森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒season23第16話「花は咲く場所を選ばない」

2025-02-23 13:55:06 | ドラマ(相棒)

一つ前の、黒猫クウちゃん、やんちゃ姫あんずさん、そしてももちゃんの画像が載っている「猫の日☆2025」もよろしくお願いします。

當銘啓太さんって、(とうめけいた)って読むのですって。

確か「相棒」のシナリオは初めてですよね。

初めてだから厳しいことを言ってしまうわけじゃないけれど、登場人物が出揃ったところで、犯人から動機まで分かっちゃうドラマは「相棒」では通用しないと思います。

確かに敬愛する画家先生のプライドを守るためと言っていたように思うのですが、私にはしょせんお金じゃないのと思えてしまいました。

 

親の名前で、優遇されたり冷遇されたりでは嫌になりますね。

虻川希美も倉田ひかりも、それぞれ自分の道を突き進めばいいですね。他の人たちの思惑など関係なく。

しかし赤ちゃんの取り違えの話って、いつも胸が痛くなります。

子供は本当の娘じゃなくても愛してくれるのかと悩みます。

でもそれは親だって同じだと思います。

それに倉田ひかりの両親は亡くなっているのですよね。

私だったら欲深く、この子もあの子もみんな私の子どもみたいになってしまいそうです。

 

何となく、虻川希美のお母さんは、余裕がある感じでしたね。

時間はあるわ。ゆっくり話し合っていきましょう。と言いました。本当の子供に会って号泣すると言うこともなく。物足りなかったです。

そんなにクールには行かないでしょう。と、私は思うのですが。

 

視聴率も10を切ってしまいました。

だけどこれに懲りずに、また面白いものを書いていただけると良いですね。

楽しみにしています。

 

 

 

 


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相棒season23第13話・14話と15話「キャスリング」

2025-02-13 01:18:14 | ドラマ(相棒)

別に書かなくても良いような気もするのですが、なんだか習慣になっているものが抜けると、宿題をやり忘れた子供のような気持ちになるって、それはどういうことなのかしら。

もっと他の事で、そう言う気持ちになることが大事なんじゃないかしら。

と思いつつ・・・・・

書いてなかった回の感想も、書いておくことにします。

 

13話

「レジリエンス」・・・・この言葉、心理学的な言葉らしいですね。

あまり単純な言葉じゃないみたいです。だから何でもカタカナ英語の世の中になっていますが、そうそうには使われないのではないかしら。

それとも、もう世の中の人は使っているのでしょうか。意味を単純化させて・・・。

このドラマの中でも少々そんな傾向を感じました。

「回復力」・・・・と捉えればいいのでしょうか。

罪悪感からさえも人は回復して、やり直しの人生を送っていくことが出来る・・・・。

被害者はずっと苦しんでいると言うのに。

決してつまらない物語ではなかったです。むしろ斬新な面白さがありました。

ただ私的には、少し気持ちが追い付いていきませんでした。

正義感から出た行動とはいえ、意思を持って殺した青年の母親に、近づいて目撃者捜しのチラシを配ったり支えたりして、どう考えても客観的に見たら、彼はサイコパスじゃないですか。

「愛してしまった」と言うのは便利な言葉だなと思いました。

これ、演出次第で、相当恐ろしいお話になってしまうと思いました。

漫画に影響されて、「ずっと君を守る」と言う誓いが、歪んで達成されてしまいました。

自分の言った言葉に縛られることって、あると思います。まじめな性格ゆえに、彼の元警官だった平井の落ちてしまった罠がそこにあったと思いました。

そして少女の描いた漫画の通りに復讐を果たしました。それは本当に少女の望んだことではなかったと思います。殺してやりたいと思い、自分の作品の中で昇華させたのかも知れません。その時はそうは思っていなくても。「殺してやりたい。」と思うことと、実際に手を出すと言うことは全く次元の違うことなのですから。

その後、殺した青年の母親を信頼させて、その母親が死に至る病であると知ると、犯人を知りたいと言う彼女の最後の望みを叶えるべく自首(って言うのかな)をしました。

って、なんか綺麗に描かれていたような気がするのですが、「歪んだ世界の愛」みたいな感じがしました。

これ、起きた出来事を脳内で再生してみると、私的にはそうとうキモっ!!ってなっちゃう。

ところが一番違和感を感じたのが、ひとり少女が、少しずつ立ち直り特命係に、「歩いていく」みたいな小作品を送って来て、最後に救われたみたいな気持ちに、たぶん多くの方がなったと思うのです。でも私、この少女があの漫画を描いている時に、ひとりで「ふふふ」と言うような笑いがこぼれたりしていたほうが、ずっと納得がいきました。

又はふふふと笑いながら泣くとか・・・・。

「相棒」はサスペンスですから。

実は見た直後は、そう言う感想ではなかったのです。

合わないパズルを無理やり押し込んだようなドラマでも、かなりの重さを感じインパクトも大きかったです。

それと言うのもゲストの和泉元彌さんが良かったからだと思います。

(あくまでも私が思っているだけですが、この方勿体ない。もっと静かにキャリアだけを積んでいたら、今以上に評価される俳優さんになれたような気がするのですが。)

 

14話「中園照生の受難」

なんだか盆栽教室のシーンが楽しそうで、近所にあったら私も行きたいなと思いました。

ただし庭に死体が埋まってないお教室に。

中園参事官、その盆栽教室では明るくて人気者だったとか。

なんか分かるような気がします。大きなお目々も可愛らしいですものね。

目撃された不倫シーンが、どう中園拉致事件にかかわっていくのかとその流れも面白かったですね。

 

15話「キャスリング」

キャスリング(castling、キングの入城)は、チェスにおける指し手の一つである。キングとルークを一手で同時に動かす特殊な動きのことを指す。】

キャスリング - Wikipedia

なんか、やっぱり徳永富彦さんって、果敢に攻めるなって思いました。

唯一生き残った被害者遺族を犯人と思って、落としに来たのかと思いきや・・・・。

だけど徐々に、これはその逆だなと感じましたね。

 

ある日、明るい声で「ただいま~」と帰ってきたら、リビングで妻と子供は血まみれになって死んでいたのです。

その日に限って、予定の無くなった時間を、独身の時みたいに自由を楽しんでしまった。その日に限って、なぜ・・・・なぜ・・・

大事な人を失った苦しみの刃は、ただ犯人への憎しみだけに向かうものではなく、自分の心にも刺さってしまったのでしょう。

 

撮影もいろいろと大変だったと思いました。

なんたって薫ちゃんも右京さんも、一回は死んでしまっていますものね。

薫ちゃんの方が受難は大きかったと思いますが。^^

 

今の本当の住まいは、ひとりで暮らす侘しい部屋で、なんかそれを思うと、悲しみで胸がいっぱいになりました。

そして佐野史郎さん、元気になられて本当に良かったなと思いました。

この回、もう一回見ます。

再生の物語、好きです。心理戦・頭脳戦的会話、みな好きですから。

 

最後に、美和子スペシャルはリアル世界の出来事 ?

薫ちゃんは、その受難からは逃れられなかったかもね。

 


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相棒season23 第12話「細かいことが気になる患者」

2025-01-24 17:58:59 | ドラマ(相棒)

今回のライターさんは、真野勝成さん。

その彼がXで呟いていたのですが、・・・・

そのまま載せた方が良いですね。

 

と言うより、2018年のシーズン17以来ですよ~。

じゃあ、その2018年はどんなドラマだったかと言うと

相棒17第9話「刑事一人」

なんかイタミンが頑張ったという感じなのですが、その感想、読むだけじゃ、自分でもさっぱり何が言いたいのか分からないと言うトンチキな感想でした(;^_^A

たぶん見た直後だったら、「ああ、なるほどね。」って分かるのですよね。

相棒17第4話「バクハン」

こちらもとっ散らかった感想なのですが、読み直すと、もろもろ様々な気持ちが蘇ってきました。

両方とも面白かったです。

 

ギュッと詰め込んで全部回収という感じが、このライターさんの素敵な所だと思います。

右京さんが、細かいことに拘るのは、脳波が細かい事に原因があったのでしょうか(な、わけあるかーい・・・・とは思うが、微妙な説得力が(笑))

 

この詐欺集団側からしたら、一番の悲劇は、この病院にたまたま杉下右京が入院していたってことですよね。

だけど手の込んだ下準備に、「これだけの事をするんだったら、まじめに働けばいいのに。」と言った薫に激しく同意しちゃいますよね。

因みにいつもセリフは不正確ですので、悪しからず。

そして右京の

「そもそも本当に頭がいい人間は、詐欺師なんかにはならないんですよ。」にもスカッとするものを感じました。

 

しかし、詐欺集団のメンバーも美人にイケメンに頭脳明晰と、みなかなり魅力的。そちらサイドで悪人を騙すと言うドラマを作ったら、またそれはそれで見ちゃいそうで、そこには現実と虚構の何か得体のしれない溝があるような気がしたのです。

 

だけどこのストーリの中では、保護されて当然だったライリー・櫻井の少年時代に出会ってしまったのが、スマイリーとか言うロマンス詐欺師だったのが、不運だったのかも知れませんね。

そのスマイリーの成れの果てをしっかり描き、捕まったライリーの話を、小さなことまで聞き逃さないように取り調べをすると言った右京・薫・ライリーの姿に、立ち直れる明日を見たような気持ちになりました。

 

面白かったし、女性患者が、亡くなった後には遺産を病院の為に残すと言った提案があった事も、良かったと思いました。

ああ、確かにギュッと詰め込んで全部回収のライターさんでしたものね。

 

ああ、だけど私、一つだけ気になったところがあったのです。

お金・・・・確かに諭吉もいたよ。

でも渋沢栄一目立ってました。半分以上だったような気がするのですが、このお金、2024年の7月からでしょう。

社員(詐欺師たち)のみんなが海外に遊びに行ってるときに、彼はお金を仕舞いに来ていたのだから、何となく辻褄は合っているのかも知れませんが、最初の頃はそんなに栄吉はでまわってなくて、最初は諭吉が手元にあったと思うんです。今になってようやく10万下ろしたらみな栄吉って感じになってきたと思うのですが、諭吉は、そうそう消えはしませんでしたよね。

違和感、かんじたな~!!

えっ、煩いって!?

仕方がないですよね。「相棒」ファンは、細かいところが気になる悪い癖の持ち主が多数いるのですから(笑)

脳波は正常だと思いますが・・・。

 

あとさぁ、あの「素晴らしいウソ野郎」でしたっけ。

あれは、「スティング」の事かな。

あの映画は痛快で傑作よね。ほらね。詐欺師の話、騙す相手が悪人だと、むしろみんな好きなんじゃないかな。

 


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相棒season23 第11話「33人の亀山薫」

2025-01-16 23:42:11 | ドラマ(相棒)

画像は記事とは関係のないもので、義母の作品です。

※             ※                ※

 

今回のライターさんは川﨑龍太さん。

やっぱりこの方は、アイデアありきの人だなと思いました。

面白いですよね。

「亀山薫の会」。

殺されたのも亀山薫。犯人も亀山薫。捜査したのも亀山薫。

そして昔々の薫と右京の映像が流れたのも懐かしかったですね。二人とも若くて、お肌なんか艶々してました。その時のテレビに流れた映像で、亀山薫と言う名が世に知れ渡り、それから徐々に「亀山薫の会」が出来上がっていったという・・・・・

ふと皆さんも、同姓同名の人はどのくらいいるんだろうかと考えたりしませんでしたか。

思わず自分の名前で検索なんかかけちゃったりして(笑)

実は私、今の名前だと少々著名人が出てくるんですよ。

ちょっと日本には多い苗字なので。

だけど旧姓で検索しても、ひとりも出てきません。それって嬉しいのか、それとも寂しいのか・・・・。

著名人に限定しなければ、その旧姓は全国に74000人もいるらしいので、きっと同姓同名の人はいると思います。

「同姓同名の会」、私は面白いし素敵なことだなと感じたのですが・・・。

 

なんだか「亀山薫の会」はトンデモナイことになってしまいましたね。

なまじ同じ名前だったから、人の人生が羨ましくなってしまったのでしょうか。

一流の会社、それに見合った仕事や報酬・・・。でもそこに行きつくまでのその人の努力とかは思いが行かなかったのでしょうか。

いや、何も深くは考えなかったのでしょう。ちょっとした都合のいい悪ふざけ。自分にとって良いように利用しても、少しは良いのではないかというように彼は思ったのでしょうか。。

それがその悲劇を生んでしまったのですよね。

殺されてしまった亀山薫は、何もない楽しいお酒の集まりの時は、「同じ亀山薫じゃないですか。」と言っていました。彼の本心を引きずり出してしまったのは、いわれのない他者からの暴力だったと思います。自分は何もやっていないはずなのに、酷い暴力を受けて、それの原因が自分を名乗っていた亀山薫だったと思ったら、言ってはいけない言葉も出てしまったのでしょう。

「お前は出来損ないの亀山薫だ。」と。

その犯人の男、亀山薫も最初は感じのいい男に感じさせるものがありました。だけどやっぱりろくでもない亀山薫でしたね。わざわざ名刺を作成したのですよ。その名詞、ちゃんと名詞屋さんに印刷してもらったのでしょうか。それにそれだけのエネルギーを使うと言うだけで、ちょっとした都合のいい悪ふざけには思えませんよね。

 

やたらいちいち小うるさい若い女性がいたり、会場内で財布などを盗み出し、その中から情報を盗んでいた若い男がいたり、事件を引っ掻き回す怪しいおばさんがいたりと、面白いような気がした割には意外と普通で退屈だなと思っている私が居たり・・・・とか(笑)

 

ちょっと関係のないような話になりますが、韓国ドラマはある種の沼。だから今はちょっとその沼に嵌らないように離れています。

でもかなり昔、やはりその沼に嵌りそうになった時代があったのです。

「天国の階段」とかそのあたり・・・。ところがその時、そう言えば、世の中の人が皆嵌って騒いでいる「冬のソナタ」を見ていないと見始めて、かなり前半で視聴を止めました。記憶喪失に失明・・・・そうそう起きることじゃないことが、その頃の韓国ドラマには起きる頻度が高くて、急に「飽きた」のです。

そうそう起きないだろうと思うことが頻繁に起きるー。

子供が幼い頃に手放してしまう母。

確かにそう言うことはある。だから施設とかが存在するのですから。だけどそれでもそれはそうそうには起きないことだと思います。

だけど「相棒」、多すぎます、それが。(つまりこのライターさんがむにゃむにゃ)

そこが私的にはちょっとなと思ってしまった部分なのですが、それなのに最後にその女性が

「薫~!! 薫~!!」と名前を呼んだとき、ちょっとウルっと来ちゃいました(;^_^A

「私には名乗る資格がない。」と言ってからの「薫~!!」までの間に、何があったのか分からないほど早かったわけですが、やはりそこは我慢が出来ない親心だったのではないでしょうか。

 

次回のライターさんは真野勝成さん。

なんかお久しぶりですね。シーズン17以来みたいです。

この方今は何をメインにと思ったら、どうもマンガの原作を書いていらっしゃるみたいですね。

というわけで、次回も楽しみです。

 

 

 


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相棒season23第10話「雨やどり」

2025-01-10 02:28:22 | ドラマ(相棒)
今回の脚本は光益義幸さん。
少々期待していました。
好きなライターさんです。
 
 
みんないいお話でしたね。
 
そして今回も。
 
それになにげに学んでしまいました。
 
 
『一樹の陰一河の流れも他生の縁』とは、
「同じ木陰に宿ったり,同じ川の水を汲んだりするのも,前世からの因縁である。どんな小さな出会いでも深い因縁があってのことである。一樹の陰。袖振り合うも多生の縁。」
 
たいがいはそう言う縁も、一期一会で終わっていくものだと思いますが、それでもこういう言葉を聞くと、そんな出会いであっても大事にしていかなければと思います。
 
今回のお話の一番のどんでん返しと言うか、種明かし的な部分は、塔子が大切にしていた傘の秘密だったのではないでしょうか。
 
散歩する姿を何度も見かけて憧れていた人に、偶然雨の日の美術館で会った。勇気を出して話しかけた健吾。
そしてそれから二人の時間は共に進みだしました。
 
だけどそこから健吾の家の盗難事件、塔子の親代わりの殺人事件と物語は進んでしまうのでした。
(まあ、「相棒」なので、それが無かったら困りますものね(;^_^A)
 
実は塔子は、最初から計画して健吾に近づいていました。
 
犯罪の為に?
 
そうではなかったのでした。
 
二人の縁は、二人が子供だった時に始めっていたのです。
 
 
ちょっとここで、私は「夏目アラタの結婚」の映画版を思い出してしまいました。
(見た方、いらっしゃいますか?)
 
よくイジメなんかで、やられた方は一生忘れないけれど、やった方は覚えてさえいないなどと言うじゃないですか。
でもそれって、良い方にも言えるのではないかしら。
 
優しくした方は忘れてしまうけれど、してもらった方はずっとずっと覚えている・・・・・・・
 
愛のない子供時代を送っていた塔子。雨の中で渡された傘は本当に嬉しくて、その嬉しさが伝わってくる映像でしたね。
 
しかし、健吾は塔子が持っていた傘を「良い傘ですね。」などと褒めっちゃったりして、自分が作ったのだと分からなかったのかなどと、多少思ってしまったのは私だけではないと思いました(笑)
 
彼女の傘は、もうボロボロ。大切な人に貰ったからボロボロでも手放せなくてと語る塔子には、また違う過去の物語があるのだと思いました。だけどそれがこういうオチになるとはね。
 
そして自分を恥じて、すべてが解決した後も健吾に会おうとしない塔子に、彼は自分の作った傘を右京たちに渡してもらいます。
その傘のテーマが「一樹の陰」。
緑色の傘を開くと、中はたくさんの花たちであふれているデザインでとっても素敵だと思いました。
 
きっと雨の日、二人はまた美術館で・・・・・なーんてことを考えてしまった最後でした。
 
素敵でしたね。
 
 
アッ、なんか、健吾と塔子の事ばかり書いて、刑事ドラマの感想なのに、事件の事を何も書いていませんでしたね(;^_^A
でもまあ、事件的には普通・・・・かな。
 
血の中に残っていた白い部分の形を「ああ、傘ですね。」とすぐに分かったのは、別に右京が凄い人だからではなくて、たまたま前日にその傘のチャームを見ていたからで(その形を覚えていて即座に傘と言う所は流石なのかも。)、サスペンス偶然あるあるのような気がしました。
 
普通と言っても、あの目撃者のおじさんは窃盗犯を追いかけなければ死ななかったわけで、気の毒だと思いました。しかしながら、胸に本人ものではない毛髪が付いていたのに、そこで右京が見つけなければ、このおじさんの死はの真相は闇の中になってしまったのでしょうか。そこはちょっとなと思ってしまったわけですが、他の部分が良かったので、私的にはどうでも良いかってなっていました^^
 
 
大雨じゃ困りますが、雨の日は美術館に行くって、ちょっと素敵な感じ。
私って影響されやすいからなぁ・・・・・(;^_^A
 
 
 
 

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相棒season23 元日スペシャル第9話「最後の一日」

2025-01-07 23:23:48 | ドラマ(相棒)

お正月も終わって、家族のお仕事も始まりました。私は家事の合間に、お正月の特番ドラマなどを見ています。

だいたい年末から年明けは、いつもドラマブログになっています。

順番から言うと、遅れている「相棒」の感想になるわけですが、元日スペシャルの感想の前に抜けてしまっている7話と8話の感想をほんの少しだけ書いておきたいと思います。

そんなに全話感想に拘らなくてもと思うのですが、これはもう惰性と習慣と言うようなものですね。

7話の時、夫が「相棒」が始まった時に、お風呂に入るというので「見ないの?」と聞くと、「もう飽きた。」と言いました。

もうこれは面白いとかつまらないとかの問題ではないのですよね。

飽きたのですよね。仕方がないことですよ。なんたって23年も(22年と言うべきなのかな。)やっていて、それを見続けているのですよ。作っている方々も凄いけれど、見続けている私たちも凄いと思いますよ。

 

第7話「復讐者は笑わない」は、ある意味、敢えて書いておきたい回でした。なぜなら視聴率が10を切ってしまった回だったからです。

プライド高くこの役に向かい合っている水谷さんは、どんな風にこの数字を受け止めたのでしょうか。それとも数字に関してはスルーなのでしょうか(そうは思えないのですが。)

この回は、久しぶりに元捜一の三浦さんが出演しました。お話も元恋人、または遺族の許せぬ想いを描いていて、しみじみとしたものもあり「相棒」らしいものだったと思います。そして普通の人は、憎むべき者が目の前にいても、だからと言ってそうそう殺すことなど出来ないことなのだということをリアルに描いていたことに好感が持てました。ただ長く拉致されていた男が、心の中で憎しみを増幅させるのは分かるにしても、心が病むことは無いのか。またその肉体は解き放たれたからと言って、すぐに普通に動けるものなのかと言うところなどが疑問に残りました。

あと、そこは私らしい感想なのですが、元婚約者と被害者の父親のイメージが凄く似ていて、いつものように眠い時間に見ていたら、なんか寝ぼけていたのか混乱してしまいました。リアルタイムで見たはずなのに、それで翌日もう一回見直したのです。(だんだんボケていくなぁ(;^_^A)

第8話「瞳の中のあなた」

7話も8話もライターは川崎龍太さん。

この方、相棒season22第15話「マッターホルンの殺人」

のライターさんで、その記事の中に書いた感想と今回もほぼ同じです。

ラスト、チャップリンの「街の灯り」を思い出した方、多数いたのではないかと私は思いました。

 

そしてようやく第9話「最後の一日」の感想です。

陣川君・・・・・ああ、やっぱり。

私、もう前から本当に思っているのですが、もういい歳なんだから結婚させてやりなさいよ。きっとそれはそれで面白いと思うのですよね。だけど最初に彼が右京に言ったプレゼントの事が、最後の薫への贈り物に繋がるなんて粋だったなと思いました。右京は陣川君に反論していたと思っていたのに、ちゃんと言うことを聞いていたのですね。大切な人に贈り物をするというのは、大事な事であり素敵なことですね。

ああなってこうなってと盛沢山な感じが面白かったです。(雑な感想)

ゲスな奴は最後に報いを受けるという展開も、ざまあみろと思えて良かったです。

ただ伊地知が第九を聴いて喜んでいるシーン見て、思わず第九が穢れるわと思ってしまいました。そんな風に思わせる伊地知は石丸謙二郎さん。こういう役も上手ですよね。

今回ゲストが髙嶋政伸さん。

彼が演じる桧山は生番組で、娘を誘拐したというジョーカーの言うがままに、今までの浮気や経歴詐称などの件を告白する羽目に陥ってしまいます。

最初は止めに入っていたテレビ局も、事情を知ってからは、無理やり番組を続行することになりますが、そこはちょっと首を傾げてしまいました。状況は分かった時点で、そこは放送作家か誰かが、彼の告白に唐突感が出ないような繋ぎの言葉を作ったりしないのでしょうか。

それにこんな告白、番組的には滅茶苦茶美味しいのではないのかしら。

これ、生番組だったのでしょう。

だったら、もうネットライターさんたちも、この番組にくぎ付けで、バンバンとスマホやパソコンに彼の告白が流れてきますよね。もうみんなPV稼いじゃいますよ、きっと。

今回、面白かったのですが、こういうサスペンスにありがちな偶然の連続は・・・・やっぱり目を瞑るべきですね^^

イタミンと薫、それに鑑識の益子が、警察学校の同期の澤田菜穂(櫻井淳子)の家に、訪れて夫の澤田(藤本隆宏)を紹介されますが・・・・

この家でのシーンは面白かったので、たまたまの偶然であっても、まっ良いかってところです(上から(;^_^A)

 

ただ私、ドラマと言えども思っちゃうんですよ。

この出産した女性は、ひとりで子供を育てなければならないのですよ。育てながら殺人未遂で捕まった子の父を待つのでしょうか。

お人よしの陣川君が、彼が出てくるまで、何かと手を差し伸べるのでしょうか。

またすべてのキャリアを失い打樋がれる桧山に、子供と妻は彼を許し三人で仲睦まじく去っていきます。

今まで華々しく活躍してきたのだから、彼には貯金があるのだろうか。だからきっとしばらくは大丈夫に違いない。子と妻の支えがあったら、またいつか復活していくのだ、きっと。いやだけどあの弟はどうなるんだ、その間は。まあ、彼は彼で何とかなるだろう。

なーんてこと、あなた、考えません?

 

というわけで、惰性と習慣で書いている「相棒」の感想ですが、今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 


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相棒season23 第6話「薔薇と髭の夜明け」

2024-11-28 23:53:40 | ドラマ(相棒)

ヒロコママを見ていると、お友達を思い出してしまいます。

体形と髪型から連想してしまうのですが、お料理上手で優しい所からも、ああ彼女にそっくりだななんて思ってしまうのでした。

またヒロコママを見ると、2009年に下北沢に「ワンダーガーデン」と言うお芝居を観に行った時に、その俳優さんが同じく見に来ていた事を思い出すのでした。

ワンダーガーデン

昨日、この記事を書き始めたのですが、ついついその時のお芝居の事とか、その花組芝居という劇団の今なんかを調べちゃって、この先が書けませんでした。

いつも枝葉が広がってしまう私なので、時には集中しなくては (;^_^A

 

だけどヒロコママが出てくる回になると、彼女に似ているお友達のことと、下北沢でヒロコママの中の人に会った話は、毎回言ってるように思います。

いや、むしろ言いたいのよね、きっと。

 

でお話の感想ですが、やっぱり岩下悠子さんは昔ながらの「相棒」らしい「相棒」を書く人だなと思いました。

お話は二転三転しているように見えて、そして確かに悪人がいるんですよね。

だけどその底辺にあるのは優しさ。

作りかたがやはり「幽霊ホテル」と同じような気がしました。

悪人は確かにいるのだけれど、良い人がてんこ盛り。

でも見終わると、なんだかホッとして、こんな「相棒」も良いよなぁと思えてしまうのでした。

 

ただ私が気になったことは、身代わり受験の理由・・・・・

えっ、こんな程度でって思ってしまいました(;^_^A

しかもですよ、いくら頭が良い人と言われていたとしてもですよ。
受験しました。はい受かりました。なんて事にはならないのではって思ってしまったのです。

 

またヒロコママのボランティア仲間の泉川慎平(西銘駿)、つまり身代わり受験をしてもらった方の人、すべてを子供たちに話して、職場を去り、そして一からやり直すと言っていましたが、現実はそんなに甘くないのではないかと思ってしまったのです。だけどそんなに真面目に考えることはないですね。ドラマなんだから、セリフのように「きっと彼なら大丈夫。」と思うことにしましょう。

身代わりをしてしまった方の人、つまり矢野拓海(柾木玲弥)も、悪縁をこれで断ち切って、この先は正しい道を歩いていくことでしょう。

 

この回の視聴率は10.6でした。

次週はまたお休みです。

次回は三浦さんが久々に登場です。

あっ、そうそう。ヒロコママの中の人は深沢敦と言う名前で、ブログをやっていました。

組長のひとりごと

 

彼、特技はタイ語ですって。

凄いですね。

 

今までのヒロコママが登場するお話の感想です。

相棒「マリリンを探せ」と餃子!!!(2008年)

相棒18 第18話「薔薇と髭との間に」(2020年)

相棒19 第15話「薔薇と髭の不運」(2021年)

相棒21 「12話/13話/14話/15話」

  の中の15話「薔薇と髭と菫たち」(2023年)

 

 

 

 


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相棒season23 第5話「幽霊ホテル」

2024-11-22 02:51:00 | ドラマ(相棒)

亀山君、虫博士だったの?

なんか前にも、そう言うシーンがあったのでしたっけ。

すっかりこんこんと忘れています。

でも彼が、先に蝶の説明を詳しく話してくれたので、火の玉の正体がすぐに推理できてしまったのは、分かりやすかったとも言えるけれど、なんかちょっとつまらないなと思っちゃった(;^_^A

これ、タイトルは面白そうだけれど、どうなのって!?

 

だけどこれ、とっても「相棒」らしい「相棒」でしたね。

非情である事件の背景には優しさがいっぱいでした。

良い人がてんこ盛り。(支配人も)

 

だからやっぱり殺されてしまった青年は、本当に気の毒に感じました。

優しさの国から来た王子みたいな人だったのに。

あんなクズに殺されるなんて。

 

あの幽霊さんの言葉があって救われました。

被害にあった男性は、本当の優しさの国に生まれ変わり、豊かで優しい両親のもとでたくさんの優しい人と出会いながら次の人生を豊かに生きるに違いありません。

 

右京が言いました。

「しかし本当の幽霊にはなかなか出会えませんねぇ。」

いや、あなた、何回も会っているから!!

と、テレビ前で突っ込みを入れた方多数と推測しました。たぶん当たっていると思います(笑)

 

ところで、皆さんは幽霊が出ると噂されているホテルに泊まりたいですか ?

私は絶対に無理 !!!

海外ではそれを売りにしているホテルもあるとこてまりさんが言いましたが、海外の幽霊のイメージと日本の幽霊のイメージって違うじゃないですか。

「ワハハハハ」と高笑いしながら、透明な体ですぅって通り過ぎていくなら、吃驚しても、そんなに怖く感じないかも。でも日本の幽霊さん。もっとジメェ~っとしちゃって、いやいやいや、想像しただけでも怖いです。ラップ音が聞こえたって怖いもんね。

それに海外の幽霊ホテルと聞いて思い出したのは「1408号室」と言う映画。

冒頭の方で、確かにホテルのオーナーが、泊りに来たルポライターに、一生懸命に幽霊アピールしてましたよね。でもあの映画怖かった、まじで。

 

あと、ちょっと思ってしまったのは、ホテルでの足止めって厳しいなって事です。

ホテルでの快適な滞在ではなくなったと言う問題ではなくて、旅行の計画が滅茶苦茶になって、その旅がないに等しい事にもなりかねないことなんですね。

ホテルは、次回の無料宿泊券くらい出さないと、「ひどい目にあった!!」って拡散されてしまいそうです。

 

ああ、すみません。細かいところが気になっちゃうのは、「相棒」視聴者の共通の癖なのかもしれませんね。

細かいと言えば、レンズの汚さ(傷なども)で犯人の嘘を見抜いていたなんて、さすが右京さん。

 

今回のライターさんは岩下悠子さん。

相棒season22第5話「冷血」

の人。この方、非情と人情の混ぜ込みが上手い人だと思いました。「冷血」もそうでしたよね。視聴率は、10.4でした。

 

次回はヒロコママの回。やはりライターさんは岩下悠子さんです。


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相棒season23 第4話「2つの顔」

2024-11-07 01:29:26 | ドラマ(相棒)

今回のゲストは、山口馬木也さん。

「侍タイムスリッパ―」でブレイク中。その映画の感想は→侍・アラタ・9月に見た映画

そして「相棒」のゲストも2回目です。

前回の「相棒」は、相棒8‐11「願い」でした。

14年後に再びと言うのも、いろいろな意味で凄いなと思うし、今回はアクションもしっかり取り入れられていて、彼の持ち味を生かされたように感じました。

 

ここからは敬称略で書かせていただきます。

またドラマの感想はネタバレ配慮していませんので未見、または再放送時の事前リサーチはお気をつけて。

 

今回のタイトルの「2つの顔」には、深い意味がありましたね。

HPのあらすじ欄の

「電話番の相場(中尾暢樹)が言うには、加納にはオモテとウラの顔があったらしく…!?」と言う言葉に引っ張られてはダメなのでした。

だけど確かにこうも書いてありました。

「変死した男性に見え隠れする“2つの顔”」

つまり、良く解釈すれば、「変死した男性の周辺で」と理解したら良いのだと思いました。

第4話|ストーリー|相棒 season23|テレビ朝日

 

そのあらすじのページには載せてあっても、ゲスト欄には「中尾暢樹」の名前がありませんでした。

載せると、サスペンスでありながら、推理部分の面白さが半減してしまうからと思われたのでしょうか。

「ああ、この人が犯人。」ってなりやすいですものね。

でも軽い口調のチョイ役キャラに見えても、やっぱり「あいつが犯人だな。」って思ってしまいました。(根拠ないけれど)

だって、インパクトがありましたよね、彼。

私は、若手の登竜門としての番組だと思われる何とかレンジャーとか言う番組にはまったく興味がないので、新しい俳優さんに気がつくのが遅い方です。

この人、良いなあと思って、番組終了後に調べたらビックリしました。

今期のドラマのゲストに出まくりですよ。

なんと「全領域異常解決室」第2話のクズなイケメン先生は彼だったのですよ。(「全領域異常犯罪解決室」#2

「オクト―」と言うドラマは、TVerでも彼がゲスト回だった第4話はもう見ることは出来ません。でもあらすじ等を読んだら、面白そうで、次回から見てみようかなと思いました。はっきり言って、視聴者数が1増えたのは、彼のおかげって言っていいわけですね^^

 

2つの顔・・・・・やくざのような生活で子供と妻と別れてしまった加納(山口馬木也)。今の生活も脅しのような事をやり褒められたものではないかもしれませんが、未来の地球を守ろうとしていた彼のもう一つの顔も真実だったと思います。

彼の「未来の地球が許さない」と言うセリフもカッコ良かったですね。

そして軽いキャラの電話番の相場ももう一つの顔は、某国のエージェントでした。

またプラスチックを分解するという素晴らしいキノコにも、それに反応して猛毒を出すという、恐ろしいもう一つの顔がありました。

その青白く光る美しいキノコは、右京が言う通りやはり人間が手を出してはいけない神の領域のものなのでしょうね。

 

しかしですね、あのキノコ・・・・

「ピスタチオなんちゃら」と薫がずっと言い続け、「いい加減に覚えてください。」と右京は言いましたが、無理ですよね、そんなの。

イタミンの「ペテロアンドカプリシャス」、他の皆さんの「早口言葉のようなキノコ」、そう言いたくなるの凄く分かります。1回聞いただけで、すぐに言える右京さんがおかしいのよね。

実は私、例の如くリアルタイムは夕寝しちゃって、さきほどTVerで見たのですが、初めて字幕つけちゃいました。

あのキノコの為に(笑)(笑)(笑)

皆さま、聴いただけで言えましたか?

「ペスタロチオプシス・トニトルス」

 

13日はお休みで、次回は20日ですよ~。

 

 


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相棒season23 第3話「楽園」

2024-11-01 10:02:39 | ドラマ(相棒)

今回の脚本は光益義幸さんで《相棒season22第6話「名探偵と眠り姫」》のライターさんです。リンクした記事にもリンクしてありますが、この方の「最後の晩餐」や「悪役」もかなり気にいっている作品です。

 

《ドラマの感想はネタバレ配慮していません。未見または再放送時の事前リサーチにはお気をつけて。》

 

彼の作品には、時には愛する者のために自己犠牲も厭わない人が登場してくるなと思いました。

また、「彼はこのようなことをする人かしら」と感じてしまう人と「彼ならやりかねないな」と感じさせる顔ってあるのかなとも思いました。

これはちょっと失礼な感想なのかもしれませんが、マンションから転落死してしまった右京たちがマークしていた男は、そんな50億もの仮想通貨を盗んでいくようなバジリスクには思えなかったのです。
そうなると、やはりドラマの限界と言うか、「ハハーン、きっとああなってこうなってね。」と次の推理に向かっていくということなんですね。

でもまあ、「相棒」では全くそうは見えなかった普通のおばちゃんが、恐ろしい殺し屋だったという話もあったように思いますから、そうとばかりは言えないことですね。

 

「らくえん」と言うペンションに集まった客たちはみな一癖も二癖もあるような人たちばかりで、楽しめました。

1時間ドラマなので種明かしが早かったのは残念なような気もしましたが、よどみなく物語が進んだのは良かったように思います。

所轄の刑事たちやハングレの鮫島の子分たち、そのハングレにかつて脅かされていて、その者から指令を受けてきた編集者にその彼を金銭的に助けた小説家。

私は「バジリスク」とか「鮫島」とか言う名前をすぐに忘れてしまうので、その為に2回見たのですが(笑)、2回見たら、より一層面白く感じました。

 

冒頭の薫が、美也子が見つけたネットニュースの画像から事件を追いかける展開になるのが面白かったし、

ペンションで犯人を追い詰めていく右京と、彼と何の連絡もつかないまま、その真実と右京のいる場所にたどり着いていく薫と言う設定も楽しめました。

そんなところも今回の見せ場だし、右京の「そろそろ着く頃だと思ってました。」と言う言葉が、彼らの相棒の絆がますます強くなっている感じもして良かったですね。

 

結局今回の事件は、自殺に追いやられた我が子の母の復讐・・・・・

そう書くと、さながら悲劇の母みたいになってしまうわけですが、その自殺した男と言うのは、多くの人を暴力で縛り付け苦しめてきた男で、ある意味自業自得でもあるわけ。

だけどどんな子供でも母は母ってことなのかもしれません。

しかしこの母にしてその子ありって感じでしたね。

右京が声を荒げて諭しても、この母には1ミリも響いてない感じで、そこが一番怖かったかも。

 

今回で、私的に嵌った言葉は、イタミンの「温泉に戻って茹で亀になってろ。」。

六本木署の刑事の右京への言葉「黒幕っていう雰囲気がある。」。そして右京の「そちらは危ないですよ。」「熊でも出るって言うのか」「いいえ、亀が出ます。」かな。

 

またデジタルデトックス・・・・・ときには大事な事よねって私も思いました。

それから今回のロケ地「ジャルダンドヨノ」・・・・いつか行ってみたいなと思いました。

 

今回の視聴率は、10.7でした。

 

 

 


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