のケーキは一個も無くて、みんなクリスマス用のホールケーキでした。

もう大人3人の家なので、ホールケーキは要らないなとそのまま買わずに帰ってきました。

子供たちが小さい時は、ホールケーキも買ったなとか、手作りで作って生クリームが綺麗に塗れなかったなとか、想い出は楽しくても、何故か切なくなるのは、ちょっと寂しく思っているからでしょうか。

賑やかで楽しかった日々は、当たり前の毎日だと思っていたのに、それは決して当たり前ではなかったー。

多くの人が口にするその言葉を、私もしみじみと思っています。

 

歳を取ると賢くなるのです、悲しい事に。

 

その翌日、その大人3人でショッピングモールに買い物に行きました。

おやつにケーキでも食べようかと、お店に入ったら、何とケーキが割引中。10パーセントくらいの割引だと思っていたら、なんと30パーセント引きでした。

「何もクリスマスだからってケーキを食べなくてはならないってわけじゃないからさ、毎年この作戦で良いんじゃない?」と私。

誰も我が家で反対する者はいませんよ。

クリスチャンじゃないので思い入れないし、やっぱりもう大人ばっかしっていう所で、そうなるのよね。

 

歳を取ると賢くなるんです、悲しい事に。

 

でも、ケーキは美味しかったです。

昔はシャトレーゼのケーキって、安物みたいなイメージがあったけれど、

今は変な甘さがなくて、逆に好きかもって思っています。

 

※ 昨日で仕事納め。もう今日ですが、午前中に映画に行き、その後は銀行に行ったりお年賀を買いに行ったりする予定です。

大掃除は3月にやると公言してあるのでしませんが、普通のお掃除はしなくてはね。

なんか忙しい。

でも忙しくなければ、年末じゃないですよね。

この忙しいさまを楽しみたいものです。

 

コメント (2)
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「首切り王子と愚かな女」

2021-12-28 01:52:31 | 観劇・コンサート日記

WOWOWで放送されたものを録画して、25日に見ました。

このお芝居は、今年の6月に公演されたもので、まだ新しい作品だったのですね。

 

呪われし首切り王子に井上芳雄、母を看取り、生きる目標を失って死のうとしていた愚かな女に伊藤沙莉が演じました。もともと伊藤沙莉さんは好きな俳優さんです。若いおばさん声(褒めてます)が強烈な個性となって光る彼女は、出て来た時に、この先になくてはならないバイプレイヤーになっていくのだと思っていました。それがいつの間にかど真ん中。

でもこの物語の彼女を見ていると、それに深く頷けるのです。

すごく良いです、彼女。

生きる事に投げやりだったり、ズルい野心を持ったり、そのくせ命がけで計算無しで守ったり、自分の気持ちのままに強く行動していく彼女に引き込まれて行きます。

そして井上芳雄さんを、この作品から一気にファンになりました。

 

美しい声でした。

作中で

「この世の呪いを払うかのような歌声」と出てきますが、まさにそんな声だと思いました。

 

この物語はダークファンタジー。

切ないお話です。

生きている限り、見るべきものを見てしっかりと生きていきたいと、そんな風に思える作品でした。

 

あらすじ(WOWOWサイトからお借りしました。)

【雪深く1年の半分が冬である王国ルーブ。母をみとったヴィリ(伊藤沙莉)は生きる理由をなくし自ら死を選び崖へ向かう。そこで目にしたのは、処刑をつかさどる第二王子トル(井上芳雄)の姿だった。幼いころから“呪われた子”とされ、城から遠ざけられていた王子トル。第一王子ナルが病に倒れたため、城に呼び戻されたトルは“永久女王”として国を統治していた母デン(若村麻由美)のため、反乱分子の首を次々に落とし“首切り王子”として恐れられていたのだった。
ヴィリは召使いとしてトルに仕えることになり城へ向かう。そこには野心や愛憎、陰謀が渦巻く人間たちの姿があった。トルの呪いとは?そして驚愕の展開の末、ヴィリがとった行動とは?】

作・演出 蓬莱竜太

 

インタビューと・・・・

伊藤沙莉、4年ぶりの舞台「シンプルに吐きそう」、井上芳雄・若村麻由美らと『首切り王子と愚かな女』公開ゲネプロ直前取材会

ゲネプロシーン。

伊藤沙莉、井上芳雄と愛憎・陰謀渦巻く大人ファンタジーに挑む 舞台『首切り王子と愚かな女』公開ゲネプロ


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青天を衝け 最終回「青春はつづく」

2021-12-27 00:18:42 | ドラマ (大河)

最終回は、孫の敬三目線で描かれた、栄一の晩年の姿でしたね。

晩年になって、いろいろと一線を退いたと言うのに、その活動は少しも衰えなかった栄一。

中国への寄付を呼び掛けるラジオ放送の語りかけは、本当に感動しました。

栄一を育てたとっさまやかっさまの言葉、生きて来て胸に刻んできた言葉が、胸に響きました。

 

初回と最終回のみの感想なので、多くは語れませんが、本当に多くの人がこの激動の時代を駆け抜けましたね。

最初、このドラマが始まる前、夫殿が

「今回のドラマは、この人に悲劇性がないから良いな。」と言っていたのです。だけど彼が91歳で大往生しても、関わり合った人たちに悲劇がないわけではなく、時にはとっても切ない思いをしてみていました。

戦で死んでいった人もいますが、なんとこの時代の暗殺の多かったことか。

江戸から明治にかけて、また大正から昭和まで駆け抜けた彼は、本当に多くの人と出会いましたね。

栄一のひ孫たちが新選組の物語を読んでいて、土方の名前が出てきて盛り上がると、栄一おじいちゃんは、「彼とは友だった。」と言います。

更にキャーキャーと盛り上がる子供たち。

「おじいちゃん、カッコイイ~!!」と、それだけで、子供たちからもヒーローのように見えた事でしょうね。ヒーローのようにカッコいい土方と友だちの、カッコいいおじいちゃんですものね。

だけど切ないのは、そのような有名人たちとの別ればかりではありませんでした。

それは父であり母であり、妻であり、まるで兄弟のようだった従兄弟たちの別れもでした。

従兄弟たち、本当に皆良かったですよね。明治維新後は富岡製糸場の初代場長になった尾高惇忠。

才もあり剣の腕は屈指であったもののめぐり合わせ悪く、悲劇の人だった長七郎。

栄一の養子になりながら幕末の戦いに散った平九郎。そして本当に親友のようだった喜作。

別れがつらく感じるのは、それだけ良き人に恵まれていたという事だったのだと思いました。

 

また草薙君の徳川慶喜が良かったです!!

私は、昔から徳川慶喜がなにげに好きで、だけどなんたって京から逃げ帰っちゃったものだから、かなり分が悪いっていうか。でもそんな慶喜を正面からしっかりと描いてくれたように感じました。

初回の感想の中で

>武田耕雲斎の津田寛治さん。お一人の名前でバーンでしたので、なんか感慨深いものがありました。

高島秋帆は玉木宏だし、要潤、小池徹平、高良健吾も出るし、堤真一に岸谷五朗、大谷亮平、渡辺いっけいと中年の(m(__)m)イケメン集団も好きな人たちばかりです。

と書いたのですが、皆良かったですよね。

 

「良かった、よかった。」しか感想ないのかと言われそうですが、まあ、そうなんです。

舞台が終わって、カーテンコールの拍手の時、人はあれやこれやと感想など語らない。ただ「良かったよ~。」と拍手する、それと同じです。

 

ただ今日、夫殿とランチを食べに喫茶店に行き、そこで話したことは敬三の事でした。

先週、この人はこの後どうなるのだろうかと、真夜中にパソコンでパチパチと検索していたのです。

「彼は元々学者になりたかったような人だから、この先民俗学などの研究者を多く支援するのよ。そういう人が後継者になったからこその支援で、寧ろ良かったと言えたんじゃないかしら。」と私が言うと、夫殿は

「栄一の養護施設を存続させたりで、本当に立派な一族だよな。」と言いました。

「私さ、お札に渋沢ってなった時、誰なのソレって思ったのよね。でもさ、お札になっても当然の人だったんだよね。このドラマのお蔭で、心おきなく『ありがたや~、ありがたや~。』って敬えると言うものよね。」と私。

いや、ドラマがなくてもお札には敬っていたと思うのですが(だから我が懐に来たまえ !!)、デザインに対しての愛情度が変わったと思います。

ただ一つ、難点が・・・・・・

あの栄一と本当の栄一が、脳内で一致するか否か。

吉沢栄一は、美し過ぎましたよね~(笑)

 

最後に

かっさまの

「あんたが嬉しいだけじゃなくて、みんなが嬉しいのが一番なんだで」を国会の入口にでも標語として貼っておいていただきたいものだと、意外とマジで思いました。

 

追記:

そう言えばと、思い出したので追記です。

ラストシーンの栄一がずっと走ってくるシーン、大変だったろうなと思いました。まだ来るかと言うぐらい、意外と長かったし、走り去るシーンって結構あるけれど、こっちに向かって走ってくるわけですから、その間ずっと顔がこちらを向いているわけで、「カット!」って声がかかった時、本当の笑みが浮かんだのではないかと想像してしまいました。

それから栄一の葬儀の時、沿道で見送っていた人たちは、皆それらしき恰好をしていました。その人の多さに、なんだか感動しました。

 

 

 

※ 今日、寒かったですねぇ。

そんな今日、私はやっとの思いで決意して、子供から6年ぐらい前にプレゼントしてもらった自転車を捨てました。

いまだに「失敗」なるものを繰り返している私。情けないなと思うけれど、考えてみれば、栄一だって10年頑張ってきたことが無駄になっていたりしてましたものね。(と、変な所で慰められた、今。)

あと5日で2021年も終わりって、信じられます~ ?

コメント (2)
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清澄庭園☆2021

2021-12-26 03:15:48 | お出掛け日記

前に「清澄白川」に来たのは、驚くことに2017年でした。

もうほぼ4年半も経ってしまっているなんて!!

 

その2017年の記事は→「ふらり『清澄白河』」

その時は、本当にふらりと午後から気まぐれに行ったのでお店巡りのみ。だから「清澄庭園」に行くのは久しぶりでした。その以前の「清澄庭園」の記事は→「清澄庭園」

なんと前に行ったのは2007年でした。やはりブログは役に立ちますね。

そのリンクした「清澄庭園」の記事の中に、春と夏の写真を載せたのですが、またここに晩秋または初冬のコレクションが加わるようなものですね。

だけど清澄庭園は桜や紅葉を見逃してしまうと、緑の濃さ以外ではあまり区別がつかないような気がします。

ただ違うのは、水鏡に映る様の違いでしょうか。

 

その日が無風だったと言うばかりではないような気がしてしまうのです。

ネットで検索してもまったく出てこないので、それは私の思い込みだと思うのですが、その思い込みとは何かというと、水鏡が綺麗かそうでないかは、水面が風などで揺れない事もそうですが、大気の揺らぎと言うのも関係があるのかなと思えたのです。

 

初冬の清澄庭園は、その水鏡が、本当に美しかったのです。

 

 

 

星子さんが言いました。

「背景のビルがいらないよね。」

確かに。

でもこの共存が、東京の庭園たちの定めなんだー。

また星子さん曰く。

「ここは石の庭園だと前から、そう認識していたわ。」

私―。

前に来た時も、何も思わず

「なんか歩き辛いし、転ばないようにしないとね。」と姉に言っていたような気がします。

飛び石を歩くのも、けっこう楽しい。

そして鳥などを見てのんびり~。

スマホカメラの限界は月と鳥。

(それはあなたの知識の無さと腕の問題ではと聞こえてきそうです。アドバイスがあったら、教えていただきたいものです。)

公園内を散策。

小さな島がありました。

その島から撮った風景です。

こんな鳥が !?

カモさんですよね ?

頭の頭巾のような色が可愛いなと思いました。

 

遠景で撮ったり

アップにしたり・・・

「紅葉が見頃」なんて言葉がネットに残ってしまっていて、微かに期待はあったかも知れません。

だけどやはり完全に終了していました。

それでもナイスな風景です。

 

と、言いつつ

 

やっぱりこの水鏡に紅葉が写っていたら、やっぱり綺麗だなぁと思った事でしょうね。

数は多くなくても、この場所は紅葉シーズンの穴場かもしれませんね。

また歩くと、鳥の島発見 !!

 

下の画像、現代に飲み込まれていく和の庭園と言う感じで、面白いなと思いました。

お隣の「清澄公園」なども含めて、この場所の歴史などを知るのも面白いような気がしました。

それはこちらにて→ウィキペディア「清澄庭園」

 

そして私たちは、ここを後にして、最後に再びのカフェを求めて歩き出しました。

と言うわけで、最初の記事に続く

→「清澄散歩(カフェ巡り)」

→「清澄散歩(清洲橋と萬年橋)」

 

※ 1時半頃かなと思っていたら、もうこんな時間でした。

猫ちんたちはやたら虫もいないのに天井を見るし、なんかざわつく週末です。


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清澄散歩(清洲橋と萬年橋)

2021-12-25 09:50:12 | お出掛け日記

・「清澄散歩(カフェ巡り)」の続きです。

美味しい珈琲を頂いた後、少し歩くと側面の路地に小名木川が見えてきました。その川岸に遊歩道はないのかと行ってみると、思った通りそれがあり、そこは日がよく当たるのか、もう菜の花と桜草が咲いていました。

 

ただ残念な事に、一部工事中で、私たちの行きたい方向は塞がれていましたので、また普通の道に戻り萬年橋まで出てきました。向こうに見えるのは「新小名木川水門」です。

そして次に載せた画像は、この萬年橋から清洲橋が見える風景です。

ここを訪れた翌日、星子さんからドラマの「Super rich」でこのアングルから車で乗り込むシーンがあったと教えてもらいました。この風景は知っていれば、これからもさりげないシーンでドラマもより楽しめそうな予感がしました。

清洲橋は、この萬年橋たもとから見るのが、一番美しいとされ「ケルンの眺め」と言われています。

 

隅田川テラスから。

見上げると、展望庭園の芭蕉さんが鎮座していました。

 

じゃあ、ここから眺めたからもういいかという事で、一旦はここを後にしたのですが・・・・

深川は芭蕉さんの街です。

ちょっと歩いただけでも、彼の気配があちらこちらにします。

以前訪れた時には、神社だから写真に収めたくないと言う理由で撮らなかったのですが、長い年月で「もう細かい事は、気にしない。」状態になっている私は、今回は撮ってきました。

そしてぐるりと回って同じ場所に出てきましたので、今度はしっかり「萬年橋」を撮りました。

あっ、なんか面白いな~。

などとキョロキョロしながら歩いていると、「清洲橋」が目の前に。

渡ってしまうと、やっぱり予定が変わってしまうので今回は渡りませんでしたが、「また次の機会ね。」と言っても、その機会はそうそうは来ないのですよね。

だから「今回は、ここから眺めたら良いか。」と言っていても、じゃあ、次がいつになるのか分からない事なので、やはり目の前にあったら、近くまで行くのが正解ですよね。

しっかり見に行って良かったです。橋ひとつなのに、何処かに旅に来た気分に成ったからです。

橋の上から見た風景。

この橋は、2007年に勝鬨橋・永代橋と共に国の重要文化財に指定されています。

 

 

そして、ここを後にして、私たちは「清澄庭園」に向かったのでした。

 

※こんな風に書いていたら、「勝鬨橋」「永代橋」にも行かなくちゃっていう気分にもなりますよね。

また小名木川は旧中川と隅田を結ぶ運河で、5キロの長さなんですって。人は時速4キロで歩くらしいですよね。足の短い私は3キロだとして、2時間弱で、小名木川だったら制覇できるって事かしら ?

ふふふーん~♪

またやりたい事、見つけちゃったかも^^


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清澄散歩(カフェ巡り)

2021-12-24 11:38:23 | お出掛け日記

「清澄白川でカフェ巡りしましょう。 」

と、以前から星子さんとタイミングを見計らっていました。

近頃、録画消化とお仕事ばかりしている毎日でした。(お掃除はパス!(^_^;))

21日の火曜日は久しぶりにオフになったので、ちょっと充電に行ってきました。

 

ところが火曜日は、行きたかったカフェがお休みの所が多くて、少々のガッカリ。だけどまた来る楽しみが出来たと言うものです。

それでも素敵なお店に行く事が出来ました。

カフェ巡りと言ってもですね、カフェイン摂取量はほどほどにしたいものですから、お店は3軒が良い所だと思います。で、今回も3軒。いい感じだったと思います。

清澄は家からも近いし、ふらりとまた気まぐれに行ってもイイナと思いました。

家を10時15分に出て、一枚目の写真を撮ってるのが11時半なので、これを近いと思うかどうかは人に依るとは思いますが。

街の雰囲気を楽しみながら、

 

 

 

一軒目に行ったのは、前から星子さんが気になっていたハンバーグのお店です。

お昼前に来た人には、ミニ珈琲のサービスが付くみたいでした。ラッキー♪

おまけの珈琲だったのに、美味しかったです。

ハンバーグはソースがいろいろと選べます。私はドミグラスソースのロシア風ハンバーグで、星子さんはチーズソースのオランダ風を頼みました。お昼なので、まずは腹ごしらえです。

 

このお店は、お昼には行列が出来てしまうのですって。私たちが入った時は、まだガラガラだったのに、すぐその後にあっと言う間に満席になってしまいました。

お値段も高くないし量もいっぱいで、このお店は働く人の味方だと思いました。

 

そのお店を後にして、しばらく歩きました。

住宅地や中小企業の会社が並ぶ普通の道を歩いていくと、少々不安になりました。

こんな所にカフェがあるのかしら・・・・・?

と思ったら、唐突に見えてきました。

頂いたのは、ロングブラックと言う珈琲です。

エスプレッソが有名らしいのですが、胃が弱いので、ちょっとそれは苦手です。

でもこれはお湯が付いて来て、自分で調節できるのです。

私は、やはりお湯を入れて飲みました。だけどまたそれが美味しかったのですよ。

星子さんはそのまま飲んでいましたが、お口の中がさっぱりしたと言っていました。

 

またこのお店も、私たちが行った時は、席にかなりの余裕があったのに、ふと見ると、外で待っている人が多数いました。なんだかスタートのタイミングが良かったのですね、きっと。

このお店には、美味しそうなケーキもたくさん売られていたのに、さすがにハンバーグが効いていて、ケーキ大好きの私でも気持ちが動きませんでした。でも次のチャンスがあった時は、そのケーキなども頂きたいかなと思いました。

 

そして私たちは、この後は橋巡りをして、「清澄庭園」に行きました。

その「清澄庭園」を後にして、ラストのカフェに向かいました。

既に4時近くになっていました。

清澄白川は、単なる街歩きでも面白いです。

古本屋さんが2件もあったりで、また楽しい時間を費やし、下のレトロなディスプレイの写真を撮ったのが4時18分でした。

 

やっとたどり着いたお店に、結果から言うと入りませんでした。

コーヒーの味の評価が高いらしいので、興味は凄くあったのですが、既に満席の状態だったのです。そのお店は、テーブルがなくて椅子のみ。つまり、本当に珈琲を飲ませるためのお店なのかなと思いました。最初、そのお店に気がつかず、信号を渡ってしまいました。その時、二人の人がそのお店に入っていくのが視界に入っていました。

「あらッ、嫌だ。ここじゃないの。」と戻って店内を見たら既にいっぱいという事で、ここでは、タイミングを逃したという事なんですね。

実は離れて座れば席は二つだけあったのです。

だけど一日の終わりにそれでは寂しいような気がしました。

「じゃ、どうする ?」と言うと、

「ちょっと離れているけれど、もう一軒ある。」と星子さん。

ここから14分と聞いて、なーんだ、14分かと思ったけれど、夕方の14分は、口には出さなかったけれど、ちょっとうんざり~とはしてました。

 

そしてへとへとになりながら辿り着いたお店で頂いたのは、スペシャル珈琲。この珈琲だけがマグで頂けたからそれをチョイスしたのです。

私はお店で、紙カップやプラスチックのカップで飲むのって、はっきり言って嫌いなんです。だからかなり長い間スタバも避けていた人なので。でもいつも最後は「どうでも良いや、そんな事は。」と思う人なので、今はほとんど妥協していますが、二者選択があるのなら、私はマグカップで頂きたいと思います。

ちょっと、「えっ!?」みたいになりますか?

 

ここは珈琲豆の焙煎工場 ?

良い雰囲気でした。

もちろん珈琲も美味しかったです。

そう言えば、って、いつもブログを書いている時に思いだすことが多いのですが、私がそのコーヒを頼むときにお店のお兄さんが

「それだと600円なんですが、よろしいでしょうか?」と言ったのです。

「はぁ ? はい。」と言う、おまぬけな私の返事。

他の珈琲は、もう確認できない事ですが皆500円以下だったような気がします。

豆屋さんのカフェなら、ちょっと安かったのかもしれませんね。

 

じゃあ、私のスペシャル珈琲のブレンドは、ほかで飲んだらもっとお高かったかしらと考えるか、いや、それはカップを洗う手間賃さと考えるべきか、そこが問題だ・・・・(笑)

でも聞いてくれるなんて、やっぱり良心的だと、私は思いました。

 

外に出ると、もう真っ暗。

寂しい~ !!

でもこの時、時間はまだ5時6分。(このお店での滞在時間25分強。いいお客さんと言えるんじゃないかしら、私たち^^)

清澄白川の駅までは、またちょっと歩きましたが頑張りました。

その日は、14757歩歩きました。その前日は家に居て、スマホを持って歩いていないからですが、60歩になっていましたから、、やっぱり頑張ったと言っても良いでしょう(笑)

「清澄散歩」はまた「橋巡り」や「清澄庭園」の記事に続くと思います。

 

※ 今日は冷蔵庫のお掃除だけは、絶対にやります ♪

野菜室の整理だけは定期的にやっていますが、ここの所ちょっとサボっていたら、奥の方のキュウリさんが・・・・ああ・・・・

 

 


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相棒20 第10話「紅茶のおいしい喫茶店」

2021-12-23 01:20:50 | ドラマ(相棒)

本当に詐欺師って許せないですよね。

しかもこの詐欺師は、自分の身が危なくなってくると、トカゲのしっぽ切りのように部下を殺して罪をかぶせ、自分はずっと水面下に居続けた男だったのですからね。

ずっとずっと昔から・・・・・。

 

しかしこの喫茶店のオーナーは、最初から怪しいと感じていた人は多かったのではないですか。

もちろんこの人がゲストだからと言う、サスペンスドラマとしては邪道な(ある意味正当な)見方もありますが、疲れてしまうのでお店を開けたり閉めたりと気まぐれって、絶対に、この男は何かあるなと思いました。

右京は、スペシャルな紅茶や去年の紅茶についての反応や返事に、違和感を感じていましたね。

私は右京のブレンドしたお茶に対しての反応で、「おかしいな、やっぱり」と思いました。

「好き」と「知識」は必ずしも一致しない場合もあります。

だけど紅茶好きなら、「試飲してください。」って言われたら、すぐにでも飲んでみたくなると言うものでしょう。それもあくまでも私の感覚だけ思う事も知れませんが、あの反応はないと思うのですよね。

あんな風に保温容器に入れて、後から飲もうとするなんて !

いや、飲もうなんてしなかったのですよね。

しかもそれを、第2の殺人に利用すると言う・・・!?

そこ、もっと右京は怒っても良いと思いました。

 

ラストはあの喫茶店の常連客だった、孤独な女性に「お茶飲み友達」になって下さいと言う右京。

なんだかホンワリとしました。

何とはなしに、面白いお話で好きだなと思えました。

 

ところで今回、タイトルを見て、口ずさんでしまった人は多数いたと、推察しました(笑)

紅茶が美味しい喫茶店は、あちらこちらにあると思いますが、この「紅茶のおいしい喫茶店」で、メロディが思い浮かんでくるなんて、やっぱりあの曲は歌詞・曲共に名曲でしたね。

その歌詞は、吉田拓郎氏の曲にも多数作詞した喜多條忠さんが書いていました。

その喜多條さんは、今年2021年11月22日にお亡くなりになりました。

 

今年の「相棒」はこれで最後。

2021年も終わっていきますね。

 

ハロー☆グッバイ 柏原よしえ('81)


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完全版「あらしのよるに」

2021-12-22 00:08:50 | ユーモレスクを聴きながら(book)

以前、韓流ドラマの「主君の太陽」を見た時に、この「あらしのよるに」が作中に紹介されていました。

その感想は→「主君の太陽」を見ました。

その中でも書きましたが、かなり話題になった「あらしのよるに」と言う作品は知っていましたが、その先の続編には興味もわかず、あらしの夜に出会った狼とヤギが、その後どうなったのかまったく知りませんでした。

と言うわけで、読んでみました。

「完全版」は、

第1章 あらしのよるに

第2章 あるはれたひに

第3章 くものきれまに

第4章 きりのなかで

第5章 どしゃぶりのひに

第6章 ふぶきのあした

第7章 まんげつのよるに

と言う内容です。

絵本だったら7冊になるのでしょうか。

この二匹を難しく何かの比喩とも思わずに、この世界感の中でただ物語を追って楽しめば、大人も楽しめるファンタジーだと思いました。

私は単純な人なので、このラストに満足し瞼を濡らしました。

思うに「主君の太陽」のドラマは、最後の7冊目が描かれる前に取り上げられたのだと思いました。

狼のガブとヤギのメイが最後にどうなったのか、見届けたい方は、この完全版をお勧めします。

感想は、この本の紹介の下からです。

 

〈ラストは書いていませんが、軽くネタバレしています。〉

「あらしのよるに」、真っ暗な小屋に、その叩きつけるような雨を逃れてヤギが避難していました。そこに足をくじいた狼が杖を突きながら入ってくるのです。コツン、コツンと言う杖の音を、ヤギは蹄の音と勘違いし仲間だと思って話しかけるのでした。

私たちって、本当に気が合いますね。

今度晴れた日に会いましょう。合言葉は「あらしのよるに」ですね。

と言って、2匹は去って行くわけですが、なんて言うか、アイデアの勝ちだなと思える物語ー。

ヤギと狼の物語なのに、スリルとサスペンスで、これを読んだ子供たちは、きっとドキドキワクワク、そしてハラハラしたに違いありません。

私の子供が小さかったならば、きっととっても喜んだと思います。

そして

「それでどうしたの ?」と言う子供に

「ここで終わりだよ。君はどうなったと思う?」と私は言ったでしょう。

すると子供たちは、一日中ボーっとして、続きを考える―。

本当は、このお話はここで終わりだったと思うのです。素晴らしい傑作ですね。

 

だけどこの続きを望む人たちの要望に応えて、作者は書き続けたのです。その時から、これはスリルとサスペンスの物語ではなくなり、ヒューマンドラマに変わっていったのだと思います。

2匹は仲間に知られてはいけないヒミツの友達であり、だけど決して裏切らない友達でもありました。

その秘密がばれてしまった時、メイはヤギの群れから追われ、ガブは裏切り者として仲間から追われるようになります。2匹はどうやって狼たちから逃れられるのか、彼らの未来はどうなるのか・・・・って、まるで本当に大恋愛ドラマみたいですね^^

 

第6章「ふぶきのあした」で、作者は終わりだと思って書いたらしいです。本当にクライマックスと言う感じで、先にも書きましたが、涙が滲みました。1話のような斬新なアイデアは無くても、美しい文章で胸に突き刺さりました。

だけどその終わりでは、世間が許してくれなかったようです。

「主君の太陽」で言っていた、「より愛した方が死ぬのです。」部分です。

私も「いやだぁ、いやだぁ」と思いました。

そして第7章「まんげつのよるに」が生まれたのですね。

 

なんて言うか、美しく切なく残されてしまった者がさすらう姿に、また涙する私。

そしてー。

またも最大のクライマックスが訪れるのでした。

 

このラストには、ほとんどの方が満足するのではと思います。

この作品は、その後アニメにもなり映画にもなったのですね。

 

またこの作品によって、作者のその後の人生は、ちょっと変わったのではないかと私は思ってしまいました。

(単に『思ってしまった。』だけです。)

今日、お友達にこの話をしましたら、

「あのワニの話と一緒ね。」と言われ、ああ、なるほどなと思いました。

(あくまでもお友達の感想です。)

だけど世の中には、その後の人生をきっと変えるだろうと言うようなアイデアが閃くことがあると思うのです。

そして私はそれは(怖いけれど)、素敵な事だなと思っているのです。

 

↓ アマプラの、映画の紹介です。今の時点では有料です。だけど声優が中村獅童さんと成宮君なので、ちょっと興味ありです。

 

 

 

 


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お出掛け後の楽しみは

2021-12-18 18:49:47 | 梢は歌う(日記)

お出掛けした後、その後は写真を見たり編集したり、またはブログを書いたりと、ブログを書く人はまたそれなりに楽しさの余韻が続いたりもするじゃないですか。

だけどそれ以外でも、楽しさの余韻が続く時がありますよね。

 

1.

 

少し前になってしまいましたが、10月24日に「横浜イングリッシュガーデン」を訪れましたが、その時に春にはゲット出来なかった薔薇ジャムを買ってきました。薔薇ジャムが大好きです。

だけどスーパーなどには売っていません。

パンなどに付ける事はほとんどなくて、紅茶に入れたりヨーグルトに入れたりしています。

 

あっと言う間に無くなってしまって、なぜ2個買っておかなかったのかと悔いています。

その時かって来たお土産で他には

 こんなのも。

クゥちゃんとあんずさんと、そしてももちゃん。

こんな小皿をゲットできてラッキーだったと思いました。

 

 そしてこのペーパーナプキンは、四面が同じ柄。絵が可愛いので買い求めたものですが、広げて使うのは使い辛い感じで、またどうしようかと思い悩むことも楽しいです。

 

2

11月19日に「庭園美術館」に行きましたが、その時買い求めてきた絵葉書は、最初からトップ画像のように飾ろうと思っていました。

額は百均で調達したものですが、「庭園美術館」に行く前々日にスノウさんの家に行く時に、姉妹が写っている写真をコンビニで初めてプリントアウトしてきました。その時に百均でその写真を入れるフレームを探していた時に、三枚写真が入るそのフレームを見つけていました。それで「庭園美術館」で花の絵を見ていた時に、こんな風にしようと、3枚絵葉書を買って来たのです。

ここで買ったお茶は、先日妹の名都さんが来た時に初めて使いました。

 

3

11月23日に行った「小石川植物館」では、枯れ葉を拾ってきました。

 

 

お土産にしようと思ったら、買えるものはあったのですが、いつも何かを買ってるわけではないのですよ。

それで拾ってきた落ち葉で作った飾りが・・・・

 

4.

本土寺では・・・・特に何も拾ってない・・・(笑)

 

だけどお寺前のお店で買ってきたものは、実は「子持ちきくらげ」です。これもスーパーには売ってない。だけど大好きで、こういうお土産屋さんで売ってると買い求める事が多いです。

あともうこんなに少なくなっちゃったと言う時に、撮った写真。

そしてもう無い !!!

 

またどこかに出掛けて買い求めてきたいものです。♪

お出掛けした後に、ちょっとしたお土産や貰ってきたチラシ、拾って来た葉っぱや石などで、その後の楽しい時間をまた持てることは幸せな事ですね。


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