森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

楽しみなことを数える《映画大好き》

2023-05-29 00:11:47 | 映画だい好き☆☆

楽しみなことを数える《ドラマ好きです》の続きです。

 

映画が大好き。

だから映画館に映画を見に行くと、予告編を見るのも楽しみの一つです。

最近は、予告編を見ることが出来なくても、チラシを貰ってきて情報を得たりするのも楽しいですね。

 

一番近いところで楽しみにしていた映画は、昨日見てきて感想を書きました。でもネタバレなしで書いたら、何となく書き足りないような感じになってしまいました。

その書き足りないような感想は→「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を見てきました。

 

次になにげに楽しみにしているのは、実は

 コレだったりします。なんか単純に大笑いできそう・・・・。

それから

 2枚づつ撮ってしまったので、どっちという感じですが、もちろん楽しみにしているのは、天海祐希の「緊急取調室」です。

私、猿之助さんの件とこの映画公開は、関係のないことだよと思っていたのですが、予告編を見て、そうでもないなぁとちょっとだけ思ってしまいましたよ。

なぜならラスボスである猿之助さんが出てくると、やっぱり余計なことを考えちゃって、心がざわつきました。

これは、あくまでも自分の中の感情が揺れたという事実を書いているだけですから。

 

どんなお仕事でも、それなりにあることだと思いますが、こういうお仕事だけに関して思うことを言わせていただくと、

芸を生業として生きるとある家族のお父さんが、

「来世で幸せになろう。」と言い、

「そうだね、とってもいろいろと耐えられないものね。」と母が泣いて、思わず「うんうん」と頷いても、

「あっ、ちょっと待ってくれよ、おやじ。俺、俺が出ている映画がもうすぐ公開になるんだよ。ちょっとそれの実行は、その映画が終わってから、もしくはせめて

 

それを言う余裕がなくなるから「自殺」という手段に走ってしまうのかもしれません。

でもそれでも、何でもない平穏な時から、こういう感覚を足枷にして欲しい。

 

本当はもっといろいろなことを思ってしまっている自分がいるのですが、それでもやっぱり猿之助さんを、今のまだすべてが分かっていない段階では、好きなまま。応援もしたい気持ちもあるんです。でもやっぱり、大勢の人が下を歩いているようなところにダイブするような選択はしないで欲しかったと思うのです。

もちろんこれは比喩ですよ。

 

で、その隣の「65」。

ちょっとこういうの、好きかもって思ってます。

 

「怪物」。とっても興味があったのですが、予告編を見たら、なんかイラっとしました。映画館で見ないで配信を待つかなと思ったのですが、シナリオが坂元さんなので、心が揺れています。

それに音楽も坂本さんなんで、さらに揺れますよね。

そのお隣のリーアム・ニーソンの「探偵マーロウ」、なんか面白そうですよね。こういう方が、今の私にはお気楽でいいのかも。

 

それから

「インディ・ジョーンズ」は楽しみですよね。ワクワクするけれど、ちょっとだけドキドキもします。

 

でもこんな風に、見たい映画をチェックしても、最近の私は一か月に映画館に足を運ぶことが全くできない月もあって、せいぜい1作品か2作品を見られたらいいなって感じです。(5月は何と4作品 !!!)

それでもこんな風にチェックしておくと、配信の時に見逃さないで済むので、意外と意味はあるんですよ。

 

それからちょっと先の公開ですが、「岸部露伴 ルーヴルに行く」と同じくらいに楽しみにしているのが、

実は「キングダム」なんです。

夏は熱いなぁ♪

だけど秋もクールです !

 

ああ、このお話、原作を読んでしまったなぁと思ったのですが、やっぱり誰が犯人だったのか全く思い出せず、

忘れるということは、決して悪いことばかりではないんだと、しみじみ思う今日この頃です^^

 

(6月1日)

☆追記1:「ミステリという勿れ」は、レギュラー陣の追加のキャストで話が盛り上がっていましたね。ずっと先の公開と思っていても、きっとあっという間に9月はやってきてしまうのでしょうね。

☆追記2:やっぱりと言うか、とうとう「キントリ」は、公開延期になってしまいました。すごくがっかりしましたが、仕方がないことだと思いました。

☆追記3:監督と主演で「65」はちょっと期待していたのですが、ゆっくりあらすじや、他の人のレビューを読んでいたら、あまり思っていたのと違うような気がして、配信を待つことにしました。むしろ「怪物」の方が、興味が数値が爆上がりです。別に坂元さんが賞を取ったからではなくて・・・・・いや、それもあるかもです。なぜならみんなが賞をあげたくなるような作品だってことですよねぇ。私はさらに踏み込んだ予告編を見て、あの気持ちをザラっとさせる教師にも、その言動や行動に理由があったんだと思うと、それが知りたいなと思えてきたからなんですが。行ける日を見つけて、劇場で見たいと思います。

 


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ある日、「マリオ」のポスターを見て

2023-05-08 02:24:42 | 映画だい好き☆☆

3月に「RRR」の映画を見に来た時、このポスターに気が付きました。

それを見て、思わず私は言いました。

「マリオ、やるんだ。しかも今!!

ああ、でも私に孫がいたなら、喜んでこの映画に連れてきてあげたのになぁ。」

私は「孫なし」。

ある意味、今の時代の流行りです。

ついつい思ってしまいましたが、ないものねだりはイケないと分かっているので、普段はあまりそんなことは思わない方です。

多分映画だったから。

映画を孫っちと行くというのは、私の心の底に眠っていた密かな望みだったのかもしれません。

でもやっぱりないものねだりって、面倒くさいので、それはどうでもすぐに良くなりました。そしてまた私は言いました。

「ああ、これを子供たちが小さい時やってくれていたら、私はワクワクしながら一緒に見に行ったのになぁ。」

 

するとそれを聞いていた星子さんが

「私は以前は映画館で映画を見る習慣がなくて、子供たちを映画に連れて行くのはお父さんの役目だったの。だから孫も連れて行こうなんて全く思わないわ。」と言いました。

あらっ、勿体ない。楽しいのに。そう思いましたが、それは私の「映画好き」が思わせる感情で、人それぞれだと思います。

 

この後、そのポスターを見ながら、「マリオ」の事でお話は盛り上がりました。

私は思いました。

良いものを作ると、こんな風にずっとずっとそれらは世界に認められて生き続けてくれるんだなと。

どんどん後進国になっていく元気のない日本。

もうこうなったらゲームにアニメ&漫画で復権を図っていくしかないんじゃない ?

(もちろんそれだけではないはず。)

 

だけど、これ最初から最後まで日本で出来なかったの ?

その時、ふと昔の「マリオ」の実写版の事が頭によぎってしまいました。

あまり評判は良くなかったような記憶があるのですが、我が家ではそれをビデオでレンタルしてきて見て、あれはあれで面白かったと記憶しています。

(「面白い」のハードルが低いのかしら。)

その時は実写版ゆえの外国映画だと思いました。

今度はアニメなんだから、日本でだって作れたのでは と思ったのでした。

 

いずれにしても、子供向き映画で私には関係がないのだと、その時は思っていたのですが。

 

「連休に映画でも行こうか。『スラムダンク』とか。」

と私がルート君を誘うと、

「いや、俺は映画の『マリオ』を見たいね。」

ええっー!?

と、私は驚いたものの、あれは子供向けと言うわけではなかったんだ。

『ああ、これを子供たちが小さい時やってくれていたら、私はワクワクしながら一緒に見に行ったのになぁ。』は撤回です。

 

映画は、楽しいと可愛いがいっぱい詰まった内容で面白かったです。

感想は→「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を見てきました。

 

で、そこには書きませんでしたが、これはやっぱり日本で作らなくて良かったのだと思いました。日本って、こういう良い意味での「単純」な物語って苦手なんじゃないかと思ったからです。

帰りの車の中で、ルート君相手に言いました。

「もしも『マリオ』を日本で作ったら、きっとタイトルの前に『シン』が付くんじゃない ? 」

「つけちゃダメでしょ。」とルート君。

「で、ルイージがこう言うの。

『兄さんは必ず助けに来てくれると思ってたよ。でも一度だけ、クッパがあんまりにも怖いんで、諦めてこないんじゃないかと疑っちゃったよ。そんな僕を殴ってくれ・・・・兄さん。』

するとマリオが

『絶対に俺は助けに行くと思ってた。だけど一度だけ、あんまりにも厳しい状況で、俺は一生懸命にやったんだ。だからもう許してくれと諦めかけたんだ。ルイージ、そんな俺を殴ってくれ。』って言うの。

『兄さん !!』

『ルイージ !!』って抱き合う、感動シーン。」

「あっ、俺、そういうの見たくないです。」とルート君。

 

ですよね。

 

 

後で聞いたら、横浜で暮らすラッタさんも、同じ日に見に行っていたのですって。

さすが、我が同族・・・・って言ったら、きっと叱られそうです(笑)

 

映画館で、ステッカーを貰いました。

 

 

 

 


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先の楽しみ「鳩の撃退法」

2021-02-26 01:33:01 | 映画だい好き☆☆

またもいつも通り、深夜にブログを更新しているわけですが、昨日の朝には嬉しいお知らせがありました。もちろん私的にはですが、3月には(もうすぐ)延期になっていた「太陽は動かない」が、ようやく公開されると思っていた所、続けて8月には新作の映画が公開と知り嬉しく思いました。

昨日会った友人が

「あの人、なんだかんだとコンスタントにお仕事こなしてるよね。」と言いました。

友人は特に彼のファンではないのです。思わず私はいろんなことを熱く語ってしまいました。

「仕事を頑張り続けている人は、みんなそれなりの努力をちゃんとしているよね。」と、友人。

「そうそう。」と頷きながら、私は我が身をチラッとだけ思い、胸がチクリとしました。

まあ、それはそれ。

楽しみな事が増えて、私も頑張ろうと言う気持ちにもなると言うものです。

 

「藤原竜也が2人!?土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司との共演作公開」

上は「映画ナタリー」とリンクしています。そこに出演者のコメントも載っています。

一番下には、特報も貼っておきますね。

原作も気になる所です。

 

 

 

 

映画『鳩の撃退法』【特報映像】8月27日(金)全国公開


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「僕だけがいない街」のエキストラ募集してますよ

2015-08-30 23:38:06 | 映画だい好き☆☆

ふと思いついて、「エキストラ募集」とかやっていないのかなと検索してみたら、ありましたよ~。

※       ※       ※

「エキストラ」の新情報、追記の形で入れておきますね。

9月4日 印西市

詳しくは→ こちらのサイトで

こちらも締め切りはすぐです。

9月1日〈火〉 18:00

 

行きたいなあ・・・・。

でも始発バスが走って無くて無理だなあ。

 

※        ※        ※

8月8日に更新した以下の記事は終了しています。

 

茨城の笠間なんですって。

行けないかなあと路線検索してみたら、かなりギリギリ・・・・

はっきり言って、私は無理かと。

いや、日程もあって万が一、行けたとしても選ばれる可能性は低いような気もします。

だってエキストラと言えども、その他大勢で影すら映らないパターンじゃないですよ、これ。

 

でももし行けたとしたら、ダメもとで申し込んだと思いますよ。

 

交通手段が確保できる方、

夏の想い出づくりにいかがですか。

 

詳しくは→こちらです

 

 

 

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2016年、映画「僕だけがいない街」、楽しみですね。

2015-07-26 09:38:07 | 映画だい好き☆☆

藤原竜也と有村架純が初共演!「僕街」アニメに続き実写映画化

24日に、嬉しいお知らせがありました。早く書きたかったのですが、少々時間がなくて今日になってしまいました。

 

「『精霊の守り人』、楽しみですね♪」の記事の中で

>「近いうちにもう一つ何かあるんだよね。それも楽しみです。」

と書いたのですが、そのもう一つは、これだったのですね。

 

この「僕だけがいない街」ってタイトルが寂しげじゃないですか。

内容を知らなかったのですが、印象が深くてどこかで見た記憶があるのです。

先日立ち寄った本屋さんで見たのでしょうか。

でも子供の本箱にある事を祈って聞いてみましたが・・・・

ああ、「あるよ」って言って欲しかったのに、無いんだって(/_;)

 

昨日、密林サイトで検索してみました。なか見検索が出来ますよ。

えっ、吃驚。今日は売れ切れてる!!!

これ、凄くないですか!?

でも大丈夫です。7月29日に入荷予定ですって。

みんな注目しているのですね。

 

僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)
三部 けい
角川書店(角川グループパブリッシング)

 

それでちらっと見た印象で、主人公の青年、なんかイメージがぴったりですよ。

 

「途中でピザ、食べちゃダメですよ。」の少女が、きっと有村さんの役だと思うんですが、それもぴったり。

お話もタイムリープだなんてSF&ミステリーで、好きなジャンルです。

 

「僕だけがいない街」の公式サイトでは、原作者、監督、藤原竜也さん、有村架純さんのコメントも掲載中です。→ここです

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「麒麟の翼~劇場版・新参者」と「キルトの家・前編」

2012-01-29 14:15:21 | 映画だい好き☆☆

こんな風に映画とドラマのことを絡ませると、カテゴリーの何処に放り込んだら良いのかとささやかな事で悩んだりもします。

そう言えば、「映画大好き☆☆」なんてカテゴリーも作ってあったのだと思い出しました。という訳で、久しぶりにそのカテゴリーを使いました。

 

だけど、まずは映画ブログ「近未来二番館」のお知らせです。
「麒麟の翼~劇場版・新参者」を見てきました。その感想は→こちらです。

 

そのブログの感想には書かなかったことを、此処ではちょっとだけ触れたいと思います。

触れたいことは二つあったのですが、書いてみたら、大した話題でもないのに長くなってしまったのでそのひとつだけ。

そのひとつは二世俳優さんの活躍。(敬称略にて失礼します。)
映画を見ていてふと、「二世さんたちが頑張っているな。」と思ってしまったのでした。でもそちらの感想に敢えて書かなかったのは、その二世さんたちの「たち」の一人は、中井貴一だったからです。彼はデビューした時には名優佐田啓二の息子で、先にデビューしていた姉の貴恵の弟と、かなり宣伝にも使われたと思います。その肩書きは彼に長い間付きまとっていたと思います。

だけど私は佐田啓二は知らないし、姉の貴恵さんと比較しても役者としての実力の差は最初から雲泥の差がありました。(と、私は思っています。ごめんなさい)

今更二世もないかなと思ったわけですが、そこに三浦貴大が出てくると、思わず連想して「二世さんたちが頑張っているな。」と言う事を、ふと思ってしまったと言うわけなのです。

だけどこの三浦貴大を「RAILWAYS」で見たときには、彼が三浦友和の息子だとはまったく気がつかず、「SPACE BATTLESHIPヤマト」に出ていたと言われても、記憶に呼び起こせません。

言うなれば地味なんですよね。

でもそれは、もしかしたら「友和・百恵の息子」と言われずに着実に力をつけていきたいと言う気持ちの表れなのかとも思いました。この作品の中でも、何げに地味。

でも夜「キルトの家」と言うドラマを見ていて、そこにも彼が出ていることを知りました。出ていると言うより主役です。そのドラマの中で走ったり運動をしていた後は髪が乱れて・・・、そこで初めて気がつきました。結構いい顔してるのねって。

彼に小者感を漂わせているのは、あの髪型だと思いました。でもそんなキャラでいっているので、仕事が途絶えることなくあるのかも知れず難しいところだとも思いました。

二世が良いとか悪いとかはまったく関係のない事ですが、やはりスタートが恵まれている事は事実だと思います。その時に誰々の息子、娘と言う肩書きがつこうとも。すべてを武器にして、そのうち「二世なんて言ったら悪いな。」と思わせるぐらいの良い俳優さんに成長してもらいたいものです。

本来は、「ヤー、この俳優、凄い良いよー。誰?へえ、彼の息子なんだ。」と言うのが、見ている側も演じる側にもベストなことなんだろうなと思ったりもみますが、なかなか難しいことなのかも知れませんね。

俳優さんではないですが、宇多田ヒカルなんかが、そんな感じですよね。そして、私にとっては杏なんかもそうです。彼女っていいなあと思ったら、渡辺謙の娘であることを知ったのです。先日、三浦貴大がNHKのトーク番組に出たときに杏とは幼馴染だと知りました。昔遊んだ筒井筒井筒が今ではテレビで夫婦役。なんか面白い。これって、「キルトの家」の話です。

「キルトの家」はタイトルに出したのですが、感想は今の時点では書けない所。後半で見えてくる部分がたくさんあるからです。但し面白かったです。手助けを拒む老人たちの気持ちは。松坂慶子が演じるあの人の家には何か秘密があるのか。杏の夫はDV男らしい・・。来週も楽しみです。

そうそう忘れちゃいけなかった・・。

二世俳優さん、「麒麟の翼~劇場版・新参者」にはもうひとり頑張っている方がいました。

「タケオ~!!」って、それは「おひさま」の中の役名でした。
柄本時生、父は柄本明、母は角替和枝、兄は柄本佑。俳優一家ですね。

 

映画ブログに敢えて書かなくて触れてみたいと思ったもうひとつのテーマは、実はドラマと映画の違いって何だろうと言うことでした。

映画を見ていて、なんとなくこの映画を見た感想の中には「これ、ドラマの二時間スペシャルで良いじゃん。」と言う人がたくさんいそうだなと思ったのでした。そんな事を思ったのは、私自身も最初の方でほんのちょっとだけ思ってしまったからかもしれません。

ただその言葉はドラマを作る人、映画を作る人、双方にイラッとさせるものがあるんじゃないかなと、いろいろ考えてしまったのでした。

という訳で、そんなことがテーマだったのですが、何げに眠いし(昨日見てしまいましたよ深夜の『黙阿弥オペラ』)、頭も働かないのでいつかまたと言うことで・・・zz

あっ、だけど(パチリ)、「麒麟の翼~劇場版・新参者」は後半に行けば行くほど、これはやっぱり映画館で見て良かったと思いましたし、泣けました。

 

 

麒麟の翼 (特別書き下ろし)
東野 圭吾
講談社

 ・・

 


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映画「相棒」

2008-05-03 19:18:34 | 映画だい好き☆☆

 映画の「相棒」を観てきました 

感想は映画ブログ「近未来二番館」に書きました。

 →こちらです。

 とりあえず、今はこれだけなんですが、後で追記すると思います。なんたって、エキストラ体験のことがありますし。でもね、夜、土曜ワイドの「相棒」があるから、忙しい。

                                             

 

追記は別記事に書きました。→コチラ「『相棒』づくし」です。

 

 

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「ロミオとジュリエット」と「卒業」

2007-10-07 00:40:07 | 映画だい好き☆☆

「緑子への手紙」で、流れとして、この映画の感想を書かないわけにはいかない。毎度お馴染みの二番館で観た「ロミオとジュリエット」と「卒業」。青春のと言うにはあまりにも青すぎる、思春期の入り口にいた頃観た映画だった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ロミオとジュリエット

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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 好きなものにエールを送る、私のポリシーは今も昔も変わらない。教室で「ねぇ、昨日さぁ、お姉ちゃんと映画行ったんだあー。」なんて言い方は絶対にしない。教室の片隅の席で、ぼんやりしている私はいきなりワっと泣いた。そしてハラハラ涙を流した後に「どうしたの。」と心配してくれる友達に「だって、昨日見た『ロミオとジュリエット』はね・・・、もう思い出しただけで涙が・・ああ・・」

 

ちょっと演技入っている私!?

  

 だけど定期テストを今週に控えた月曜日、アパッチと言うニックネームの担任が険しい目つきで入ってきて、開口一番こう言った。
「昨日の日曜日に映画館に行った人、このなかに何人いますか。」
バラバラと手が挙がる。「ぱらぱら」ではない、「ばらばら」だ。(私のパソコンでは見えづらいなあ)
「あなたたちは何を考えているの!!!」
―だって、今週で終わってしまうもの。― と声が上がる。
振り向くと、緑子も行っていた(緑子は私の中学時代の友人、仮名だけど)。

 

知ーらない、あたし。

 

 ところが、見た人の中で奇妙なことを言い出す人たちが多数現れだした。「ロミオとジュリエット」を観に行ったけれど「卒業」の方が良かったと言う意見だ。実はそれが多数派。レナードに夢中な私は、今更裏切らないが、なんとなく辛い。私だって「卒業」は良かったよ。サイモンとガーファンクルの音楽、ドライブのシーン、ラストの結婚式場から恋人を奪うシーン。涙が出ましたよ。でも、なんで「ロミオとジュリエット」が「卒業」に負けなくてはいけないんだ。何かが変。その頃は言葉を巧く使えなかった。今なら笑って言える。

 

 「何で、二つを比べなくてはいけないの?」

 

 二つとも桜と梅の花がそれぞれ好きなように、好きな作品だ。ただ「卒業」については「サウンド・オブ・ミュージック」と共に、見た年代で見たところが違うと言うテーマでいつか又加えて書きたいと思う。(いつかはいつか、ずっと、たぶん後) 「卒業」は、その内容を知らない人でも、そのラストだけを知っている人も多いのではないかと思う。上に書いたこととダブってしまうが、音楽の素晴らしさなくしては語れないと思う。 だが、「ロミオとジュリエット」の音楽が素晴らしくなかったわけではない。

 

―What Is Youth―こんな所で視聴できます。

若さとはつかの間の炎 
乙女とは欲望を秘めた氷
この世は移り行く バラは花開き、やがてしぼむ 
若さも愛らしい乙女も同じこと
甘い微笑みの 花開く季節が来れば 恋人よ 愛し合おう
結婚を考えるもよし 駆引きに明け暮れるもよし
でも僕は上手に切り抜ける
キューピッドは誰でも狙ってる 
たわむれに歌を歌おう
死はたちまちやって来て 僕達を沈黙させる
蜜よりも甘く胆汁よりも苦い
恋はけっして飽きない気晴らし
蜜よりも甘く胆汁よりも苦い
キューピッドは誰でも狙ってる

 

  私は今でも、この曲を聞くと涙が次から次へと溢れてくる。薄暗い教室で友達の前で涙した時と同じだ。あれは、計算ではなかったのだ。語ろうとすると涙が溢れ、切々と涙で語ってしまう。言葉は飲み込まれてしまう。

 この映画は、何処を切り取っても美しい一枚の絵画になってしまう。全て全てのシーンが美しい。街並みが綺麗だ、衣装が美しい。ロミオもジュリエットも若くて美しい。そして、俳優達の発声が素晴らしくて、心に染み渡っていく。シェイクスピアは古典だ。イメージ的にも格調が高い。見ていて、ああこれがシェイクスピア劇なんだなと、教えられたような気がした。時代が変わっても、そこにある若さゆえの一途な想いは同じである。長く生きることにより付ける事が許される老獪な智慧の鎧も、身にまとうこともなく無防備ゆえに、若さは愚かで儚く真っ直ぐすぎて悲しい。

  二人の最後の別れのシーンで、ロミオが「Adieu」と言って、朝もやの中を消えていくシーンが忘れられない。

 

 >死はたちまちやって来て 僕達を沈黙させる 
蜜よりも甘く胆汁よりも苦い 
恋はけっして飽きない気晴らし ・・・・・・ 

 ―命短し、恋せよ乙女♪ と同じ意味ですよね。
実際の恋はなくても、自分の人生には恋をして生きていきたいものだと思う。


 

 

ロミオとジュリエット
サントラ,グレン・ウエスン
EMIミュージック・ジャパン

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草原の輝き

2007-10-04 08:05:02 | 映画だい好き☆☆
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  草原の輝き

ワーナー・ホーム・ビデオ

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  ワーズワースの詩について、書いてきましたので最後はこの映画について記しておきたいと思いました。
私は、ワーズワースの「虹」も「水仙」も知りませんでしたが、でも、その詩人の名前は知っていました。何も覚えてはいませんでしたが、たぶん詩集も図書室あたりで手に取った事があると思います。でも、なにぶん訳が古いので自分の知りたかったものにたどり着けなかったと思います。

知りたかったのは、この映画の中に出てくる詩の一節。


草原の輝き  花の栄光
再びそれは還(かえ)らずとも,なげくなかれ
その奥に秘められたる力を見い出すべし


ワーズワースの詩なんです。


小学生の頃の私とその友人は、見かけとは違って少しませていたのではないかと思います。又、友人の家はかなり裕福で、「スクリーン」や「キネマ旬報」と言った映画専門誌を毎号買っていました。
ずっと後から参入した「ロードショウ」も含めて今でもこれらの雑誌はあるんですね。

大人になってしまった今、この本の値段を見ると、840円前後で決して高くは感じられませんが、今の小学生の一ヶ月のお小遣いは高学年で、2千円前後だとするとその半分近くがかかってしまうわけですから、子供からしてみれば、決して「安い」と言うわけではないですよね。その比率は、昔も同じだった様に思います。私は、お小遣いの殆どを漫画雑誌に費やしていましたので、そこまでは手が出るわけもなく、友人宅でその雑誌を熟読する習慣になっていました。熟読と言っても、写真ばかりですが。


その頃の「スクリーン」には、いつもアラン・ドロンやオードリー・ヘップバーンが微笑んでいました。そして、それとは違った強烈な個性を放って、私たちの心を掴んでいたのが、ナタリー・ウッドでした。たぶん、その頃同級生で「ナタリー」の名前を出して、反応してくれるの人は何人もいなかったと思います。なぜなら、彼女の代表作である「理由なき反抗」1955年、「草原の輝き」「ウエスト・サイドストーリー」は1961年。まだ、生まれる前と幼児の時の映画です。私たちにとって、憧れているのにその映画を一本も見ていないという、不思議な女優でした。昔の銀幕のスターと言うものはそういうものだったのかもしれません。

その頃特に、読者のページ欄などで、この「草原の輝き」についての感想などが載りますと、その映画タイトルからも、いつか見てみたいと憧れるようになりました。「理由なき反抗」や「ウエスト・サイドストーリー」などは、リバイバルによりその後映画館で見るチャンスがありましたが、この作品はチャンスに恵まれませんでした。

「今」と言う時代しか知らない人には、上の文が理解できないかも知れませんね。DVDもビデオもなかった頃は、映画は映画館で見るかテレビで見るしかなかったのですよ。

だけど、ある時ふと点けたテレビの午後のロードショウで、やっていたではないですか。たぶん私は中学生にはなっていたと思います。なぜなら、「性」と言うものを知らなければ、この映画をわかってみることはできなかったからです。

そのあらすじ<Goo映画より>
バッド(ウォーレン・ベイティ)と、ディーン(ナタリー・ウッド)は高校3年生。愛し合っているが、セックスに罪悪感を持つ母親の影響もあってディーンはバッドのすべてを受け入れるに至らない。バッドの父石油業者のエイスは息子がフットボールの選手であることが大自慢で、エール大学に入れたがっているが、バッドには父親の期待が心の負担になっている。それにこの父は、理解あるりに振舞うが本能的には暴君で、姉のジェニーが家出してダラクしてしまい、大学を追われたのも、このような父のいる家庭がたまらなかったからだ。だからバッドの気持ちはひたむきに向かうのだが、彼女はそれを受けとめてくれないのだ。父は気楽な気持ちで他の娘とよろしくやればよいなどという。そんなことでイライラした気持を、バッドは折にふれて乱暴な行動で爆発させたりする。そしてついに彼も同級生でコケティッシュな娘ファニタの誘惑に負ける。青春の悩みに苦しんでいるディーンはこの事件でショックを受け、河に身を投げる。救助に飛び込んだバッドのおかげで死を免れたディーンは精神病院に入院するが、そこでジョニーという若い医師と婚約する。一方、父の希望通りエール大学に入ったバッドは、勉強にも身が入らず、酒ばかり飲み、あげくにアンジェリーナというつまらないイタリア娘と結ばれてしまう。学校は退学寸前のところまでいっている。そこで父のエイスはニューヨークへ出かけようとする。ちょうどそのころ、1929年の大恐慌がやってきた。エイスは大打撃をかくして息子に会い、コーラス・ガールをバッドの寝室に送り込んだりするが、その夜窓から飛びおりて自殺する。やがて退院したディーンは、バッドが田舎へ引込んで牧場をやっていることを知り、訪ねて行く。バッドはアンジェリーナとつつましく暮らしていた。2人は静かな気持ちで再会し、そして別れた。青春は終ったのだ。





最初の方の高校の授業で、その詩の朗読をするシーンがあるのですが、最後にバスに揺られながら去っていくシーンで、彼女がワーズワースの詩を口ずさむのです。この映画は、この詩があってこその映画だと思います。

今思うと、「性の自由さ」と言うのは、精神的な進化なのでしょうか。なぜなら、愛していても心を病むまで悩む愛と性の狭間に揺れる青春が、勝手のアメリカにはあり、それを理解でき共鳴する多くの日本の若い女性が、「スクリーン」などの読者欄に感想を送っていたのだと思います。
今と言う時代がそんな時代ではない事は、確かなことだと思います。

私自身も、この映画で学んだ事は
― 一つの時代が終わりを告げても、新たなる旅たちの時が来る。―というような感動ばかりではなく、時には自分の心に素直に生きると言う事の大切さだったかも知れません。




Though nothing can bring back the hour of splendor in the grass, of glory in the flower, we will grieve not. Rather find strength in what remains behind.



ナタリー・ウッドは、「プロ・スパイ」と言うテレビドラマで人気があったロバート・ワグナーと、一度は離婚したものの、紆余曲折した後二度結ばれました。
1981年「ブレインストーム」と言う撮影中ボートの転覆事故で亡くなりました。 43歳。・・・・悲しかったですよ。
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怪獣映画はSF―「ゴジラ」

2007-03-01 08:19:30 | 映画だい好き☆☆

 中学3年のある日の月曜日のホームルームの時間、Ⅰ先生が言った。
「昨日、『ゴジラ』をテレビでやっていたけれど、見た人はいますか。」

―あっ、見た。夕方テレビをつけたらやっていた。白黒で、ゴジラの顔が怖かった。ストーリーも暗く地味だったが、海の中で死んでいくと言う設定のゴジラが渋くて、面白かった。

俺見たぞ。俺も、私も。クラスの大半が日曜の夕方のテレビ放映を見ていた。
―おいおい受験生だぞ、勉強しろよ。、、、って、私もか。

 その後、Ⅰ先生はとうとうとその感想を語った。

その感想は、あまりにも大真面目なものだった。私は斜めに構えフンと思った。中学生はいつだって、残酷で怖い未熟な生き物だ。誰かの熱い想いが、時にはうざい。
が、聞いていないかというとさにあらず。

 

その頃、ゴジラはすっかり子供達の友達だった。強くて怖いゴジラが好きだったのに、何を勘違いされたのか、人気が出ると、その頃まだ子供だった私達のアイドルに仕立て直されてしまっていた。
時にはシェ―をしたり、ミニラ相手にスパルタ父さんを演じたり、挙句に「怪獣島」なるところで管理されてしまったりで、散々な扱いだ。

ちなみに私が一番最低と思う怪獣映画はこの「オール怪獣大進撃」だ。 すっかり、お子ちゃま映画のヒーローになってしまっていたゴジラなのだが、もうその頃の私は、お子ちゃまでなかったから、時勢の流れに耐えられないものを感じたものだ。〈映画好きの子供を馬鹿にしてるぞ〉
でも、「ジュラシックパーク」を観ても、アイデアとして目新しく感じなかったのは、「怪獣島」を知っていたからか~・・なんちゃって。

 

話を元に戻すが、その時のⅠ先生の「ゴジラ」の感想は、いつの間にかそっくりそのまま私の感想になってしまったように思う。水爆実験の果てに誕生してしまった「ゴジラ」と言う怪獣。その「ゴジラ」を倒すべく使用された新兵器(オキシジェン・デストロイヤー)。その開発者は、その兵器が新たな人類の脅威にならぬように自らもゴジラとともに消えていってしまう。
Ⅰ先生はそれを科学者の良心と言っていた。先生はその「良心」に感動したと言っていた。

そうだったのか。私は、違うシーンで頭が一杯だった。ゴジラというと
「もう、間に合いません。さよなら、みなさん。さよなら、」と言いながら、最後の最後まで放送を続けたアナウンサーの姿に感動して涙が誘われる。
逃げたらいいのに。思わずそう思ってしまう、そのシーン。だけど、報道マンの使命に殉じる姿に心打たれない人はいないのではないだろうか。

この映画は、1954年に作られた。先の大戦が終わってまだ10年経っていなかった。

ある日突然現れたものに、都市を理不尽にも破壊される恐怖、逃げ惑わなければならない恐怖、命を脅かされる恐怖は、その警報、疎開、被爆に表現され、当時の人々の記憶にある恐怖に呼びかけるものであったかもしれない。

自分の選んだ道に殉じるというのも、人々の記憶に新しく、感動を呼んだのかもしれない。戦争を知らない私達には、日本人の遺伝子の中に組み込まれていると言ったら、いかにも私らしい大げささだとは思うが・・・

 「ゴジラ」-この映画は、平和の願いがこめられた日本が誇っていい素晴らしい映画だと思う。

                                

 

 

 

 

 

 

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