森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

映画「ロスト・キング 500年越しの運命」

2023-10-31 03:20:45 | 映画

この映画の公開を知った時、

「ぜったーいに行く~~ !!!」となった私です。

なぜなら、これは今年の私のための映画でしょと思えたからです(アホですね、確かに。)

 

たぶん巷では、ずっと以前から普通に「リチャード3世」と言う風は吹いていたのだと思います。ところがこの私にとっては、その風に気がつきそれを感じたのは今年に入ってからだったのです。

今年2月に「舞台「薔薇王の葬列」」(←感想をリンクしました。)をテレビで観ました。

それはシェークスピアの「リチャード3世」と「ヘンリー6世」を基にした漫画が原作の舞台でした。美しいけれど暗く重い作品でした。ただその時に、この「リチャード3世」と言う人に興味を持ったのです。

その後続けて見たお芝居は、「音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」」。

何とこれも、「リチャード3世」のお話がモチーフになっているもので、私は驚きました。

もちろん基になっているのは、シェークスピアの作品です。王権の簒奪者として描かれているリチャード3世・・・・・真実はどうなのかしら・・・・・

演じている人たちが綺麗なので、とても悪くは思えず悲劇ばかりが胸に突き刺さります。

 

そう思ってネットウロウロしていたらですね・・・・「音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」の中にもリンクしたのですが、

 

「リチャード3世の「凄惨な死」、遺骨から明らかに」

2014年のニュースですが、

>「シェークスピアの戯曲では背骨が湾曲し、権力に飢えた残忍な人物として描かれるリチャード3世だが、現代の研究ではリチャード3世を倒して台頭したテューダー朝によって本来の姿が歪曲(わいきょく)されていることが分かっている。(c)AFP/Richard INGHAM」

なんか凄いじゃないですか!?

だけどそれはもう9年も前のビッグニュースだったわけなんですよね。

でも私が「凄いなぁ。興味あるなぁ。」と思った今年にこの映画ですよ !

やっぱり世界って私中心に回ってるんじゃないの ?

って、阿保か(笑)

だけどネットウロウロしていた時に見た、ある写真・・・・・。

発見時の記者会見に臨む大学の先生たち・・・・。

この映画を見終わったら、少々気持ちが変わりました。

たぶんその席には、この映画のモデルになった発掘の立役者だった女性の席はなかったと思います。

その写真を見たころは

「嬉しいだろうな。誇らしいだろうな。」って私は単純に思っていたのですが。

その画像はこちら→イングランドの駐車場で人骨を発掘、リチャード3世の可能性 写真8枚 国際ニュース:AFPBB News

 

少々映画の感想と離れたところから入ってしまいましたが、この下地があってこその私の感想です。

 

この物語は

「500年にわたり行方不明だった英国王リチャード3世の遺骨発見の立役者となった女性の実話をもとに撮りあげたヒューマンドラマ。

フィリッパ・ラングレーは職場で上司から理不尽な評価を受けるが、別居中の夫から生活費のため仕事を続けるように言われてしまう。そんなある日、息子の付き添いでシェイクスピア劇「リチャード三世」を鑑賞した彼女は、悪名高きリチャード3世も実際は自分と同じように不当に扱われてきたのではないかと疑問を抱き、歴史研究にのめり込むように。1485年に死亡したリチャード3世の遺骨は近くの川に投げ込まれたと長らく考えられてきたが、フィリッパは彼の汚名をそそぐべく遺骨探しを開始する。」

byロスト・キング 500年越しの運命 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

この作品の感想を一言で言うと、「推し活、大事 !!」です。

好きなもの、愛する者があるということは、本当に大切なことで、そのために学び、エネルギーを費やすことの出来る幸せを感じました。

何かを頑張ろうと、そんなことが思える作品で、本当に皆様にもお勧めできる映画だと思います。

 

骨が見つかっても、埋葬の時に、正当な王室の者の称号が得られないと分かって、ヒロインのフィリッパは幻影のリチャード3世に謝ります。

「私の力不足で・・・・」

「良いんだ。君が分かってくれていれば。」と彼が言います。

ジーンと来ますね。たった一人でも分かってくれる人がいれば・・・・。

でももちろんそれはたった一人ではなかったわけで・・。

 

それから彼女が、ここだと場所を突き止めたところの駐車場には大きく「R」の文字がありました。

「リチャード」の「R」 !

ワクワクしましたよね、あのシーン。

でもそれは「専有駐車場(Reserved)」と言う意味だったわけですが、でもそれでもやっぱり胸が高鳴りましたよね。

 

素敵な映画時間でした。

 

画像の下は、ほんのちょっとだけのネタバレ感想です。

 

実はちょっとだけイライラしました。

彼女が場所を突き止めて、お金も彼女が苦労して工面したというのに、彼女は名もなき普通の主婦。

骨が見つかってみれば、前面に出ていくのは大学の名前ばかりです。しかも協力もしていなかったというのに。

結局予算のために渋々と動いた学者は、良いとこ取りで大学には教授として復帰できたし、功績は彼の物であるみたいに扱われてしまう。間抜けにも本当は、彼女が主張する骨は違うと言い張って、彼が最後まで主導だったら、さらに無駄にお金を使い、さらには使い果たし徒労に終わった事でしょう。

ある意味酷い描かれ方かもしれません。このモデルになった人が、この作品を見たら、あまりいい気持ちにはなれないでしょう。

でもそれはリチャード3世と同じと言うことなんだと思います。

とってもインパクトのある凄い作品があって、その作品が良いと思うと、そこに描かれている人のそれが真実であるかのように感じるのですよね。

実話をもとにした物語の、そこは注意しなければならない点かもしれませんね。

 

だけど講演と言う新しい世界を持ち、家族とも良好な絆を得ることが出来ました。

しかもちゃんと見るべき人は見ているのです。

彼女は女王から勲章を貰いました。

また彼女たち多くのリチャード3世の理解者たちの努力によって、リチャード3世の名誉は回復され、もう彼は王位の簒奪者ではありません。

 

仕事を辞めて心配する友に

「冒険の旅に出るわ。」と確か言ったような気がします。

セリフはいつも不正確です。

 

「そうね、たぶん冒険の旅に出るかも。」

 

とっても素敵なセリフじゃありませんか ?

 

 

この映画、好きすぎて久しぶりにパンフレットを買っちゃいました^^


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「蝮草」の実はどこに?

2023-10-29 15:41:07 | お散歩&写真日記

22日に近所の公園の薔薇園でのことは「名前に圧がある花がいる。」に書きましたが、実はその前に街の中の森「こんぶくろ池」にも行ったのでした。

 

めもめも☆10月」と言う記事の中に

>・最近ご無沙汰している街の中の森「こんぶくろ池」周辺に行って、マムシグサを見て「やっぱり気持ち悪いなぁ。」とか言いたいです。

と書いたのですが、それを実践しようと行ってみたのです。

 

ところがですよ・・・・・・いらっしゃらない !

どこにも、蝮草さまが !

だから言えませんでした。

「やっぱり、きもっ!」って。

 

ルート君が言いました。

「それ、本当に今の季節の物なの?」と。

そこで私は初めて季節と言うものを意識して、

「いやぁ、秋だから来てみました、だな。」と、すこぶる怪しい発言・・・・。

 

「実」と言ったら秋でしょっていうイメージがあるじゃん。

でも早とちりだったのかしら。それは、ワタクシあるあるのような気がしますし(;^_^A

 

ところがこれは家に帰ってから確認したのですが、やはり蝮草の実は9月から10月で間違いはなかったのです。

この話を後から星子さんに話すと

「今年は『実』と言うものは、異常な暑さのせいで、実りが悪かったものが多数らしいよ。きっと蝮もダメだったのかもね。」と言いました。

そう思うしかないかなと、今は思っています。

確かに、「蝮草を見て・・・・」と言う目標は達成できませんでしたが、久しぶりの森林浴と鳥の声、野の花マニアタイムと、かなりの癒し時間が持てました。

 

 

《ケチヂミザサ》

紅葉はまだですね。

この5つの葉っぱが可愛いなと思って検索したら《アケビ》と出てきました。

育ったらアケビになるのでしょうか。

 

イヌタデ・ハナタデ・ヤナギタデ

今の私には、違いがよく分かりません。

 

《ミズヒキ》

 

《ヤマトウバナ》

《フウセントウワタ》

木道が新しくなっていたり、ちょっと座る椅子なども設置されていました。

 

秋の散歩道にぴったりな素敵な場所だと思います。

 

 

 

 

日記ブログ更新中

→「義兄の1周忌


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「名前に圧がある花がいる。」

2023-10-28 19:01:49 | お散歩&写真日記

「名前に圧がある花がいる。」と、ルート君が言いました。

 

22日、一日の何かしらの満足を求めて、ルート君に近所の公園の薔薇園に連れてきてもらったのです。

すると彼がそういうので、

「どこに ?」とついて行くと、そこには

「ファビュラス !」と言う名前の薔薇がありました。

この薔薇の名前に「!」は必須らしいのです。

 

「ファビュラス」の意味は「[形動]信じがたいさま。また、信じがたいほど素晴らしいさま。」ファビュラス(fabulous)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

らしいのですが、この花を作り名付けた人は、きっと心の底から「素晴らしい !!」と感じたのかもしれませんね。

 

 

 

私はちょっとだけ凄いなと思いました。

薔薇の花の名前にもですが、実はルート君にです(親バカですから(;^_^A)

もう何年もこの薔薇園に来ていると言うのに、そんなことに全く気がつかなかったのです。

そこにある面白いものなどに気がつくと言うことは、とっても大事で大切な感性だと思うのです。

失われつつあるのかなとわが身を悲しく思ったりもしますが、そういう感性に触れ刺激を受けることも大事なことだなと感じました。

 

もう秋薔薇の季節も終わりに近づいていますね。枯れた花などは切り取られていて、丁寧に管理されている薔薇たちは、咲いている花たちはみなすっきりとした美しさを誇っていました。

 

今年も例年と同じように、この季節の薔薇を見ることが出来て嬉しく思った私です。

 

以下は薔薇の画像のパレード^^

 

 

 

 

 

 

 

 

そして花より団子タイム

 

 

※ 日記ブログも更新中

美しいものをたくさん見た一日

 

良かったらいらしてね。

 

 


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相棒season22第2話「無敵の人〜特命係VS公安…巨悪への反撃」

2023-10-26 10:25:33 | ドラマ(相棒)

美彌子は言ったじゃない。

「怖いもの知らずの、ある意味無敵の人」って。

ああ、「無敵の人」って特命係の人たちの事を言っていたのねと思いました。

美彌子は、甲斐峰秋を使ってうまく特命係の二人を使いこなしたと思っていたと思うのだけれど、俗世で染まった常識から見たら異常にも思える(小野田公顕曰く「右京の正義は暴走する」)彼らの正義の剣が自分に向くとは思わなかったのかしら。

ちょっと甘かったかもね。彼らを使いこなすには、それなりの覚悟がいると言うことなのかもしれませんね。

私もけっこう俗世に染まった人だなと思ってしまったのは、社美彌子は、今回けっこう頑張ったなと思ってしまったのです。

上の上まで暴けと右京たちは言うけれど、チェスだって将棋だって、いきなりキングは取りに行かないんじゃないかな。

だけどその後、美彌子が言った出世してもっと上に行かなければと言う言葉には、月並みすぎてちょっとゲンナリしました。

ドラマの話なのに、マジな感想を言うと、そういう考えで行くと先人たちがみなお手本を見せてくれたように、俗世にまみれすぎて、その頃はあなたの正義は死ぬよって思いました・・・・マジすぎ(笑)

 

でも甲斐峰秋が「静かにしていろ。」と二回言って、これで彼らは暴れまわるに違いないと言うシーンは、やっぱり笑っちゃいましたよね。

 

栗山千明さんは好きな俳優さんで、実は1話の時から疑っていました。彼女があのままストレートに愛する恋人探しをしているとは思えなかったからです(キャスト的に言って(;^_^A)

あの冒頭のレストランで

「もうすぐ来ると思うので、待ってます。」と言っていた人は、絶対にお話に絡んでくるのは分かっていたはずなのに、レストランの主人が阿佐子(栗山)の婚約者を知っているみたいなことを言ったので、なんでかその人が婚約者とイコールだったような錯覚に陥ってしまったのです。婚約者だったことには間違いのないことでしたが、きっと私、(前々からそうじゃないかと思っていたけれど)人顔認識機能が、劣っているらしいんですよね。名前も覚えられないし・・・・

って、ただの老化か‥‥(ノД`)・゜・。

牧村は市川知宏。

レストランで待ってますと言ってた人は、 釆澤靖起

失礼しましたm(__)m

でもここ、ちゃんと分ってたら、たぶん1話で彼女の正体が分かってしまったと思います。

 

1話の最後に阿佐子の婚約者が公安の潜入捜査員と分かった時、いろいろと(正義的)事情があるのだと思い好意的な目で見ていました。ところがこの人はとんでもないクズでしたね。

でもこの人の最後も、哀れで怖かったです。

しかし彼はいったい何を守ろうとして自ら死を選んだのかしら。守るべきものは何だったのか。

映像的には怖かったものの、良く分からなかったのです。

韓国ドラマに「怪物」と言うのがあるのですが、そのドラマみたいに獄中にいる人の口を封じるために、何かが起きて欲しかったです。

そのシーンの事は書いていないのですが、そのドラマの感想は→韓国ドラマ「怪物」

そう言えば思い出しました。「相棒」でも、そういう話がありましたね。2004年あたりのお話に。

歴史ありですね、本当に。

 

「微笑みの楽園」のトップに話を聞くために、捜一と一緒になって公安を欺くシーンは面白かったですね。

もっといろいろと面白いシーンがあったように思うのですが、細かいことを忘れてしまいました。

老化か ?

まぁいいや(笑)

 

あと、凄く印象的だったのは、のどかで平和な象徴はシャボン玉なのかしらってことなんです。

「微笑みの楽園」の敷地内では、いつもシャボン玉が飛んでいました。

子供たちがキャーキャー言いながら、シャボン玉を飛ばしているのでしょう。でもずっとと言うのはやっぱり変よね。

すみません。細かいところが気になるのが私の悪い癖なもので(笑)

 

 

 

 

 

 


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今年も十月桜を

2023-10-24 01:56:03 | お散歩&写真日記

【たまには指を折って文字を数えてみた その8】

 

儚げな 白雪色の花びらの 十月桜が 秋を告げる

 

※     ※     ※

 

画像の下にも文が綴られています。

下の画像二枚は、お友達のアイ様が撮影したものです。私の撮ったものが、ボケてしまったので頂いたのです。

またアイ様って誰となると思うのですが、彼女のイニシャルが「I」なので、「アイ」。単純ですみません^^

今年の十月桜は、そのアイ様と見ました。

すっきりとした爽やかな写真ですよね。

 

ブログを始めた年に、この公園の十月桜の事を知り、それからまるでこのブログと歩んできたように、十月桜は毎年見続けてきた桜なんです。

気持ち的に、このブログの象徴的な花みたいなものかしら^^

 

それにこの花を見ると、私は父を思い出します。

今ではもう父が居なくなってしまった事にも慣れて、悲しみは薄らいでしまったと言えるかもしれません。でもその悲しみは私にとっては忘れたくない悲しみだと思うのです。

だからこの花を見て、忘れたくない悲しみを、時には思い出してみるのです。

そのようなことを言っていても、別に父はこの花が好きだったわけでもなく、むしろ知らない花だと思います。

毎年見に行っていたその花を、父が亡くなった年には見に行きませんでした。

だからきっと、次にその花を見た時に、父の事を思い出したのかもしれません。

そして人はきっと愛する人が亡くなっても、会話を続けその人との物語を紡いでいるのかもしれません。

十月桜と父とのそれは、彼が亡くなってからの私との物語ですから。

ブログ生活10周年の頃に、まとめて書きました。

十月桜と共に

 

「お父さんの誕生日の日を、私たちの「家族の日」にしない ?」などと言っていた昔。

たぶんそんなことを覚えている人は、誰もいないでしょう。

父のお墓参りに行って、その後は決まってみんなでお風呂に行って、はしゃぎながらダラダラと食事して楽しい時間を持った昔。

本当に別に大きな一日ではなかった。

だけど毎年、そんな時間は普通にやって来るのだと思っていました。

そんな小さな楽しい時間でさえも、いつかは終わっていってしまうのです。

 

スノウさんが亡くなった昨年も十月桜を見に行きませんでした。

「そう言えばあの花、見に行ってないな。」とは思ったのです。だけど「どうでもいいや、そんなものは。」と思いました。そう言いながらも、きっとどこかで気にはなっていたのでしょう。

だから「約8年 その12」と言う記事には、過去の十月桜の写真を載せたのだと思います。

 

だけど今年は見に行こう。

私はそう思いました。

毎年見に行ってる私には普通の時間。

そんなこともいつかは終わる日が来るのでしょうか。

 

枝が切り落とされて、小さくなっていました。

 

あなたにはあなたの歴史があるのね。

がんばりましょうね、粘りましょうね。

などと、十月桜に言う私・・・・。

 

※ 「あんずとクウと☆ももちゃんも」も更新中です。

関連記事→予定変更

(普通の日記です。)

 


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特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」

2023-10-21 15:24:37 | お出掛け日記

10月20日、上野東京国立博物館にて「特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」を見てまいりました。

 

「やまと絵」は好きなジャンルです。

ところがこの美術展を、今思い返すと、心のどこかが微かにキリリと痛みます。

ちゃんとしっかり見ることが出来て、ちゃんと何かを得ることが出来たのかしら。行った甲斐はあったのかしら。

 

展示が列をなして流れていくようにはなっていないはずなのに(つまり普通の絵画展のように空いているところから見ていいのです。)、内容的に言って、みな列を出して流れようとするのです。絵巻ですからね。そうなるのも分かるのですが、その絵巻解説は、いたって不親切で内容がほとんど分かりません。絵を見るだけです。だから人が列をなしてしまっても、実はへばりついて動かなくなる人が出るわけがないはずなのです。

ところがその列は、本当に淀んで動きが悪い。ショーケースの前から動かない人が多数いるからです。

もしかしたら音声ガイドに詳しい解説が流れているのかもしれず、またはアプリ版の方にも絵巻の内容が流れているのかもしれません。

でもそう言うのって、なんか変 !

それにまた、それがうまく流れない原因になっているかもしれず、音声ガイドを以前は借りて聞くことが好きでしたが、最近は気まぐれですが、今回は借りなくて良かったと流れの悪さを見てそう感じました。

会場整備の人が(学芸員ではなかったようです。)、前に進むように、または事もあろうか飛ばすことを促していました。

私は前に進めないのなら、飛ばす派です。

そして空いているとこに顔を出し、そこから少しだけ丁寧に見るわけですが、ふと、こういう事をしてると、中には横入りとか勘違いする美術館鑑賞不慣れな人が居そうでやだなぁと、ふと思いました。

私はこういう絵巻の展示だったらとアレが良かったなと思いました。アレと言うのは、2015年の外で90分待ちで建物の中に入っても90分待ちだった「鳥獣戯画展」です。それでも見始めると、人は列に沿って前に進まざるを得ない展示になっていて、へばりつくと、そこから後ろが大渋滞になってしまうので進まざるを得ないわけですが、絵巻の解説が丁寧で、読みたい人はそれを読み、かったるい人は読まずに前にどんどん流れていき、すこぶる記憶に残り、来た甲斐も待った甲斐もあったと感じたのでした。

→「鳥獣戯画展

ある程度は、見方の指示は必要な場合もあると言うことで、展示の方法も解説の有無も、少々工夫が必要にも思いました。

と、ここまでは、あくまでもワタクシ個人の感想ですから、悪しからず。

列に辛抱強く並んでしっかり見られた方は、こういう感想は持たないと思いますから。

 

こんな少々不満を抱えた鑑賞でも、心に残ったものが実は少々はあったのです。

 

第2節「王朝貴族の美意識」と言うコーナーで、それは「古今和歌集」などが書かれた紙について・・・。

私のイメージでは、そういう古いものは、みな味気ない白い和紙に書かれているのかと思い込んでいたのです。

透かし絵の入っているお洒落な色とりどりの中国から来た紙に書かれていました。

はっきり言って素晴らしい~。

 

私は室町時代のやまと絵に、ちょっと心惹かれたのかもしれません。

絵を見ただけで一目瞭然の「百鬼夜行絵巻」など、大好きだなあと思いました。下の方にHPをリンクする予定ですが、そこに載っているものの、実はさらに左側がこれは良いんですよ。なぜならそれを見ると、漫画の「陰陽師」や「千と千尋の神隠し」の湯屋にやってきた者たちの姿を見つけることが出来るから、ワクワク感も倍増すると言うものです。

また平安時代の王朝絵巻。

来年の大河にも思いが馳せますが、やはり源氏物語の世界観には心躍らされる何かがあるような気がします。

 

また大迫力の山水屏風など・・・・・。

またこの時代の文化が背景にある絵で「病草紙」など。

「餓鬼草紙」「地獄草紙」・・・・・

あっ、ごめんなさい。そんなものばっかり。でも人々の心の戒めを感じて、心に残りました。

 

 

それから会場での、人々の会話を拾うのが、結構好きな私ですが、修学旅行で来ていたのか女子高校生たちが、絵の前で良い意味ではしゃいでいたのが印象的でした。

何かを発見して、それを友人たちと共有して喜び合っていたのです。

また若いペアの人たちが、山水屏風の一つの月の画法を見て「こういう表現の方法もあるんだな。」と感心しあっていたり、また別の人たちが、熱心に見ている彼女さんに「君はこう言うのをどう思うの。」などと聞いていたりで、微笑ましかったのです。

余計なおばさんは去れってなものですが('◇')ゞ

若い人が美術を前に素直な心でいるのを見ると、私も文句を言ってないで素直に見ようっていう気持ちにもなると言うものです。

 

私自身もちょっと楽しい触れ合いがありました。

ある古い漢から来た箱の絵は、よく目を凝らさないと見えなかったのです。

何だろう、この黒い箱はと思って、私もその中に絵を見つけたばかりの時に、その男の人がさっぱり分からないと呟いていたので、ついついおせっかいおばさんの私は

「いや、目を凝らすと見えるんですよ。ほらっ、こことか。」と話しかけてみました。

「あっ、本当だ。こりゃ、心が澄み切っていないと見えなかったりする絵なのかな。」などと言うので笑いあいました。

 

また仏に信仰するものがいつの間にか傲慢になったと、それを揶揄するのに天狗として表されたという絵の前で、シニアグラスも書けずに見ていた私には、さっぱり分からずに、横にいた綺麗な女性に聞いたのでした。

「すみません。どこに天狗がいるのですか。」と。

すると彼女は丁寧に「ここにいるのは全部天狗として描かれているのですよ。これなどは羽根などつけていてわかりやすいですよ。」

なるほど~。

「でもこの人たちはみな熱心に働いていて、傲慢だと言われ天狗として描かれているなんて気の毒ですよね。」とついつい感想を。

するとその綺麗な女性の後ろに立っていたセンスのいい年配の方が、本当にこんな風に描かれて、気の毒だと思って見ていたわと言いました。

おお、同意見。

私はお礼を言ってその場を離れましたが、こういう美術展に行くと、たいがいは誰とも話さないことが多いと思います。ましてや感想の交換などはないことです。

ささやかな幸せの時間でした。

 

ちゃんとしっかりは見られなかったかもしれませんが、こうして書くと、確かに行った甲斐はあったと言えたかもしれませんね。

 

あとは後日のあれやこれやで補完したいと思います。

 

あれやこれや↓

チラシ

HPは→特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」/2023年10月11日(水)~12月3日(日)/東京国立博物館 平成館(上野公園) (yamatoe2023.jp)

 

ついでながらの東京国立博物館の画像

ベンチに座りながら、振り向いて撮った画像↓

 

この時は庭園などによる元気がなかったので、また近いうちに行きたいなと思いました。

東京も色づき始めましたから。

 

 

 

 

 


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ちょっと怖かったんですよ。

2023-10-19 22:18:52 | 梢は歌う(日記)

公園も少しずつ色づいてきましたね。

 

おとといの事ですが、夜の9時半ごろバイトの帰りでとぼとぼ歩いていました。

すると目の前の公共施設から男の人が自転車に乗ったまま出てきたのです。

ガシャンと、入り口の門に雑にかけられているチェーンを乗り越えてです。

閉館時間なんかとっくに過ぎたその時間の建物はもう暗くて、「この人、なんでここから出てきたの?」と思ったのでした。

なんだかまずいところに出くわしてしまったんじゃないかと、ふと不安に感じました。

 

その人は、入り口で何か迷う雰囲気を醸し出し・・・・・

「しまった。見られた !?」とか考えているんじゃないよねと、私は思いました。

だけどその人は、私の傍らを過ぎていき、私の来た方の道に走っていったのです。

 

私は念のために何度も振り返りました。

 

こういう時、残りの道が怖く感じたりしませんか。

それで、バイト先の雇い主様に、報告の電話を入れながら歩いていました。

はいはい。歩きスマホです。

でも人混みで前から来る人も避けられないくせに(日本人としてお間抜けだと思いませんか?)、歩きスマホをしている人とは違います。自分以外に歩く人もいない暗い道では、ほんの微かに有効な自衛手段の一つじゃないかしら。

この時私は思っていました。

もしあの施設で何かがあったとしても、私は何も有益な情報を警察に伝えられないなあと。

痩せてた。50代くらい。自転車に乗ってた。帽子をかぶってた。くらい・・・・。

ダメだなぁ。

と、ふと振り向くと・・・

ドキッ!!

さっき走り去ったはずのその人が、走って来ていてすぐ後ろに迫っていたからです。

えっ、なんで ?

さっき向こうに走っていったじゃん。

実はこの時、まだ電話は繋がっていて

「それでですね。」と話し声のボリュームが少し上がってしまった私です。

 

その人が再び私の横を過ぎていく時、私は少々緊張しました。

その人は少し先で、またスローダウンしたのです。

だから私も立ち止まりました。

 

そしてその人はその先のカーブで曲がっていく視界から消えて行ったのです。

 

なんか、嫌だったなぁ。

ちょっと怖かったわ。

いったい何だったのかしら。

 

と、思ったのでしたが・・・・・

 

昨日の夜、ふと唐突に閃きました。

「あっ、そうか!」って。

つまりその男の人は、あの施設の職員で、一人で寂しく残業をしていての帰りだったのです。

その施設の門に雑にかけられているチェーンは、なんとだらしがなく地面まで垂れ下がっているのです。

もしそれを外すとなると、自転車から降りて自転車を止めて外し、そして外に出てまた自転車を止めて掛け直さなくてはなりません。面倒くさいので、彼はガシャンと音を立てて乗り越えてしまったのだと思います。

門の所のためらいは、そこで彼は思い出したのです。

奥さんの

「帰りにパンを買ってきてね~。」と言う言葉を。

彼は仕方がなくコンビニに向かいました。

そしてコンビニで種類も少なくなり選択肢のないパンを買い求め、急いで家に向かって走り出しました。

そこで彼は思う。

「なんだ。さっき職場の前で出くわした女がまだこんなところを歩いてるじゃないか。さっきじろじろと見てた失礼な女だったな。」とか。

追い越してスローダウンしたのは、きっとそこにあった自販機で何か買おうかと、一瞬悩んだからではないでしょうか。

 

夫殿が言いました。

「それ、ママの妄想だろ。」

「ええ、そうよ。だけど辻褄が合いすぎない ?

なんだかこれが正解だったような気がする。」

 

と言っても、ドラマじゃないので答え合わせはないです。

 

たいがいはこんなものでしょう。

でもですね、私の経験では、何かの時に「違和感」と言うものを感じた時は、「そうそう世の中には悪い人はいないでしょ。」みたいな性善説は採用しない方が良いです。

敢えて攻撃するわけではないので、油断しないでさりげなく緊張した方が良い場合もありますよね。

 

まあ、確かに夜道で何かを目撃しても、役に立つ目撃者には私はなれないってことだけは分かりました。

 

 


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相棒season22第1話「無敵の人〜特命係VS公安…失踪に潜む罠」

2023-10-19 01:56:02 | ドラマ(相棒)

またも「相棒」の季節がやってきましたね。

このドラマが始まると、秋が来たなと感じます。

「飽き」ではありませんよ、「秋」ですからね、^^

いや正直に言えば、そういう時もあったかな。

なんたってシーズン22まで続いているわけですから。

それだけでも凄いってもんじゃないですか ?

 

それに今回、とっても面白かったですね。

皆がそれぞれの場所でそれぞれに頑張っていて、そして一つに繋がっていくと言う感じで見応えがありました。

 

冒頭の爆発シーン、「アンタッチャブル」だったかしら。あの映画の一シーンを思い出してしまいました。

少女が「忘れ物ですよ~。」と親切に、その荷物を持ってお店のドアまで追いかけると、そこで爆発が起きて少女は爆死してしまうと言うシーン。

今回だって、何の罪もない女性が巻き込まれてしまうわけで、もしもこの先彼女の夫さんが、関わっていたとしても、許したくなってしまいます、私は。

許せませんよね、やり方も動機も。

 

美和子のお食事会にやってきた弁護士の上原阿佐子は、最初から右京に近づくのが目的だったわけですが、誰だって和製ホームズがいると知ったら、頼りたくなってしまいますよね。

それに諸々の捜査をやっている時の右京はイキイキとして楽しそうでしたよね。

最後に右京が失踪してしまった恋人の牧村は、その名前も偽名で公安の刑事だと言いました。

これ、どういう展開になっていくのか、まったく分かりません。

でもサスペンスは、この「さっぱり分からない。」が本当に大事だと思います。

次回がとっても楽しみです。

 

さてさてこれで感想を終えてしまっては、つまらないですよね。

やっぱり美和子スペシャルの事はスルーできませんよね。

薫ちゃんが「罰ゲームに・・・・」とか言っていたけれど、ちょっと気の毒発言じゃないかしら。

で、出てきたお料理がまとも。むしろ美味しそう。

みんな幸せそうな顔をして口に運んでいたけれど、お味の方は微妙な感じみたいでしたね。

右京が「新しい味」みたいに、ほめ方が上手なものだから、美和子も喜んでいて、なにげにハッピーなシーンでしたね。

 

右京たちが「微笑みの楽園」から逃げ出した時、ロケ地はどこなのかしらと気になりました。

とっても素敵な森でしたよね。ロケ地情報を見逃したので、後で確認できたらしようと思いました。

その森で、右京が追っ手をくらますためにした行動は忍者たちがやったというそれですよね。

思わず笑ってしまいました。

右京さん、最強って。

 

芹沢と出雲の美彌子襲撃犯の取り押さえシーンはかっこ良かったですね。

さすが警視庁の刑事ですよね。

良い人になってしまった内村刑事部長は、ずっといい人キャラでいて欲しいですよね。

ホッとします。

口の軽い青木君。やっぱり彼のような人はいて貰いたい毒の花です。

 

衣笠の帰宅シーン、思わせぶりでしたね。犯人がいざ飛び出して狙った先には美彌子。

全体的に演出も緩んだ部分もありで、面白く感じました。

 

次回も期待します。

 

 

 

 

 

 

 


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モスラのお食事中を撮っていたら・・・

2023-10-17 14:52:31 | お散歩&写真日記

【昨日は、多くの方に「あんずとクウと☆ももちゃんも。 (ameblo.jp)」の方にも来ていただきまして、ありがとうございました。】

 

下にアップした動画を撮った時のお話です。

もちろんモスラではない。

ヒョウモンチョウと言うらしいです。

昨日はピアノのおけいこ。でもいつもと変わらずにお茶しに行ったようなもので、おしゃべり時間が長く、またも「明日から頑張ろう。」と決意して帰ってきたわけですが、その帰り道にたぶん誰もそのそばを通らないであろう空き地の横を通りました。舗装もされていないその道は、多分そこに住んでいる人たちの私道なのかもしれません。

抜けられますが、抜ける手前にはもう家もなくて、それどころか道の両幅にかかりそうな水たまりが2か所出来ているので、あまり無理して抜ける人はいないと思うのです。そしてその空き地は、ちょうどその水たまりを超えたところにあるのです。

たぶんワンちゃんの散歩にも来ないと思います。

なんたって賑やかに咲いているのは、秋のアレルギーの元とされているセイタカアワダチソウですしね。

しかし、下の動画だけ見ていると、私の住んでいるところは(確かに田舎ではありますが)、かなり自然に恵まれたのどかな地域のようにも感じませんか。

実際はそうでもない・・・・・。

文章を切り取って、ギャーギャー騒ぐ人がいますが、あれは頂けないなと本当に思います。

だけど、時には日常の風景を切り取って、素敵なシーンを探してじっくり見ると言うことも大切なことだと思っています。

 

 

 

もっとちゃんと撮れるシーンはないかと思っていたら、ちょうど良い二匹に出会いました。

だけど、これ最後の方に、私のふぅふぅと言う息の音が入っています。

 

 

誰も来ないようなところに私がやってきたものだから、蚊たちにとっては、もうパーティーの始まりだったのですね。

片手がふさがっていると、意外と蚊の駆除は遣り辛く、息で吹き飛ばないかなと思って実行したのですが、ダメで、結局は振り払いました。

だけどその場を離れても、せっかくのごちそうがやってきたと思った彼らは私に付きまとって数メートルのストーカーでした。

殺したくもなかったので、最初は振り払っていましたが、あまりのしつこさにペシぺシと蚊との正しい別れ方をしたわけですが、誰も私の血を吸っていたものはいなかったのです。お久しぶり過ぎて不器用になってしまって吸えなかったのかしらと思いました。

可哀そうに、結局お腹も満たされずに無駄死にだったんだなと思いましたが、彼らにはそれを考える力がないのが、むしろ救いなのかもしれませんね。

(考えようによっては、恐ろしい発言ですよね。)

 

モスラのお食事風景を撮っていたら、実は私が蚊に食事されそうになったと言うお話・・・・かな(笑)

 

日記ブログも書きたいなと思っていましたが、恐ろしいことに陶芸の先生からいきなりの明日までにの宿題が出ました。

本音を言えば、いきなりはダメでしょう !!


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『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』シーズン4

2023-10-16 11:04:28 | 海外ドラマ

10月1日より開局25周年を機に「AXNミステリー」が「ミステリーチャンネル」に名前が変わりましたね。

これからもお世話になっていくと思いますm(__)m

 

さっそく「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」のシーズン4の一挙放送でお世話になりました。

このドラマは姉にも勧めたので、姉は前日からのシーズン1から、全部録画したもよう。

録画組は、意外と録画残量が満タンに近いほど入っている場合があるので、それを気にしつつしなければならなくて、姉も今回かなり古いものを整理したと言っていました。

主に夫さんの番組だったりとか^^

 

だけどお勧めできる内容のドラマなので、良いのではないかと思います。

シーズン4もそのサスペンス部分の物語は多岐にわたっていて、飽きさせません。

歴史ある宝石の盗難とか、飛行機上の殺人とか、

あれはやっぱり・・・・SFか?

と、言うのもありましたよね。

 

捜査に関しては、アストリッドがどんどん自分に自信をつけて行っているように感じました。

ついつい単独行動をしてしまい、一人でパニクり一人で乗り越えると言うシーンもあったかな。でもやはりそこには電話からの声であっても、ラファエルの応援はありましたね。だけどエピソード4の生命倫理に関する事件では、割り切った意見を言っていた彼女が実際の小さな命に触れて、成長していくシーンがあってジーンとしました。

いつも通り「社会力向上クラブ」のメンバーも大活躍。特にチェス殺人の時に。だけど私的には、もっとたくさん出てきて欲しいと思います。彼らの個性が好きなのかもしれません。

事件自体も面白かったのですが、二人の私生活も気になることがいっぱいですね。

 

以下はその気になることの箇条書きですが、ネタバレしています。

未見の方はお気をつけて。

 

・アストリッドの異母弟との触れ合いと不器用な生活は良かったですね。

結局、引っ越しと言うことで離れてしまうわけですが、シーズン5にも出てきて欲しいと思いました。

その異母弟の母、アンヌ・ラングレは癌みたいで、その治療の為に刑務所の移動が行われるわけですが、やはりこれでアストリッドの前から退場でしょうか。

でも彼女、可愛そうだと思ってしまいます。治癒して、堀の中からでもアストリッドと異母弟を見守っていて欲しいものですね。

 

・アストリッドの恋人、テツオ。

二人の仲はゆっくりと進んでいて、ようやくお泊りも出来そうになってきました。

だけど、なんと、奨学金の停止だとかで、彼は近いうちに東京に帰らなければならないみたい。

えー、えー、えー !?

どうなるの ?

気になる二人ですよね。

こんなアストリッドにとって良い人は、そうはなかなか見つからないと思いますよね。

だってフランス人はすぐにさ・・・・・(・∀・)ニヤニヤ

 

・せっかくニコラがアンチュールの妹と別れたと言うのに。その別れのキスを目撃して、勘違いしてやけ酒。

その翌日の朝、彼が自分の気持ちを告白に来たと言うのに、ラファエルの部屋には別の男が。

なんでよ~!!!

って思っちゃいますよね。(/_;)

 

・でも最終話で、二人はようやく💛

アストリッドとラファエルの二人の会話の前に、ニコルとテツオの会話があったでしょう。付き合いだしてどのくらいかっていう部分。

最後にラファエルの妊娠が発覚するけれど、私、ちょっと、それってパパは誰なのって思ってしまったんです。大丈夫なのかなぁ。どうなるのかなぁ。

 

と言うわけで、早くもシーズン5が待ち遠しいですね。

 

シーズン4のエピソードなどはこちらで→エピソード情報|アストリッドとラファエル 文書係の事件録|ミステリーチャンネル ~日本唯一のミステリードラマ専門チャンネル~(旧AXNミステリー) (mystery.co.jp)

登場人物などはこちらで→【あの日本人俳優は?】『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』キャスト情報まとめ※シーズン3までのネタバレ注意|海外ドラマコラム|ミステリーチャンネル ~日本唯一のミステリードラマ専門チャンネル~(旧AXNミステリー) (mystery.co.jp)

 

 

 

 

 


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