森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「12月の暮らし」と2024年のまとめ

2025-01-31 11:51:08 | 梢は歌う(日記)

昨年も1月30日に12月のまとめやら、2023年のまとめやらを書いていたようです。

じゃあ、今年もそれで良いやと思っていたわけではありませんが、結局そうなってしまいました。

今年の初めに書いた記事。

→「はねのける !

2024年は年の初めから大きな地震があったり、驚くような飛行機事故があったりして、不安な気持ちの幕開けになりました。今も何も解決していない被災地。いったいこの国はどうなってしまうのかしら。だってそれって国力がない表れじゃないですか。そんな国に成り下がってるのに、昔の勢いがあった時みたいに、あちらこちらの国にばらまいているのはなぜなの。ばらまきが政治ではないと思うのだけれど、それでも同じようにばらまくならば、物価急上昇なのに給料が上がらないで苦しんでいる国民に配りなさいよって思うのは当たり前のことではないのかしら。

本当に、いろいろ考えるとムカムカしてくるので、今はその話題は止めておきますね。

私自身においては2月に仕事を全部やめました。

未練がないわけじゃないけれど、これに関して言うと、根拠のない自分の勘を信じようと言うところなんです。

そして「次の準備」をする。次の季節のために。

いつも1年の初めに何げなく決意した言葉が、その年の大事なキィワードになってくることが、私の場合は多々あるのですが、今思うと、まさに昨年もそれだったと思います。ある人の事で、なんでそんなに気が重くなるのだろうと4月からずっと長い間苦しんでしまいました。

「はねのけろ!」と予言の言葉を呟いていたではありませんか。^^

 

そうすると、2025年は「頑張っていたほうが人生は楽しい」でしょうか。


下の囲みは、上にも書きましたが昨年の1月30日に投稿したものです。
そしてその下は2024年の12月のまとめと、ついでながらのざっくりした、2024年のまとめです。



 

 
「12月の暮らし」と2023年のまとめ
※ブログ的には、今頃12月と2023年のまとめもないだろうと言う感じなのですが、私的には大事な確認の作業で、なんだかやっと2024年に進めるような気がします。 202......
 


 映画

12月に見た映画☆2024

そして

2024年に見た映画のまとめ

 

 お芝居

相変わらず家ではなかなか見られません。

でも2024年は、→「中村仲蔵―歌舞伎王国下克上異聞ー」を観ました。

と、→「ハリーポッターと呪いの子」☆2024

を見られたので幸せでした。

その他には→「ゲキ×シネ『天號星』」

唯一家で見たのは→wowowで舞台「パラサイト」を観ました。

少ないですね(;^_^A

今年はもう少し数を増やしていきたいかなと思っています。

 海外ドラマ

12月に海外ドラマで「キャッスルロック」を見ました。感想は書いてません。以前、録画し忘れが多くて視聴を諦めたものだったので、アマプラで見られて嬉しかったのですが、少々分かり辛かったです。全10話。「スティーヴン・キングが得意とする多元的世界を描いたミステリー・ホラー」です。

 

2024年は、なにげに感想をたくさん書いていました。

北欧サスペンス「エンド・オブ・サマー~消えた少年~」 (全6話)

クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション

このドラマにはリードは出ていません。だけど彼の情報を書くと、ドクター・スペンサー・リードのマシュー・グレイ・ギュブラーは「アインシュタイン ~天才科学者の殺人捜査~」のアメリカリメイク版の主役のアインシュタイン をやるのですね。なんかそれも楽しみですね。そしてクリマイのシリーズ3には、彼が戻ってくるのですよ。でも1話だけ。それは嬉しいけれど、寂しいかもしれませんね。

ヨークシャーの切り裂き魔事件~刑事たちの終わらぬ苦悶   

社会派サスペンスでした。

「バッド・アンド・クレイジー」  韓国ドラマ「絶対彼氏」完全版  「運命のように君を愛してる」

「私の夫と結婚して」青春ウォルダム~運命を乗り越えて朝鮮弁護士

そしてようやく韓国ドラマの沼から脱出しました(笑)

名刑事コールマンの捜査と子育て両立奮闘記

実は感想を書いていませんが「ヴェラ~信念の女警部~」のシーズン12の後半、そして「主任警部モース」も見たのです。

「ヴェラ~信念の女警部~」は好きすぎて感想を書けなかったのかも知れません。

「主任警部モース」は長いから、何を書いていいのか分からなかったのかも(;^_^A

音楽は、この時からずっと同じだったのだなとしみじみと思いました。

6月ごろは、またも「名探偵ポワロ」を見ていました。「五匹の子豚」「ABC殺人事件」など、見応えがありました。

 

  日本のドラマ

season物は秋以外はここではスルーしますが、それでも「相棒」以外でも2作品は感想を書きました。

「全領域異常解決室」#10

1話から10話まで感想を書きました。藤原竜也さんは私の推しの人ですから(笑)

「海に眠るダイヤモンド」、良かったですよね~!!!

秋seasonは全部良くて、久しぶりにまとめ記事を書いてしまいました。

秋seasonのドラマは、豊作でした💛

 

と、ここまで書いて、ふと冷静になりました。

つまりこんなことやってちゃいかんッてな気持ちになったのです。この作業は、意外と楽しいのですよ。

いろいろと思い出すことも出来るわけですから。しみじみとしたりもするのですよね。

だけど今日と言うか今はダメかな。

たぶん楽しいのは自分だけだし(笑)

ただ感想を書かないものにも良作がたくさんあったなと思っています。wowowのドラマやnhkのドラマなども深い作品が多いと思いました。

ここからは過去記事リンクなしでいこうと思います。

 

 読書

やはり感想は書いてません。でも田村セツコさん大好きです。読んでいて元気が出ます。でも正直に言ってしまうと「しらが」ではなく「はくはつ」にして欲しかったなと思います。(笑)(笑)

図書館で借りて、読み切れずかえしたものもありますが、読み切って感想を書いたのは、12冊。美術館で読み終えたのと感想を書かなかったのも含めると16冊。

だけどそのうちの7冊がエドワード・ゴーリーの絵本でした。言うなれば嵌ってしまったのですね。読み切れずに返却した本も「どんどん変に」と言う彼のインタビューの本だったのです。とにかく彼はバレエを愛しお洒落で素敵な男性でもありましたね。


 漫画

「光る君へ」の影響で「あさきゆめみし」を読み直しました。だけど源氏が亡くなってしまった後の物語は、敢えて残しておきました。読み終えてしまうと寂しく感じるからでしたが、12月には残りを読み終えました。これ、不思議な気がしました。あまりのヒット作品で止めるにやめられずに紫式部は無理やりにこれを書いたのでしょうか。なんだか別の人が描いたと言う説にも頷けるような気がしてしまいます。子供たちの物語・・・・。一言で言うと、男たちが皆自分勝手なクズ・・・・・に感じました(;^_^A

 

私は数年前まで、新しい人の作品を読めませんでした。

でも漫画サイトのピッコマを登録して、それが出来るようになりました。

感想を書いたのうちの「「うらめしや」を読みました。」と「コレットは死ぬことにした」は出会えて良かった作品でした(過去記事リンクしてしまいましたね(笑))

しかし最近になって、私の中で5本の指に入るくらいの押し作家になった青池保子さんの作品の感想を、まったく書いてないってどういう事かしら。

あと「ゴールデンカムイ」「鬼滅の刃」全作最後まで読みました。

萩尾望都氏の古い作品も2作品読みました。望都氏の活躍は凄かったですね。

 

 アニメ

そう言えば「推しの子」のシーズン2を見たのは12月だったかしら。

何となくめんどくさい気持ちになっていて、なかなか見なかったのですが、見始めたらお芝居好きの私にはドはまりに嵌るような内容で、凄く良かったです。がラストが不穏。しかし原作は終了してしまっているみたいで、映画ではそこまで描いているのでしょ。アマプラで実写版のドラマを見ていなかったので、映画は見に行かなかったのですが、けっこう評判も良いみたいで、今は逆に気になってます。

 

「鬼滅の刃」も柱稽古編も見ていました。それが凄く気になるところで終わってしまったので、気になりすぎて原作を全話読んでしまったのですね。

そう言えば「葬送のフリーレン」「薬屋のひとりごと」に嵌ったのも2024年だったのよね。

ありがとう、新しい時代の天才たち。

おばあさんも(自虐・(笑))楽しんでいて、幸せな気持ちになっています。

 

 お出掛け

またも記事が間に合わなくて書いていませんが、12月は久しぶりに野田市散策をしました。

ひとりでフラフラしたのですが、かなり楽しくて、遅れてでも記事にしたいと思っています。

 

2024年もいろいろな所へ行くことが出来て幸せでした。

星子さんとは春に富岡製糸場と軽井沢に行き、秋には吹割の滝とロックハート城に行きました。姉妹では仙台に行き、平泉をひとり旅。横須賀に子供たちと行って楽しんだりしました。美術館にも多数行くことが出来ました。

かなり充実していました。

 

 陶芸と畑

まっ、自分なりに頑張ったとしか言うことがありません(笑)(笑)

それで時間に追われ、何やってるのかな、私と言う気持ちに時々なりましたが、どうも両方とも好きみたいで、止める気にはなりません。

 

 ラジオ

12月には何もなかったので、最後になってしまいましたが、2024年は拓郎さんのラジオが二回ありました。

「坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」

9月13日の吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD

何となく忙しさにかまけて、まだ「吉田拓郎」を楽しみ切っていません。買ったミニアルバムも、実は未開封。

 

 

2024年の半分は体調が悪かったと記憶していますが、それでも体調が悪いと言うことを大切にせずに、日々の暮らしを楽しんでいたと思います。

雑なおまとめになってしまいましたが、2025年も頑張ろうと言う気持ちになりました。

一日ひとつ楽しいことがあれば良いなと思っています。

さてさて、今日はどんな一日になるでしょうか。

 

1月の暮らし☆2024

2月の暮らし☆2024

3月の暮らし☆2024

4月の暮らし☆2024

5月の暮らし☆2024

6月の暮らし☆2024

7月の暮らし☆2024

8月の暮らし☆2024

9月と10月の暮らし☆2024

11月の暮らし☆2024


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の水元公園☆2024

2025-01-30 01:23:49 | お散歩&写真日記

 

昨年の12月16日に、やっぱり紅葉のメタセコイヤを見たくなり行って参りました。

一番下にリンクしましたが、この公園に一番最初に来た時も12月だったのに、やはり記事にしたのは翌年の1月でした。

12月はなにげに忙しいので、その年も昨年も記事に書けなかったのだと思いますが、だからと言ってスルーはしたくない美しさがこの公園にはあるのですね。

 

だけどこの公園には、なぜか7月と12月にしか来ていないのです。

それで今年の目標の一つは決まりました。

それは「新緑の水元公園を訪れる。」です。

 

主に写真日記です。

 

 

 

この森に来ると、2017年に一緒この森の中で踊るようなポーズで写真を撮って遊んだのになぁと、今は居ない愛子さんの事を必ず思い出します。

 

 

 

 

水元公園に来ると、私たちの中ではウナギ屋さんがセットになっていたりするのですが、今回はお店がお休みでした。

それで駅で買ってきたお弁当を、公園で頂きました。

しばらく行かなかったら、つくばEXの八潮駅が、なんかお店などが増えて面白そうな感じになっていました。

(でも今日あたりに『八潮』と言う言葉を聞くと、道路陥没の事が気にかかり胸が痛いです。避難している近隣の方々も早く家に帰ることが出来ますように。そして早く運転手さんが救助されますように。)

2017年12月13日訪問

秋の水元公園 (その1) 

秋の水元公園(その2)

秋の水元公園(その3)水辺の風景と。

2020年7月16日

蓮と睡蓮と―妄想は楽し

OSANPO in Mizumoto Park

2021年7月15日

美味しい一日(水元公園にて)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空は裏切らない美しさ

2025-01-28 22:55:03 | 梢は歌う(日記)

今日もまた歯を抜いてきました。

少し諦めの境地に至らないと、やっていけないような気分です。

ああ、もうおばあさんだ!!!

と嘆きつつ、「まっ、いいか。」みたいな気持ちにすぐになる。

ずっと同じところに居られないのが、人生の生きる道なんだから。

 

そう言えば義母、100歳でも入れ歯なしの自分の歯なのよね。

70歳で死んだ舅は、私くらいの時は歯がボロボロで固いものが食べられなかったの。

その事を考えるとですね、歯と寿命は関係があるかもしれませんよね。

と言うことは・・・・・・・・

私の場合は、もうもっとちゃんと人生を見つめて行かなくちゃ駄目なんじゃ・・・・・こわっ

 

この前本当に久しぶりに、昔からの友人4人が揃いました。

その時に、「人生100年時代って言うのは、私たちの母たちの時代の人たちの事を言うのであって、私たちの時代は違うわよね。」と言う話題になりました。

なんたって身近な友達が60代で3人も居なくなっているのですから。

「まずは70歳になるのが目標だわ。」と私が言うと、その友人は

「大丈夫よ。ちゃんと大丈夫って伝わってくるわ。」と言いました。

「父が死んだ83歳は越えたいな。」と又言うと、やはり彼女は「大丈夫よ。」と言い、そして

「そんなオーラが出ているもの。」と付け加えました。

 

そんなオーラって、それは生命力ってことかなと嬉しく思いました。

 

ところで1月は歯医者通いや義母のあれやこれやで、友人とのランチも少ないし、どこかに行くと言うこともほとんどない私です。

それでもたまに見上げた空が美しくて、ただそれだけで幸せな気持ちになるのでした。

 

トップの画像は、実はお友達が写したものなんです。

畑で畑仲間さんとおしゃべりをしていました。

そこでちょっと踏み込んだ話をした時に、ふと見上げると空に輪の虹が見えたのです。

「あっ、虹が。」と言うと、そのお友達が、「凄い、凄い、霧島さん(私の事)。」と言いました。

いやいや、凄いのは空であって、私じゃないですよ~。

 

虹だと思って、ちょっとだけ離れたところにあるスマホを取りに行っている間に、その虹は消えてしまったのです。

お友達もギリギリでしたが、うっすらと写っているのが分かりますか?

 

虹は消えてしまいましたが、その時撮った日の光の画像です。

 

 

そして今日、歯医者の帰り道、あまり元気と言えない私に届いた画像は

 

(友達撮影)

綺麗な青の空と藍色の雲と、そして光・・・・。

見ていたら元気が出てきました。

それに影響されて、私もマンションの階段から夕焼けを撮りました。

 

 

明日も頑張りましょう。

そして明日も良い日でありますように。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜第4回「『雛形若菜』の甘い罠」

2025-01-27 01:15:02 | ドラマ (大河)

私、馬鹿でした。

蔦重と一緒になって騙されてしまいました。

ちゃんと「甘い罠」って、タイトルに書いてあるのに、見ていなかったのです。

花魁たちの錦絵を描くのに、あの亡八どもは、お金の心配はいらないとか抜かしながら、それも遊女たちに出させれば良いやと知恵もなく思っていたのですからね。

だけど呉服屋に、花魁たちに着せたい着物を着せて絵にすると言う話を持ち掛けて入銀させようとしました。

それって、スポンサーをつけるっていう発想ですよね。

素晴らしい閃きだと思いました。

そんな閃きのヒントをくれたのも、源内。

それは偶然だったのか、わざとだったのかは分かりませんが、これからも源内は蔦重を助けてくれること間違いなしだと思われて頼もしいですよね。

 

だけど呉服屋にいくら話を持ち掛けても、なかなか上手くいきませんでした。そんな時に西村さんが・・・って役名と一緒って、にやにやしたのは私だけではないはずだ^^

一緒にと言って西村屋与八が、手を差し伸べてきたとき、「ああ、良かったな。味方が出来た。」って、私は単純に思ってしまったのでした。

お馬鹿さんですよね~。

だから本当にムカムカして、蔦重と一緒に怒ってしまいました。

 

駿河屋は蔦重が酷い目に遭っているのを見て、本当は何か思ったように感じました。でもあの場所では言えないことで、それで「吉原の為に」と言って、蔦重を我慢させ、その場を収めたのだと思います。

来週からは、反撃してくれるよね、蔦重。

 

 

今回の見所・・・・・ってなわけじゃありやせんが、

やっぱり謎の少年 唐丸は未来の写楽 !?

彼が「謎の少年」で、過去の記憶がないと言う所で、彼が写楽になっていくのだと思っていました。

でも逆に今回、首を傾げた。

あんなに綺麗に模写できると言うことは、デッサン的なバランスを手から覚えているわけで、それが未来に大首絵である写楽の絵柄になっていくだろうかなんて、思ったりしたわけで、やっぱりこのお話は面白いですね。

 

のちの北斎とか歌麿かとかも言われ始めてますね。

ちょっと彼らの年代を調べたくなってしまいます。

 

で、他には素の鉄拳さんを見られたこと。絵師の役なんてぴったりですよね。

 

またお城の方のエピソードも、面白かったですね。田安家を潰す・・・・

田沼意次の陰謀で。

だけどそれは無駄な経費削減の為だったのですよね。

失意の田安賢丸。だけどこの人は未来の松平定信。

いや、私がネタバレしたわけじゃなくて、HPに書いてあるのです。歴史の事実はネタバレにはならないのですよね。

 

というわけで、次週も楽しみです。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポツンと座って居た。

2025-01-25 03:12:47 | 家族スナップ

#義母日記 その3

真夜中の電話に震えました

阿修羅か菩薩か、それが問題だ。

の続きです。

 

1月24日、義母は100歳になりました。

凄い凄い。

それだけで私は彼女を尊敬します。

だけどよもやその誕生日の日を、施設で迎えさせることになるとは思ってもみなかった事でした。

 

仕方がないことです。

あの時、義母の衰弱は、数日後の死を感じさせるものが確かにありました。

人は病気でなくても死ぬのです。

それが急遽の施設へのショートスティとしての入所で、彼女は復活できたのだと思っています。

だけれど、元気になれたからと言って、すぐには出られないのです。

介護認定をあげて今後のサポート体制をきちんとしなければ、同じことが起きるのは誰でも分かることだからです。

誰でもと書きましたが、分からないのは義母ばかりと言えるかもしれません。

 

義母からの電話は、あれからみんなを苦しめることになりました。

嫁である私は、さすがに彼女から攻撃的な言葉を受けることはありません。

それは距離感なのか、それとも信頼のなせる業か。

私は後者と信じたいです。

 

ある時、夫にかかってきた直後に、同じ部屋にいた私に時間を空けずにかかってきたことがありました。

一つ一つ、彼女の言っていることも否定せずに説明していくと、納得してくれて「私、もうちょっと頑張るね。」と言ってくれたのでホッとしました。

だけどその時に、義母と夫の会話を聞いていた私ははっきりと言いました。

「あのね、もっとパパの事を信じてくれないかしら。
あの人は本当にお母さんのこと大事に思ってるよ。
だから私も、お母さんの事を凄く大事に思えるんだよ。」と。

「悪い事ばかり考えちゃうのよ。」

そう言って彼女が語った妄想は、それを聞いただけで、世間の人が「ボケてしまったのね。」と言うような内容でした。

義母のいないうちに家を売って、三人で分けるー。

だいたいその三人のうちの一人は、死んでしまっているじゃないの。

いや、義母はその中にケアマネを入れたのかしら。彼女の事を、鬼と言っていましたから。

「あのね、そんな悪人になるには、相応の知恵が必要なのよね。申し訳ないけれど、うちのパパさんに、そんな知恵はないと思うわ。」と親相手に、相当失礼な発言をする私。

「そうね。私はうちの子供たちをそんな風に育てなかった。」

「そうよ。信じてあげて。そんな風に疑われちゃうなんてパパが可哀そうよ。」

 

義母は会っている時は、いたって普通で、今ある状況も分かっていて、皆に感謝してニコニコしています。だけど時々混乱してしまうのでしょうか。

そして電話をかけまくる・・・・

嫌な想いは、私は一つもしていないけれど、なんでか凄く疲れます。

彼女のふたりの息子たちは、さらに草臥れてしまっています。

 

だけど足りないものを届けに義母を訪れた時に、周りの方が、かなりの認知症の人ばかりで、話す相手もいなくてポツンとひとりで座って居た義母が、すごく可愛そうに感じたのです。

キラキラと輝いて生きて来たのに、こんなところにポツンとひとりで座って居るのかと感じたからです。

 

「ここは牢獄」とある時、義母は夫に言いました。

電話攻撃にうんざりしている息子たちには、そう言った義母の苦しみは我儘にも聞こえたかもしれません。

明るく爽やかに見えた施設のスタッフの人たちは、みな業務に追われて、母の個室に訪れることも稀だと言います。もちろん母の話を鵜呑みにすることは出来ません。ただ「話しかける」と言うことが、介護の中からは脱落しているのは感じます。

たぶん人手が足りなくて手が回ってないのでしょう。

「あんなこともこんなこともやらされる。」と言う愚痴だけは言って帰っていったそうですから。

でもはっきり言って駄目だと思うー。

 

いろいろな事を考えさせられます。

これからは老人社会じゃないですか。

そしてうちのマンションだって独居老人率が高いのです。みな明日は我が身じゃないですか。

議会中にいねむりばっかりしている議員なんか要らないから、介護する人を増やしていくのは急務じゃないですか。

それに知恵を絞っていくのが政治なんじゃないのかしら。

 

まあ、思っていたものとは違ってしまいましたが、ともかくも姑に無事に100歳を迎えさせることが出来て、嫁として私はほんのちょっとだけホッとしたのでした。

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒season23 第12話「細かいことが気になる患者」

2025-01-24 17:58:59 | ドラマ(相棒)

今回のライターさんは、真野勝成さん。

その彼がXで呟いていたのですが、・・・・

そのまま載せた方が良いですね。

 

と言うより、2018年のシーズン17以来ですよ~。

じゃあ、その2018年はどんなドラマだったかと言うと

相棒17第9話「刑事一人」

なんかイタミンが頑張ったという感じなのですが、その感想、読むだけじゃ、自分でもさっぱり何が言いたいのか分からないと言うトンチキな感想でした(;^_^A

たぶん見た直後だったら、「ああ、なるほどね。」って分かるのですよね。

相棒17第4話「バクハン」

こちらもとっ散らかった感想なのですが、読み直すと、もろもろ様々な気持ちが蘇ってきました。

両方とも面白かったです。

 

ギュッと詰め込んで全部回収という感じが、このライターさんの素敵な所だと思います。

右京さんが、細かいことに拘るのは、脳波が細かい事に原因があったのでしょうか(な、わけあるかーい・・・・とは思うが、微妙な説得力が(笑))

 

この詐欺集団側からしたら、一番の悲劇は、この病院にたまたま杉下右京が入院していたってことですよね。

だけど手の込んだ下準備に、「これだけの事をするんだったら、まじめに働けばいいのに。」と言った薫に激しく同意しちゃいますよね。

因みにいつもセリフは不正確ですので、悪しからず。

そして右京の

「そもそも本当に頭がいい人間は、詐欺師なんかにはならないんですよ。」にもスカッとするものを感じました。

 

しかし、詐欺集団のメンバーも美人にイケメンに頭脳明晰と、みなかなり魅力的。そちらサイドで悪人を騙すと言うドラマを作ったら、またそれはそれで見ちゃいそうで、そこには現実と虚構の何か得体のしれない溝があるような気がしたのです。

 

だけどこのストーリの中では、保護されて当然だったライリー・櫻井の少年時代に出会ってしまったのが、スマイリーとか言うロマンス詐欺師だったのが、不運だったのかも知れませんね。

そのスマイリーの成れの果てをしっかり描き、捕まったライリーの話を、小さなことまで聞き逃さないように取り調べをすると言った右京・薫・ライリーの姿に、立ち直れる明日を見たような気持ちになりました。

 

面白かったし、女性患者が、亡くなった後には遺産を病院の為に残すと言った提案があった事も、良かったと思いました。

ああ、確かにギュッと詰め込んで全部回収のライターさんでしたものね。

 

ああ、だけど私、一つだけ気になったところがあったのです。

お金・・・・確かに諭吉もいたよ。

でも渋沢栄一目立ってました。半分以上だったような気がするのですが、このお金、2024年の7月からでしょう。

社員(詐欺師たち)のみんなが海外に遊びに行ってるときに、彼はお金を仕舞いに来ていたのだから、何となく辻褄は合っているのかも知れませんが、最初の頃はそんなに栄吉はでまわってなくて、最初は諭吉が手元にあったと思うんです。今になってようやく10万下ろしたらみな栄吉って感じになってきたと思うのですが、諭吉は、そうそう消えはしませんでしたよね。

違和感、かんじたな~!!

えっ、煩いって!?

仕方がないですよね。「相棒」ファンは、細かいところが気になる悪い癖の持ち主が多数いるのですから(笑)

脳波は正常だと思いますが・・・。

 

あとさぁ、あの「素晴らしいウソ野郎」でしたっけ。

あれは、「スティング」の事かな。

あの映画は痛快で傑作よね。ほらね。詐欺師の話、騙す相手が悪人だと、むしろみんな好きなんじゃないかな。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冒険少女の気持ちで散歩する

2025-01-23 17:43:12 | 梢は歌う(日記)

冒険少女の気持ちで散歩する。

もちろん、少女の部分には(元)がつくわけですが、いつだって外に行く時には、そんな気持ちを心の片隅に持っていることは大事なことなのではないかしら。

冒険少女と言ったって、森の奥深くに旅に出るわけではないし、河の淵を歩き回って、名も知らぬ植物採集に勤しむわけでもありません。

ただそんな気持ちを微かにでも持って、街を歩くと、やっぱり楽しいことに出会うような気がするのです。

 

23日、夫に頼まれた印鑑証明を取りに市役所の出張所に行きました。

今は自転車にあまり乗りませんので、バスで行きました。

ご用はすぐに終わってしまったわけですが、それだけで帰るのもつまらないなと思い、銀行に言って小銭を入金してきました。

50枚ずつしか受け付けてもらえないので、3つの通帳に入れて、全部で600円の預金です。

家の中の整理整頓も、そんなところでもやっています。

 

予定では、駅にあるパン屋さんでパンとコーヒーのランチタイムを取ろうと思っていました。

でもそれはいつもやってることなので、やっぱりつまらないなと思いました。

確かこっちのほうに、素敵なカフェがあったんじゃなかったかな。

トボトボと行ってみると、お休みだったのか、それとも完全に閉店なのか、ドアは固く閉じられて看板も出ていませんでした。

明るいお洒落なお店だったのにー。

 

最近、こちらの方に来てなかったなと思いました。

ああ、あのお店でイタリアから買い付けてきたと言うネックレスを買ったなー。

英会話教室で知り合った人のお店でした。今、訪ねても、私の事を覚えているかしら。

ああ、あの先生は、まだ変わらずに頑張っているのねー。

昔やっていた同業のホームスクールの看板に、懐かしさを覚えます。

変わらない風景。

だけど変わっていく街並みー。

 

トボトボと歩いていても、夕方から開くお店やお弁当屋さん、美容院に歯医者しか見つからず、駅に戻ろうと思いました。

と、その時、「軽食とおそば」みたいな張り紙があるお店に目が留まりました。

「営業中」と書いてありました。

そう言えばこのお店、なんだかずっとあるような気がすると思いました。

小さなお店で、入り口の前の駐車場に車が止まっていると、心情的になんだか入り辛いような気がしました。

こう言うのって、デザインの専門学校などに行くと、入りやすい店のデザインをするという課題などで学ぶそうですね。

 

でもここで、私の冒険少女の気持ちが動いたのです。

「知らないお店に入ってみよう。」と「いざ!」と言う気持ちになりました。いや、そう書くのはちょっと大げさですね(笑)

お店の中に入ってみたら、店内も狭かったですm(__)m

決してお洒落とは言い難い m(__)m

でもお花がいっぱい飾られていました。

お客さんが描いたのでしょうか。お店の水彩画も飾られていました。

 

メニューと言うものを持ってきてくれる雰囲気ではなかったので、壁にかかっているお品書きから「親子丼セット」を選びました。お店に「おそば」と謳っているので、おそばも食べてみたいと思ったからでした。

狭い店内に年配の常連さんが、来ていました。

しばらくするとその常連さんが私の名前を呼んだのでドキリとしました。「あの車、××さんよ、きっと。ほらっ、当たった。」と車の影で、入ってくる人を当てていたのです。その人もその常連さんと相席になって、今日の出来事を話しだしました。

私が入ったことで、「もう行くか。」と帰ったご夫婦もいたので、なにげにこの小さなお店は繁盛していたのです。

親子丼もおそばも美味しかったです。

私はお水を貰って、朝飲み忘れた薬を飲んでいました。朝の分の薬は9錠と数も多いのでした。

ちょうどその時、そこに先にいた人たちよりかは、多少若い感じのご婦人が入ってきました。生保レディでしょうか。働くご婦人という感じがしました。

その人は奥にいた常連さんに挨拶をしました。

「久しぶりじゃない。」とその人は言いました。

「ええ、ちょっと。」とその人は言って、またお店の人に声を掛けると、お店の人も奥から出て来て

「なあに、久しぶりじゃない。」とまた彼女に言いました。

 

この小さな店内の和気あいあい感に、凄いなと思いました。

このお店の前は何度も通ったことがありましたが、こういう世界が広がっていたのだなと思ったからです。

みんな知り合い。その中で私だけがよそ者です。

でも感じのいい空間でした。

さぁ、帰ろうかなと思った頃、お店の人が私に

「薬ばかり飲んでいないで、このおみかんをお食べ。」とミカンを1個、目の前に置いてくれたのです。

 

 

その方は、我が母よりかは若いと思いますが、それでもたぶんずっと年上の人。

驚きながらも私には、その言葉がとても優しい言葉に感じて、嬉しくもなり心が温かくもなり、満足しました。

「知らないお店に入ってみよう。」と言う冒険少女の気持ちが、それを私に与えたのだと思いました。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜケーキを二個食べたのか

2025-01-22 20:58:43 | 梢は歌う(日記)

昨日の私は、抜歯の抜糸。

それはあっという間に終わったのですが、なんか予定を入れる時に、見えない恐怖に怯えていたのか、他の予定が入ってない一日になっていました。

心が空白。

一日に何か一つでも楽しいことがあると良いなと思っている私は、ダメだと思いつつ、友達に電話をしてみました。

でも私自身も当日のお誘いには、余程でなければ対応できません。

だいたいみんなにも毎日何かしら予定が入っているもので、思った通り、その後に一緒にお茶タイムを持とうと言う都合のいい計画は挫折しました。

それでも新年最初のお電話だったので、近況報告をし合い、歯医者の駐輪場でしばしの電話でのおしゃべりタイムになりました。

まあ、そんなので、私は満足。

歯医者さんたちとは言葉を交わしましたが、それ以外に家族以外と話をしなかったと言うことにはならないなと、微妙な事を考えてクスっと笑ってしまいました。

喫茶店で、今年の「やりたいことリスト」でも作ろうと、ひとりでお茶タイムを持つことにしました。

 

別に珈琲のみでも良かったのですが、ケースに入っているケーキの可愛らしさに負けて、

「10時のお茶ってことで良いのではないかしら。」と都合よく、それを注文したのでした。

 

「ふふふーん。」

美味しそうでしょ。で、これを頂いてから、先に読みかけの本の続きを読むことにしました。

この時私は一人だったので、壁に向かうと言うひとり席に座って居ました。

少しだけ本を読んだら、ノートとかを机の上に出す予定だったからです。

ケーキを食べ終わる頃、ひとりのちょっと年配の女性が、私の席の一個飛ばしで座りました。

ところがその人は、何かぶつぶつ言いながら、落ち着きません。

そして自分のトレーをどこかに運びかけて、また戻ってきました。

私はそのぶつぶつが、何を言っているのかは聞こえませんでしたが、聞こえなくても、何を言っていたのかが分かってしまったのです。

要するに、ひとり席はドアの近くで、そこが開くたびに寒いのです。

「移動手伝いましょうか?」と私は言いました。

「ここは寒いですものね。あそこの奥は如何ですか。」と向かい合って座る二人席の指して言いましたが、

「そうね。仕方がないものね。」とその人は言いました。

それで私は、ピンときました。

この人の座りたい席が分かったからです。彼女の座りたい席は、「お二人以上でご利用ください。」と但し書きがある席だったのです。

だからさっき行ったのに戻ってきたのですね。

「あっ、じゃあ、私も一緒に移動しましょうか。別に話しかけないから、お互いに一人の時間を楽しみましょう。」と言いましたら、

「えっ、良いんですか。お願いします。」と言うので、二人で、その奥まったまったりできる席に移動したのです。

 

そこで最初、その方はお食事の続き、そして私は読書の続きという感じだったのですが・・・・

「なんかそれって、変じゃね?」と言う気持ちになってきました。

二人の女が、同じテーブルであっちとこっちと心がそっぽを向いて座ってるなんて・・・。

今の私は、おばさん度も昔と違ってかなり上がっているので、それがとっても不自然に感じたのです。

 

「あの、せっかくなので、少しお話しても良いですか。」と言って、その後はなんだかんだと大盛り上がりのおしゃべり大会になってしまったのでした。

と言っても、主に私は聞き手ですがね。

短い時間だったのに、その方の年齢、お仕事、庭に何の木が植わっているのかまで分かってしまったわ、わはは。

 

だけど実はこれって、怪しんでも良いような流れじゃないですか。ちょっとそんな事が頭の片隅をかすめていきましたよ。

もしも私が、親切な顔をした宗教勧誘者、選挙依頼人、ネットワークビジネスの販売者だったらどうするんですか。

だから最初に「話しかけないから」とお断りを入れたのです。

 

珈琲も飲み終わったし、その方もお食事も終わったみたいなので、もう帰ろうかと思い、その前にトイレに行ったのでした。

帰ってきたら、なんと

これがテーブルの上に

「ええっ!?

これは『まさか』のですか?」と言いましたら、

「そう、そのまさかですよ。」とその方は言いました。

 

「嬉しいです。」と言いながら、そのケーキを頂いた私ですが、

あああああ、ダイエット、マジしなくちゃなと思ったことは確かな事でした。

 

だけど80歳過ぎてもお仕事を頑張っていて、仕事帰りに寄り道して一人の休憩時間&癒しタイムを持っているその人は謙虚で素敵な人に感じました。

そして昨日の私は

「一日に何か一つでも楽しいことがあると良いなと思っている」はクリアでしたね。

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜第3回「千客万来『一目千本』」

2025-01-21 01:41:35 | ドラマ (大河)

私は無知なる者で、いまだ知らないことが多く、ゆえに毎日が楽しいです。

浮世絵師の名前をそうは知らず。

北尾重政、初めて知りました。

北尾重政 - Wikipedia

流石に、そこには「一目千本」の事は書かれていませんでしたが、

『安永5年(1776年)に勝川春章と合作した絵本「青楼美人合姿鏡」は、実在の花魁をもとに吉原風俗を描いた代表作として良く知られている。』

と、ありました。

これから先、そんな事も描くシーンなどが登場してくるでしょうか。

これはちょっと私的メモですが、身近な所では彼の作品は「東京国立博物館」で「遊女図」「摘み草図」「渡し場図」など、見る機会があるかもしれません。

 

で、本編の感想ですが、120もの花の絵が、あれには載ってるってことでしょうか。絵も凄いですが、120もの花の名前など…あなた言えますか?

私、このシーンで、見立てだけでは人はその本を欲しがらないのではないかと思ってしまいました。

なじみになって、ゲットした本に描かれているのは、花の絵なんですよ。やはりうっすらと女郎たちの顔なんかがないとダメなんじゃないかと、余計な心配をしてしまいました。

ところがなんたって江戸っ子、「粋」の文化ですから受け入れられました。

そう言えば女郎花(おみなえし)って花に見立てられた女性は居なかったのでしょうか。

(だからそこ、そんなにこだわっちゃ駄目でしょ、ってところですよね。(;^_^A)

 

今回、心に残ったと言ったら嘘になりますが、駿河屋が本作りに夢中だったことを知って怒り、階段から落とそうとしたシーンで、

毎回毎回、横浜流星、階段落ちで大変だなと思ったら、なんと落ちっちゃったのは駿河屋でした。

ちょっと「ざまあみろ」と思いました。彼に重三郎への愛があったとしても、暴力的な部分は好きじゃなくて、この廓の中では、大変だったのは女たちだけではなかったなと感じさせるものがありました。

そんな中で、一番末端のような店の二文字屋に、長谷川平蔵から騙し取った50両で、女性たちに食事をさせ助けたのは、心に残るシーンでした。

で、今回のキャストさん、眉毛剃っている方たち、時々だれか分からない時があります。

二文字屋の女将のきく。声を聞いて、「ああ、かたせ梨乃だ~!」ってなりました。

 

徳川のお家でもいろいろあるようで・・・・・

 

でも一番納得した事は、平蔵の「親の財を使い果たした」と言う手紙でしょうか。

イヤそうではないですね。やはり一番印象深かったのは、本作りの楽しさに目覚めた重三郎の輝く顔と、そして出来上がった本の出来の良さに対しての嫉妬のせいなのか、闇落ちしていきそうな顔をしていた孫兵衛の顔だったかもしれません。

 

あっ、そうそう。書き逃してはダメった。

今回の彫師と摺師は本物の職人さんだったのですね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒season23 第11話「33人の亀山薫」

2025-01-16 23:42:11 | ドラマ(相棒)

画像は記事とは関係のないもので、義母の作品です。

※             ※                ※

 

今回のライターさんは川﨑龍太さん。

やっぱりこの方は、アイデアありきの人だなと思いました。

面白いですよね。

「亀山薫の会」。

殺されたのも亀山薫。犯人も亀山薫。捜査したのも亀山薫。

そして昔々の薫と右京の映像が流れたのも懐かしかったですね。二人とも若くて、お肌なんか艶々してました。その時のテレビに流れた映像で、亀山薫と言う名が世に知れ渡り、それから徐々に「亀山薫の会」が出来上がっていったという・・・・・

ふと皆さんも、同姓同名の人はどのくらいいるんだろうかと考えたりしませんでしたか。

思わず自分の名前で検索なんかかけちゃったりして(笑)

実は私、今の名前だと少々著名人が出てくるんですよ。

ちょっと日本には多い苗字なので。

だけど旧姓で検索しても、ひとりも出てきません。それって嬉しいのか、それとも寂しいのか・・・・。

著名人に限定しなければ、その旧姓は全国に74000人もいるらしいので、きっと同姓同名の人はいると思います。

「同姓同名の会」、私は面白いし素敵なことだなと感じたのですが・・・。

 

なんだか「亀山薫の会」はトンデモナイことになってしまいましたね。

なまじ同じ名前だったから、人の人生が羨ましくなってしまったのでしょうか。

一流の会社、それに見合った仕事や報酬・・・。でもそこに行きつくまでのその人の努力とかは思いが行かなかったのでしょうか。

いや、何も深くは考えなかったのでしょう。ちょっとした都合のいい悪ふざけ。自分にとって良いように利用しても、少しは良いのではないかというように彼は思ったのでしょうか。。

それがその悲劇を生んでしまったのですよね。

殺されてしまった亀山薫は、何もない楽しいお酒の集まりの時は、「同じ亀山薫じゃないですか。」と言っていました。彼の本心を引きずり出してしまったのは、いわれのない他者からの暴力だったと思います。自分は何もやっていないはずなのに、酷い暴力を受けて、それの原因が自分を名乗っていた亀山薫だったと思ったら、言ってはいけない言葉も出てしまったのでしょう。

「お前は出来損ないの亀山薫だ。」と。

その犯人の男、亀山薫も最初は感じのいい男に感じさせるものがありました。だけどやっぱりろくでもない亀山薫でしたね。わざわざ名刺を作成したのですよ。その名詞、ちゃんと名詞屋さんに印刷してもらったのでしょうか。それにそれだけのエネルギーを使うと言うだけで、ちょっとした都合のいい悪ふざけには思えませんよね。

 

やたらいちいち小うるさい若い女性がいたり、会場内で財布などを盗み出し、その中から情報を盗んでいた若い男がいたり、事件を引っ掻き回す怪しいおばさんがいたりと、面白いような気がした割には意外と普通で退屈だなと思っている私が居たり・・・・とか(笑)

 

ちょっと関係のないような話になりますが、韓国ドラマはある種の沼。だから今はちょっとその沼に嵌らないように離れています。

でもかなり昔、やはりその沼に嵌りそうになった時代があったのです。

「天国の階段」とかそのあたり・・・。ところがその時、そう言えば、世の中の人が皆嵌って騒いでいる「冬のソナタ」を見ていないと見始めて、かなり前半で視聴を止めました。記憶喪失に失明・・・・そうそう起きることじゃないことが、その頃の韓国ドラマには起きる頻度が高くて、急に「飽きた」のです。

そうそう起きないだろうと思うことが頻繁に起きるー。

子供が幼い頃に手放してしまう母。

確かにそう言うことはある。だから施設とかが存在するのですから。だけどそれでもそれはそうそうには起きないことだと思います。

だけど「相棒」、多すぎます、それが。(つまりこのライターさんがむにゃむにゃ)

そこが私的にはちょっとなと思ってしまった部分なのですが、それなのに最後にその女性が

「薫~!! 薫~!!」と名前を呼んだとき、ちょっとウルっと来ちゃいました(;^_^A

「私には名乗る資格がない。」と言ってからの「薫~!!」までの間に、何があったのか分からないほど早かったわけですが、やはりそこは我慢が出来ない親心だったのではないでしょうか。

 

次回のライターさんは真野勝成さん。

なんかお久しぶりですね。シーズン17以来みたいです。

この方今は何をメインにと思ったら、どうもマンガの原作を書いていらっしゃるみたいですね。

というわけで、次回も楽しみです。

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする